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コラム記事【5/5~5/6】

2024年05月06日 08時11分19秒 | マリーンズ2024
≪5/5≫


ストレート

 「球自体はすごくいい感触で投げられている。いい感じで投げられています」。

 開幕から1カ月ここまでの登板についてロッテ・小島和哉はこのように振り返った。

 2年連続開幕投手を務めた3月29日の日本ハム戦は5回・3失点で敗戦投手となったが、4月5日のオリックス戦では9回・107球を投げ、4安打、6奪三振、0失点で今季初完封で今季初勝利。4月12日の楽天戦、4月20日の日本ハム戦は敗戦投手になったが、前回登板の4月28日の楽天戦は7回・108球、5安打、4奪三振、1失点で2勝目を手にした。 

 今季の小島は開幕からストレートが良い。前回登板の楽天戦でも、5-0の4回先頭の浅村栄斗を3ボール2ストライクから首を振って6球目のアウトコース147キロストレートで見逃し三振は素晴らしかった。試合後、本人にそのことを伝えると、「そうですね、うん、良かったかなと思います。長打打たれないようにというのだけ気をつけて、シングルOKだと思って投げていたので、そこは良かったと思います」と振り返った。

 では、ストレートが良い要因はどこにあるのだろうかーー。

 「なんですかね」と少し考えた後、「オープン戦の時と比べたら肩甲骨周りが緩かったのですが、トレーニングでうまく締められている感じが、力が入る感じになっています」と説明し、「この自主トレでも真っ直ぐにこだわって意識して取り組んできた。ヒットは打たれていますけど、平均的には良い球が投げられているかなと思います」と続けた。

 4月20日の日本ハム戦では初回からストレートで押していくパワーピッチング。7回2/3・122球を投げたが、そのうち79球がストレート。特にレイエスに対しては3打席で16球を投げたが、そのうち変化球はわずかに2球だけだった。

 「真っ直ぐあっての変化球だと思いますし、真っ直ぐ投げての対応を見て、まだいける、まだいけるという感じで投げていたので、はい。苦手な球というか、相手が嫌にしている球を続けるのはいい攻めだと思うので、そんな感じですかね」。 

チェンジアップも良い抜け

 ストレートも良いが、チェンジアップも良い抜けをしている。ストレートが良いからチェンジアップの抜けが良いのだろうかーー。

 「多分そうだと思います」としながらも、「チェンジ、フォーク系はちょっとムラがあるので、その辺が安定してきたらもう少し成績も安定してくるのかなと思います」と自己分析した。

 チェンジアップの軌道が今季、昨季までに比べて抜け具合が変わったように見えるが、そこについては「握りを1球、1球変えているので、その辺は投げている球で変わっています」と明かした。

 握りは打者によって変えているのだろうかーー。

 「縦に落としたいなとか、単純に奥行きだけ出したいなとか、ちょっとだけ逃げていくような軌道にしたいなとか、意図しては変えてたりしますけど、はい」。

 13時から行われる楽天戦に先発する。先発ローテーションの柱として今週も1イニングでも長く投げて欲しいところ。「1年間投げるのは当たり前、7回投げるのもここまできたら当たり前だと思うので、目指す目標は高く持って、勝ちに貢献できたらと思います」。チームを勝利に導くため、マウンドに上がる。

取材・文=岩下雄太 

(ベースボールキング)

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≪5/5≫


 5日は「こどもの日」。12球団の選手たちが、当時の写真とともに少年時代に抱いていた夢や思い出などを振り返った。意外にも野球一筋ではなかったことや、泣き虫エピソードを明かしてくれた選手も…。グラウンドで輝きを放つ現在の雄姿とのギャップも楽しんでください。

 僕は野球に関して言うと、泣き虫な子でした。エラーをしたり、打てなかったりすると泣いてばっかり(笑い)。小学校に入学のタイミングで3歳上の兄が所属していた野球チームに入り、2年生の時には上級生の試合に出してもらったんですけど、年下だから失敗しても仕方ないとか思えなくて…。いつも悔し泣きでした。でも、野球が好きだから続けることができた。

 小、中学校で所属したチームは父が監督で怒られてばかりだったので、楽しいという感覚はなかったのですが、野球に限らず、好きなことを見つけて楽しむことって凄く大切なことだと思います。今は野球が仕事なので厳しさも感じるけど、何事もうまくなった方が絶対に楽しい。そう思って頑張っています。

(スポニチ)

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≪5/6≫


1番の打順で意識すること

 ロッテの岡大海はここまでチーム最多の14試合で“1番”の打順で先発出場する。

 『1番・中堅』でスタメン出場した5日の楽天戦では、初回の第1打席、先発・岸孝之が2ボール2ストライクから投じた142キロのストレートをレフトへ二塁打を放つと、角中勝也のレフトへの犠牲フライで先制のホームを踏んだ。

 3-1の7回二死走者なしの第4打席は、岸が3ボール1ストライクから投じた5球目の低めのストレートを見極め四球を選び出塁。続く藤岡裕大の初球に今季6個目となる盗塁を決め、藤岡のセンター前のあたりで二塁からヘッドスライディングでホームインした。 

 岡は1番で出場した時は「後ろにポランコ、ソトと長打力があるバッターが多いので、とにかく塁に出ようというのは意識としてあります」と話していたが、その言葉通り、5日の楽天戦では1安打1四球2得点と“1番打者”の役割を果たした。

チームトップの6盗塁

 今季はここまで6盗塁を決めているが、失敗が0。4月13日の楽天戦では0-0の初回無死一塁で友杉篤輝の1ボール1ストライクからの3球目、松田啄磨の投球モーションを完全に盗み二塁盗塁成功を決めるなど、投球モーションを完全に盗んだ盗塁が多い。

 「盗塁に関してはしっかり映像見ながら準備をしています。思い切って行くところもそうですし、そういう部分はやっていると思います」。

 これまで盗塁する際、意識していることについてピッチャーとの駆け引き、タイミングが大事と話してきた。そこにプラス今季は何かを加えたりしているのだろうかーー。

 「特別ないですし、試合前に映像なり、しっかり準備して塁上で確認しながらというのはあります」。

 映像でのチェックポイントについては「いろいろたくさんあるので、はい」と多くを語らなかったが、岡の中で重点に置いている部分があるようだ。

センターの守備で意識すること

 守備面では昨季はレフトで56試合、センターで43試合、ライトで40試合の出場だったが、今季はレフトで8試合、センターで24試合、ライトで7試合とセンターを守ることが増えた。(試合途中にポジション変更も出場に含んでの計算)

 4月23日のソフトバンク戦では山川穂高が左中間に放った打球をスライディングキャッチすれば、4月27日の楽天戦では村林一輝のセンター前に落ちる打球でスタートの遅れた一塁走者・小郷裕哉を二塁で刺した。

 両翼に比べて、センターのポジションで意識することはあるのだろうかーー。

 「センターが(外野の)中心になるので、しっかり声がけもそうですし、自分の捕れる球を積極的に捕りにいこうというのがセンターだと思います。そういうのはあります」。

 昨季はシーズン途中からスタメンで出場する機会が増えたが、今季は開幕からスタメンで出場する。「走攻守全てにおいてアピールしていかないといけないですし、そのほかにも若い子が多いので、しっかり声掛けをしていきたいと思います」。“打って”、“走って”、“守って”、チームの勝利に貢献していく。

取材・文=岩下雄太 

(ベースボールキング)


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