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備忘録【8/20】 VS ソフトバンク ≪29勝22敗2分≫

2020年08月21日 07時01分24秒 | マリーンズ2020
≪2020/8/20≫

【ロッテ5-4ソフトバンク (延長10回)( 2020年8月20日 ZOZOマリン )】

ロッテ 39歳鳥谷ヘッスラ“神走塁”でサヨナラ同率首位!暴投で二塁から一気に生還
 ロッテ・鳥谷は頭から突っ込んだ。本塁ベースに右手が触れた。サヨナラのホームインだ。両手を地面に叩きつけ、跳び上がった。延長10回に21歳の安田の代走で登場した。2死一、二塁。椎野の暴投で通算2087安打を誇る39歳が、二塁から還ってきた。
 「ベストを尽くした結果が勝利につながって良かった」
 無謀なチャレンジにも思えたが、井口監督は「タイミングは完全にアウトだったけれど、(本塁ベースカバーの)投手が立つ位置を見て、スライディングしてくれた」とうなった。瞬時に数々の判断を下した。捕手・甲斐がはじいた球はバックネットに当たり、不規則に一塁側へ跳ねると勢いを殺さず、三塁を回った。その際もふくらまずに内側へ切れ込んだ。ベースカバーに入った椎野の立ち位置、甲斐の送球が三塁側へそれたことも見逃さない。一番タッチしにくい一塁側へ突っ込んだ。レジェンドによる神走塁でチームは7月3日以来、48日ぶりにソフトバンクと並ぶ首位に浮上した。

 あわやトリプルプレーで試合終了――。そんな場面から劇的なドラマが始まった。2点を追う10回無死一、二塁。中村奨の打球は三塁正面のゴロ。松田宣がベースを踏み、二塁転送でアウト。だが、中村奨が懸命に一塁を駆け抜け、セーフとなった。2死一塁となったことで左腕・嘉弥真ではなく、右腕の泉が続投。左打者のマーティンによる起死回生の同点2ランも勝負のあやだった。
 チームは引き分けを挟んで3連勝。どんな役割でも準備を欠かさない。ベテランのそんな姿勢もチームの一体感を生んでいる。(横市 勇)

 ▼ロッテ・マーティン(延長10回2死一塁から同点の右越え14号2ラン)厳しい試合だったが、絶対に自分にチャンスが回ってくると信じた。この勝利は大きい。

 ▽鳥谷のヘッドスライディング 阪神時代の15年5月23日のDeNA戦で、6年ぶりのヘッドスライディングを披露した。延長10回1死から四球で出塁。次打者の暴投で二塁を回り、三塁に頭から滑り込んだ。送球が高いことを瞬時に判断し、低く滑るためにヘッドスライディングを選択。珍しい闘魂プレーにスタンドもベンチも大いに沸いた。

 ○…ロッテは延長10回に2点のビハインドをはね返し逆転サヨナラ勝ち。ロッテの延長戦2点差以上の逆転サヨナラは01年7月9日ダイエー戦で延長10回6―9からボーリックの逆転サヨナラ満塁弾が飛び出し10―9で勝って以来19年ぶり。


ロッテ 首位ソフトBに並んだ!延長10回マーティン同点14号2ラン、鳥谷激走でサヨナラ生還
 ロッテが5―4と首位ソフトバンクに逆転サヨナラ勝ち。2―4リードを奪われた延長10回、マーティンの14号2ランで同点に追いつくと2死一、二塁から代走の二塁走者鳥谷が暴投の間に一気に本塁へ生還。鮮やかな逆転勝ちでソフトバンクと並び首位タイに浮上した。
 先発の岩下は2回、松田宣に外角高め148キロのストレートを右翼へ運ばれ先制4号ソロを被弾。4回には1死三塁から上林に中前適時打を浴び失点。6回は1死二、三塁とピンチを迎えるも松田宣を左飛、甲斐を遊飛に打ち取り無失点。6回2失点101球の力投を見せた。

 岩下を援護したい打線だったが5回まで3併殺打を記録するなどチャンスが作れず。それでも7回、2番手の松本から一発攻勢で同点に。先頭の中村奨が甘く入ったフォークを見逃さず左翼スタンドへ4号ソロ、1死となって安田が初球のカットボールを完璧に捉らえ右翼スタンドに同点となる4号ソロで試合を振り出しに戻した。

