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備忘録【7/12】 VS オリックス ≪41勝30敗4分≫

2023年07月13日 06時55分29秒 | マリーンズ2023
≪2023/7/12≫

オリックス3―5ロッテ ( 2023年7月12日    京セラD )

≪対B:5勝6敗1分≫

 ロッテの佐々木朗希投手(21)が12日、オリックス戦で7回3安打1失点で7勝目。自己最速タイの165キロを記録するなど相手を圧倒して今季最多の14三振を奪った。チームでは95年の伊良部秀輝以来、28年ぶり2人目となるシーズン8度目の2桁奪三振を記録。再び規定投球回に達し、奪三振だけでなく防御率、勝率も含めて3冠となり、チームも2位に浮上した。

 投手の体力が落ちてくる夏。ペース配分を覚えた佐々木朗には関係ない。今季最多の14三振と圧巻の奪三振ショーを披露した怪物右腕は「先制されたけど打線の援護があって投げきることができた。点差があったので自分の形で、自分のペースで攻めることができた」と涼しい顔で言った。

 初回2死一塁からセデーニョに145キロのフォークを痛打されて1点を失ったが、焦らない。味方が逆転してくれた2回以降は別人のように三振の山を築いた。4回の頓宮への4球目は自己最速タイの165キロを記録。5回先頭の野口にはフォークを5球続けて10個目の三振を奪い、わずか4回1/3で自己新となるシーズン8度目の2桁奪三振を達成した。直球に力があり、最速150キロを記録したフォークで14三振中10三振。7回、104球を投じ3安打1失点で7勝目を挙げた。

 数字が佐々木朗の余力十分の投球を証明する。直球の平均球速は初回に159・7キロを記録。3回は最も遅い156・3キロだったが、出力を調整しながら6回に最速の161・6キロをマークした。終盤の2イニングの6、7回は全て直球が160キロ以上。2回以降はオリックスに二塁を踏ませなかった快投を、吉井監督も「もともと修正能力は高い子で、ここのところペース配分もできている」と高く評価する。先発全員三振は完全試合を達成した昨年4月10日の同戦以来、自身2度目。当時の“無双状態”を感じさせる快投だった。

 シーズン8度以上の2桁奪三振は94年に11度、95年に12度の伊良部以来、チーム2人目。前半戦での8度は58年・国鉄の金田正一、93年・近鉄の野茂英雄、03年の西武・松坂大輔らに並ぶ快挙だ。吉井監督は「伊良部の方が体ががっちりしていてマウンドでも強そうだった。朗希も、それに近づけるように頑張ってほしい」とまだまだ限界を見せない右腕に期待する。

 佐々木朗は「いい形できているので、ケガなく後半戦も投げられたら」と見据える。ファン投票1位で選出された球宴前最後の登板でリーグトップの奪三振を121まで伸ばし、再び規定投球回に達して防御率、勝率も合わせて3冠となった。大人の投球で酷暑を乗り切れば、とんでもない数字が残りそうだ。(大内 辰祐)

 ≪相手先発全員から奪三振≫佐々木朗(ロ)が相手先発全員から合計14三振を奪う力投。先発全員奪三振は、完全試合を達成した昨年4月10日オリックス戦以来自身2度目だ。ゲーム2桁奪三振は今季8度目(通算16度目)で、昨季の7度を上回るシーズンベスト。チームでシーズン8度以上は伊良部秀輝が94年に11度、95年に12度を記録して以来2人目となった。また、シーズン前半戦でゲーム2桁奪三振を8度は、68年江夏豊(神)、90、91年野茂英雄(近鉄)の11度に次ぎ、03年松坂大輔(西)、10年ダルビッシュ有(日)らに並ぶ4位タイ。ロッテでは前記伊良部が94年にマークした8度に並ぶ球団最多記録になった。


 ロッテの佐々木朗希投手(21)が12日のオリックス戦(京セラ)で先発し、7回14三振1失点の快投で7勝目を挙げた。

 初回、先制を許したが、2回表、角中の2ランで逆転した。

 援護を受けたその裏、1死から杉本に左前打を許してからが怪物の真骨頂だった。野口を163キロ直球などで追い込むと、145キロフォークで見逃し三振。続く若月を163キロストレートで空振り三振に斬った。

