極楽トンボOLエムエムのつぶやき

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「楽園のカンヴァス」を読んだ

2013年06月06日 19時31分26秒 | 銀座のOL日記♪
最近では、めっきり読書してなかったんですが、
何か雑誌で奨められていた「楽園のカンヴァス」
という原田マハの話題作を今頃になって読んだ。

実は1年位前に地元図書館で予約したんだけど、
すっかり忘れてて・・やっと順番が来たらしい。
500人以上待ってたので半ばあきらめてましたヨ

本の宣伝の「あらすじの文言」はこんな感じで
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それは贋作か知られざる真作か?NY近代美術館
学芸員ティムはスイスでありえない絵を目に・・
ルソーの名作『夢』と同様の構図、同じタッチ。

主人は真贋を正しく判定した者に作品を譲ると。
ティムと早川織絵に与えられたリミットは7日間。
カンバスに塗り籠められた真実に迫る渾身長編!
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ちなみに中身はルソーの絵を巡る話なんですが、
今は美術館で監視員をしてる未婚の早川織絵が
NY近代美術館に交渉役で指名される処から・・

それは20数年前の有名コレクター所蔵の隠れた
「ルソーの名画(?)」を巡って、書かれた当時の
エピソード(謎の本)を交え、その真贋を追う話。

そして絵に群がる周辺の人々思惑を孕みながら
ストーリーは終焉に向けて謎解きが進みますが
何だか・・正直言って物足りなさを感じました。

とても良くできた作品だとは思うんですが・・
結局「早川織絵」の真意について全く触れずに
あくまでティムの想像で話が終わってしまう処。

続編を書く予定なら解るけど・・彼女の本心は
結局「ティムが想像した通り」って事なのか?
やっぱり早川織絵の気持ちが良く解らなかった。






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