 2―2のまま2日連続の延長戦に突入すると5番手のフローレスが2失点。2死ニ、三塁から栗原に詰まりながらも右前へ2点適時打を浴びた。だがその裏、2死1塁からマーティンが起死回生の14号2ランで同点。さらに攻め立て1死一、二塁で代打・佐藤を迎えたフルカウントからの6球目ば暴投となり、代走で出場した鳥谷が二塁から一気に本塁へ生還。延長10回の鮮やかな逆転劇で首位ソフトバンクをついに捉えた。


ロッテ 21~23日ソフトB戦で、ホームランターゲット第2弾 最終日は当選倍増
 ロッテは21日から23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)でオープン懸賞のプレゼント企画「クーリッシュ ホームラン ターゲット」を再度実施する。
 無観客試合として開催した6月23日から7月9日の9試合で実施し3本のホームランが的中し好評だった企画「ロッテのアイス ホームランターゲット」の第2弾となる。

 「クーリッシュ ホームランターゲット」はマリーンズ選手のホームランがどのバナーに当たるかを予想し、的中した方から抽選で5人と打った選手本人に当たったバナーに掲示されている味のクーリッシュひと夏分(90個)をプレゼントする。

 23日にはクーリッシュカバー5個セット付きで当選数が10人に倍増します。企画への応募はそれぞれのホームランターゲットに設定されたハッシュタグを付けてのTwitter投稿で完了し、当選者にはマリーンズ公式Twitterから直接連絡する。

 「クーリッシュ ホームランターゲット」バナー掲示内容及び賞品 クーリッシュバニラ、BIGクーリッシュフローズンサイダー、クーリッシュフローズン白桃、クーリッシュ×「カルピス」、クーリッシュベルギーチョコレート(全てひと夏分、90個)

 球団広報室は「開幕当初に行った企画で大好評だったホームランターゲットを再度、期間限定で行います。バナーを販売する席とかぶらないよう調整したうえでレフトスタンドのセンター寄りに5枚設置し実施します。前回はレアード選手が2回、中村選手が1回バナーに当てて大変な盛り上がりを見せました。今回は誰が当てるかぜひ楽しみにしていてください。今回もたくさん、当ててもらい大いに盛り上がりましょう!」とコメントした。

(以上 スポニチ)



ロッテ劇的勝利で首位タイ「いい試合」監督も称賛
起死回生の1発から、ロッテが延長逆転サヨナラ勝ちで首位タイに立った。2点を追う延長10回は併殺で2死。負け目前の走者一塁だ。マーティンがフォークをかち上げた。右翼席最上部への14号2ラン。「きっとチャンスでくると思っていた。シーズンは長いけど、ロッテができるってことを見せたい」。一振りを劇的勝利につなげた。
突き放されては追いつくを繰り返し、追い越した。2日連続の延長戦。連投中の守護神益田を休ませた結果、フローレスが勝ち越しを許した。だがマーティンから安田、井上がつなぎ、最後は39歳が激走した。

鳥谷が21歳安田の代走に立っていた。相手バッテリーの暴投で二塁から猛チャージ。右手から本塁に突っ込んだ。井口監督が「投手の位置やタッチをしっかり見てくれた」という技ありの走塁。ホームへ羽ばたくように生還したベテランを、まるで優勝したかのようなテンションでナインが出迎えた。ブルペンから投手陣も駆け付けていた。
1分けを挟み3連勝。首位は7月3日以来。8月に限れば10年8月28日以来10年ぶりだ。指揮官は「気迫が伝わる、いい試合だった」と全員をたたえた。疲れが報われた。【鎌田良美】

ロッテ鳥谷(延長10回2死一塁で代走。同一、二塁となり好走塁で生還)「ベストを尽くした結果が勝利につながって良かったです」

ロッテ安田(7回に一時同点に追いつく4号ソロ)「力が抜けていいスイングができたと思います」


ロッテ相手暴投で10回サヨナラ勝ち 首位タイ浮上
先発はロッテ岩下とソフトバンク笠谷。ソフトバンクが2回1死、松田宣の4号ソロで先制。ロッテは3回まで散発2安打。
ソフトバンクが4回1死三塁、上林の中前適時打で2点目。笠谷から松本の継投で、ロッテ打線に得点を許さず終盤へ。
ロッテが7回に中村奨の左越え4号ソロと、安田の右越え4号ソロで同点に追いついた。2-2で2日連続の延長戦に突入。
ソフトバンクは10回、2点を勝ち越し。その裏、ロッテはマーティンの2ランで同点とし、相手暴投でサヨナラ勝ちを決めた。ロッテ・フローレス2勝目、ソフトバンク嘉弥真は1敗目。


