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拾い読み★箱根駅伝≪往路・速報≫

2016年01月02日 18時24分48秒 | スポーツあれこれ
【箱根駅伝】青学大、23年ぶり往路完全V 原監督は連覇へ自信
◆第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=報知新聞社後援)(2日、東京・読売新聞東京本社前―芦ノ湖、5区間=107・5キロ)

 連覇を目指す青学大が、1区から1位を譲らず、大会23年ぶりの往路完全優勝を達成。昨年に続き往路連覇を遂げた。2位は3分4秒差で2年ぶりの優勝を狙う東洋大。3位・駒大、4位・山梨学院大、5位・早大となった。
 青学大は1区・久保田和真(4年)が終盤のスパートで区間賞を獲得。3区・秋山雄飛(3年)、4区・田村和希(2年)も区間賞の走りでリードを広げ、”山の神”5区・神野大地(4年)がガッツポーズで芦ノ湖のゴールテープを切った。
 復路は、3日午前8時に神奈川・箱根町の芦ノ湖駐車場をスタートする。

 青学大・原晋監督「昨年は創立140周年で優勝。今年は150周年へ向けての第一歩。こうして優勝できたことを本当にうれしく思う。前期はゆったりとやってきたが、駅伝シーズンに入ってプレッシャーを日々感じていた。だから今日学生たちが勢いのある走りをしてくれて、まず一安心というところ。山下り(6区)を1年(小野田勇次)が走る。彼がしっかりと下ってくれれば、あとは上級生の学生たちが責任を持ってやってくれると思う。特に7区の小倉は4年連続の走りになるので期待しているし、8区、9区、10区も間違いなく走ってくれると思う」

 1区・久保田「昨年は1秒差で2位だった。ぜひ区間賞を取って4年間の花を添えたいなと思っていた。箱根で勝つことを考えて、1区で勢いをつけようとおもっていた。最後の最後までいろいろあったが、青学で良かったなと思う」

 2区・一色「昨年とほぼ同じタイムで15キロを通過したが、今年はかなりきつかった。合計タイムは昨年よりも良かったから少しホッとしている。1区、3区、4区で区間賞だったから、(自分は)凡走したような雰囲気。やっぱり悔しい」

 3区・秋山「後ろから『秋山隊長頑張れ』とか『3年前の都道府県駅伝の再現だ』とか、監督がおもしろい言葉を言ってくれた。それで笑って疲れを忘れて最後まで走りきることができた。この2年間チームに貢献できずに歯がゆい気持ちばかりだった。やっとチームに貢献できた」

 5区・神野「この1年間は故障で苦しんで、最後の箱根駅伝もあきらめた時期もあったが、やっぱりもう一度優勝の喜びを味わいたいという気持ちだけで走った。1区から4区の選手が予想以上に頑張ってくれた。自分はただつなぐという意識だけを持って、あとは復路のために、少しでも差を広げて気持ちよく走ってくれればなという気持ちで走った。たすきをつけると絶対にあきらめてはいけないという気持ちになる。昨年は5分近い差が2位とあったが、今年は3分。6区も1年生だしまだまだ油断できるタイム差じゃない。復路の選手に頑張ってもらって、最後、大手町で最高の喜びを味わえれば」


【箱根駅伝】青学大、23年ぶり往路完全優勝!往路連覇
 往路優勝へ向けトップを独走する青学大は5区で“山の神”神野大地(4年)が満を持して登場した。
 時折苦しそうな表情を浮かべながら、リードをキープする走り。両手を広げたガッツポーズでゴールテープを切り、23年ぶりの往路完全優勝を達成した。2位は2年ぶりの優勝を狙う東洋大で3分4秒差。

