【パ・リーグ 楽天8―5ロッテ ( 2017年8月5日 Kobo宮城 ) 】
「同じ打者に2本。粘りがない」/伊東監督
ロッテは投手が粘れず3連敗。借金は今季最多34となった。伊東勤監督のコメント。
「いい形で始まったら、すぐ取られて同じ打者に2本。粘りがない。エースなんで負けられないが(投打が)かみ合わない」。
ロッテ3連敗 今季ワースト借金34、涌井5回5失点「申し訳ない」
ロッテは3連敗で、借金は今季最多の34となった。
先発した涌井が5回9安打5失点。初回に1点の援護をもらいながら、いきなり茂木に先頭打者弾を浴びた。3、5回にはいずれもアマダーに被弾。「初回いきなりホームラン。いい流れをつくってくれたが、初回の守りで崩してしまった。守りからリズムをつくる事ができなかった。先発の仕事ができずにチームに申し訳ないです」と振り返ったエースに、伊東監督は「取ったらすぐに取られる。粘りが今年はないですね」と苦言を呈した。
打線は終盤の追い上げも実らず。2〜6回はいずれも得点圏に走者を送りながら本塁が遠かったことが響いた。4回1死一、三塁では吉田に代打ペーニャを送った指揮官。登録している捕手は吉田と田村のみでも「点が取れていない。エースが投げているので早い段階で追いつければと先に仕掛けていった」と動いたが、助っ人は見逃し三振に倒れた。
なお7回の打席で自打球を当て、その裏の守備から退いたサントスは、仙台市内の病院で検査を受け「右足背部の打撲」と診断された。6日以降の出場は、当日の様子を見て判断することになる。
ロッテ涌井 先頭打者弾被弾から崩れる 伊東監督早め采配も…
ロッテ・涌井が5回9安打5失点で今季8敗目を喫した。
初回に茂木に先頭打者弾を許すと、アマダーに2本塁打を浴びた。「いい流れを初回の守りで崩してしまった。先発の仕事ができず申し訳ないです」と話した。1―3の4回2死一、三塁で捕手2人体制の中、先発捕手の吉田に代打ペーニャを送ったが、見逃し三振。伊東監督は「エースが投げているので早い段階で追いつければと思って先に仕掛けていったが…」と悔しがった。
楽天・茂木&ロッテ加藤 両軍先頭打者弾 09年以来13度目
楽天1番の茂木が初回裏に涌井の2球目を捉え、2試合連発となる同点の左越え14号ソロ。初回表に先頭で初球を本塁打したロッテ・加藤と合わせ、プロ野球13度目の両軍先頭打者弾となった。
「出来過ぎ。結果的に最高の形になってよかった」。今季5本目の先頭打者弾で、これまで09年と14年の4本が最多だったチームの年間先頭打者弾を1人で更新。梨田監督は「先頭でやられてすぐうちの先頭がやり返してくれた」と目を細めた。
▼ロッテ・加藤(3年ぶり自身2度目の先頭打者弾を含む4安打)塁に出ることを心掛けていた。本塁打はたまたまです。
≪09年以来13度目≫初回表に加藤(ロ)、裏に茂木(楽)が先頭打者アーチ。両軍初回先頭打者本塁打は09年6月20日に本多(ソ)と吉村(横)が打って以来プロ野球13度目。
両軍先頭打者弾!ロッテ・加藤&楽天・茂木が8年ぶりの快挙
先頭弾の応酬だ。5日、七夕祭り前夜の花火大会が開催される仙台での一戦はド派手なスタートとなった。
初回、ロッテは先頭の加藤が初球を右越え3号ソロ。「ホームランは本当にたまたまですけど、積極的に強い打球を打とうという意識がホームランにつながってくれた。自分でもびっくりです」と振り返ったが、楽天も黙っていなかった。
直後に先頭の茂木が同点の左越え14号ソロを放ち「最近なかなかストレートを仕留められていなかったけど、この打席はしっかり仕留めることができた。出来過ぎですね」と今季5発目の先頭打者弾を振り返った。
両チームともに先頭打者が本塁打を放ったのはプロ野球史上13度目で、09年6月20日のソフトバンク―横浜戦でソフトバンク・本多、横浜・吉村(現ソフトバンク)がマークして以来8年ぶりだった。
ロッテ伊東監督 「日替わり守護神」を明言 大谷、松永?