ロッテ「HRターゲット」再び、前回は中村らゲット
ロッテは21日から23日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で、プレゼント企画「クーリッシュ ホームランターゲット」を再度実施すると20日、発表した。

無観客だった6月23日から7月9日の9試合で行った企画の第2弾。ロッテ選手の本塁打がどのバナーに当たるかツイッターで予想し、的中したファンから抽選で5人と、打った選手本人に当該バナーの味のクーリッシュひと夏分(90個)が贈られる。23日はクーリッシュカバー5個セット付きで、当選数が10人に倍増する。
賞品となるクーリッシュはバニラ、フローズン白桃、カルピス、ベルギーチョコレート各味と、BIGサイズのフローズンサイダー。

広報室は「開幕当初に行った企画で大好評だったホームランターゲットを再度、期間限定で行います。バナーを販売する席とかぶらないよう調整し、レフトスタンドのセンター寄りに5枚設置します。前回はレアード選手が2回、中村選手が1回バナーに当てて大変な盛り上がりを見せました。今回は誰が当てるか、ぜひ楽しみにしていてください。今回もたくさん当ててもらい、大いに盛り上がりましょう!」とコメントした。

(以上 日刊)



【ロッテ】中村奨吾、安田尚憲がともに4号ソロで同点 
 『ふた振り』で試合を振り出しに戻した。
 2点を追う7回、先頭の中村奨がソフトバンク・松本の真ん中に来たフォークを完璧に捉えた。大きく上がった打球は左翼席へと飛び込むソロ。「1点ずつと思っていましたが、結果的にホームランになって良かった」。さらに1死後。前日の19日のソフトバンク戦では4打席無安打に終わっていた4番・安田が初球を振り抜いた。ファンの歓声が大きくなるとともに打球は伸び、右翼席上段へと吸い込まれる同点のソロ。「打ったのはスライダーですかね。力が抜けて、いいスイングができたと思います」と振り返った。
 中村奨、安田のホームランはやはりアベック本塁打だった7月28日の楽天戦以来、20試合ぶりで、ともに今季4号。試合終盤の1イニング2発で一気に試合を振り出しに戻した。

(報知)



鳥谷が千金ラン!延長逆転サヨナラでロッテ首位、あわやトリプルプレー終戦…からの“神走塁”
 ロッテが鳥谷敬内野手(39)の“神走塁”で、ソフトバンクと並んで首位に浮上した。20日の直接対決6回戦(ZOZOマリン)に5-4で勝利。2点を追う延長十回2死からレオニス・マーティン外野手(32)の14号2ランで追い付くと、なおも一、二塁として、暴投の間に代走・鳥谷が二塁から一気に本塁を陥れた。驚異の粘りを発揮しての逆転サヨナラ勝ち。8月のロッテは面白い。
 迷うことなく、鳥谷が勢いよく三塁を蹴って、本塁に向かう。そしてタッチをかいくぐるため、少し左側に体をよじっての巧みなヘッドスライディング。球審の両手が大きく水平に広がった。
 「ベストを尽くした結果が勝利につながってよかった」
 まさかの暴投でサヨナラ。ナインにもみくちゃにされた39歳は、そう照れ笑いした。

 驚異的な粘りだった。2-4の延長十回2死一塁で、3番・マーティンが右翼席上段のビジョンを直撃する14号同点2ラン。「高めの球だけを狙っていた。これからも、千葉ロッテが“できる”というところを見せつけたいね」と振り返った。直前の無死一、二塁で、2番・中村奨があわや三重殺の三ゴロ併殺打。好機が消えかけただけに、起死回生となった。
 しかし、これで終わらない。七回に20試合ぶりの一発となる4号ソロを放っていた4番・安田が左前打。ここで代走に鳥谷が起用される。さらに井上が四球でつなぐ。
 そして代打・佐藤。相手の7番手・椎野がフルカウントから投じた6球目のフォークボールがワンバウンドとなり、ファウルグラウンドを転々。これを見て、二走・鳥谷は一気に本塁突入。捕手・甲斐から本塁ベースカバーに入った椎野に送球されたが、鳥谷の“神走塁”が上回った。
 「タイミング的には全然アウト。ピッチャーの位置をしっかり見ていた。あれは大きかった。気迫というか、勝ちたいという気持ちが伝わった試合だった」。井口監督は17年目のベテランの観察眼をたたえた。
 思い返せば2013年のWBC、第2ラウンドの台湾戦(3月8日、東京ドーム)。1点を追う九回2死一塁で、初球に二盗を決めたのが鳥谷(当時阪神)だった。この球史に残る決死の走塁が、土壇場で井端(中日)の同点打を呼んだ。あれから7年…。鳥谷の勇敢さは、少しも変わっていなかった。