 日大・キトニー(4年)は神野を上回るペースで、4区までの14位から6位へジャンプアップ。留学生として初めて5区で区間賞を獲得した。

 東海大・宮上翔太(4年)も猛烈な追い上げを見せ、13位から8位へ順位を上げてフィニッシュした。


【箱根駅伝】青学大、11年ぶり往路完全優勝!往路連覇
 往路優勝へ向けトップを独走する青学大は5区で“山の神”神野大地(4年)が満を持して登場した。
 時折苦しそうな表情を浮かべながら、リードをキープする走り。両手を広げたガッツポーズでゴールテープを切り、11年ぶり、のべ14校目の往路完全優勝を達成した。2位は2年ぶりの優勝を狙う東洋大で3分4秒差。

 日大・キトニー(4年)は神野を上回るペースで、4区までの14位から6位へジャンプアップ。留学生として初めて5区で区間賞を獲得した。

 東海大・宮上翔太(4年)も猛烈な追い上げを見せ、13位から8位へ順位を上げてフィニッシュした。


【箱根駅伝4区】青学大、往路優勝へリード広げ“山の神”神野へ
 1区からトップを独走する青学大。4区の田村和希(2年)は他のメンバー同様にコンスタントな走りで区間賞を獲得。昨年、自身がマークした区間記録の更新こそ逃したが、万全の態勢で5区の“山の神”神野大地(4年)へたすきをつないだ。
 スタート時に1分35秒だった2位・東洋大との差は、田村の4区で2分28秒に大きく広がった。
 順大と早大はともに3区から順位を4つ上げ、順大は6位、早大は7位とした。

 青学大・田村「(3区の)秋山さんが1分近く差をつけてくれたので、自信をもってスタートすることができた。走る前は誰も出したことがない53分台を目標にしていたが、昨年と環境が違ったので、タイムが落ちたのかなと思う。エースだったら2位に1分以上の差をつける走りをしなきゃいけない。力不足を今回のレースで感じた」


【箱根駅伝3区】駒大・中谷、6位から3位へ
 2区6位からスタートした駒大・中谷圭佑(3年)が次々と順位を上げ、中間地点を過ぎた11・5キロ地点で山梨学院大・上田健太(2年)を抜いて3位まで順位を上げた。
 山梨学院大の上田は、上田誠仁監督の次男。箱根駅伝92回の歴史で初めて、同一校の監督と選手として親子出場を果たした。


【箱根駅伝2区】東洋大・服部勇、2年ぶり優勝へ2位浮上
 トップから53秒差の7位からスタートした東洋大・服部勇馬(4年)が快走を見せ2位へジャンプアップ。2年ぶりの優勝へトップ青学大との差を30秒詰め、3区の弟・服部弾馬(3年)につないだ。目標の1時間6分台にわずかに届かなかったものの、1時間7分4秒の好タイムで”花の2区”を走り抜け、2年連続の区間賞を獲得した。
 1区10位でたすきを受けた山梨学院大・ニャイロ(1年)は7人抜きの3位。
 1区トップだった青学大は2区でも一色恭志(3年)が堅実な走りを見せ、2位東洋大に22秒差で3区・秋山雄飛(3年)にたすきを渡した。

 東洋大・服部勇「1区の堀が頑張って持ってきてくれた。自分のところでもう一度首位をとらえるような走りをした。(3区の弟)弾馬は今年に入ってエースらしい走りをするようになった。安心して見ていきたい」


【箱根駅伝2区】山梨学院大・ニャイロ、10位からごぼう抜き一時2位
 1区10位でたすきを受けた山梨学院大・ニャイロ(1年)が猛烈な追い上げ。8人を抜き一時2位まで順位を上げた。
 トップから53秒差の7位からスタートした東洋大・服部勇馬(4年)はも快走を見せ2位集団へ。2年ぶりの優勝へ好位置につけた。