ロッテの伊東勤監督は5日の楽天戦前、この日の試合から「日替わり守護神」とする方針を明かした。
前夜は内が1点のリードを守れず逆転サヨナラ負け。「きのうああいう形でやられた。きょうから後ろは打者によって変える」と明言。大谷や松永らが務めることになりそうだ。シーズン当初は益田が抑えだったが不振により5月からは内が務めていた。ここまで34試合に登板して4勝1敗、防御率2・41も、最近2試合は失点していた。指揮官も「ここのところずっと、あまりよくないので…」と厳しい表情だった。
【隠しマイク】
◎筋肉質なロッテ・荻野は、解説のため訪れた大野豊氏から「いい体だな」と声を掛けられ「生かしきれていません…」。
(以上 スポニチ)
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ロッテ・涌井、3被弾…3連敗で借金34「仕事ができずに申し訳ない」
3連敗で借金は「34」に膨らんだ。エースの涌井が3本塁打を浴びて5回5失点で8敗目(3勝)。6月23日のオリックス戦を最後に、白星から遠ざかっている右腕は「先発の仕事ができずに申し訳ない」と言葉少な。伊東監督は「いい形で先制したのにすぐに追いつかれて、同じ打者(アマダー)に2発。今年は粘りがない」と首をひねった。
先頭打者本塁打を含む4安打と気を吐いたロッテ・加藤
「本塁打はたまたま。積極的に打とうという意識が結果につながっている」
ロッテ・涌井、粘れず8敗目喫し反省「守りからリズムつれなかった」
ロッテの涌井は5回5失点で8敗目を喫した。1-0の一回に茂木に先頭打者本塁打を浴びて追い付かれると三、五回にはアマダーに2打席連続で2ランを浴び「本塁打打者に2発、5回で降板。守りからリズムをつくることができなかった」と反省。6月23日に3勝目を挙げてから5試合勝ち星なしとなった。
打線は終盤に追い上げたが及ばなかった。伊東監督は「取ったら取られる。今年は粘りがない」と厳しい表情で話した。
加藤(初回先頭打者本塁打など4安打)
「本塁打は1球で仕留められたのが良かった。1番でも積極性を失ったらいけない」
ロッテ・英二投手コーチ(八回に2ストライクからオコエに適時打を浴びた松永に)
「打ちにくさで起用した。勝負を焦ったのかな」
ロッテ・加藤、3年ぶりの初回先頭打者弾「自分でもびっくり」
ロッテの加藤が3年ぶり2本目の初回先頭打者本塁打を放った。美馬の初球の速球を迷いなく振って今季3号を右翼席へ運び「自分でもびっくり。しっかり自分のスイングができた」と喜んだ。
2本ともKoboパーク宮城で記録。1番に入ってもストライクをどんどん振りにいき「積極的に強い打球を打とうという意識が本塁打につながってくれた」とうなずいた。
楽天vsロッテ、両チームが先頭打者弾!セ、パ両リーグ通算13度目
5日にKoboパーク宮城で行われた楽天-ロッテ14回戦で、両チームが初回先頭打者本塁打をマークした。セ、パ両リーグ通算で13度目。
一回表にロッテの加藤が楽天の美馬から右越えへ3号。その裏に楽天の茂木がロッテの涌井から左越えへ14号を放った。
(以上 サンスポ)
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【ロッテ】涌井、5回5失点でKO 8敗目
ロッテ・涌井秀章投手(31)が、3被本塁打を含む9安打、5失点で5回KO。昨季を上回る8敗目を喫した。
初回に先制した直後だ。茂木への2球目をあっさり左翼席へ運ばれ、同点を許した。同点の3回、2点ビハインドの5回にはアマダーに2打席連続で2ランを献上。「いい流れを作ってくれたけど、初回の守りで崩してしまった。守りからリズムを作ることができなかった。先発の仕事ができずにチームに申し訳ないです」と悔やんだ。
1点差に追い上げた直後の8回には有吉が1死二、三塁のピンチを招くと、後を継いだ松永がオコエに左前適時打を浴びるなど、この回3失点。松永は、08年にシコースキーが記録した19試合連続無失点の球団記録をすでに更新していたが、21試合連続でストップし、チームの借金は34となった。
【ロッテ】涌井、5回5失点でKO 8敗目
ロッテ・涌井秀章投手(31)が、3被本塁打を含む9安打、5失点で5回KO。昨季を上回る8敗目を喫した。
初回に先制した直後だ。茂木への2球目をあっさり左翼席へ運ばれ、同点を許した。同点の3回、2点ビハインドの5回にはアマダーに2打席連続で2ランを献上。「いい流れを作ってくれたけど、初回の守りで崩してしまった。守りからリズムを作ることができなかった。先発の仕事ができずにチームに申し訳ないです」と悔やんだ。
1点差に追い上げた直後の8回には有吉が1死二、三塁のピンチを招くと、後を継いだ松永がオコエに左前適時打を浴びるなど、この回3失点。松永は、08年にシコースキーが記録した19試合連続無失点の球団記録をすでに更新していたが、21試合連続でストップし、チームの借金は34となった。
