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コラム記事【6/15~6/17】

2024年06月17日 22時25分18秒 | マリーンズ2024
≪6/15≫


二遊間のレギュラーへ前進…台頭するロッテ・友杉篤輝と小川龍成

 ロッテの23歳・友杉篤輝内野手と26歳・小川龍成内野手が、今季途中から二遊間で出場機会を増やしている。小川が5月30日の阪神戦でサヨナラの押し出し四球を選べば、6月1日の同戦では友杉が9回2死から同点打。19年ぶり11連勝にも貢献した。今回は、友杉と小川の成績や球歴に加えて、各種の指標に基づく打者としての特徴を紹介する。(成績は6月11日の試合終了時点)

 友杉は天理大から2022年ドラフト2位で入団。プロ1年目は開幕1軍入りを果たし、藤岡裕大内野手と併用されながら64試合出場で打率.254をマークした。シーズン最終盤は1軍登録を外れ、ポストシーズン出場も果たせなかったが、貴重な経験を積んだ。

 2024年は藤岡が二塁にコンバートされたこともあり、遊撃のポジションが空く格好に。開幕直後は友杉と茶谷健太内野手がポジションを争ったが、4月以降は友杉がレギュラーに定着。攻守にわたってチームを支える存在となっている。

 友杉は通算打率.255に対して通算出塁率が.288。打率と出塁率の差を示す「IsoD」が通算で.033と、四球を選ぶ頻度は少ない。ボールを選ぶというよりは、甘い球を積極的に打つスタイルの持ち主だ。本塁打は1本もなく、通算の長打率も.304と高くはない。一方で、三振率は2023年が.148、2024年が.128と低い。

 こうしたタイプの打者にとっては、本塁打を除くインプレーになった打球が安打になった割合を示す、「BABIP」という指標が重要となる。打者の場合は特性によってキャリア平均の数字が少なからず変動するが、一般的な基準値は.300とされている。友杉のBABIPは2023年が.303、2024年が.296と、いずれも基準値に近い数字となっている。

小川は昨年までの3年間で通算打率.111…新たなスタイルで向上

 小川は国学院大から2020年ドラフト3位で入団。1年目は20試合に出場も、6打数無安打に終わった。2年目は68試合に出場したが、打率.109。3年目の昨年は52試合で打率.150だった。昨年までの3年間で打率.111だった。

 今季は角中勝也外野手を彷彿とさせる、ファウルで粘って甘い球を捉える新たな打撃スタイルを習得。藤岡が故障離脱していた間は二塁手として先発出場を重ねた。

 通算打率.188に対し、通算出塁率は.286。通算のIsoDも.099と高水準だ。今季から取り入れた粘りのスタイルにも示されているように、じっくりと球を見ていくタイプの打者と言える。また、2024年の三振率は.167と、優れた水準にある点もポイントだ。

 2022年に本塁打を1本放っているものの、通算長打率は.219とかなり低い。長打率から単打の影響を省いた指標「ISO」も通算で.031と低くなっている。また、通算のBABIPが.245と、極端に低い数字になっている。実はキャリアを通じて非常に運に恵まれていなかったという側面が、新たに浮かび上がる。

 攻撃面での成長に加え、守備でも存在感を放っている若き二遊間コンビ。2人がレギュラーの座を手にし、鉄壁の守備を誇る名コンビとなるか。2人の若武者に、注目してみてはいかがだろうか。

(「パ・リーグ インサイト」望月遼太)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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≪6/16≫


 ロッテの廣畑敦也は15日、中日戦でリリーフ登板し2回1/3・29球を投げ、1被安打、無失点に抑えた。

 ブルペンデーとなったこの日、1-0の5回二死一、二塁の場面で2番手・高野脩汰の後を受けて登板。廣畑はカリステを遊直でピンチを脱すと、イニングまたぎとなった6-0の6回はディカーソンを左飛、高橋周平を二ゴロ、細川成也を三ゴロとテンポよく3人で片付ける。

 7回は二死走者なしから村松開人にセンター前に運ばれたが、加藤匠馬を右飛に仕留めた。

ファームで安定した投球

 廣畑は今季に向け自主トレでは“70点で良い”、“リリースの部分で点ではなく線で投げること”を意識して取り組んできた。

 シーズンが開幕してからも「あんまり変わることはなくて100点を毎日出すのは難しいので、自分が納得できるところを見つけながら、ファームでずっと調整していましたけど、それでなんとかやってこれたかなという感じはありますね」と“70点”、“リリース”の部分を継続。