【箱根駅伝1区】連覇へ!青学大・久保田が区間賞!
 連覇を狙う青学大は登録されていた村井駿(3年)が気胸のためメンバーから外れ、代わって出場した久保田和真(4年)が16キロ過ぎの六郷橋から独走状態に入り、トップでたすきをつないだ。1区区間賞は青学大史上初。1時間1分22秒は歴代3位の好タイムになった。
 出場日本人全選手で唯一1万メートル27分台の記録を持つ明大・横手健(4年)は当日変更で1区に投入。久保田に最後まで食らいついていたが、突き放された。

 青学大・久保田「4年ということで最後の箱根。楽しんで走ろうと思った。(区間賞には)素直にうれしいという言葉が出てくる。こんなにお客さんに囲まれて走ることはない。本当に楽しかった。力がある選手ばかりなので、みんなで力を合わせて優勝したい」
(以上 報知)




青学大「ハッピー大作戦」で往路完全∨ 復路のカギは“1年生”
 青学大が1区から一度もトップを譲ることなく、2年連続の往路優勝。原晋監督(48)は「本当にうれしい。学生たちが勢いのある走りをしてくれた。まずは一安心」と、プレッシャーを乗り越えての往路優勝を喜んだ。
 「勢いをつけてやろうと思っていた」という1区の久保田和真(4年)が、その狙い通り、チームを勢いづける区間賞。2区の一色恭志も、好走を見せてトップを守った。
 歴代5位となる好タイムで区間賞の3区の秋山雄飛(3年)は「途中、監督が『秋山隊長頑張れ』とか『3年前の都道府県駅伝の再来だ』とか面白い言葉をかけてくれた。最後まで笑顔で走り切れたので“ハッピー指数”120ってところですかね」と笑顔。原監督の掲げるテーマ、「ハッピー大作戦」が快走を生んだ。
 4区の田村和希(2年)も見事に区間賞。5区を走る“山の神”神野大地(4年)にトップでタスキを渡した。
 2位の東洋大との差は3分4秒。原監督は2年連続の総合優勝へ向けて「山下りは1年生(小野田勇次)が走る。彼がしっかり下ってくれれば、後は上級生たちが責任をもってやってくれる」と展望を語った。


【箱根駅伝】青学大往路2連覇!1区から首位譲らず圧勝、神野激走締め
 第92回東京箱根間往復大学駅伝往路は2日、東京・大手町から神奈川・箱根町までの5区間、107・5キロに20校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが参加して行われ、青学大が5時間25分55秒で、2年連続の往路優勝を成し遂げた。
 青学大は1区の久保田和真(4年)が2位・明大に21秒差をつけて首位スタートを切ると、2区の一色恭志(3年)は区間3位の走りを見せて早くも独走状態に。3区の秋山雄飛(3年)、4区の田村和希(2年)はともに区間賞を獲得する快走で2位以下との差をさらに広げ、2分28秒差で5区の“3代目・山の神”神野大地(4年)へとタスキを託した。
 昨年の箱根では5区初挑戦で、柏原竜二(東洋大、現富士通)の参考記録(12年、1時間16分39秒)を上回る1時間16分15秒をマークしたが、その後は左大腿骨、右すねを疲労骨折するなどケガに苦しんだ神野。最後の箱根は万全のコンディションで臨めなかったものの、力強い走りで順調に山を上っていった。17キロ過ぎではお腹を押さえるしぐさを見せ、強烈な向かい風に苦しめられる場面もあったが、自らのペースを守って区間2位となる1時間19分17秒のタイムをマークし、初優勝した昨年に続いて歓喜のゴールに駆け込んだ。
 全日本大学駅伝覇者の東洋大は2区の服部勇馬(4年)が2年連続で区間賞に輝く走りを見せてチームを引っ張り、青学大と3分4秒差の2位。8年ぶりの総合優勝を狙う駒大は1区で13位と出遅れたが、徐々に順位を上げて3位に食い込んだ。4位は山梨学院大で、早大は2区の14位から挽回して5位。日大は5区のダニエル・ムイバ・キトニー(4年)が山上りで8人抜きの快走を見せて1時間18分24秒で区間賞に輝き、チームを6位へと導いた。7位順大、8位東海大、9位帝京大、10位拓大と続き、1区で2位と健闘した明大は17位に順位を下げた。
 3日の復路は5区間、109・6キロで行われる。