楽天・ロッテ戦で両軍ともに先頭打者弾の珍事
両チーム初回先頭打者本塁打の珍事が起きた。ロッテの加藤が美馬から初球を右翼席に運ぶ3号を放つと、直後の1回裏に茂木が涌井から2球目を左翼席に運ぶ14号を放った。
両チーム初回先頭打者本塁打は2009年6月20日の横浜―ソフトバンク戦(横浜)で本多と吉村が放って以来、プロ野球史上13度目だ。
加藤は3年ぶり2本目の初回先頭打者本塁打。この日は1番でスタメン出場。美馬からのプレーボール弾で、2試合連続の先制に成功した。自身の先頭打者アーチは14年7月11日の楽天戦(コボスタ)で則本から放って以来。「ホームランはほんとうにたまたまですけど、積極的に強い打球を打とうという意識がホームランにつながってくれました。自分でもびっくりです」と喜んだ。
この日、仙台市内では午後7時から「七夕花火祭」が予定されており、一足早い“花火大会”の幕開けとなった。
(以上 報知)
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ロッテ今季最多の借金34、伊東監督「細かいミスが多すぎる」
決して諦めない。その姿勢は見せた。
4点を追った九回。ロッテは加藤が4本目の安打で出塁したが、荻野が二ゴロ併殺打だ。
追い詰められたものの、角中の右前打で息を吹き返す。井口が歩いた一、二塁で鈴木が左翼線を破る適時二塁打を放つ。
「野球は2死から」。つないでほしい。だが、中村が遊ゴロでゲームセットだ。
3連敗。借金は最多の「34」となった。
「いい形で点を取ったが、1発で追いつかれた。今年は取ったらすぐに取られる。同じパターンで2本打たれた。粘りがない」
伊東監督は5回を被安打「9」で「5」失点の先発・涌井の投球をこう評した。
一回、加藤が美馬の出はなをたたいた。初球、142キロの真っすぐを右翼席に運んだ。3号の先頭打者弾だ。
しかし、その裏だ。涌井が先頭・茂木の0-1から左翼席に14号ソロを浴びた。キツいお返しだ。
涌井は球団を通してコメントした。「初回いきなりホームラン…。いい流れを作ってくれたが、初回の守りで崩してしまった」
三回2死二塁。アマダーに3-1からのスライダーを左翼席に運ばれた。勝ち越し弾。
さらに五回1死二塁。再びアマダーに1-0から141キロストレートを捉えられた。
打球は高く舞い上がり、また左翼席に落ちた。この17号2ランで試合の主導権は完全に楽天に渡った。
「ホームランバッターに2発。先発の仕事ができずにチームに申し訳ない」(涌井)
ペーニャを外し、4番に井口を起用した打線。二回以降、安打は出るものの、ここぞの一打がない。
四回2死一、二塁で吉田に変わって、そのペーニャを打席に送ったが、2-2からの132キロ真っすぐに反応できずに見送りの三振を喫した。
4日の試合は一回に鈴木の10号2ランで取った2点のみだった。
この夜は1点で終わるかと思われたが、八回2死一、二塁から根元が1点差と迫る1号3ランを右中間席に突き刺した。
1点差。しかし、その裏だ。有吉が松井、クルーズの連打で無死一、二塁のピンチを招いた。嶋はバントから一転、ヒッティングに出た。遊ゴロで二、三塁と局面は動いた。
松永がマウンドに上がった。オコエを0-2と追い込んだが、3球目は内角の甘いスライダーだった。
打球は三遊間を抜けた。一塁で大喜びをするオコエ。さらに銀次には左翼越えの2点二塁打だ。3点。
「勝負をしなくてもいい場面で勝負をしてしまった。細かいミスが多すぎる。接戦では命取りとなる」(伊東監督)
「追い込んでいたのに、勝負を焦った。ボール球でも良かった」(英二コーチ)
楽天に連敗して通算成績は3勝11敗。ソフトバンクと首位争いをするチームを再び勢いづかせた。
残り試合は「48」ある。
「なかなか(投打)がうまくかみ合わない。普通にしていることができていない…」
指揮官の最後の言葉は消え入りそうだった。
ロッテ・加藤 2度目の初球先頭本塁打 4安打で打率3割
ロッテ・加藤が自身2本目となる先頭打者弾を放った。美馬の初球、142キロ真っすぐを右翼席に運んだ。
「甘い球をしっかり振れば、野手の間を抜けるし、(本塁打は)角度がついただけ」と自身の役割を分かっている。4安打の固め打ちで打率も3割台に乗せた。「まだ2カ月ある。チームのために何かやりたい」と意気込んでいた。
(以上 デイリー)
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ロッテ加藤、楽天茂木が先頭打者ホームランの応酬
先頭打者本塁打の応酬となった。
ロッテは1回表、1番加藤翔平外野手(26)が、楽天美馬の初球を引っ張り、右翼席に突き刺した。142キロの外角低め直球を今季3号とした。
