ちょこっとGUM

今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

備忘録【8/30】 VS ソフトバンク ≪60勝53敗6分≫

2024年09月01日 14時26分43秒 | マリーンズ2024
≪2024/8/30≫

【 ロッテ6-2ソフトバンク ( 2024年8月30日    ZOZOマリン )】

≪対H:8勝13敗1分≫

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が30日、ソフトバンク戦に先発して7回3安打無失点、7奪三振で1日の西武戦以来、約1カ月ぶりの7勝目。直球は最速161キロを記録し、スライダーを普段より多投するなど強力打線に的を絞らせなかった。今オフにもメジャーに挑戦する可能性がある怪物右腕には、今季最多でメジャー全30球団の半数となる15球団のスカウトが集結。今後もグラウンド内外で注目を集めそうだ。

 佐々木に笑顔が戻った。安田、藤原と上がったお立ち台、試合後の囲み取材でも、自然と笑みがこぼれる。「前回、ソフトバンクにはやられていた。“やり返すぞ”という気持ちで投げた」。それも配球を大幅に変更する新スタイルで抑えた。

 「調子自体は変わらなかった。それをいかに、どう良く見せるかを考えた」。リーグ首位の相手には8日の前回対戦で自己ワースト9安打を浴び3失点で黒星。鍵はスライダーだ。「反省を生かして、いろいろ工夫した。捕手(の佐藤)と話し合って反応を見ながら投げた」。直球は最速161キロで平均158・2キロを記録する一方、横だけでなく縦への鋭い変化も織り交ぜたスライダーを多投した。

 今季9打数4安打だった今宮には3打席とも1、2球目はスライダー。6回には10球全て変化球で3者連続三振を奪った。「いつもの投球ではない、彼なりに考えた配球。ちょっと多すぎるかなと思ったけど」と吉井監督が評したスライダーの割合は38・6%で、過去13試合の21・7%から激増。スライダーが130キロ台で、140キロ台のフォーク、150キロ台後半の直球との「三段スライド方式」の緩急で幻惑した。

 シーズン終盤。大リーグでも来季に向けた編成作業が本格化しており、この日はドジャース、ヤンキース、カージナルスなど今季最多の15球団のスカウトが視察。カブスは昨年も来日し、今永獲りにも尽力したジェド・ホイヤー編成本部長が直々に足を運んだ。試合前には「打者から見た感想を」と藤原に配球面での助言も求めた佐々木が、メジャー関係者の熱視線を浴びながら7勝目を手にした。

 右上肢のコンディショニング不良から復帰後、101球は最多で7回も最長。「今日は点差もあって自分のペースで投げられた。ロースコアの時も同じような投球ができるように」。22歳の若者には、やはり笑顔がよく似合う。(鈴木 勝巳)


 ロッテは19年から11連敗を喫していた天敵・ソフトバンクの有原を攻略した。5回9安打5得点でKO。「自分と戦うのではなく、相手と戦おう。勇気を持ってやることをやろう」と選手に伝えたという吉井監督は「みんな積極的に振れていた」と喜んだ。

 この日に1軍に昇格して即先発出場の安田は2回2死一塁で先制の中越え二塁打を放ち「1打席目でいい結果が出て良かった」と笑顔。3、4回にも追加点を奪い、19年5月6日の対戦以来、5年ぶりに有原に黒星を付けた。


 ロッテは先発の佐々木朗希投手(22)が7回無失点の好投で7勝目。打線も苦手のソフトバンク・有原を攻略するなど、投打がかみ合い快勝した。

 試合後に吉井理人監督(59)は、快勝に開口一番「よかったです」とホッとした表情。

 好投した佐々木に対しては「彼なりに考えて、いつもの彼のピッチングではない配球だったんですけども、うまくいったと思います」と評した。佐々木はこの日、最速161キロをマークしたものの、中盤からは変化球を多投。6回にはスライダーとフォークのみで3連続三振を奪うなど、一味違う配球でソフトバンク打線を封じた。

 この日昇格し即スタメン起用した安田については「彼は今年は何回か2軍に行ったり来たりしてるんですけど、上がってきてすぐ結果が出たのは今回が初めてなんで。これで調子に乗っていってほしいなと思います」と目尻を下げた。

 チームにとっては2019年5月20日から11連敗中の有原が相手となったが、打線が早々に攻略。「今日は本当に選手たちに自分と戦うのではなくて、相手と戦おう。勇気を持って思い切ってやりましょうと伝えたらみんなやってくれましたね」と選手たちを称えた。

 先発の佐々木は初回を3者凡退に仕留める絶好の立ち上がり。3回にこの日最速の161キロをマークした。6回にはスライダーとフォークのみで3者連続空振り三振に斬るなど変化球中心の配球に切り替え、7回101球を投げ3安打7奪三振無失点で7勝目を挙げた。

 打線は2回2死から内野安打で佐藤が出塁すると、この日に昇格即スタメン起用の安田が中越え適時二塁打。その後も藤原が中前適時打を放つなど、2死からの4連打で2点を先制した。3回にもポランコが中前適時打で追加点。3ー0の4回にはまたも2死から藤岡の右中間適時二塁打、相手の失策で2点を加えるなど、有原を5回まででKOした。6回にもソトの適時二塁打で1点を追加した。