ケガに苦しんだ1年…“山の神”神野「箱根を諦めた時期もあった」
 青学大が2年連続の往路優勝。昨年と同じく5区を走った“3代目・山の神”こと神野大地(4年)は途中、苦しそうな表情を見せながらもトップを死守し、最後はガッツポーズでゴールテープを切った。
 区間賞の快走を見せた4区の田村和希(2年)から、2位の東洋大と2分28秒差のトップでタスキを受けた神野。序盤は快調な走りを見せていたが、途中で2回ほど腹部をさすり、表情がゆがんだ。
 しかし、大きくペースは落とすことなくトップを死守。1時間19分17秒でゴールした。昨年マークした1時間16分15秒には及ばなかったが、最後は両手を上げてゴールテープを駆け抜け、仲間と笑顔で抱擁を交わした。
 往路優勝インタビューでは「1年間故障で苦しんで、最後の箱根も諦めた時期もあったけど、もう一度優勝の喜びを味わいたいという気持ちだけで走りました」と、2度の疲労骨折など故障に泣かされた1年を振り返った。
 明日の復路に向けては「昨年は5分近い差が2位とあったけど、今年は3分ということで油断できない。明日は復路の選手に頑張ってもらって、最後は大手町で最高の喜びを分かち合いたい」と語った。


珍名で注目 東洋大の「五郎谷」5区で力走 復路逆転Vに望み
 東洋大は昨年に続き5区を任された五郎谷(ごろうたに)俊(4年)が健闘し、往路2位となった。
 前回も箱根の山を走ったが、その後ラグビー・ワールドカップで活躍した日本代表の五郎丸の活躍もあり、「五郎」がつく珍しい名前として昨年以上に注目度が高まった。
 テレビ局のアナウンサーが実況中に「五郎丸」と間違えるなど、走っている間も注目を集めたが、2位でタスキを受け取った五郎谷は天下の険を力走。青山学院大の往路Vを阻むことはできなかったが、5区間だけのタイム差では“山の神”神野(4年)に36秒差と肉薄した。
 昨年、世界マスターズ陸上で金メダルを獲得したタレントの武井壮(42)がツイッターで「ラグビー五郎丸に次ぐ五郎谷ブームを作るためにはこの五区で神野をブチ抜く必要がある…」とつぶやくなど期待されていた五郎谷。自身への注目を力に変えて復路での東洋大逆転Vに望みをつなぐ結果を出した。


【箱根駅伝4区】青学大2分28秒差独走!山の神・神野へタスキ
 第92回箱根駅伝の4区(神奈川・平塚中継所~小田原中継所)は青学大の田村和希(2年)が2年連続で区間賞に輝く55分17秒の快走でトップをキープし、5区の“3代目・山の神”神野大地(4年)へとつないだ。2位・東洋大との差は2分28秒に広がった。
 1年生だった昨年は、レース当日のエントリー変更ながら54分28秒の区間新記録をマークした田村。2位に1分35秒差をつけてタスキを受けると、10キロ過ぎでは顔をゆがめる場面もあったが、終わってみれば2位との差をさらに広げる快走だった。それでも田村はレース後「53分台が目標だった」と反省の弁。「エースだったら区間2位の人と1分以上離さないといけない」とどん欲だった。
 1年生の小笹椋に託した東洋大は2分28秒遅れの2位。山梨学院大の田代一馬(4年)と駒大の高本真樹(2年)は激しい3位争いを繰り広げたが、山梨学院大が15秒上回った。5位以降は中央学院大、順大と続き、早大は1年生の永山博基の区間4位の力走で7位に浮上した。