加藤は「打ったのはストレートです。ホームランは本当にたまたまですけど、積極的に強い打球を打とうという意識がホームランにつながってくれました。自分でもビックリです。しっかり自分のスイングが出来ました。今日はチーム、ワクさん(涌井)に勝ちが付くように打線が援護出来るように頑張ります」とコメントした。
楽天は1回裏、1番DHで出場の茂木栄五郎内野手(23)が、ロッテ涌井の2球目を流して、左翼席まで運んだ。145キロの外角高め直球を今季14号とした。
(以上 日刊)
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【楽天目線】
「仕方がなかった」/梨田監督
楽天美馬が、6回1/3を7安打1失点の内容で自己最多タイの9勝目を挙げた。梨田昌孝監督のコメント。
「美馬はピンチを背負ったけど、何とかしのいでくれた。(7回)1死を取ってから代えたが仕方がなかった」。
楽天美馬「雨かと思った」大量発生の虫無視で9勝
多少のことは、気にしない。楽天美馬学投手(30)が、6回1/3を7安打1失点の内容で自己最多タイの9勝目を挙げた。試合開始からグラウンド上に大量発生した小虫をものともせず、初出場となった7月14日のオールスター第1戦で「関係者ですか?」と言われたハプニングも乗り越え、クールに試合を作った。
試合を映し出すテレビ画面が、灰色に変色した。故障でも、雨のせいでもない。試合開始直後から小さな虫が、グラウンド上に大量に発生した。美馬は、口元の辺りを手で振り払った。2点リードの5回1死一塁。視界を遮るほどの大群が、体に襲いかかった。それでも、顔色1つ変えなかった。「びっくりしました。これ試合大丈夫かなと、バッターもこれで見れないんじゃないかと思ってました」と冗談を飛ばすほどに、冷静だった。角中、井口と連続三振に仕留め、クールな表情でベンチへと退いた。
虫を無視し、自身の投球に集中した。「最初は雨かと思ったんですけど。これだけの虫は初めてですね。ズボンにもくっついていましたけど。状態が悪い中で、勝てたことは大きい」。これで16年にマークした9勝に並び、自己最多タイの白星となった。「数字を意識するといいことないので、これからも普通に頑張ります」とお立ち台でも冷静だった。
思い返せば、あのハプニングも乗り越えた。プロ7年目で、今年初めてオールスターに出場した。7月14日のナゴヤドームでの第1戦で“事件”は起きた。球場入りの際に警備員から「関係者の方ですか?」と尋ねられた。ショックを受けたが、多少のことでは動じない。第2戦のZOZOマリンではスムーズに球場に入ることができ、その日の登板では2回を無安打無失点と抜群の内容だった。どんな時でも、クール。そんな男だからこそ、虫に影響されるはずがない。「投球自体は問題ないです」と淡々と話す、その表情が全てを物語っていた。【栗田尚樹】
楽天オコエが今季初安打&初打点で初BURN!
期待の若手が、バットと足でアピールした。4日に今季1軍初昇格を果たしたオコエ瑠偉外野手(20)が、ロッテ14回戦(Koboパーク宮城)に「9番右翼」で出場し、今季初安打、初打点を含む2安打1打点と結果を残した。2回の第1打席、左前打で二塁を陥れ持ち味を発揮すると、8回の第4打席では好機で適時打と、成長した姿を見せた。チームも、5試合ぶりの2桁安打となる14安打8得点で、7月22日以来の連勝を飾った。
オコエが一塁ベース上で右手を掲げ、今季初「BURN!」で喜びを爆発させた。8回の第4打席、1死二、三塁の好機。ロッテ4番手の松永に、2球で追い込まれても冷静だった。「くるのがわかっていた」と3球目のスライダーを鋭く振り抜くと、打球は三遊間を抜き左前に到達した。「1軍で活躍できて、この上ない喜び。やっていて楽しい」と、今季初めての適時打の余韻を確かめた。
持ち味である足でも魅せた。2回の第1打席。2死から涌井の変化球を左前に運ぶと、トップスピードで一塁ベースを蹴り、二塁を陥れた。「隙があればどんどんしていきたい」。積極性を披露したオコエの好走塁に、梨田監督は「あれが持ち味。どうかな? と思ったけど、楽々セーフだったね」と大きくうなずいた。
アピールには成功したが、満足はしていない。「今は『結果を出さないと1軍には上がれない』という思いがある」と危機感を口にする。今年2月に右手薬指を手術し、大きく出遅れた。当時は「バットが振れないのが悔しい…」と嘆いていた男は、4月に実戦復帰を果たして以降、精力的にボールを打ち込み「振る力が増した」。バットを寝かせたフォームに変えたことで「いいポイントでボールを捉えられる」と、自らの成長を実感する。2軍で25試合に出場し、打率3割1分7厘。結果を出し、満を持して1軍で勝負する。