 2―1の3回には藤岡の二塁打を足掛かりに4番ポランコの中前適時打、安田も右前にタイムリー。1死後、山口にもタイムリーが出て3点を追加した。

 力強い援護を受け3回に2K。4回はアウト全てを三振で奪い、4回までで9奪三振となった。

 佐々木朗は5回、野口からこの日10個目の三振を奪い、球団では95年伊良部以来のシーズン8度目の2桁奪三振をマークした。続く若月、中川も三振に斬り、12奪三振で早くも今季最多に並んだ。6回も球威に陰りなく、先頭の宜保を三振に斬り13K。今季最多を更新した。4番セデーニョも三振で14Kとなった。

 佐々木朗は7回104球1失点で降板。8回に救援陣が2失点するもロッテが逃げ切った。

 ▼佐々木朗 先制されてしまったんですけど、打線の援護があってなんとか投げ抜くことができました。(逆転弾の角中には)さすがです。5点取ってもらって自分のペースで投げることができて助かりました。(8度目の2桁奪三振に)種市先輩の追い上げが凄いので焦ってます。三振だけじゃなくて、内容も伴っていたのでよかったと思います。


 【牛島和彦 視点】この試合の佐々木朗はスライダーが効果的だった。これまでは160キロ超の直球と落差の大きいフォークが配球の軸。だがこの2つの球種は同じ軌道に見えるため、的を絞られやすい。その点、スライダーはリリースした瞬間にボールが少し上に出るような感じでそこから曲がる。目線も変えられるし、打者は対応が難しい。4回には頓宮に165キロでファウルを打たせた後、外に逃げていくスライダーで空振り三振。狙いを絞らせない最高の投球だった。

 伊良部とはロッテで一緒にプレー。MLB移籍後も相談を受けた。プロ入り当初の伊良部は150キロ台後半の直球があっても生かせない。フォークはあるが、直球と球速差がなく空振りが取れない欠点があった。伊良部にはフォークの球速を抑えることも含め“遅い球”を投げるようアドバイス。三振の数が増えていった。当時の伊良部と比較し、佐々木朗はすでに多くのことを身につけている。あえて今後の課題を挙げるとすれば130キロ台の変化球を習得すること。もっと緩急をつけ、球数を抑えた投球ができるようになる。(スポニチ本紙評論家)


 ロッテの佐々木朗希投手(21)が12日のオリックス戦(京セラ)で先発し、7回14奪三振1失点の快投で7勝目を挙げた。

 佐々木朗が降板後、1-5の8回に救援陣が2失点すると、9回には益田が登板。2死からオリックス野口が高々と打ち上げた打球は京セラドームの天井に当たりファウルゾーンへ。これをキャッチャー佐藤が捕れず。さらにレフト和田がファウルフライに俊足で追いつきグラブに入れるも捕れず。その後野口に二塁打され、一発同点のシーンに。最後はT―岡田のファウルフライをキャッチャー佐藤がなんとかキャッチし試合終了となった。

 このシーンにネットでは「まりほ!朗希おめ!ロッテちゃんほんとに劇場したがるの心臓に悪いから辞めて笑」「ロッテちゃんあぶねぇよ!!!!!! 先発的にも序盤の展開的にも安牌の試合なんだからこれくらい軽く抑えて勝ってくれ…」「ロッテ勝ったよ! 寿命が4年は縮んだ」などの声が上がった。

 オリックスは宮城大弥投手(21)が先発する。


 ロッテのルイス・カスティーヨ投手(28)が13日のオリックス戦(京セラドーム)に先発することが発表された。当初は西野が先発予定だったが、右肩違和感のため、出場選手登録を抹消され、代わってカスティーヨに今季4度目の先発のチャンスが巡ってきた。

 昨季、タイガースでメジャーデビューを果たし、来日1年目の右腕は「明日は与えられたチャンスをものにできるように頑張るだけです。自分の役割を果たしてチームの勝利に貢献したいです」とコメントした。