 【牛島和彦 視点】ロッテバッテリーは変化球の割合が多かった。今季のソフトバンク打線は直球狙いで、前回も直球を打ち込んだ。その対策を詰めた点は合格。ただ、変化球が外れ、打者有利のカウントになった時に直球が投げづらくなる。
 5回1死、正木に2―1から見え見えの直球で三ゴロに打ち取ったが、今後は直球か変化球か絞られない配球を心掛けるべき。変化球が多いと、打者は踏み込んでくるからだ。

 全体的に外角への攻めが目立ったが、2回に近藤を空振り三振に斬った内角直球は見事。あのパターンを意識させると、変化球と分かっていても直球を待たざるをえない。今日は体重移動もできていたから、フィニッシュで体が一塁側に倒れることもなかった。

 もう一段階上に行くには変化球を使いつつ、最後は直球で決める意識付けを相手にさせなければならない。(スポニチ本紙評論家)


 ロッテは先発・佐々木朗希投手(22)が7回3安打無失点の好投で今季4勝目。

 打線も19年から11連敗を喫していたソフトバンク先発・有原から5回で6点を奪って攻略。快勝を収めた。

 2位・日本ハムが勝ったためゲーム差は3のまま。一方で4位・楽天が敗れたためゲーム差は3に広がった。

 以下、試合後の吉井監督との主な一問一答。

 ――佐々木が好投。
 「彼なりに考えた配球だったと思う。スライダー多めで。ちょっと多すぎるかなと思ったんですけど、でも7回までしっかり投げてくれて。今日は真っすぐもいい時の朗希の感じだった」

 ――球数のメドは。
 「100までと思っていたんですけど、100超えちゃったんで」

 ――安田が1軍昇格即で決勝打。
 「彼は今年、何回か2軍と行ったり来たりしてるんですけど、上がってきてすぐ結果出たのは今回初めてなんで。調子いいといって上がってきているので、これで調子に乗っていってほしいと思います」

 ――苦手の有原を攻略。
 「今日は選手たちに『自分と戦うのではなく、相手と戦おう。やることは勇気持って思い切ってやりましょう』ということを伝えた。みんなやってくれました」

 ――狙いがはまった。
 「今まで、調子が悪い時は“何をしちゃ駄目”という思考の方だった感じがあったんですけど、今日は“何をしよう”ということでみんなにやってもらった。その結果、みんな積極的に振れてたんでね。これでいい方向に行ってくれたらと思うんですけど、なんせ若いチームなんで」

 ――角中が4番。
 「今、ウチのチームは打線の調子が悪い中で、角中が一番頼りになる。4番に入れてやってみたんですけど、今日はよくみんなを引っ張ってくれたと思います」

 ――安田が打つと勢いがつく。
 「そうですね。もしかしたらまぐれかもしれないですけど、2軍では調子いいといって上がってきてるんで。最初の打席で結果が出たのは、今後の安田にはプラスになるんじゃないかと思います」

 ――高部はベンチ外。
 「膝の具合がまだ良くないんで、今日はベンチ外でした。これで安田が来て野手一人多いんで、明日も多分、高部はお休みになるんじゃないかと思います。分かんないですけど」


 ロッテは先発の佐々木朗希投手(22)が7回無失点の好投で7勝目。打線も苦手のソフトバンク・有原を攻略するなど、投打がかみ合い快勝した。

 先発の佐々木は初回を3者凡退に仕留める絶好の立ち上がり。2回は先頭の山川に中前打を許したものの、続く近藤にこの日最速の161キロをマークするなど、後続を断ち無失点。3回は3人を全て二ゴロに打ち取った。

 その後も走者を出しながらも盤石の投球。6回にはスライダーとフォークのみで3者連続空振り三振に斬った。5月24日ソフトバンク戦以来となる7回のマウンドに上がると2死二、三塁のピンチを背負ったが、最後は甲斐を三飛に仕留めグラブを叩いた。7回101球を投げ3安打7奪三振無失点で後続にマウンドを託した。

 チームにとっては2019年5月20日から11連敗中の有原が相手となったが、早々に打線が“天敵”を攻略し佐々木を援護した。

 2回2死から内野安打で佐藤が出塁すると、この日に昇格即スタメン起用の安田が中越え適時二塁打。その後も藤原が中前適時打を放つなど、2死からの4連打で2点を先制した。

 3回には角中が右翼線ギリギリにポトリと落ちる二塁打でチャンスをつくり、ポランコが中前適時打で追加点。3ー0の4回にはまたも2死から藤岡の右中間適時二塁打、相手の失策で2点を加えるなど、有原を5回まででKOした。6回にもソトの適時二塁打で1点を追加した。

 佐々木の後を受けた坂本も無失点。9回にこの日昇格したばかりの東妻が山川に2ランを被弾したが、逃げ切った。佐々木は8月1日の西武戦以来29日ぶりとなる7勝目を挙げた。

 ▼ポランコ 打ったのは真っすぐ。できるだけ最短でバットを出す方法を考えていて、コンパクトスイングでいけたで!

 ▼藤岡 打ったのはチェンジアップです。恭大(藤原)ナイスラン!思い切って行けました。

 ▼ソト 打ったのはカットボールかな。ここ最近は悪いボールを打つことが多かったんだけど、しっかりゾーンに来た球を捉えることができたよ!