 開幕してからファームで不安定な投球が目立ったが、5月15日の西武二軍戦以降は5試合・10回2/3を投げ無失点に抑え、今季初昇格を勝ち取った。

 「基本的に人より成果が出るのが遅い人間ではあるので、地道にやってきた成果が出てきているというか、それを言い訳にするわけではないですけど、しっかりトレーニングを続けてきたことがやっとパフォーマンスの面で良くなってきて、ピンチを作っても返さないピッチングにつながっていると思います」。

 開幕してから7試合は17イニングを投げて6与四死球だったが、無失点期間中はストライク先行のテンポの良い投球で、与四球も0だった。

 「もともとそういうタイプのピッチャーではあるので、三振をバンバン取れるわけではないですし、自分の良いところはストライクをとって、ゾーンで勝負して相手に打たせてとる。球数少なく抑えて長いイニングを投げることができるタイプだと思っているので、そう言ったところはできているかなと思います。そこの意識は変えずに、四球はなるべく出さずにボール先行しないようにやっていますね」。

 一軍に昇格してからは、今季初登板から2試合連続で自責点0の投球を披露し、15日の中日戦では2回1/3を投げ29球と省エネ投球を披露した。「使ってもらえる場面はすごい限られてくると思うんですけど、そこでしっかり自分の今のピッチングをできれば抑えられると思っているので、みんなから見て100点を目指していきながら、自分の中で70点のピッチングができれば良いかなと思います」。取り組んできたことを一軍の舞台で継続して発揮していきたい。

取材・文=岩下雄太

(ベースボールキング)

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≪6/17≫


緻密に考えられたプランのもとで成長して戻ってきた。ロッテのドラフト1位・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)=明大=が、6月14日に約1カ月半ぶりに1軍昇格。16日までの復帰後3試合で、打率・364(11打数4安打)と結果を残している。

東京六大学リーグで歴代4位、明大では最多の74打点を挙げた勝負強さが持ち味。開幕直後に1軍初昇格を果たすと、4月4日のソフトバンク戦でプロ初安打を記録した。だが、プロの壁は立ちはだかった。追い込まれてからの変化球への対応に苦労するなどし、出場機会を徐々に減らすと4月25日に2軍での再調整を言い渡された。

わずか1カ月弱での降格。その裏には首脳陣たちの明確の計画があった。2軍で打撃をしっかりと見直し、3カ月後に再び1軍に呼ぶ構想だ。チーム状況もあって結果的に昇格は早まったが、吉井監督は「3カ月計画でちょっと打ち方を修正しようと。バッティングコーチと(打撃)コーディネーターが話し合ってやってくれた。(1軍に)上がってくるのは早かったですが、成果は出ていると思う」と考えがあったことを明かした。 

2軍でやってきたのは打撃の修正だけではない。イースタン・リーグに毎試合出場して、状況に応じた打撃意識や試合の流れの読みも勉強。試合後にサブロー2軍監督らと反省会を行う中で、やみくもに安打を狙って打ちにいくのではなく野球脳も再度鍛えなおした。上田は「技術だけではなくて、そういうところもいろいろと指導してもらった。(1軍で活躍するためには)自分はそういうところも含めてしっかりしないといけないなと思った」と考えを見直した。

取り組みの成果を発揮した象徴的なプレーがあった。交流戦最終戦に7―2で勝利した16日の中日戦。0―1の二回1死一、三塁で打席が回ってきたシーンだ。「自分の前の打席でエンドラインのサインが出た時に、(前の打者の)高部さんだったらヒットを打つだろうなという感じがあって、一、三塁で自分かと想定していた。ファームでも犠牲フライを打ったりしていて、ヒットが打てたら最高だなと思っていた」。最低でも犠飛の気持ちを持って臨み、明大の先輩・柳から中越えの適時二塁打。試合の流れを意識して、チームに勢いをもたらした。

「少しでもチームに貢献できればいい。もっともっと全力プレーで頑張っていきたい」と上田。まだまだ守備でミスをするなどで課題もあるが、下積みを経て頭角を現してきている。(森祥太郎) 

(サンスポ)

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≪6/17≫


メキメキと頭角を現してきている。ロッテのドラフト3位・木村優人投手(19)=茨城・霞ケ浦高=が17日、練習後に取材対応。5月17日のイースタン・リーグ、DeNA戦で実戦デビューを果たすと、150キロを超える直球を軸に4試合連続で無失点を続けている右腕はここまでの手応えをにじませた。