 ロッテの西野勇士投手(32)が12日、右肩違和感のため、出場選手登録を抹消された。

 右肘手術から復活し、今季から先発に再転向した西野はここまで今季10試合に登板して6勝2敗、防御率2・53と安定した投球を続け、本来なら13日のオリックス戦に先発予定だったが、前日のブルペン後に右肩の違和感を訴えたという。

 吉井監督は「今日、病院へ行っていて、検査結果はまだなんですけど、重い状態ではない」と説明した。


 ヤクルトはロッテ戦(ロッテ浦和)に10―2。ドラフト3位・沢井(中大)が初回に2試合連続でリーグトップの先制12号2ランを放つなど2安打。太田が6回に5号ソロを放った。先発・原は5回2/3を4安打2失点(自責1)で1勝目(2敗)。ロッテ先発・佐々木千は6回8安打6失点(自責5)で5敗目(1勝)を喫した。西川が6回に4号ソロ。


 ロッテ、オリックスを中心とした野球ファンが、SNSでどよめく一幕があった。

 12日に行われたイースタン・リーグ、ロッテ-ヤクルト戦で、ロッテの大下誠一郎内野手(25)が「8番・捕手」でスタメン出場。プロでは一塁、三塁が本職の内野手が、捕手で出場する珍事に、ツイッターでは「キャッチャー大下」「捕手大下」が、トレンド入りする事態になった。

 以下、主な投稿。

 「誤植かな?って思ってたけどキャッチャー大下マジですね」
 「ファームのロッテ対ヤクルト戦。本職のキャッチャーがスタメンに2人いるにも関わらず、キャッチャー大下選手!」
 「キャッチャー大下・・・!?」
 「誤植かと思ったらバッテリー佐々木ー大下と球場アナウンスがあったのでガチですわね」
 「スポナビもキャッチャー大下になってるけど、これほんと????w」
 「ファームの先発千隼! …よりキャッチャー大下が気になって仕方ない」
 「浦和でキャッチャー大下とかいうとんでもない魔改造が行われている……」
 「捕手大下爆誕してるの何事よ」
 「捕手大下は今後の緊急用かな 便利枠はあって困らないからね」
 「指名打者松川で、捕手大下…???」

 結局、大下は2回から一塁手に守備変更。一塁の植田が捕手に入った。その後、大下は二塁に入るなど、3ポジションで守り、大忙しだった。この日は捕手・松川も「4番・DH」でスタメン出場していた。

 大下はオリックス時代からベンチで声を張り上げる、愛称「声出し番長」としても人気がある選手。「キャッチャー大下、クソデカい声で「ナイスボールゥゥゥ!!!!いいよー!!!!球きてるよーーー!!!!!」って毎回励ましてくれそう」「ピッチャーを鼓舞する能力は高そうな捕手大下」などの声も挙がるなど、大きな話題となっていた。


ロッテは8月2日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム、午後6時試合開始)に男女混成ダンス&ヴォーカルグループ「lol(エルオーエル)」が来場すると発表した。2021年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」が開催されており、「lol」はグラウンド内でスペシャルライブとセレモニアルピッチを行う。

 「lol」は「laugh out loud」「笑顔」をコンセプトにした男女混成ダンス&ヴォーカルグループで、メンバーの佐藤友祐、小見山直人、hibiki、honoka、mocaの5人全員がダンスとヴォーカルを担当。さらには、モデルや俳優などマルチに活躍している。また、11月には5枚目のアルバムのリリースも決定している。

 リーダーの小見山は球団広報を通じ、「この度8月2日ZOZOマリンスタジアムで行われる、BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュで試合前にスペシャルライブとセレモニアルピッチに参加させていただくことが決まり、大変光栄です。自分と佐藤友祐は昔から野球をやっていたこともあり、こういった機会をいただけてすごく嬉しいです。試合当日はスタジアムにお越しの皆さまと楽しい時間がすごせるよう頑張ります!また、マリーンズの勝利に貢献できるよう会場を盛り上げていけたらと思います!」とコメントを寄せた。
(以上 スポニチ)



ロッテ佐々木朗希投手(21)が今季最多の奪三振ショーを見せた。5回、先頭のオリックス野口に対して全球フォーク攻め。5球目の外角147キロで空を切らせ、今季8度目の2ケタ奪三振をマーク。6回までに先発全員から14Kを積み上げた。