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が7回101球を投げ3安打7奪三振で無失点の快投。8月1日西武戦以来の7勝目を挙げた。

 試合後、この日昇格したばかりの17年ドラフト1位・安田、18年ドラフト1位の藤原と共に「高卒ドラ1トリオ」でお立ち台に上がった19年ドラフト1位の佐々木は「前回ソフトバンクにやられてたんで、やり返すことができてよかった」とホッとした表情で語った。

 この日は直球最速161キロをマークしたものの、中盤以降は変化球中心の組み立てでソフトバンク打線を封じた。配球について問われると「藤原さんに試合前に配球を教わったんで、指示通りにできたかな」と、横にいる藤原を見てニヤリ。

 さらに2回に先制の中越え適時二塁打を放った安田についても「あれはちょっと風が強かったんで、あまり自分のパワーがついたって勘違いしないでほしいなと思います」と話し、球場の爆笑を誘った。

 佐々木のコメントを受けた安田も「ほんと風のおかげで、越えてくれてよかったです」と笑わせると、この日適時二塁打を含むマルチで佐々木を援護した藤原も「(配球を指示したのは)そんなことはないですけど、久しぶりにセンターからボールを見て凄い球だなと改めて思った」と応じた。

 佐々木は初回、初球でいきなり159キロをマークするなどエンジン全開。3者凡退に斬る絶好の立ち上がりを見せた。2回は先頭の山川に中前打を許したものの、この日最速の161キロをマークするなど後続を断ち無失点。3回は3人を全て二ゴロに打ち取った。

 中盤以降は変化球を多投。6回は直球を投げずスライダーとフォークのみで3者連続空振り三振に斬った。5月24日ソフトバンク戦以来となる7回のマウンドに上がると、四球をきっかけに2死二、三塁のピンチを背負ったが、最後は甲斐を三飛に仕留めグラブを叩いた。


 ロッテの安田尚憲内野手(25)が30日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)に「8番・三塁」で先発出場。2回の第1打席で中越え二塁打を放ち、先制点を挙げた。

 2回2死一塁、カウント1-1からの3球目、ソフトバンク・有原の変化球を強振した。打球は右中間を破る適時二塁打となり、一塁走者・佐藤が激走して生還。先制点を奪い、これが決勝打となった。

 今季初のお立ち台。ともに立った先発・佐々木から「あれはちょっと風が強かったんで、あまり自分のパワーがついたって勘違いしないでほしいな」とイジられ、「風のおかげで越えてくれて良かった」と笑った。

 安田は今季、不振が続き、2日に出場選手登録を抹消され、この日、1軍に再昇格。即スタメン起用に応える結果となり、「今日は自分のことは置いといて、とりあえずチームに貢献できるようにという気持ちで。ずっとふがいない結果が続いていたんで、良い結果が出て良かった」と安どの表情を見せた。

 吉井監督は「2軍と何回か行ったり来たりしてるんですけども、上がってきてすぐ結果出たのが今回初めて。調子上がってきてるので、これで調子に乗ってってほしい」と一定の評価を与えた。

 残り24試合。「ここから、もっともっと打てるように頑張っていきたい」。安田が巻き返しを誓った。


 ロッテの安田尚憲内野手(25)が30日、ソフトバンク戦(ZOZOマリン)に「8番・三塁」で先発出場。2回の第1打席で中越え二塁打を放ち、先制点を挙げた。

 2回2死一塁、カウント1-1からの3球目、ソフトバンク・有原の変化球をフルスイング。打球は右中間を破る二塁打となり、一塁走者・佐藤都が激走して生還し、先制点を奪った。

 「1軍に上がってきて1発目の打席だったので、なんとかいい形で結果を出せたので、良かった」

 打点は7月16日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)以来。

 安田は今季、不振が続き、2日に出場選手登録を抹消されていた。この日、1軍に昇格すると、即スタメン起用され、期待に応えた。


 ロッテは9月6日の楽天戦(ZOZOマリン)に開催するJRA(日本中央競馬会)の冠協賛試合「秋競馬開幕!JRA中山競馬場ナイター」で、横山武史騎手(25)が始球式を行うと発表した。

 横山騎手は球団を通じて「初めて始球式をさせていただくことになりました。普段からキャッチボールをするのは好きなので、いい球が投げられるよう、全力で頑張ります!」とコメントした。

 当日は来場者先着1万5000人に「千葉ロッテマリーンズ×JRA中山競馬場オリジナルハンドタオル」がプレゼントされる。


 ロッテは、人気ビジネス漫画「サラリーマン金太郎」(集英社)とのコラボグッズの販売を開始した。

 原作者の本宮ひろ志さんが、主人公・矢島金太郎がロッテのユニホームを着用したイラストを描き下ろし。コラボ対象は佐々木朗希投手、中村奨吾内野手、荻野貴司外野手の3選手で、各選手の投球フォーム、打撃フォームをイメージして書き下ろした。

 販売されるのはTシャツ、アクリルフィギュアスタンド、フェイスタオル、シークレットトレーディングカードの4商品。

 マーリンズストアミュージアム店、オンラインストアで販売される。
(以上 スポニチ)



ロッテが日本ハム時代の19年から11連敗していたソフトバンク有原を5回9安打5得点で攻略した。

吉井理人監督は「今日は本当に、選手たちに『自分と闘うのではなく、相手と戦おう。やることは勇気持って思い切ってやりましょう』ということを伝えたら、みんなやってくれました」と振り返った。