チームは主力に故障者が続出する苦しい状況。そんななか、梨田監督が「オコエもそうだが、田中も盗塁を決めてくれたり楽しみ」と、若手への期待はますます高まる。今日6日は、ドラフト1位ルーキーの藤平が本拠地初登板。「ファンもたくさん来るだろうし、期待している」と同監督は奮起を促す。若い力で、勢いを取り戻してみせる。【田口元義】
楽天アマダー2打席連発「強くたたくことできた」
楽天ジャフェット・アマダー内野手(30)が、2打席連続の17号2ランを放った。
2点リードの5回、1死二塁から涌井の速球を捉え、放物線を描いた打球が左翼スタンドに吸い込まれた。3回の本塁打に続く2打席連発に、アマダーは「ウィーラーがチャンスを作ってくれたから、返すことだけを考えていた。甘いボールを強くたたくことができた」と話した。
楽天アマダー16号「昨日サヨナラ勝ちでいい流れ」
楽天ジャフェット・アマダー内野手(30)に、16号2ランが飛び出した。
同点の3回、2死二塁から、ロッテの先発涌井のカットボールを弾丸ライナーで左翼スタンドにはじき返した。5試合ぶりの1発に、アマダーは「しっかりスイングできた。昨日(4日)はサヨナラ勝ちしていい流れだからね。チームにとっていいホームランになってよかった」と話した。
楽天茂木が2戦連発、お返し先頭打者弾「出来過ぎ」
天茂木栄五郎内野手(23)が、2試合連続となる14号ソロを放った。
「1番DH」で出場した茂木は、初回、先発の美馬がロッテの加藤に先頭打者アーチを許したその裏、涌井の速球を捉え左翼スタンドへ運んだ。先頭打者としてお返しの1発をお見舞いしたリードオフマンは「最近、なかなかストレートを仕留められていなかったが、この打席ではしっかり仕留められた。出来過ぎです」と笑みを浮かべた。
(以上 日刊)
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楽天 美馬が自己最多9勝目!アマダー2発で快勝 ロッテは12度目3連敗
楽天の美馬が5日のロッテ戦に先発登板し、7回途中1失点の好投で9勝目(3敗)。16年にマークした自己最多9勝(9敗)に早くも並んだ。
初回、先頭打者の加藤への初球を捉えられ先頭打者弾を浴びたが、以降は粘り強い投球を披露。6回まで毎回安打を許しながら、その1点のみでしのぎきった。
打線は初回に茂木の今季5度目となる14号先頭打者弾で同点に追いつくと、3回にアマダーの16号2ランで勝ち越しに成功。5回にアマダーの2打席連発となる17号2ランでリードを広げ、8回にもオコエの適時打などで3点を加点した。
一方のロッテは今季12度目の3連敗で、借金は最多の34に膨らんだ。先発の涌井が5回5失点で8敗目(3勝)。8回に根元の1号3ランで一時は1点差まで詰め寄ったが、あと1本が出なかった。
なお、両チームが先頭打者本塁打を記録するのはプロ野球史上13度目で、09年6月20日のソフトバンク―横浜戦でソフトバンク・本多、横浜・吉村(現ソフトバンク)がマークして以来8年ぶり。
楽天・美馬 大量の虫を味方に?「見えなくて打てないんじゃ…」
楽天の美馬が5日のロッテ戦に先発し7回途中1失点の好投で16年に続いて自己最多タイの9勝目を挙げた。
6回まで毎回安打を浴びる苦しい投球に「本当によく粘れたと思う」と苦笑い。「いい投球ができていなかったけど、今日はしっかり投げ切ることができた」と興奮気味に振り返った。
試合中に大量の小さな虫が球場を覆い視界が悪くなる場面も。「これで打者は見えなくて打てないんじゃないかなと思った」と振り返り「でも(その後も)打たれてしまったので、切り替えました」といたずらっぽく笑った。
自身初となる二けた勝利に王手をかけたが「数字を意識すると良いことがないので、これからも勝てるように頑張っていきます」と平常心を強調した。
楽天オコエ 2安打で今季初打点も…2戦連続先発で結果残す
楽天のオコエが5日のロッテ戦に9番右翼で先発出場。5―4と1点リードの8回裏1死二、三塁の第4打席に貴重な左前適時打を放って今季初打点を記録した。
オコエは今季1軍初出場となった4日のロッテ戦に続いて2試合連続の先発出場。2回の第1打席に左翼へ今季初安打の二塁打を放っていた。
2軍では今季25試合に出場し、打率・317、10盗塁と結果を残していた。
(以上 スポニチ)
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楽天・美馬、自己最多に並ぶ9勝目「負けないようにこれからも投げたい」
楽天の美馬が6回1/3を1失点で、自己最多に並ぶ9勝目を挙げた。チームで先発投手に勝ち星が付くのは9試合ぶり。「調子自体は良くなかったけれど、要所で粘れた」と息をついた。
加藤に初回先頭打者本塁打を許し、その後も六回まで毎回、得点圏に走者を背負ったが、カーブを効果的に使って踏ん張った。初の2桁勝利を目前にし「数字を意識するといいことがない。負けないようにこれからも投げたい」と話した。