「三振だけじゃなく内容も伴っていたので、よかったかなと思います」。無四球で7回104球と球数もかさまなかった。先制点こそ与えたが、2回に味方が逆転して以降は二塁を踏ませなかった。

初回はフォークがワンバウンドせず、高めに浮いて痛打された。「5点取ってもらって、その後は自分のペースで攻めることができた。ほんと助かりました」と2、3回からは変化球を低く沈めた。直球が走り、より緩急が効いた。

フォーク主体から今季スライダーが増えたことで、打者の目線が散った。ストライク先行だったことで三振が増えた。シーズン8度の2ケタKは、昨年の7試合を超えて自己最多。球団では94年に11度、95年に12度を記録した伊良部秀輝以来、2人目となった。

現役時代、バットを持つ手がしびれるような剛速球を投げていたことから「伊良部クラゲ」の異名を取った。朗希クラゲも負けていない。4回と5回に自己最速タイの165キロを計測。吉井監督は「伊良部も真っすぐが速くて制球がよくて、変化球が上手な投手だった。体ががっちりしてマウンドでも強そうだった。朗希もああいう投手になってほしい」と、さらなる成長を期待した。7勝で前半戦の登板を終了。まずは球宴が待つが、今季中の2ケタK球団記録更新も十分にあり得る。【鎌田良美】


ロッテ佐々木朗希投手(21)が7回104球、3安打14奪三振1失点の好投で7勝目を挙げた。
   ◇   ◇   ◇
▼佐々木朗が今季8度目の2桁奪三振。昨季の7度を抜いてシーズン自己最多回数をマークした。ロッテの投手が2桁奪三振をシーズン8度以上記録したのは、94年11度、95年12度の伊良部秀輝に次いで球団28年ぶり2人目(3度目)。1試合14奪三振は今季自己最多となり、ビジター球場で11奪三振以上はプロ入り初めて。


ロッテ佐々木朗希投手(21)が7回104球、3安打14奪三振1失点の好投でマウンドを降りた。

球団を通じて「今日は野手の皆さんがたくさん援護してくれたので、そのおかげで抑えることができました」とコメントした。

1回2死から連打で先制点を許したが、以降は無失点で迫力の奪三振ショーを見せた。5回、先頭のオリックス野口に対して全球フォーク攻め。5球目で空を切らせ、今季8度目の2ケタ奪三振をマーク。シーズン8度は昨季の7度を超えて自己最多で、球団では94、95年の伊良部秀輝氏以来2人目。また14奪三振は今季自己最多となった。

4回1死の頓宮への4球目と、5回1死の若月への2球目では、自己最速タイの165キロを計測した。


ロッテ西野勇士投手(32)が12日、出場選手登録を抹消された。右肩違和感のため。

13日のオリックス戦(ほっともっと神戸)に先発予定だったが、11日の京セラドーム大阪での練習でブルペンに入った際、違和感を訴えた。吉井監督は「昨日ブルペンであんまりよくないってことで、1回飛ばすことにしました。経過としては、そんな重いケガではないと。軽症であることを祈ってます」と話した。

西野は右肘のトミー・ジョン手術を乗り越えて昨季、中継ぎで1軍復帰。今季はここまで10試合に先発して6勝(2敗)を挙げている。

また吉井監督は、3日に登録を抹消した岩下大輝投手(26)についても「背中の違和感で2軍に行ってるんで、彼もしばらくは登板できないかなと思います」と説明した。


ロッテは8月2日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に、ダンス&ボーカルグループのlol(エルオーエル)が来場すると12日、発表した。

同日はイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」を開催している。lolは試合前の午後5時45分ころからグラウンドでスペシャルライブとセレモニアルピッチを行う。

メンバーの小見山直人さんは球団を通じて「大変光栄です。自分と佐藤友祐は昔から野球をやっていたこともあり、こういった機会をいただけてすごくうれしいです。試合当日はスタジアムにお越しの皆さまと楽しい時間が過ごせるよう頑張ります! またマリーンズの勝利に貢献できるよう会場を盛り上げていけたらと思います!」と意気込んだ。
(以上 日刊)