1軍昇格即「8番三塁」でスタメン起用し、2回に先制の適時二塁打を放った安田については「調子いいといって(1軍に)上がってきているので、これで調子に乗っていってほしいと思います」と話した。


ロッテ佐々木朗希投手(22)が復調の秋を迎える。ソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発し、スライダーをカウント球に160キロ前後の直球とフォークで圧倒。7回3安打7奪三振で無失点に抑え、約1カ月ぶりに7勝目を挙げた。2度の離脱期間を経て、7イニング、100球以上を投げたのは、いずれも5月24日ソフトバンク戦以来。味方の先制点直後に失点した前回22日の日本ハム戦の反省も生かし、8日に5回9安打3失点で黒星を喫した相手へのリベンジも決めた剛腕が、8月最後の登板で上昇気配を示した。
   ◇   ◇   ◇
朝からのどんよりとした天気とは裏腹に、その表情は晴れやかだった。佐々木は右上肢のコンディション不良から復帰して以降、最長となる7回を、101球で投げきった。「前回ソフトバンクにやられていたので、やり返すぞという気持ちで投げて、抑えられて良かったです」と喜んだ。

初回からアクセル全開だった。牧原大への5球目で160キロを計測。2回は先頭の山川に中前打を許したが、続く近藤には160キロ直球で空振り三振。前回は2球しかなかった160キロ超の直球が5球と、力強さも戻ってきた。

一方で、変化球も駆使した。奪った7つの三振のうち、6つの決め球がフォーク。圧巻だったのは6回。「バッターの反応を見ながら投げました」。この回投じた10球全てをフォークとスライダーで組み立て、3者連続三振を奪ってみせた。

前週の反省も存分に生かした。前回登板の日本ハム戦では、先制直後に失点し「ふがいなかった」。だからこそ、先制してもらった直後の3回はよりリズムよく丁寧に投げ込んだ。打者3人をすべて二ゴロに仕留めると、ほっとしたような表情を浮かべ、ベンチ前で女房役の佐藤とハイタッチした。

充実の投球内容に、トークもさえ渡った。お立ち台では「藤原さんに試合前にちょっと配球を教わったので」。さらに、1軍昇格即スタメン起用で先制適時二塁打の安田には「あれは風が強かったので、あまり自分のパワーがついたって勘違いしないでほしいなと思います」と話し、スタンドのファンを笑わせた。
2位日本ハム、4位楽天とはそれぞれ3ゲーム差。し烈な上位争いの現状にも「1試合1試合大事になってくるので、全力で投げて勝ちに貢献できるように頑張ります」と顔を上げた。上だけを向いて戦い続ける。【水谷京裕】


先発の佐々木朗希投手(22)が7回3安打7奪三振無失点の好投を見せた。最速は161キロだった。

初回から牧原大への5球目で160キロを計測するなど、アクセル全開だった。決め球のフォークもさえ、2つの三振を奪う3者凡退の立ち上がり。2回以降も球数少なくテンポの良い投球を披露した。

最後のイニングとなった7回には、2死から近藤の四球と正木の二塁打で二、三塁のピンチを招いたが甲斐を三飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。8回からは坂本が2番手としてマウンドに上がった。

前回登板の22日、日本ハム戦(ZOZOマリン)は6回4失点で4敗目を喫していただけに、リベンジを果たした。


ロッテは30日、9月6日の楽天戦(ZOZOマリン)で「秋競馬開幕! JRA中山競馬場ナイター」を開催し、横山武史騎手(25)が始球式を行うと発表した。

始球式は「秋競馬開幕! JRA中山競馬場ナイター」のファーストピッチセレモニーとして午後5時40分頃から行われる予定。横山騎手は「初めまして! このたび、JRA中山競馬場と千葉ロッテマリーンズのご協力のもと、初めて始球式をさせていただくことになりました、横山武史です。普段からキャッチボールをするのは好きなので、いい球が投げられるよう、全力で頑張ります!」と意気込んだ。

また、試合当日は来場者先着1万5000名に各ゲートで「千葉ロッテマリーンズ×JRA中山競馬場オリジナルハンドタオル」がプレゼントされる。球団マスコット「マーくん」が中山競馬場を走るデザインのオリジナルハンドタオルとなっている。


ロッテは、30日からマリーンズストアミュージアム店・オンラインストアにて、佐々木朗希投手(22)、中村奨吾内野手(32)、荻野貴司外野手(38)と漫画家の本宮ひろ志氏(77)原作のビジネス漫画(出版:集英社)の「サラリーマン金太郎」とのコラボグッズを販売する。

サラリーマン金太郎の主人公である矢島金太郎がマリーンズのユニホームを着用し、各選手の投球フォームや打撃フォームをイメージして描き下ろしたデザインをトレーディングイラストカードやフェイスタオルなど、計4アイテムを展開する。

サラリーマン金太郎コラボグッズの商品は以下の通り。

Tシャツ(カラー:ホワイト、ブラック、サイズ:Lのみ):4,400円、アクリルフィギュアスタンド:1,870円、フェイスタオル:2,200円、シークレットトレーディングカード(全6種類):440円。

※販売場所及び販売期間:マリーンズオンラインストアミュージアム店、マリーンズストアミュージアム店: 8月30日(金)~。
(以上 日刊)