アマダー(三、五回に2打席連続で2ラン)
「2本目は甘いところを待って、大きいのを打ってやろうと思った」
久保(1点差に追い上げられた八回に登板し二死一塁を抑え)
「点差よりもチームが勝つように抑えるのが仕事」
楽天・茂木が初回先頭打者弾!「最高の形で取り返せた」
ドラフト3位で昨季、早大から加入した茂木栄五郎内野手(23)が初回先頭打者弾を放つなど、2年目野手がチームを再び勢いづけた。
一回に先頭打者本塁打で先制されたが、すぐにお返しした。茂木が「結果的に最高の形で取り返せた」と、早くも今季5本目の初回先頭打者弾を放った。2試合連続本塁打。右肘痛から7月30日に復帰し、速球に振り負ける場面も目立ったが「ストレートをはじき返そうと思った」と打撃の始動を早め、狙い通りに涌井の外角高めの速球を左越えへ運んだ。
データBOX
楽天-ロッテ戦で一回表にロッテ・加藤、裏に楽天・茂木がともに先頭打者本塁打。両軍の初回先頭打者本塁打は、2009年6月20日のソフトバンク・本多雄一(表)と横浜・吉村裕基以来8年ぶり13度目。前回は交流戦で、パ・リーグで記録したのは、1990年6月5日のオリックス・松永浩美(表)とダイエー・松林和雄(裏)以来27年ぶり7度目。
オコエが今季初安打&初打点!楽天ヤングパワーで連勝
パ・リーグ2位の楽天は5日、ロッテ14回戦(Koboパーク)に8-5で勝ち、2連勝で首位・ソフトバンクとの1・5ゲーム差を維持した。「9番・右翼」で先発出場した昨年のドラフト1位、オコエ瑠偉外野手(20)が、今季初安打&初適時打で4打数2安打1打点をマーク。同3位で昨季、早大から加入した茂木栄五郎内野手(23)も初回先頭打者弾を放つなど、2年目野手がチームを再び勢いづけた。
高校野球の季節に、かつて甲子園をわかせた元気印が帰ってきた。1点差に迫られた八回。オコエが、勝利を引き寄せる一打を放った。
「スライダーが来ると思った。直感」
振り返ったのは一死二、三塁の場面だ。カウント0-2と追い込まれながら松永のスライダーに狙いを定め、今季初打点となる適時打を左前にはじき返した。
試合後は「あれだけ虫の多い中での試合は初めて。服につくし、口の中にも入りそうになった。球審の口には入っていましたね」と、本拠地を襲った大量の虫に苦笑い。守備時も、打席でも容赦なく“攻撃”されたが、集中力を保ち「自分のポイントで打てた」と胸を張った。
昨季、関東第一高(東京)からドラフト1位で入団。高卒新人野手では球団初の開幕1軍入りを果たした。定位置獲得を狙った今季は沖縄・久米島キャンプで右手薬指付け根付近の靱帯(じんたい)損傷が判明し、手術を受けて出遅れた。6月半ばにイースタン・リーグで復帰。25試合で打率・317、1本塁打、11打点、10盗塁と結果を残し、前日4日に今季初めて1軍に昇格した。
2試合連続で先発メンバーに入ったこの日は、二回に今季初安打となる左翼線二塁打も放ち、昨季5度の1試合複数安打を今季出場2試合目でマーク。3年夏、母校を初の全国4強に導いた勝負強さを久々に発揮した。
2軍では打撃フォームを改造。右肘を上げて、バットを横に寝かせて構えるようにしたことで「打球が強くなった」という。ペゲーロが左太もも裏痛、岡島も左肩を脱臼。外野の主力が相次いで離脱する中で「チャンスは来ないと思っていた。結果を残すしかない」と鼻息が荒い。
1日からの西武3連戦(メットライフ)で今季初の同一カード3連敗を喫した楽天だが、これで2連勝。「雰囲気があった。楽しみな選手に違いない」と梨田監督も期待する“新戦力”が、首位追撃の起爆剤となる。 (広岡浩二)
三、五回に2打席連続で2ランの楽天・アマダー
「2本目は甘いところを待って、大きいのを打ってやろうと思った」
6回1/3を1失点で、自己最多に並ぶ9勝目を挙げた楽天・美馬
「調子自体はよくなかったけれど、要所で粘れた」
オコエ 瑠偉(おこえ・るい)
1997(平成9)年7月21日生まれ、20歳。東京都出身。関東第一高では3年夏に甲子園出場(4強)。2016年ドラフト1位で楽天入団。同年に高卒野手では球団史上初となる開幕1軍入りを果たし、6月には球団の高卒新人として初めて本塁打をマークした。通算成績は53試合に出場、打率・192、1本塁打、7打点(5日現在)。1メートル85、90キロ。右投げ右打ち。独身。年俸1200万円。背番号9。
楽天・オコエが2安打1打点の活躍 今季初安打&初打点
楽天が打ち合いを制した。「9番・中堅」で先発出場した2年目のオコエが二回の第1打席で今季初安打となる左翼線二塁打を放つと、1点差に迫られた八回には左前適時打を放つなど4打数2安打1打点で勝利に貢献した。
ロッテは一回、先頭・加藤が相手先発の美馬から右翼席に3号ソロを放った。楽天はその裏、先頭の茂木が涌井から左翼席に14号ソロを放ち、同点。両チームともに初回先頭打者本塁打が飛び出した。
