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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

コラム記事【7/26】

2024年07月27日 01時35分14秒 | マリーンズ2024
≪7/26≫


 「チームとしても、自分自身としてもシーズン後半の初戦になる大事な試合なので、後半戦、チームを勢いづける投球ができるように精一杯頑張りたいと思います」。

 ロッテ・西野勇士は、オールスター明け最初のゲームとなる楽天戦に先発する。

 西野はオールスター前、13試合・79回1/3を投げ、チームトップタイの7勝(5敗)、防御率3.40。13登板中8試合でクオリティスタート(6回以上3自責点以内)を達成した。

 西野は前半戦の投球について「負けもやっぱりいっぱいついていて、いったら負ける展開にしちゃっている試合がどちらかというと多かった」と反省し、「そこがちょっと反省点というか、自分の中では物足りないなという感じはしますね」と振り返った。 

 今季は交流戦前の取材などでストレートに課題があることを何度も口にしてきたが、その中でその日に良い球種を見つけて抑えていったのはさすがだ。

 「それはできたのかなと思うんですけど、タム(田村龍弘)が受けて感じて選んでくれているので、そういう意味ではタムに感謝したいと思います」。

 その日のいいボールを見つけるのは試合中なのだろうか、それともイニング間のキャッチボールで見つけることが多いのだろうかーー。

 「試合中ですね」。

 試合の中でこの球種なら抑えられるといった、察知能力が高い。そこに関して西野は「タムがすごいんじゃないんですか、投げているだけじゃわからない。受けている側の方が絶対にわかると思うし、あいつが選んでやってくれているから、配球もそうですけど、それがなんとか自分が納得する調子じゃなくても抑えられている一つの要因ではないかなと思います」と女房役・田村龍弘に感謝した。

 ただ、イニング間に田村とコミュニケーションを取ったりは「そんなにしないですね」とのことで、「どういう攻め方をする、確認見たいな感じですね。回ってくる打順で。それぐらいですかね試合中は」と教えてくれた。

 現在首位・ソフトバンクと10ゲーム差離されており、大逆転優勝へ向けて1つでも多く白星を手にし、ゲーム差を縮めたいところ。西野は後半戦に向けて「投げる試合は全部ゲームを作りたい」と決意。

 「勝つ負けるは野手が打つ、打たないがあると思うし、色々ありますけど、常に9回まで諦めない、競った試合ができるような、負けていればいつでも逆転できるような試合を。勝っていたら勝ちにつながる試合をしていきたいと思います」。

 最初のスタートは大事。チームに勢いをもたらす投球を披露して欲しいところだ。

取材・文=岩下雄太 

(ベースボールキング)

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プロ野球は26日から後半戦がスタート。パ・リーグ2位のロッテは楽天(楽天モバイルパーク)と対戦する。10ゲーム差の首位ソフトバンクを猛追するべく攻守で鍵を握るのが、24日のオールスター戦(神宮)で史上最多タイの1試合5安打を記録して最優秀選手賞(MVP)を獲得した佐藤都志也捕手(26)。このほどサンケイスポーツのインタビューに応じ、前半戦でリーグ2位の打率・298をマークした好調の理由や、思い描く理想の捕手像について語った。(取材構成・森祥太郎)

――前半戦を終えてリーグ2位の打率・298に2本塁打、28打点。ここまでの戦いを振り返って

「数字的には出来過ぎかなと思います。まだまだ課題はありますが、率などを見れば、僕の前半戦開幕前のイメージよりはだいぶ上かなと感じます」

――今季に入って打撃で変わった部分は

「今年何が変わったかというと、オフから取り組んできた逆(左)方向への長打が増えました。ヒットの延長線に長打がある。それが僕の理想と思っていて、できているのはすごく良い方向だなと。今やっていることの中で、低めより高めの球の方がバットが出やすい。しっかりとアジャストして甘い球を捉えることができているのがいいと思います」

――14二塁打は既にキャリアハイの記録。打撃データも活用しながらやっている

「相手がどう攻めてくるのかを頭に入れることで、打席ごとに少し対応を変えたり、余裕が増えたなと思います。人それぞれに打ち方や得意不得意があるので、僕のデータはどうなっているのかをよく見ます。そこと照らし合わせて、どういう攻め方を相手はしてくるかなと考えてやっています」 

――東洋大からドラフト2位で入団して5年目。今年にかける思いは強いものがあった

「ずっと〝打てる捕手〟といわれながら、たいした成績を残せずにやってきた。このままじゃ駄目だというのはありました。やるなら大きく変えてみようと、打撃と守備で1本の方向性を開幕前に決めて、駄目ならもう自分の野球人生が終わるくらいのイメージは持っていました]