 ロッテ・佐々木朗希投手が先発し、7回3安打無失点で7勝目を挙げた。今月1日以来、約1か月ぶりの白星を手にした右腕は「前回のソフトバンク戦でやられていたので、やり返すぞという気持ちで投げて、抑えられてよかったです」と充実感を漂わせた。

 最速161キロの直球と鋭い変化球で首位のソフトバンク打線をねじ伏せた。吉井監督は「(スライダーが)ちょっと多すぎるかなと思った」と指摘したが、スライダーを軸に打者を翻弄(ほんろう)。前回登板の日本ハム戦(ZOZO)は6回4失点で敗戦投手となっていただけに、佐々木は「前回の反省を生かしながら、コミュニケーションを取りながら、相手の反応を見ながら投げられた。(スライダーは)キャッチャーと話し合って。反応を見ながら投げた結果です」と振り返った。

 この日2安打でヒーローになった藤原とともにお立ち台に上がった。1番年下の右腕は試合前に藤原から野手目線の自身の印象を教わっていたといい、「藤原さんに試合前に配球を教わったので、指示通りできたかなと思います」とニッコリ。後の囲み取材では、「どうしてもピッチャーの感覚しかわからない。バッターがどう考えているかとはもちろん違うと思う」と真意を明かした。

 打線は11試合ぶりの5点以上の得点。援護点をもらった佐々木は「点差もあったので、自分のペースで投げることができた」と野手に感謝しつつ、「ロースコアのときにも同じようなピッチングができるように頑張りたい」と、次の課題に目を向けた。

 チームはこれで首位のソフトバンクと12ゲーム差の3位。4位の楽天とは3ゲーム差に広げた。2年連続のCS進出に向けて負けられない戦いが続く。「1試合1試合大事になってくるので、全力で投げて勝ちに貢献できるように頑張ります」と、活躍を誓った。 

 
 ロッテの佐々木朗希投手(22)が、ZOZOに集結した今季最多となるメジャー15球団関係者の前で、快投を披露した。カブスのジェド・ホイヤー編成本部長(50)やドジャースの関係者らがスタンドで熱視線を送る中、7回3安打無失点、7Kでソフトバンク打線を手玉に取り、昨季に並ぶ7勝目を挙げた。

 最速161キロの直球と、スライダーを軸に、ストライク先行で攻めた。6回は9番・周東から3者連続フォークで空振り三振斬り。1日以来、約1か月ぶりの白星。ソフトバンクとの前回対戦(8日)では自己ワースト9安打を浴び、5回3失点で黒星を喫していた。「やり返すぞという気持ちで投げた。いい投球を最後までやり通せた」と、充実の汗を拭った。
 お立ち台では17年の安田、18年の藤原、19年の朗希と高卒ドラ1がそろい踏み。再昇格即スタメンで先制打の安田を「風が強かったので、パワーがついたと勘違いはしないでほしい」とイジり、藤原には「(試合前に)配球を教わり、指示通りできたかな」とひとまず感謝。その後の囲み取材では「(藤原の話は)“少しは”参考になった」と、いたずらっぽく笑った。

 台風が接近し、風速6メートル、時折雨も降る悪天候の中で真価を発揮。ホイヤー編成本部長は報道陣の問い掛けを「Sorry,appreciate it.(ごめんなさい、ご理解ありがとう)」と笑顔でかわしたが、令和の怪物の力投を目に焼き付けたはずだ。(竹内 夏紀)


 ロッテ・安田尚憲内野手が1軍に合流した。今季は42試合で打率2割1分7厘と低迷し、2日に出場選手登録を抹消されていた。

 2軍では直近14試合連続安打と調子を上げており、「トレーニングコーチと一緒に体作りからもう1回やって。その中でスイングの見直しだったりをやっていました」と振り返った。

 チームは首位のソフトバンクと13ゲーム差の3位で、4位の楽天とは2ゲーム差。2年連続のCS進出に向けて負けられない戦いが続く。昨季まで4年連続で110試合以上に出場し22、23年は9本塁打をマークした期待の若き主砲は「しっかり自分のことをできるように準備してチームの勝利に貢献できるようにやっていきたい」と、気合を込めた。
(以上 報知)



ロッテは30日、ソフトバンク22回戦(ZOZOマリン)に6-2で快勝。先発の佐々木朗希投手(22)が7回3安打無失点で7勝目(4敗)を手にした。前回対戦した8日の同戦は五回までに自己ワーストの9安打を浴びて3失点で敗戦投手に。今季最多の米大リーグ15球団が集まる中で、チームが2019年から11連敗を喫していた有原航平投手(32)との投げ合いを制し、リベンジを果たした。

台風10号の影響で降りしきっていた横殴りの雨は試合開始時には上がり、球場は熱気に満ちた。佐々木が七回まで3安打無失点に抑える快投。何度もこぼれる笑みに調子の良さが出ていた。

「なかなかちょっといい投球ができていなかった。こうやっていい投球ができて、それを最後までやり通せたと思う」

最速は161キロを計測。力強い直球だけでなく、フォークボール、スライダーもさえた。七回は2死二、三塁のピンチを背負ったが、最後は甲斐を三飛に。チームが2019年から11連敗と苦手にしていた有原に投げ勝ち、昨季に並ぶ7勝目を挙げ「(味方の先制点と同じ)2点以上を取られたら負けると思って気を引き締めて投げた」と気迫があった。