 これでチームはソフトバンクに並び、7月3日以来の首位返り咲き。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が6月19日にずれこんだ今季ではあるが、ロッテが8月に同率首位に立つのは2010年8月28日以来、10年ぶりだ。21日もソフトバンクに勝って8月に単独首位となれば、前後期制の年を除けば1970年以来、実に半世紀、50年ぶりのこととなる。(東山貴実)


ロッテ・中村奨&安田がアベック弾!21歳の主砲は自画自賛
 2点を追う七回に中村奨と安田が、アベック弾だった7月28日以来となるソロ本塁打(ともに4号)を放った。先頭で左翼席に運んだ中村奨は「1点ずつと思っていたが、結果的にホームランになった」と笑顔。1死後に4番・安田がスライダーを右翼席上段にたたきこみ「力が抜けて、いいスイングができた。打席で集中できていた」。21歳の主砲は自画自賛だった。

(以上 サンスポ)



ロッテ・鳥谷 激走サヨナラ生還!暴投で二塁から執念ヘッスラ、チーム首位タイ浮上
 ロッテは劇的なサヨナラ暴投で勝ち、ホームインした鳥谷は、倒れ込んだままグラウンドをたたいて歓喜の瞬間を味わった。ナインから盛大に祝福される中、右拳を突き上げた。何度も雄たけびを上げた。「ベストを尽くした結果が勝利につながって良かったです」と短い言葉に喜びがにじんでいた。

 延長十回に同点に追いつき、安田の代走で一走として6試合ぶりに試合に出場。球場内は大きな拍手に包まれた。続く井上が四球を選び2死一、二塁。代打の新人・佐藤の打席でソフトバンクの椎野が暴投。フルカウトでスタートを切っていた二走・鳥谷はボールが転々とするを見て加速。一気に本塁へ突っ込み、甲斐から本塁ベースカバーの椎野への送球がそれたのを確認し、タッチを避けるようにヘッドスライディングした。
 ベテランならではの好判断。井口監督は「最後に鳥谷がいい走塁をしてくれた。タイミング的にはアウト。しっかりピッチャーの位置を見て、ヘッドスライディングしてくれた。あれは大きかった」と手放しだった。
 2点を追う延長十回2死ではマーティンが起死回生の右越え14号同点2ランを放った。「選手は諦めずに最後までやってくれた」と指揮官。ソフトバンクと並び7月3日以来の首位浮上。一丸になって大きな1勝をつかんだ。


ロッテ首位タイ浮上!暴投で二塁から鳥谷サヨナラ激走&ヘッスラ 監督「大きかった」
 2試合連続の延長十回の攻防の末、ロッテが劇的な勝利をおさめた。2死一、二塁で迎えた代打・佐藤の打席で四球となったボールが暴投となり、二走の鳥谷が激走と巧みなヘッドスライディングで生還した。大きな1勝でソフトバンクと同率で首位に並んだ。
 2-2で突入した延長戦。まずソフトバンクが川瀬の二塁打を足がかりにし、2死二、三塁から栗原が勝ち越しの2点適時打を放った。
 しかし、ロッテもその裏に反撃。この回から登板した泉から、福田秀と角中が連続で四球を選び無死一、二塁とした。
 本塁打ならサヨナラの場面だったが、打球はサードへのゴロ。松田宣が三塁を踏み、二塁へ転送し二者がアウト。一塁はかろうじてセーフでトリプルプレーは免れたもの、一気にチャンスはしぼんだ。
 だが、ここで終わらない。マーティンが右翼へ14号同点2ランを放って、「イエス!マーティン」もさく裂。チームの負けを消した。
 ソフトバンクの工藤監督は嘉弥真を投入するも、安田が左前打で出て鳥谷が代走で出場。さらに投手が椎野にスイッチされ、井上は四球を選ぶ。ここでルーキー佐藤が代打で登場したが、四球となった投球がまさかの暴投。二塁から猛然と突っ込んできた鳥谷がベースカバーの位置を見極めて内側から“かわす”ヘッドスライディングで見事に生還。勝利をもぎ取った。
 試合後は「ベストを尽くした結果が、勝利につながってよかったです」とコメント。井口監督は「鳥谷が最後にいい走塁をしてくれた。タイミング的にはアウトだった。しっかりピッチャーの位置を見て、ヘッドスライディングしてくれた。あれは大きかったです」とたたえていた。