 ロッテの佐々木朗希投手(21)がオリックス戦に先発し、7回104球を投げて3安打1失点、今季最多となる14奪三振の快投で7勝目をマークした。前半戦のみで8度の2ケタ奪三振は球団では94年の伊良部秀輝に並ぶ最多タイ。22歳シーズン以下に限れば68年・江夏豊(阪神)、90年・野茂英雄(近鉄)に次ぐ3人目の快挙。成長著しい令和の怪物が、いよいよレジェンドの域に達してきた。

 大きく息を吐いた佐々木朗の視線が、打者・杉本を射抜いた。7回2死、160キロの直球で三ゴロに仕留め、感情があふれた。グラブをたたいた。力強く右拳を握った。7回104球を投げて3安打1失点、今季最多の14三振を奪い、7勝目を挙げた。2ケタ三振も前半戦だけで今季8度目となり、球団では94年の伊良部以来となる最多タイ。22歳シーズン以下に限れば、68年・江夏(阪神)、90年・野茂(近鉄)に次ぐ3人目の快挙。21歳右腕が球界のレジェンドに肩を並べた。

 打線に背中を押された。立ち上がりはフォークが落ちず、初回2死一塁からセデーニョに左中間への適時二塁打を浴び先制点を献上。それでも直後の2回、角中の4号2ランで逆転。3回にも3得点と援護を受けて「点を取ってもらって自分のペースで投げることができた」と朗希。初回を終えて引き揚げてきた際、吉井監督は「ベンチにいる顔が不機嫌だったので、いつもの朗希じゃないかなと心配して見ていた」と明かしたが、心配はご無用だった。

 波に乗れば“いつもの朗希”だった。4回には2死から味方の失策で出塁を許すも、杉本を146キロのフォークで空振り三振に仕留めた。「オリックスは対戦が多いので対戦を重ねた上で、自分の中で調整して投げている」と、今季4度目のオリックス相手に4回ですでに先発野手全員から三振を奪う9K。中盤はフォークも修正し5回は野口、若月、中川圭を3者連続三振。4回と5回には自己最速タイとなる165キロをたたき出し、6回以降も160キロ超えと球威は衰えず圧倒した。「決め球を決める時にしっかり決められたのがよかった」とうなずいた。

 これで再び規定投球回にも達し、防御率1・48、121奪三振、勝率7割7分8厘で投手3冠に立った。自身に次ぐ奪三振2位は種市の101で、「最近、種市先輩の追い上げがすごいので焦ってます」と笑った右腕。指揮官は「伊良部の方が体ががっちりしててマウンドでは強そうだけど。朗希もああいうピッチャーになってもらいたい」と未来像を描いた。

 前半戦最後の登板で驚異の快投を見せた右腕によってチームは貯金を今季最多タイの11とし、2位に浮上。「後半戦はしっかりけがなく自分の投球をできたら」とエースの成長はとどまることを知らない。(小田原 実穂)

 記録メモ
 21歳8か月の佐々木朗(ロ)がオリックス戦で14奪三振。今季、2ケタ奪三振を8試合目とし、昨年自身がマークした7試合を更新。オールスター前の前半戦での2ケタ奪三振8試合は、17年則本(楽)以来。球団では94年の伊良部秀輝(前半戦8、シーズン11)に並ぶ最多。22歳シーズンまでに前半戦で8試合に到達したのは68年に20歳2か月の江夏豊(阪神、前半戦11、シーズン20)、90年に21歳10か月の野茂英雄(近鉄、前半戦11、シーズン21)に次いで3人目。佐々木朗はここまで12登板で計121三振。なお、江夏は前半戦で28登板216三振、野茂は16登板163三振。


 ロッテの佐々木朗希投手は7回104球3安打1失点、14奪三振の快投で勝利投手の権利を持ったままマウンドを降りた。

 初回2死一塁からセデーニョに先制の適時二塁打を浴びたが、その後は走者を許しながらも二塁を踏ませず、3回以降は安打すら許さなかった。4回には2死から宗を味方の失策で出塁させたが最後は杉本を146キロのフォークで空振り三振。4回まで9奪三振と先発全員から三振を奪った。