リベンジの舞台だった。前回対戦した8日のソフトバンク戦は、5回を投げ自己ワーストの9安打で3失点。直球を狙われて思うようにいかなかった。この日は修正を施して変化球を多く配球。前回30%だったスライダーの投球割合は41・5%と増えて「前回の反省を生かしながら、相手の反応を見ながら投げられた。やり返すぞという気持ちだった」と静かに燃えていた。

将来的なメジャー挑戦を表明している中で、最速165キロ右腕をチェックするため、この日はドジャースやカブス、カージナルスなど今季最多の米大リーグ15球団がネット裏に集結。そのほとんどが複数人で視察に訪れていた。今季は右上肢のコンディション不良などで2度の離脱があったが、変わらぬ注目度の高さがある。

2位・日本ハムを3ゲーム差で追う。残り24試合、負けられない戦いが続く。「一試合一試合が大事になってくる。全力で投げて勝ちに貢献できるようにしたい」と佐々木。〝令和の怪物〟がシーズン最終盤に向けて調子を上げてきた。(森祥太郎)


ロッテは30日、ソフトバンク22回戦(ZOZOマリン)に6-2で快勝。先発の佐々木朗希投手(22)が7回3安打無失点で7勝目(4敗)を手にした。

好投の鍵はコミュニケーション!? 佐々木は試合前に公私ともに仲のいい1学年先輩の藤原から「どうしても投手の感覚しかわからない。打者がどう考えているかは違う」と配球の助言をもらった。外野手が投手に指摘するというのは珍しいことだが、試合を振り返って「指示通りにはできたかな。少しは参考になりました」と感謝した。

練習中にはよく先発陣と話し込む姿も見られる。登板前日は種市とキャッチボールをするのがルーティン。約10分ほど行って、練習終わりには2人で帰るのが定番だ。高卒2年目の田中晴が20歳の誕生日を迎えた際には、種市と2人で東京都内の店でお祝いをしたこともあった。

メルセデスとは日本語ではなく、スペイン語や英語を駆使して通訳なしでも談笑している。助っ人左腕は「(外国語は)まあまあかな(笑)。いつも話してくれてありがたい」と感謝。他にも同学年の宮城とはオリックス戦で再会すれば必ず話し込み、高校日本代表で同僚だった選手とは今でもLINEで会話することがある。技術的な話から他愛もない話まで、ちょっとした会話が投球につながっている。(ロッテ担当・森祥太郎)
(以上 サンスポ)



 時折笑顔を見せながら、順調に腕を振った。ロッテ・佐々木朗希投手が七回を101球で3安打7奪三振無失点。最速161キロをマークする力投を披露した。
 「前回は点を取られて負けてしまったので、その反省を生かしながら、相手の反応を見ながら投げられた」

 変化球をストライクゾーンに決め、着実にアウトを奪った。初回、先頭・牧原大にいきなり160キロを計測。空振り三振に斬り、三者凡退の好スタートを切った。二回にはこの日最速の161キロを計測。援護を受けた直後の三回は、わずか12球で三者凡退に抑えた。

 六回にはフォークを決め球に圧巻の3者連続空振り三振。6-0の七回には2死二、三塁のピンチを背負ったが無失点に抑え、「工夫しながら投げられた」と笑顔でマウンドを降りた。

 お立ち台では「藤原さんに配球を教わったので…」と、野手目線でのアドバイスをもらったことを明かした。「どうしてもピッチャーのタイミングしか分からない。バッターがどう考えてるかは違うので参考になりました」と助言も吸収し、今季7勝目を挙げた。

 ネット裏にはドジャース、カージナルスなどメジャー15球団が視察に訪れていた。その中で首位・ソフトバンクを堂々とねじ伏せ、1日以来約1カ月ぶりの白星。「こうやって良いピッチングができた。それを最後までしたい」。残り24試合。出番で全力を尽くす。


 ロッテの佐々木朗希投手が7回3安打無失点、7奪三振と好投し、今季7勝目を挙げた。「点差もあったので、自分のペースで投げることができた。前回は負けてしまったので、その反省を生かしながら、コミュニケーションを取りながら、相手の反応を見ながら投げられた」と振り返った。

 初回は三者凡退。0-0の二回は、この日最速161キロの直球を投げ込み、安打を許しながらも無失点に抑えた。5-0の六回にはスライダーとフォークのみで三者連続空振り三振。変化球を中心に7回を投げきり「調子自体は前回と変わらなかったけど、配球だったり、いろいろ工夫しながら投げた結果」と話した。

 吉井監督は「彼なりに考えて、彼のいつものピッチングではない配球だったんですけど、うまくいった。七回までしっかり投げてくれた。真っすぐも良い時の朗希の感じだった」と話した。


 ロッテが快勝で60勝目を飾った。先発の佐々木朗希投手が7回101球3安打無失点7奪三振の好投で約1カ月、4戦ぶりの白星となる7勝目をマークした。

 初回から160キロを計測し、三者凡退スタート。0-0の二回には、無死一塁から近藤への3球目でこの日最速の161キロをたたき出すなどエンジンは全開のまま、無失点に抑えた。六回にはフォークを決め球に三者連続空振り三振。6-0の七回には、四球、安打で2死二、三塁としたが、粘って無失点に抑えた。

