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第九夜
「「地面を意識して・・地に足をつける感覚だ」」
どこまでもふわふわとした、生まれて初めての不思議な感覚だった。
身体も心も、空間に溶けていくような、空間そのものになるような。
俺が俺じゃなくなる、自分なんてどうでもよくなるような感覚。
そこに、誰かの声が響いている。
「「地面・・・地面を意識する・・・・?」」
多分俺の声だ。
「「そう、全てが同時に存在するこの空間に、自らの立つ場所を認識するんだ。」」
「「立つ・・・」」
ゆっくりと思い出す。
かかと、親指の付け根にかかる圧力。
足を支えるふくらはぎ、太もも、腰の筋肉、そこにかかる重力。
空気の匂い、呼吸、体温。
一つずつを思い出す内に、いつの間にか視界も戻ってきた。
俺という存在の中から、何も無い空間を見ている。
足の裏にしっかりとした感覚がある。
白いコンクリート質のひんやりとした床が、どこまでも広がっていた。
どこまでも広がる床の他には何も無く、真っ白な宇宙の中にでもいるように、どこまでも白い空間が広がっている。
眩しいくらいの白の世界に、俺はポツンと立っていた。
「はぁー・・戻っちまった・・」
これが、実体を取り戻した俺の第一声だ。
これが夢か幻かは分からない。
ただ、今は『俺が俺である』という事実がショックだった。
ついさっきまで、俺には全てがあって、何の不足も無い、サイコ-に良い気分の中に居た。
理屈や言葉では説明出来ない完璧な何かの中に居た。
・・・いや全てが俺だった・・のか?
とにかく究極の自由と完全さを味わった俺は、元通り不自由な身体と心の中に戻ってきてしまった。
混乱しているのかもしれない、何一つ分かっていないのかもしれない。
ただ、今は個というものがある事に、一種の歯がゆさを覚えていた。
「それでいいんだよ」
そう、正面から声をかけられる。
ずっと何もない空間を見ていたはずなのに、最初からそうしていたみたいに神様のおっさんが居た。
「これでいい?」
「そう、それでいいんだ」
「こんなに不完全でいいのか?」
こんな無力な、限定的な、何も出来ない俺でいいんだろうか。
「だからいいんじゃないか。無力で、限定的で、何も出来ないからこそ、君たちは素晴らしい」
見透かしたように神様のおっさんはそう言い放つ。
「でも俺は、嫌でも俺って容れ物の中にいなきゃいけないんだろ?」
「よく分かってるね」
「あんなもん見せられたら、理解したくなくても出来るって」
「うん、その理解を促す為の体験だからね。・・・でも、その容れ物の中に、これからも居続けるかどうかは君次第だよ」
神様のおっさんは、微動だにせず、微笑みを浮かべながら語りかけてくる。
「俺次第って・・・そんなのどうしたらいいっていうんだよ」
「どうもしないさ、だってどうしようもないだろう?」
神様のおっさんは、まるで『おいおい分かってるだろ?』とでも言いたげにこわざとらしくため息をついた。
いやいや意味が分からねえ!つーか何が分からねえのかも分からねえよ!
っていうか、さっきまで居た白い部屋はどこいったんだ?
そう思った瞬間、床から生えるように壁が、窓が、天井が現れた。
窓からは陽が差し、鳥の鳴き声まで聞こえる。
「はぁ・・・もう何があっても驚かねえよ」
そう言いながら、何の気無しに腰掛けようとすると、俺の椅子が、やっぱり既に用意されていた。
部屋には最初から何も無かったように、ゆったりとした空気が流れている。
「最初の部屋か、ちゃんと細部まで覚えてたんだね」
神様のおっさんが、部屋の中を見回しながらそう言った。
「あ、そういえば朱美さんはどこ行ったんだ?」
暗闇になってから、声しか聞こえなかった隣人は、いつの間にやら消えている。
こんな話をすれば、このパターンからいくと、部屋や椅子みたいに現れるんじゃないかと思ったが、彼女が床からにょきにょき生えることも、パッと現れることも無かった。
「彼女はね、一足先に出かけて行ったよ」
「出かけたって・・どこに?」
「分かるだろ、君たちが元居た世界にだ。現世と言ってもいいかな」
「え、それじゃあ・・・」
「そう、彼女は答えを見つけたんだ」
「マジかよ・・・」
つまりお隣さんは、知らないうちに答えとやらを見つけて、無事生き返ったってことなんだろう。
すっかり不思議体験で忘れていたけど、クイズに正解?しなければ俺はこのまま死ぬって話だったはずだ。
俺は何も分からないまま、隣人さんに追い抜かれてしまったらしい。
「おいおい、俺何も分かんねえぞ・・・。勘弁してくれよ・・・」
ちくしょう、まだ死にたくねえ・・・まだやりたい事たくさんあるんだって。
自分のしたいことやって、好きなように生きて、満足してから死にてえよ。
「さて、残念ながらシンキングタイムはここで終了なんだ。今度は君の答えを聞こうか。」
神様のおっさんは、相変わらず微笑んだままこちらに問いかけてくる。
おいおい、時間はたっぷりあるんじゃなかったのかよ・・・
つーか人の生死を目の前にしてなんで笑顔なんだこいつ・・やっぱ気味悪いわ。
くっそ、とにかく死にたくねえ、死んだら何もなくなっちまう・・・何も・・・
ふと、さっき自分という形を取り戻した時に感じたショックが頭をよぎった。
あれ、何も無い世界から戻ってきた時、俺は俺って存在にがっかりしたんだよな。
なんでだ、どうして今俺は死ぬことをこんなに怖がってんだ・・?