 5回は野口、若月、中川を3者連続三振で仕留め、6回まで脅威の14奪三振をマーク。7回は打ち取る投球で3者凡退に抑え7回まで104球を投げ、3安打1失点。この日は四球すら出さず、自己最速タイとなる165キロを2度もマークした。

 朗希はこれで今季8度目となる2ケタ奪三振をマーク。前半戦だけで8度の2ケタ奪三振をマークしたのは球団では94年の伊良部秀輝以来2人目となった。


 ロッテは12日、8月2日の日本ハム戦(ZOZOマリン)で男女混成ダンス&ヴォーカルグループのlol(エルオーエル)がスペシャルライブを行うことを発表した。

 同戦は、2021年から続く夏のスペシャルイベント「BLACK SUMMER WEEK supported by クーリッシュ」を開催。lolは試合前にグラウンド内でスペシャルライブとセレモニアルピッチを行う。lolは「laugh out loud」、「笑顔」をコンセプトにした男女混成ダンス&ヴォーカルグループ。メンバーは佐藤友祐、小見山直人、hibiki、honoka、moca全員がダンスとヴォーカルを担当している。

 メンバーの小見山直人は「試合前にスペシャルライブとセレモニアルピッチに参加させていただくことが決まり、大変光栄です。自分と佐藤友祐は昔から野球をやっていたこともあり、こういった機会をいただけてすごくうれしいです。試合当日はスタジアムにお越しの皆さまと楽しい時間がすごせるよう頑張ります!また、マリーンズの勝利に貢献できるよう会場を盛り上げていけたらと思います!」とコメントした。
(以上 報知)



前半戦最後の登板でも無双ぶりを見せつけた。ロッテ・佐々木朗希投手(21)がオリックスを相手に7回3安打1失点で7勝目をマーク。七回2死から杉本を三ゴロに打ち取ると、右拳を握り力強くほえた。

「先制はされたけど、5点の援護をもらって自分のペースで投げることができた」

一回に1点を先制されたが、フォークボールの精度などを修正。三回以降は安打を許さなかった。ドーム球場ながら暑いといわれる京セラのマウンド。ベンチに戻ると氷嚢(ひょうのう)で頭を冷やすなど工夫し、圧巻の奪三振ショーを演じた。

四回の頓宮の4球目と五回の若月の2球目に、日本選手最速タイの165キロを2度記録。四回2死から5者連続三振に斬るなど今季最多の14奪三振をマークした。12試合目の登板で2桁奪三振は自身最多の8度目。奪三振率はリーグトップの13・78とした。

両リーグトップの121奪三振を誇る右腕が、ライバル視するのが101奪三振でリーグ2位につける3歳上の種市だ。岩手出身の佐々木朗にとって青森出身の種市は同じ東北生まれの先輩で、吉井監督は「岩手と青森でどっちが都会かで競っている」と笑いながら明かす。普段から互いに決め球とするフォークボールなどについて会話する。「最近、種市先輩の(奪三振数の)追い上げがすごいので焦っています」と笑った。 

再び規定投球回に到達し、防御率(1・48)、勝率(・778)、奪三振の投手3冠。チームは首位オリックスと1・5ゲーム差の2位に浮上した。佐々木朗は「いい形で投げることができている」と前半戦を総括し「けがなく後半戦もいけたら」。本領を発揮する〝令和の怪物〟がフル回転して、勝ち星を重ねる。(武田千怜)


滴る汗を拭いながら、敵地で頼もしく右腕を振った。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が先発し、7回104球を投げ、3安打1失点14奪三振の好投で7勝目をマーク。6月27日のオリックス戦で球団ワーストの4暴投を記録した京セラドームが舞台だったが、安定感が光った。 

「野手の皆さんがたくさん援護してくれたので、そのおかげで抑えることができました」

修正力が際立った。一回2死から同学年の3番・紅林に右前打を許すと、続く4番・セデーニョには高めに浮いたフォークボールを捉えられ、左中間への適時二塁打とされた。立ち上がりで先制点を許す展開となったが、立て直した。