 打線は二回に安田、藤原の適時打で2点を先制。その後も小刻みに得点を重ね、11連敗中だったソフトバンク先発の有原を相手に5回までに5点を奪いKOした。


 ロッテが快勝で60勝目を飾った。先発の佐々木朗希投手が7回101球3安打無失点7奪三振の好投で約1カ月、4戦ぶりの白星となる7勝目をマークした。

 藤原、安田とともに「ドラ1トリオ」でヒーローインタビューに立った佐々木は「前回ソフトバンクにやられていたので、やり返すつもりだった」と、胸を張った。

 援護してくれた先輩2人には「藤原さんに配球教わったので、指示通りできたかなと思います。(安田の先制適時二塁打に)あれは風が強かった。あんまり自分のパワーがついたと勘違いしないでほしい」と、いじり、球場の爆笑を誘っていた。

 安田は「ほんとに風のおかげで、越えてくれてよかった」と、笑わせた。


 ロッテの安田尚憲内野手が1軍昇格し、「8番・三塁」で即スタメン出場。第1打席で先制適時打を放ち「1軍に上がってきて一発目の打席だったんで、なんとか良い形で結果を出せたので良かった」と振り返った。

 0-0の二回、2死から佐藤が三塁内野安打で出塁すると、続く安田は145キロのシュートをはじき返し中越え適時二塁打に。この試合までソフトバンク先発・有原に今季3打数2安打と好相性だった安田がしっかり力を発揮した。

 吉井監督は「最初の打席で結果が出たのは、本当に今後の安田にはプラスになる」と目を細めた。
(以上 デイリー)



ロッテがソフトバンクに完勝。連敗を阻止し、カード初戦をいい形で勝利した。

 ロッテは苦手としているソフトバンク先発の有原航平に対して2回、安田尚憲と藤原恭大のタイムリーで2点を先制。さらに3回にはグレゴリー・ポランコのタイムリーで1点を加えると、4回には藤岡裕大のタイムリーと相手のミスもあり、序盤で5点を挙げた。一方ロッテ先発・佐々木朗希は初回を3者凡退でスタートすると、大量援護にも守られアウトを確実に積み重ねる好投を披露。6回にはスライダーとフォークで3者連続空振り三振と波に乗り、最終イニングとなった7回にはピンチを迎えながらも無失点に抑えた。

 7回を投げ切り、101球、被安打3、奪三振7で7勝目を挙げた佐々木朗希に対し、30日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した仁志敏久氏は「今日のピッチングはもう初回からあれっと思ったんです。前回の投球から比べると、スライダーが非常に多くなっていて、入りもスライダーっていうのが非常に多かったんですね。序盤から」と配球面に着目。続けて「前回またはこれまでの投球を全部振り返ってみて、やっぱりどうしても佐々木朗希というと、真っすぐをバッター狙いますから。だからこそ、その真っすぐの使い方をちょっと考えたんだろうなと思うんですよね」と説明した。

 そのうえで「ある意味、佐々木からすると省エネですね。簡単に打ち取れると思うんですよ、これだけスライダー方向に投げていれば。もちろん切れもなくてはいけないですけど、今日スライダーが非常に切れてたのでよかったと思います。やっぱりバッターストレート、ストレートって思うので。そこで変化球投げていると、いつストレートくるのかなと思いながら打ちに来るので。その結果、あっという間に追い込まれてしまうという。今日はちょっと変わった佐々木朗希を見ました」とイメージの裏を突いたピッチングを称えた。 

 もう一人の解説者の館山昌平氏は「スライダーで強弱をつけるのが上手くなったなという印象がありますよね。130後半のボールもあれば、130切るボールもあったりとか。 あとは横に曲げたり、縦に曲げたりとかをなんとか出来るようになった感じがするんですよね。初回の三振を取った場面、フォークだったんですけど、打ち取った後にすぐ球速を見てたんですよ。 なので球速帯でまっすぐ、スライダー、フォークって分けてるのかなと思うんですよ。今まではちょっとフォークとスライダーが同系に見られていたので、まっすぐと変化球という形で見られてたのが、今日はちょっとスライダーの強弱つけることによって、よりストレートとフォークが活きたんじゃないかなと思いますね」と投球の幅が増えたことが好投につながったと説いた。

 最後にMCの谷繁元信氏は「こういうピッチングもやっぱりできる佐々木朗希って、やっぱいいピッチャーなんだなっていうことはやっぱ感じますね」としみじみ感心して締めた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』


 ロッテの佐々木朗希が30日のソフトバンク戦に先発し、7回・101球、3被安打、7奪三振、2与四球、無失点で7勝目を手にした。

 佐々木は立ち上がりから安定した投球でゼロをスコアボードに入れていき、5-0の6回には三者三振に抑えた。30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ロッテ-ソフトバンク』で解説を務めた前田幸長氏は、試合中佐々木について「初球スライダーがものすごく多い。ストライク、空振りなんですよ。今日はスライダーでストライクが取れているということで、フォークの腕の振りがシャープ。真っ直ぐはスピードは161キロが最速で出ているんですけど、真っ直ぐは目立たない」と評価。