【箱根駅伝3区】青学大独走!秋山、初箱根で区間賞 2位に1分35秒差
 第92回箱根駅伝の3区(神奈川・戸塚中継所~平塚中継所)は青学大の秋山雄飛(3年)が1時間2分24秒の快走でトップを独走。2位・東洋大との差を1分35秒に広げて4区の田村和希(2年)にタスキをつないだ。
 強い日差しで気温が上昇する中、初の箱根でレース前は「凄い緊張した」という秋山だったが、区間新記録にも手が届くペースで快走。3区歴代5位で区間賞に輝く走りで2位との差を着実に広げて、2年連続の往路優勝へ大きく近付いた。「スポットライトが当たっているんだという気分でした」と会心のレースを振り返った秋山は、「このまま往路優勝につなげてほしい」と4区の田村、5区の“3代目・山の神”神野大地(4年)へ期待を込めた。
 2区で区間賞を獲得した兄の東洋大の服部勇馬(4年)からタスキを受けた服部弾馬(3年)は全身にびっしょりと汗をかきながらも必死の走りを見せて2位。3位は山梨学院大で、駒大は中谷圭佑(3年)が区間2位の走りで6位から順位を上げ、山梨学院大と2秒差の4位でタスキを託した。5位中央学院大、6位帝京大、7位拓大、8位城西大と続き、早大は14位から11位に浮上した。


東洋大・服部勇、意地の区間賞「6分台に届かなくて悔しい」
 2区は東洋大の主将・服部勇馬(4年)が1時間7分4秒の好タイムをマークし、2年連続の区間賞を獲得。「目標は(1時間)6分台だったので届かなくて悔しい気持ちと4年間やってこられた達成感があります」と話した。
 「自分のところで首位を捉えられるように」とトップの青学大と53秒差の7位でタスキを受けると、一時8人抜きの快走を披露した山梨学院大の1年生ニャイロにかわされたが、13キロ手前で追いついて並走。その後、ニャイロに差をつけられる場面もあったが、20キロ手前でスパートをかけて引き離し、2位で弟の弾馬(3年)へとつないだ。
 今後は東京マラソンを目指すが「これを継続して、オリンピック出場、メダル獲得で監督さんたちに恩返しをしたい」と目標を口にした。


【箱根駅伝2区】青学大が首位死守 東洋大・服部勇2年連続区間賞
 第92回箱根駅伝の2区(神奈川・鶴見中継所~戸塚中継所)は、トップでタスキを受けた青学大の一色恭志(3年)が落ち着いた走りで首位を守り、3区へとつないだ。激しい2位争いを繰り広げた東洋大・服部勇馬(4年)と山梨学院大のドミニク・ニャイロ(1年)にじりじりと差を詰められた一色だったが、自らのペースを守って1時間7分35秒のタイムを記録した。
 トップから1分12秒差の10位でタスキを受けた山梨学院大のニャイロが猛烈なスピードでまたたく間に8人抜きを達成。2キロ過ぎまでに東洋大・服部勇、早大の高田康暉(4年)らをまとめてかわして一気に3位に浮上すると、6キロ過ぎには明大・木村慎(4年)を歩道側からかわして2位へと順位を上げた。しかし東洋大・服部勇も意地を見せて13キロ地点で追いつき、その後20キロ手前でスパートをかけてニャイロを引き離して2位に浮上。ニャイロを置き去りにした服部勇はトップを走る青学大・一色の背中を必死に追ったが届かず、23秒差の2位。それでも1時間7分4秒で2年連続の区間賞に輝き、弟・服部弾馬(3年)にタスキを託した。ニャイロは1時間7分20秒で区間2位。
 山梨学院大が3位、4位明大、5位帝京大と続き、駒大は6位に順位を上げた。5位でタスキを受けた早大は高田が失速して首位と4分差の14位だった。