「投げるごとに成長を感じている。あまり(試合で)緊張もしなくなりましたし、自分のやりたいことができている。順調には来ているかなと思います」
身長185センチの長身右腕。プロ初登板となった5月17日のイースタン・リーグ、DeNA戦は自己最速の151キロを計測するなど、体づくりで入団時から9キロアップの体重88キロしてきた成果をしっかりと発揮。今季中の目標は155キロまで最速を伸ばすことで「体重は増えたので、この体重をうまく使えるようにしたい。体の使い方を一から学んでどれだけ力を伝えられるか」と先も見据えている。

現在は最速165キロ右腕の佐々木朗希投手(22)も13日に右上肢のコンディション不良で抹消され2軍で調整をしている。一番のお手本が目の前におり「どういった取り組みをしているのか気になる。自分の目でしっかりとみて、自分でもよかったら試していきたい」と向上心をみせた。

2軍で登板日ではない試合中はスコアやノートにメモをつけながら観戦する。「自分が登板していたらどう攻めるか、状況を見ながらどうやって抑えるかを考えています」。練習以外の時間も有意義に使って成長の糧にしている。

将来は1軍の先発ローテーション入りするのが目標。「これからイニングがどんどんと増えていくと思うので、課題を潰してやっていきたい。自分の投球をしっかりとできればチームの勝利にもつながってくると思うので、少しずつ結果も出していきたい」。伸び盛りの19歳に目が離せない。(森祥太郎) 

(サンスポ)

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≪6/17≫


ロッテや巨人でプレーしたクルーズはメキシコ通算900安打に残り16本
 
ロッテや巨人などでプレーしたルイス・クルーズ内野手は、40歳となった今も母国メキシコで現役を続けている。Full-Countのインタビューでは、「今シーズンで引退する、最後の1年になるのではないかと思う」と明かす胸の内や、日本での指導者を選択肢に入れる未来図について語った。

 母国のメキシコで妻と5人の子どもと幸せな暮らしを送っているクルーズ。リトルリーグでプレーする長男の指導をしながら、ウインターリーグ参戦の準備を行っているという。「残り16安打すれば、メキシコ通算900安打になる。それを今年達成して、やり切って辞めたいんだ」と“集大成”の決意を明かす。

 本来であれば、30代最後だった昨シーズンで終止符を打つつもりだった。しかし三塁へのスライディングで膝を負傷。医者からは手術を勧められるほどの重傷だったが「年齢を考えても手術はせず、それで治るのに4か月くらいかかった。あまりいいシーズンを過ごせなかったので『まだやりたい、できる。こんな怪我で終わりたくない』と思った」ともう1年戦うことを決めた。

 2014年に来日し、ロッテ、巨人、楽天でプレーした。2018年からはメキシコに戻っていたが、日本への思いが消えることはなかった。「その年から監督になった井口さんと何回か連絡を取って、『最低年俸でもいいから戻りたいよ』と言ったが、外国人枠もいっぱいでチームにも色々なプランがあるので叶わなかった。でもそのときから日本に戻りたい気持ちはありました」。なんと自ら売り込むほどだったのだ。

「本当は日本でもう一度やりたかった。ただ、なかなか運命というのは思い通りにいかないので残念なことでした」

日本での指導者を選択肢に…「過ごした時間が最高だったから」

 現役引退をハッキリと見据える今、その後思い描くプランがある。「日本、米国のチームに履歴書みたいなものを送って、内野守備コーチとしてどこかで働きたいという意思を今持っている。まずは野球教室みたいなものでこれまでの経験を還元したいが、その後プロのチームで働ければ光栄です。日本が選択肢に入っているのはもちろん、日本で過ごした時間が最高だったからだよ」と笑顔を見せた。

 14歳になる長男ルイスくんは、日本での生活をあまり覚えていないため「どんなところで暮らしていたのか見てみたい」と言うのだという。クルーズは「だから連れていきたい。千葉の球場も見せたいし、それ以外の日本の球場もね。それが野球を頑張っている彼のモチベーションにもなると思うから」と優しい父の顔をのぞかせた。

 ロッテ時代の2015年には二塁手としてゴールデングラブ賞を獲得するなど、華麗な守備で沸かせたクルーズ。若手だった鈴木大地内野手や中村奨吾内野手にアドバイスを送り、成長の一端を担った。いつかまた、日本で若き才能を育てる日が待たれる。

(町田利衣 / Rie Machida)

(フルカウント)



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