 佐々木は6-0の7回に二死走者なしから近藤健介に四球、正木智也に二塁打を打たれたが、甲斐拓也を三飛に仕留め、このイニングを投げ終えたところで降板となった。

 前田氏は佐々木の降板後、「スライダーでカウントが取れたので、7回は少し疲れたのか、バタバタしましたけど、それまでは完璧な内容ですよね」と振り返った。

(ニッポン放送ショウアップナイター)



 ロッテの佐藤都志也が30日のソフトバンク戦、8月24日のオリックス戦以来となる複数安打をマークした。

 『7番・捕手』で先発出場した佐藤は0-0の2回二死走者なしで迎えた第1打席、ソフトバンク先発・有原航平が1ボール1ストライクから投じた3球目の外角のカットボールを打ち返し三塁内野安打で出塁。続く安田尚憲のセンターオーバーの当たりで一塁からスピードを緩めることなく先制のホームを踏んだ。

 5-0の5回一死二塁の第3打席は、有原が投じた初球のスライダーをライト前に運びチャンスを広げた。

 守っても先発・佐々木朗希を変化球主体の投球で7回を無失点に抑える好リード。佐々木朗希の7勝目にバットと守備で貢献した。

現在の打撃の状態は?
 プロ入団から“打てる捕手”を目標に掲げる佐藤は今季ここまで95試合に出場して、打率はリーグ3位の.288、守ってもチーム最多の81試合でスタメンマスクを被る。捕手で出場しない日には、キャッチャーミットをファーストミットに代え、一塁でも出場する。

 今季は開幕から出ずっぱりで充実したシーズンを送っているように見えるが、本人は「前半戦はいいなと思ったんですけど、後半戦になればなるほど負けられない試合がかかってくる。充実しているというよりも、しんどいなという感じがあります」と話す。勝敗に直結する捕手というポジション柄、プレッシャーも「それは少なからずあると思います」と口にした。

 次の試合に迎えるため、振り返る時間も長くなる。「それはもちろん、負けた試合は特にそうですし、勝っている試合はあとからもう1回反省できますけど、負けている試合は反省しても戻ってこない。失敗しないように考えて常にやっています」。

 捕手という考えること、やることの多いポジションの中で開幕から3割近い打率を残しているのは立派。ただ本人は「今はダメです。ダメなのでなんともいえないです」と納得がいっていない。佐藤がそう話すように7月は月間打率.347だったが、8月はここまで月間打率.221。

 4月の月間打率.378から5月は月間打率が.224に下がったが、6月2日の取材で「徐々に落ちてはいますけど、本当自分の頭でやりたいことと体の一致が今できていない状態。やりたいことをできていない体の状態というのもあると思うので、そこをなんとか早く一致させられるようにしたい」と話し、その時は体のキレが落ちていると思いランニングの量を増やすなどして再び状態を上げた。

 8月の月間打率が上がらないのも頭で考えていることを体で体現することができていないからなのだろうかーー。

 「今はまた違う、わからなくなってしまっている。わからなくなっているので」と、自分の状態を取り戻すために、試行錯誤をしているようだ。

 ここからチームとして上を目指していくためには、佐藤の攻守の活躍は必要不可欠。「打って、守ってという感じですね」。打撃の状態を1日も早く本来の形を取り戻し、残り24試合、最後まで攻守に引っ張っていってほしい。

取材・文=岩下雄太 



 30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ロッテ-ソフトバンク』で解説を務めた前田幸長氏が、ロッテの捕手・佐藤都志也について言及した。

 佐藤は先発・佐々木朗希を早いカウントでスライダーを中心に、ストレート、フォークをうまく使い、6回までホークス打線を無失点に抑える。佐々木、佐藤のバッテリーは7回に二死二、三塁のピンチを招いたが、甲斐拓也を三飛で、このイニングもスコアボードに0を入れた。佐々木は7回を投げ終えたところで降板となった。

 前田氏は「スライダーが多いぞと(ホークス打線も)頭に入るので、158キロの真っ直ぐも160以上感じるぐらいのスピード感だと思うんですよ。やっぱり遅れますよね、佐藤が配球を少し変えてくるので、うまくリードしていると思いますね」と評価した。

(ニッポン放送ショウアップナイター) 


 30日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター ロッテ-ソフトバンク』で解説を務めた前田幸長氏が、ロッテ・東妻勇輔について言及した。

 高速クイックが売りの東妻だが、前田氏も現役時代に高速クイックを武器にしていた。実況を務めた胡口和雄アナウンサーが「東妻が日本一クイックが早いピッチャーと言われています」と話をふると、「今はそうかもしれませんね。僕もそうやって言われていました」と笑顔。

 同日に一軍昇格した東妻は6-0の9回に登板したが、山川穂高に2ランを浴び、1回2失点だった。前田氏は東妻の投球に「クイックで投げているので、基本ちょっとバラツキ、体も振るので、コントロールはアバウトですよね」と話した。

(ニッポン放送ショウアップナイター)


 ロッテのC.C.メルセデスが31日のソフトバンク戦に先発する。

 メルセデスは球団を通じて「100%の力でベストを尽くして、しっかり自分の仕事をします。チームの勝ちに貢献できるように初回から集中して試合を作っていきたいと思います。すごく頑張ります!」とコメントした。

 メルセデスは今季ここまで19試合・115回1/3を投げ、4勝7敗、防御率2.65。ソフトバンク戦は今季5試合・31回を投げ、2勝1敗、防御率3.19だ。
(以上 ベースボールキング)

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