楽天は三回、一死から島内が中堅左へ二塁打、ウィーラーは左飛の後、アマダーの左越え16号2ランで3-1と勝ち越した。五回は一死からウィーラーが右翼線二塁打。アマダーの2打席連続となる左越え17号2ランで、5-1とした。
ロッテは八回、二死一、二塁とし、根元の右中間1号3ランで1点差に迫った。
楽天はその裏、オコエの左前適時打、銀次の左越え2点二塁打で突き放した。
ロッテは九回に1点を返したが、及ばなかった。
(以上 サンスポ)
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【楽天】美馬「粘った」自己最多タイの9勝
楽天の美馬学投手(30)は5日、7回途中7安打1失点の粘投で、自己最多に並ぶ9勝目を挙げた。初回、加藤に先頭打者弾を浴び、6回までは毎回走者を背負ったものの、追加点は許さず。打線の援護を受け、自身初の2桁勝利に王手をかけた。
虫にも負けず、粘り強く投げ続けた。試合中、小虫が大量発生するアクシデント。「一瞬、雨かと思ったぐらい。打者も見にくいかと思ったけど、打たれたので切り替えていきました」と苦笑した。走者を背負っても決定打を許さず「調子はよくなかったけど、要所で粘れた」と振り返った。
“球宴後遺症”から抜け出した。初出場だった大舞台は、第2戦に3番手で登板し、2回無安打3奪三振無失点とほぼ完璧な内容。しかし「オールスターで、短いイニングだから違う投げ方をした。(球宴前は)力感を出して投げていなかったし、ひずみが生まれた」。完調とはいかなくても、修正した成果を見せた。
これで自己最多タイの9勝目。初の2桁勝利が迫るが「数字を意識するといいことがない。これからも、負けないようにやっていきたい」。丁寧にアウトを積み重ね、チームを勝利へ導いていく。(山口 泰史)
【楽天】久しぶりオコエ打!昇格2戦目でマルチ&ダメ押し
楽天のオコエが右手薬指の手術から復帰2戦目で躍動した。ロッテ戦に「9番・右翼」でスタメン出場し、8回にダメ押し打を放つなど2安打1打点で、チームに貢献した。また、この試合では、プロ野球8年ぶりとなる両軍先頭打者アーチが飛び出した。
ついにこの男が輝きを取り戻した。オコエが勝利をたぐり寄せた。1点差に迫られた直後の8回1死二、三塁。2ストライクから、左腕・松永の内角に食い込んでくるスライダーを引っ張った。打球は三遊間を抜けるダメ押し打となった。
「スライダーが来ると思ったんです。直感ですね。ここで活躍できるのはこのうえない喜び。やっていて本当に楽しいし、いい緊張感でやれています」
どん底からはい上がった。春季キャンプ直前に胃腸炎を発症。2月2日には右手薬指を痛めて帰京し、手術も受けた。バットを握れない日々。そんな苦境を迎えた高卒2年目のオコエを支えたのは、年子の妹・桃仁花(もにか、18)の存在だ。バスケ女子U―18日本代表候補で、今春から国内トップのWリーグに進んだ。1軍昇格直前にも食事。東京五輪出場を目指す妹のまなざしに奮い立った。「あいつも頑張ってるみたいだけど、やっぱり兄としては負けてられないでしょ」。2軍生活を続けるわけにいかなかった。
1年目はチームが下位に沈み、育成の意味もあって1軍を経験。51試合で22安打し、本塁打も1本打った。しかし「(今年は)去年とは違う。結果を出さないと上がれないと肝に銘じてきた」。フルスイングだけを目指した昨年とは変わって、正確性も求めた。肉体改造に取り組み、体重は昨年より約3キロ多い90キロと、一回り大きくなった。ティー打撃では1球も無駄にせず、イースタンで打率3割1分7厘と文句なしの数字を残した。
けが人が続くチームにとって希望の光。チームを4カードぶりの勝ち越しに導いた。梨田監督も「楽しみな選手であることには間違いない」と期待を込めた。球場内には無数の虫が飛び交いオコエは「本当に多かった」と振り返ったが、打席では関係なし。チームの起爆剤となるべく「1軍でも結果を残したい」。やはりこの男は表舞台の主役がよく似合う。(安藤 宏太)
【楽天】オコエが今季初ヒット、復帰2試合目で
楽天のオコエ瑠偉外野手(20)が、2回2死の第1打席で今季初ヒットを放った。
ロッテ先発・涌井にカウント2ボール1ストライクから3球ファウルで粘ったオコエ。7球目の真ん中付近に甘く入った140キロの変化球を左翼線に打ち返すと、快足を飛ばしてセカンドまで達した。今季初出場だった前夜は3球三振と2球目を打っての中飛に倒れ2打数無安打で途中交代。試合後には「緊張したという感じではないけど、ガチガチでした」と振り返っていた。
梨田監督はこの日の試合前に「オコエに求めるのはホームランではなくて出塁。追い込まれても粘れる技術を身に着けないと」と注文をつけていた。
【楽天】アマダーが2打席連続弾!