打線が二回に角中の2ランで勝ち越し、三回にはポランコの適時打など5安打で3得点。〝令和の怪物〟は味方の援護を受けると、三回以降は安打を許さなかった。五回先頭の野口からフォークボールでこの日10個目の三振を奪取。12試合目の登板で今季8度目の2桁奪三振を記録し、球団では1994年に11度、95年に12度の2桁奪三振をマークした伊良部以来の快挙を前半戦だけで成し遂げた。

自己最多タイの165キロを2度計測した直球と切れ味鋭いフォークボール、スライダーを駆使し、四回の杉本から六回の宜保まで5者連続三振を奪うなど今季最多の14奪三振。首位を走るオリックスを相手に圧巻の投球を披露した。(武田千怜) 


ロッテは佐々木朗が自己最速に並ぶ165キロをマーク。今季最多の14三振を奪い、7回1失点で7勝目。打線は二回に角中の2ランで逆転し、三回も角中の適時打などで加点した。オリックスは序盤の失点が響き、連勝が3で止まった。


ロッテ・佐々木朗希が自己最速に並ぶ165キロをマーク。今季最多の14三振を奪い、7回1失点で7勝目を挙げた。

❶ロッテ・佐々木朗が14三振を奪い、9イニングあたりの奪三振率は13・78(79回、121三振)。昨季は規定投球回未到達で12・04(129回⅓、173三振)、プロ野球シーズン記録の2019年のソフトバンク・千賀滉大の11・33(180回⅓、227三振)を上回っている。

❷2桁奪三振は5日の西武戦(11個、ZOZOマリン)に続く今季8度目で、昨季の7度を上回る自身最多。シーズン8度以上記録したのは、19年のソフトバンク・千賀(8度)以来4年ぶり。ロッテ(前身を含む)では1994、95年の伊良部秀輝(11度→12度)以来28年ぶり2人目(3度目)。
(以上 サンスポ)



 ギアを切り替えた“令和の怪物”は、首位を走る難敵に手も足も出させなかった。ロッテ・佐々木朗希投手(21)が、自己最速タイの165キロを連発。さらには今季自己最多の14奪三振。7回を3安打1失点で7勝目を挙げ「先制されてしまったけど、打線の援護があって投げ抜くことができた」と、チームの連敗を阻止した。

 初回は、2死から連打で先制点を献上。しかし、そこから立て直した。剛速球とフォークのコンビネーションで“奪三振ショー”の始まりだ。

 二回1死一塁からは3者連続三振。四回2死1塁、杉本からは5者連続三振に仕留めた。さらには2度、自己最速タイの165キロを計測。バックスクリーンの「165」の表示にドームには歓声がこだました。

 完全試合を達成した昨年4月10日・オリックス戦(ゾゾ)での自己最多19奪三振に次ぐ14奪三振。カギはフォークだ。直球の軌道で向かい打者の手前で鋭く落ちる。速度も常識を超え、この日の最速は150キロ。「初回はフォークがよくなかったんですけど、最後はしっかり投げきれた」。14奪三振のうち10個で“宝刀フォーク”を決め球に選択し、オリ打線を封じ込めた。

 今季8度目の2桁奪三振。球団では1995年に12度をマークした伊良部秀輝以来2人目の快挙だ。吉井監督は「伊良部もまっすぐ速い、コントロール良い、変化球の上手なピッチャーだった。それに近づけるように頑張ってほしい」。再び規定投球回に到達し、防御率1・48でリーグトップに。期待を背負った若き大黒柱が、快進撃を続ける。


 ロッテの佐々木朗希投手がオールスター前最後の先発登板に臨み、7回104球3安打1失点、今季最多の14奪三振の快投で、7勝目をあげた。

 佐々木朗は初回に1点を失ったものの、自己最速タイ165キロのストレートと、切れ味鋭いフォークを武器に、初回から三振を量産。二回、四回。五回はすべてのアウトを三振で奪うなど、快投を続けた。五回無死でオリックス・野口から空振り三振を奪い、この日10個目の三振。今季8度目の2桁奪三振にのせた。