ロッテ劇勝で「鳥谷さん」トレンド入り 頭脳的ヘッスラ「勝利につながってよかった」
 延長十回に安田の代走で出た鳥谷が頭脳的なヘッドスライディングでサヨナラ勝利をもぎ取った。ツイッターでは午後10時35分の時点で「鳥谷さん」がトレンド入りし、代走起用に懐疑的な意見を投稿していた人からの謝罪も見受けられた。
 鳥谷が起用されたのはマーティンの14号2ランで同点に追いついた後、安田が左前打で出塁した場面だった。このタイミングでは、鳥谷の起用に懐疑的な投稿も見受けられたが、その後、評価が一変する。
 2死一、二塁となって鳥谷は二塁へ進んだ。代打・佐藤の場面で四球となったボールが大きくそれる暴投に。ここで鳥谷が三塁をまわり本塁へ突入する激走を見せる。微妙なタイミングでボールがベースカバーに戻る。
 すると、鳥谷は走るコースを内側に切り替え、自分にタッチできる部分を手の先だけの最小限にして頭から飛び込んだ。タッチをかいくぐって判定はセーフ。単純に走るスピードだけではない走塁術が光ったプレーだった。
 今季ここまでの試合出場は23試合で打席数は18。安打は2つだけだ。しかし、そうした数字だけでは表し切れない存在感を見せている。試合後は「ベストを尽くした結果が、勝利につながってよかったです」とコメント。井口監督は「鳥谷が最後にいい走塁をしてくれた。タイミング的にはアウトだった。しっかりピッチャーの位置を見て、ヘッドスライディングしてくれた。あれは大きかったです」とたたえていた。


ロッテ劇勝、あわや三重殺で敗戦のピンチ…土壇場でマーティンが同点2ラン
 2試合連続の延長十回の攻防の末、ロッテが劇的な勝利をおさめ、ソフトバンクと同率で首位に並んだ。2死一、二塁で迎えた代打・佐藤の打席で四球となったボールが暴投となり、二走の鳥谷が激走と巧みなヘッドスライディングで生還した。その前にはマーティンが土壇場で同点14号2ランを放ち、大きく勝利に貢献した。
 敗北寸前から一気にチームがよみがえった。2-4で迎えた延長十回、ソフトバンクの泉から無死一、二塁とチャンスをつくったが中村奨の打球はサードへのゴロ。三塁を踏まれて1アウト、二塁に転送され2アウト、さらに一塁にも送られトリプルプレーでゲームセットか…と思われたが、中村奨も懸命に走り一塁はセーフ。首の皮一枚つながった。
 続いて打席に入ったマーティンが1ボールからライトへ起死回生の同点2ラン。「イエス!マーティン」も飛び出し、チームの負けを消した。そしてこの後、2死一、二塁からサヨナラ暴投で二走の鳥谷が生還し劇的な勝利をつかんだ。

(以上 デイリー)



ロッテ、鷹戦4連勝で同率首位 逆転呼ぶ3発、最後は鳥谷がサヨナラ生還!
 ロッテが延長10回に3点を奪い劇的な逆転サヨナラ勝ち。ソフトバンク戦はこれで引き分けを挟み4連勝とし、同率で首位に並んだ。
 ロッテは0-2と2点を追う7回、先頭の2番・中村奨が4号ソロを左翼席へ運び1点差。さらに一死後、4番・安田も4号ソロを右翼席中段へ運び一発攻勢で追いついた。
 再び2点を勝ち越された直後の10回は、無死一、二塁の好機で、中村奨が痛恨の三ゴロ併殺。この試合4つ目の併殺で反撃ムードは潰えたが、続くマーティンが起死回生の14号同点2ランを右翼席上の電光掲示板にぶち当てた。
 さらに二死から、安田の左前打と5番・井上の四球で再び一、二塁の好機を作り、打席には代打・佐藤。フルカウントからの6球目が四球になると同時に、ワンバウンドしたボールは暴投に。スタートを切っていた二塁走者の代走・鳥谷がヘッドスライディングで生還し、サヨナラ暴投という形で勝利した。
 勝利投手はフローレスで2勝目(1敗)。ロッテは敵地での開幕2戦目から、引き分けを挟みソフトバンク戦4連勝。17勝8敗と大きく勝ち越した昨季同様、今季も相性の良さは健在だ。

(ベースボールキング)

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