青学大・久保田 昨年“1秒差”雪辱で区間賞「素直にうれしい」
 初優勝を果たした昨年に続く2連覇を目指す青学大は、最後の箱根となった久保田和真(4年)が2位・明大に21秒差をつけて首位スタートを切った。
 昨年も1区を任されたが、スパートをかけた駒大に20キロ過ぎで抜かれ、わずか1秒差の2位となった。「最後の箱根、楽しんで走ろうと思った」という久保田は、今年は18キロ手前でスパートをかけるとそのままトップを守って、歴代3位となる1時間01分23秒の好タイムで青学大史上初の1区区間賞を獲得。「素直にうれしい。すごい声援の中で走れて本当に楽しかった」と充実の笑顔を見せた。


【箱根駅伝1区】2連覇狙う青学大が首位スタート、2位に明大
 第92回東京箱根間往復大学駅伝第1日は2日午前8時、東京・大手町の読売新聞社前をスタート。20校とオープン参加の関東学生連合の計21チームが参加し、往路は神奈川県箱根町までの5区間、107・5キロで行われる。1区(東京・大手町~神奈川・鶴見中継所)は18キロ手前でスパートをかけた青学大の久保田和真(4年)がトップで2区へたすきをつなげ、初優勝を飾った昨年に続く2連覇へ好スタートを切った。
 青学大・久保田、全日本大学駅伝覇者・東洋大の上村和生(4年)らが脚を競う1区は、まず7キロ過ぎで中大の町沢大雅(3年)が先頭に出てペースを上げたが、すぐに集団に吸収される。8キロ過ぎから集団がばらけると、ハイペースの先頭集団から法大の足羽純実(3年)らが遅れ、11キロ過ぎでは駒大の主将・其田健也(4年)もペースを落とした。
 13人の先頭集団は、関東学生連合の山口修平(創価大4年)が15キロでぐっとペースを上げたことでばらけ、すぐに青学大・久保田と明大・横手健(4年)がほかを引き離して2人でレースを引っ張る形に。久保田は18キロ手前でペースアップし横手を引き放して独走状態となると、そのままトップで2区の一色恭志(3年)につないだ。青学大の1区区間賞は史上初。21秒差の2位に明大が続き、3位は中大、4位拓大、5位早大、6位中央学院大、7位東洋大と続いた。
(以上 スポニチ)




青学大・神野、最後までトップ守る「もう一度優勝の喜びを」
第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)(2日、東京・大手町-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場)5区は青学大・神野大地(4年)が、1時間19分17秒で1区からのトップを守り切り、往路完全優勝を決めた。
 神野は「この1年間は故障で苦しんで、最後の箱根駅伝も諦めた時期もあったんですけど、やっぱりもう一度優勝の喜びを味わいたい気持ちだけで今日は走りました」とレースを振り返った。
 復路に向け「昨年は、5分近い差があったんですけど、今年は3分ということで、6区も1年生ですし、まだまだ油断ができるタイム差ではない。復路の選手に頑張ってもらって最後、大手町で最高の喜びを分かち合えれば」と意気込みを語った。


青学大、23年ぶりの往路完全優勝で2連覇
 新春恒例の第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)は2日、21チームが出場して往路(東京・大手町-神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場107・5キロ)が行われ、前回総合優勝の青学大が5時間25分55秒で往路完全優勝となり2連覇を飾った。往路完全優勝は第69回の早大以来23年ぶりの快挙となった。
 第1区で久保田和真(4年)が2位に21秒差をつけると、2区の一色恭志(3年)、3区の秋山雄飛(3年)、4区の田村和希(2年)とともにトップでたすきをつなぎ、5区は山の神・神野大地(4年)が1時間19分17秒で最後までトップを独走しゴールした。
 2位は東洋大、3位は駒大、4位は山梨学院大、5位は早大、6位は日大、7位は順天堂大、8位は東海大、9位は帝京大、10位は拓殖大となった。