 1シーズン8度目の2桁奪三振は、球団では95年に12度をマークした伊良部秀輝氏以来で、球団史上2人目。
 降板後は球団を通じて「今日は野手の皆さんがたくさん援護してくれたので、そのおかげで抑えることができました。あとはチームの勝利を信じて応援します」と、コメントした。

 野手陣は、先制点を献上した直後の二回、無死一塁から角中が逆転2ランで勝負をひっくり返した。さらに2-1の三回には、5安打3得点の猛攻。5-1の八回の守備では3点を奪い返されたが、逃げ切り勝利を収めた。


 ロッテの佐々木朗希投手が先発し、7回104球を3安打1失点。チーム単独トップの7勝目とした。さらには完全試合を達成した昨年4月10日・オリックス戦(ゾゾ)で記録した自己最多19奪三振次ぐ14奪三振をマーク。「初回フォークがよくなかったんですけど、それが最後しっかり投げきれた」と振り返った。

 初回、連打を浴び先制点を許したものの、持ち前の修正能力で立て直し、三回以降無安打。自己最速タイの165キロを2度計測し、球場を沸かせた。三回には規定投球回に達し、防御率は1・48とリーグトップに。前半戦最後の登板を快投で締めくくり「良い形で投げてきてるので、あとはけがなく後半戦も投げきれたら」と意気込んだ。

 2桁奪三振は今季8度目。球団では1995年に12度を記録した伊良部秀輝氏以来2人目の快挙だ。吉井監督は「伊良部も真っすぐ速いコントロール良い、変化球うまいピッチャーだった。朗希もそれに近づけるように頑張ってほしい。ああいうピッチャーになってほしい」と話した。


 ロッテの佐々木朗希投手がオールスター前最後の先発登板に臨み、7回104球3安打1失点、今季最多の14奪三振の快投で、7勝目をあげた。

 佐々木朗は初回に1点を失ったものの、自己最速タイ165キロのストレートと、切れ味鋭いフォークを武器に、初回から三振を量産。二回、四回。五回はすべてのアウトを三振で奪うなど、快投を続けた。

 今季8度目の2桁奪三振。1シーズン8度目の2桁奪三振は、球団では95年に12度をマークした伊良部秀輝氏以来で、球団史上2人目となった。

 ヒーローインタビューでは「先制されてしまったんですけど、打線の援護があって、なんとか耐え抜くことができました。5点とってもらって、自分のペースで投げることができた。本当に助かりました」と振り返り、角中の逆転2ランに「さすがです」と、語った。

 14奪三振という結果については「最近、種市先輩の追い上げが凄いので焦ってます」と、ここまで佐々木に次ぐ101奪三振をマークしている種市の名を挙げ、チーム内で刺激し合っている様子。「三振だけじゃなく、内容も伴っていたのでよかったと思います」と、うなずいた。


 豪快な一振りで、試合をひっくり返した。角中勝也外野手が、逆転の4号2ラン。右翼を守るオリックス・野口も打球を追いかける足を止める、大きな一発となった。

 先発・佐々木朗が初回、2死一塁からセデーニョに左中間適時二塁打を浴び、先制点を与えた直後の攻撃だった。先頭・山口が中前打で出塁すると、続く角中が、オリックス先発のコットンが投じた直球を捉え右翼席へ4号2ラン。逆転弾とした。

 エースへ援護点をもたらしたベテランは「きょうは先制点を取ろうとみんなで話していたのですが、初回に先制されてしまったので、すぐに逆転できてよかったです!」と、振り返った。
(以上 デイリー)



 ロッテは佐々木朗希投手が12日のオリックス戦(京セラD大阪)に先発し、7回3安打1失点、今季最多の14奪三振の快投で7勝目を挙げた。

 初回二死から連打を浴びて先取点を献上するも、その後は得点を与えず。7回を除く毎回の14奪三振でオリックス打線をねじ伏せ、チーム単独トップとなる7勝目をマークした。

 打線は2回、角中の4号2ランで逆転に成功すると、3回にもポランコ、山口、角中のタイムリーが飛び出し、序盤に5点のリードを奪った。8回は2番手・横山が2失点としたが、ぺルドモがピンチを抑える好リリーフを披露。9回は益田が無失点投球を見せ、オリックスに逆転勝利を収めた。
(ベースボールキング)

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