楽天のジャフェット・アマダー内野手(30)が、2打席連続本塁打を放った。
同点で迎えた3回2死二塁。カウント3ボール1ストライクから、涌井の135キロを左翼席に弾丸ライナーで運んだ。5試合ぶりの16号2ランに「打ったのはカットボール。しっかりスイングできたよ。昨日サヨナラ勝ちして良い流れだからね。チームにとって良いホームランになって良かったよ」とコメントした。
すると5回1死二塁でも、涌井の141キロ直球を左翼席に運んだ。2打席連続の2ランで杜の都を沸かせた。
【楽天】茂木が今季5本目の先頭弾「出来過ぎですね」
楽天の茂木栄五郎内野手(23)が、今季5本目となる先頭打者本塁打を放った。
先発・美馬が先頭の加藤に初球を右翼席に運ばれる“プレイボール弾”を浴びて迎えた1回裏。涌井の145キロの外角高めの直球を左翼席に運んだ。2試合連続弾となる14号ソロを放った茂木は「最近、なかなかストレートを仕留められていなかったですけど、この打席はしっかり仕留めることができました。出来過ぎですね」と笑顔だった。
両チームの初回先頭打者弾は2009年6月20日の横浜―ソフトバンク戦(横浜)で本多と吉村が放って以来、プロ野球史上13度目。
(以上 報知)
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楽天 美馬は七回途中1失点で降板 ロッテ加藤には先頭弾など3安打許す
楽天・美馬学投手が先発し、6回1/3を1失点で降板した。
一回、加藤に初球を先頭打者本塁打されたが、その後は粘り強い投球で無失点に抑えた。
しかし加藤には初回のアーチを含め3安打を許しており、七回、1死を奪い、加藤を迎えたところで交代した。
美馬は「毎回ランナーを背負うピッチングでしたけど、1点に抑えられて良かったです。ランナーを出し過ぎてリズムが悪いのに、点を取ってくれた野手の皆さんに感謝ですね」とコメントした。
楽天・オコエ 今季初タイムリー「活躍できればこの上ない喜び」
楽天の勝利を確実に手繰り寄せたのは、オコエだった。1点差に迫られた八回、1死二、三塁。代わったばかりの松永のスライダーを捉え、左前にはじき返した。今季初タイムリーでリードを広げた。
「やっぱり活躍できればこの上ない喜び。やっていて楽しいし、いい緊張感もある」
今春キャンプ初日に、右手薬指の剥離骨折が判明し手術。開幕を2軍で迎え、昇格するまで4カ月以上を要した。「今年は結果を残さないと上げてもらえないと思っていた」とオコエ。自らの立場を理解し、地道にチャンスをうかがっていた。
梨田監督は「まだまだやることはたくさんありますよ」とあえて手放しでは褒めなかった。だが、V争いに向け重要なピースとなる可能性を秘めている。
楽天2連勝、オコエも今季初タイムリー 美馬は9勝目、アマダーが2連発
ロッテに勝利し、お立ち台でポーズをとる楽天・美馬(左)とアマダー=Koboパーク宮城
楽天が2連勝。先発・美馬は6回2/3、7安打1失点で9勝目(3敗)を挙げた。
0-1の初回、先頭・茂木の左越え14号ソロで同点。三回はアマダーの左越え16号2ランで2点。五回にもアマダーが左越えに2打席連続本塁打の17号2ランを運んだ。
5-4の八回には2試合連続先発出場のオコエの今季初打点となる左前適時打と銀次の左越え2点二塁打で3点を加えた
ロッテは3連敗。先発・涌井は5回9安打5失点で8敗目(3勝)を喫した。
初回に先頭・加藤の右越え3号ソロで1点を先制。1-5の八回は根元の右中間1号3ランで1点差に迫ったが突き放された。
楽天 アマダーの2連発でリード広げる
楽天のジャフェット・アマダー内野手が2打席連続本塁打を放った。
1-1と同点の三回2死二塁から、痛烈なライナーで左翼席に今季16号の勝ち越し2ラン。「打ったのはカットボール。しっかりスイングできたよ。きのうサヨナラ勝ちして良い流れだからね。チームにとって良いホームランになって良かったよ」。
五回には1死二塁から、今季17号2ランを左越えに叩き込んだ。体重135キロの巨漢助っ人が、その力を遺憾なく発揮した。
(以上 デイリー)
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