2024.07.01釧路新聞
早朝の野鳥観察満喫 バードフェス始まる【釧路市】
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グリーンシーズンとしては道東最大級の野鳥イベント「阿寒バードフェスティバル2024」が、阿寒国際ツルセンター(釧路市阿寒町上阿寒23、河瀬幸館長)で開かれており、野鳥愛好家らがイベントを楽しんでいる。
同センターや敷地内のビオトープ(生物生活空間)をメイン会場に、7日まで開催している。6月29、30日に行われた早朝バードウオッチングには2日合計で約30人が参加。野鳥観察のほかにも鳥のさえずりを聞きながらパンとコーヒーで朝食を取るなどピクニック感覚で行われ、参加者からは好評を博した。
ビオトープ内を散策しながら野鳥の観察数を競う「バードソン」は期間中毎日開催。初心者のエントリーも多く、「鳥を見る楽しみが分かった」「すごく楽しかった」などの声も聞かれた。
河瀬館長は「本格的なバードウオッチングもそうだが、気軽に楽しめるバードソンが思いのほか人気。道具の貸し出しなどもあるので、ぜひイベントを楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。
6、7日午前6時30分から「早朝バードウォッチング」(参加料1000円)、6日午前10時から「阿寒の鳥の解剖見学」(無料)、7日午前10時から「タンチョウのエサ採り&エサやり見学」(同)を実施するほか、「バードソン」(同1000円)は毎日開催している。
バードソン以外のイベント参加は、2日前までに電話や同センターのSNSを通じて電子メールなどで申し込む。参加料に加え、別途入館料(大人480円、小中学生250円)が必要。問い合わせは同センター0154(66)4011へ。
早朝バードウオッチングで朝食を楽しむ参加者(阿寒国際ツルセンター提供)