青学大・田村、4区で2年連続区間賞も「1分以上離さないと」
 青学大・田村和希(2年)が55分17秒で4区での2年連続区間賞。5区の山の神・神野にたすきリレーした。
 田村は、自身の区間記録、54分28秒の更新はならず「53分台が目標だった。(昨年より暑い)環境の違いでタイムを落としたと思う。エースと呼ばれるためには1分以上離さないといけない」としながらも、2位東洋大との差を2分28秒に広げる力走だった。


青学大・秋山、タイム差広げる快走で3区区間賞「気持ちが良かった」
 3区は青学大・秋山雄飛(3年)が1時間2分24秒で区間賞。
 2区の一色から2位東洋大との差22秒でタスキを受けた秋山は、タイム差を1分35秒に広げる快走を見せた。「緊張したが、スポットライトが当たっているんだと思って、気持ちが良かった」と語った。


東洋大・服部勇、2年連続区間賞も「6分台に届かず悔しい」
7位でスタートした東洋大・服部勇馬(4年)が追い上げを見せ、1時間7分4秒で2年連続の区間賞。2位で3区の弟・弾馬(3年)にタスキを託した。
 服部勇は「1時間6分台に届かなかったのは悔しい」としながらも「4年間、ここまでやってこれた達成感といろいろな気持ちがあります」と話した。タスキを繋いだ弟・弾馬については、「今年に入ってエースらしい走りをするようになった。安心して見ていきたい」と語った。
 今後は東京マラソンに出場を表明している。「オリンピックに出て監督さんたちに恩返しをしたい」と決意を新たにした。


久保田が青学大史上初1区区間賞「素直にうれしい」
 2連覇を目指す青学大は、久保田和真(4年)が1時間1分22秒で区間賞を獲得。1区歴代3位の好タイムで、2区の一色恭志(3年)にタスキリレーをした。
 最後の箱根となった久保田は16キロ過ぎにスパートをかけ独走。青学大史上初の1区首位をもたらした。久保田は「最後の箱根。楽しんで走ろうと思った。素直にうれしい。こんなにお客さんに囲まれて走ることはない。本当に楽しかった」と笑顔を見せた。
(以上 サンスポ)




青学大 往路完全V「まずはひと安心」と原監督
 連覇を狙う青学大が2年連続の往路優勝を果たした。
 1区で久保田和真(4年=九州学院)がトップに立つと、そのまま一度も首位を譲ることなく箱根・芦ノ湖のゴールへ飛び込んだ。
 一度も首位を譲らない完全Vは早大以来23年ぶり。
 5時間25分55秒で2位東洋大に3分4秒差をつけた。
 足の状態が心配された5区の神野大地(4年=中京大中京)も力走。リードをグングン広げた。
 原晋監督は「本当に嬉しく思います。プレッシャーを日々感じていましたが、学生が勢いある走りをしてくれました。まずはひと安心です。明日の復路は山下りを1年生(小野田勇次)が走ります。彼がしっかり下ってくれればあとは上級生がいるので」と連覇へ自信をみせていた。


神野大地復活 青学大往路V「つなぐ気持ちで」
 青学大・神野大地(4年=中京大中京)が復活した。
 1位でタスキを受け取ると安定感十分の走りで、2分28秒あった差を3分4秒まで広げて芦ノ湖のゴールへ飛び込んだ。
 昨年の1時間16分15秒からは約3分遅い1時間19分17秒。区間賞も日大・キトニーに譲ったが、最後の給水時には笑顔でガッツポーズを繰り出すなど連覇へ向けしっかりと役割を果たした。
 神野は「この1年間故障に苦しんだり、諦めた時期もありましたが、もう一度喜びを味わいたいという気持ちで走りました。1区から4区まで予想以上の走りだったので自分はつなぐ気持ちで走りました」と話していた。
(以上 日刊)
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