――理想の捕手像とは

「具体的にこの選手と思うと固執してしまうのでありませんが、もっと本能的なところで洞察力などを養って、それがすごいと思われる捕手になりたいですね。データを気にするのはもちろんですが、投手との絶妙な呼吸などを捕手が見定めていければいいなと。野性的という表現がいいか分かりませんが、本能的な捕手が理想だと思っています」

――初出場したオールスターでは24日の神宮で史上最多タイの5安打を放って最優秀選手賞(MVP)を獲得した

「周りにはスーパースターしかいない中で取れたことは本当によかったです。これを機にどんどん注目されていきたいなと思います」

――本塁打でサイクル安打に王手の状況でもあった

「四回に三塁打を放ってベンチに戻ったらみんなから言われました(笑)。自分はホームランバッターじゃないんだよなと思いながらも、次の打席だけは頑張って振りましたね。それ以降は無理だろうなと思って自分の打撃を心がけようと。最後の打席(九回に二塁打)も理想的な打撃はできました」 

――首位・ソフトバンクとは10ゲーム差。後半戦に向けて

「(球宴の)2日間ですごくいろんなことを吸収できた。それを後半戦に生かしていきたい。2位にいるのでなんとかソフトバンクを追いかけて、最終的にリーグ優勝できるように打撃でも守備でも貢献していきたい。(打率3割を)ずっと目指しているので、なんとか達成できるようにやっていきたいです」

★打率3割なら球団の捕手では74年ぶり2人目

佐藤はリーグ2位の打率・298をマーク。昨季の打率・218から変貌を遂げた要因に直球と高めへの対応が挙げられる。昨季の直球の結果球の打率は・250(92打数23安打)、高め(ボールゾーンを含む)に限ると・160(25打数4安打)とボールゾーンの球に手を出すケースが多く苦戦した。

今季は直球の結果球の打率が・375(104打数39安打)で、球速帯をみても、145-149キロの打率が・326(43打数14安打)、150キロ以上が打率・400(15打数6安打)と速球で押してくるパ・リーグの傾向にアジャストしている。高めの打率も・464(28打数13安打)とボール球を見極めて高打率につなげている。

ロッテ(前身を含む)の捕手で打率3割以上を残したのは、1950年の土井垣武(打率・322)だけ。佐藤がシーズン打率3割以上で終えられるか注目だ。

【取材後記】普段は冷静も負けず嫌いが好調の原動力に

控えめでやさしい性格の佐藤だが、内に秘めた思いは誰よりも強く持っている。24日のオールスター第2戦(神宮)でMVPを獲得。お立ち台では「自分でいいのかなって思うくらいびっくりしています。それにふさわしいくらいこれから精進していきたい」と謙虚な姿があった。

ひそかに燃えるタイプだ。チームでは岡も前半戦好調だった。リーグ4位の打率・287を残した先輩について「ヒット数や打率はよく争っていました。ヒロミさん(岡)に1番打者でヒットを打たれると、僕もよし打つぞと思ったり相乗効果はありました」と語るように、負けず嫌いが原動力になっている。

チーム外でもライバルはいる。東洋大時代の1学年先輩の楽天・藤井は今季7勝し、1学年後輩の阪神・村上は昨季に新人王とシーズンMVPに輝いた。学生時代にバッテリーを組んだ仲間の活躍に「僕が(大学の)トップになるくらいの勢いでやりたい。特に後輩には負けられない」とメラメラ。普段は冷静に攻守の要としてプレーしているが、心の中には熱い闘志が宿っている。(ロッテ担当・森祥太郎)

(サンスポ)

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 プロ野球は26日から後半戦がスタート。混戦のセ・リーグを抜け出すのは? パ・リーグはソフトバンクの独走にストップをかけられるのか? スポーツ報知が、野球が復活する2028年ロサンゼルス五輪で侍ジャパンの候補になり得る選手を、後半戦のキーマンに選びました。

 レギュラーに定着した高部が、吉井ロッテを先導する。右肩手術の影響で昨季は1軍戦不出場だった22年のゴールデン・グラブ賞&盗塁王は、5月18日に2年ぶりの復帰。「練習でやっていることが少しずつできている」と中堅の定位置を獲得し、5月は・294、6月は・307、7月は・418(前半戦終了時)と高打率をたたき出した。

 4日の日本ハム戦(エスコン)では自身初の4安打。吉井監督も「固め打ちの名人」と信頼を寄せる。クリーンアップから下位打線まで、どの打順でも存在感はピカイチ。「ヒットを積み重ねられるようにやっていきたい」と意気込む走攻守そろう26歳が、首位・ソフトバンクを追う原動力となる。

(報知)


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