あーちくしょー!意味が分からねえ!
「さあ、君は一体何者かな?」
もう後が無い、頭ん中がごちゃごちゃだ。死にたくない、でも答えなんて、・・・くっそ、もうどうにでもなれ!
「う、うるせえ!俺は俺だよ!俺以外の何者でもねーよ!!」
シーン・・とした残響が部屋の中に広がる。
終わった・・・質問の意図も、答えも分からずじまいだったけど、何か失敗したことだけは理解できた。
神様のおっさんは、黙って目をつぶっている。
窓の外から聞こえる鳥のさえずりが、俺の耳から入って、まるで何倍にも増幅されたように頭の中に響いていた。
「おめでとう」
神様のおっさんは、静かにそれだけ言うと、パチパチと手を叩いた。
「ふぇ!?」
俺の間抜けな声が広い部屋に反響し、更に間抜けに響いた。
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呉 「次回が最終話です」
(´自ω我) 「生暖かく見守ってほしいっす!」
第九夜
「「地面を意識して・・地に足をつける感覚だ」」
どこまでもふわふわとした、生まれて初めての不思議な感覚だった。
身体も心も、空間に溶けていくような、空間そのものになるような。
俺が俺じゃなくなる、自分なんてどうでもよくなるような感覚。
そこに、誰かの声が響いている。
「「地面・・・地面を意識する・・・・?」」
多分俺の声だ。
「「そう、全てが同時に存在するこの空間に、自らの立つ場所を認識するんだ。」」
「「立つ・・・」」
ゆっくりと思い出す。
かかと、親指の付け根にかかる圧力。
足を支えるふくらはぎ、太もも、腰の筋肉、そこにかかる重力。
空気の匂い、呼吸、体温。
一つずつを思い出す内に、いつの間にか視界も戻ってきた。
俺という存在の中から、何も無い空間を見ている。
足の裏にしっかりとした感覚がある。
白いコンクリート質のひんやりとした床が、どこまでも広がっていた。
どこまでも広がる床の他には何も無く、真っ白な宇宙の中にでもいるように、どこまでも白い空間が広がっている。
眩しいくらいの白の世界に、俺はポツンと立っていた。
「はぁー・・戻っちまった・・」
これが、実体を取り戻した俺の第一声だ。
これが夢か幻かは分からない。
ただ、今は『俺が俺である』という事実がショックだった。
ついさっきまで、俺には全てがあって、何の不足も無い、サイコ-に良い気分の中に居た。
理屈や言葉では説明出来ない完璧な何かの中に居た。
・・・いや全てが俺だった・・のか?
とにかく究極の自由と完全さを味わった俺は、元通り不自由な身体と心の中に戻ってきてしまった。
混乱しているのかもしれない、何一つ分かっていないのかもしれない。
ただ、今は個というものがある事に、一種の歯がゆさを覚えていた。
「それでいいんだよ」
そう、正面から声をかけられる。
ずっと何もない空間を見ていたはずなのに、最初からそうしていたみたいに神様のおっさんが居た。
「これでいい?」
「そう、それでいいんだ」
「こんなに不完全でいいのか?」
こんな無力な、限定的な、何も出来ない俺でいいんだろうか。
「だからいいんじゃないか。無力で、限定的で、何も出来ないからこそ、君たちは素晴らしい」
見透かしたように神様のおっさんはそう言い放つ。
「でも俺は、嫌でも俺って容れ物の中にいなきゃいけないんだろ?」
「よく分かってるね」
「あんなもん見せられたら、理解したくなくても出来るって」
「うん、その理解を促す為の体験だからね。・・・でも、その容れ物の中に、これからも居続けるかどうかは君次第だよ」
神様のおっさんは、微動だにせず、微笑みを浮かべながら語りかけてくる。
「俺次第って・・・そんなのどうしたらいいっていうんだよ」
「どうもしないさ、だってどうしようもないだろう?」
神様のおっさんは、まるで『おいおい分かってるだろ?』とでも言いたげにこわざとらしくため息をついた。
いやいや意味が分からねえ!つーか何が分からねえのかも分からねえよ!
っていうか、さっきまで居た白い部屋はどこいったんだ?
そう思った瞬間、床から生えるように壁が、窓が、天井が現れた。
窓からは陽が差し、鳥の鳴き声まで聞こえる。
「はぁ・・・もう何があっても驚かねえよ」
そう言いながら、何の気無しに腰掛けようとすると、俺の椅子が、やっぱり既に用意されていた。
部屋には最初から何も無かったように、ゆったりとした空気が流れている。
「最初の部屋か、ちゃんと細部まで覚えてたんだね」
神様のおっさんが、部屋の中を見回しながらそう言った。
「あ、そういえば朱美さんはどこ行ったんだ?」
暗闇になってから、声しか聞こえなかった隣人は、いつの間にやら消えている。
こんな話をすれば、このパターンからいくと、部屋や椅子みたいに現れるんじゃないかと思ったが、彼女が床からにょきにょき生えることも、パッと現れることも無かった。
「彼女はね、一足先に出かけて行ったよ」
「出かけたって・・どこに?」
「分かるだろ、君たちが元居た世界にだ。現世と言ってもいいかな」
「え、それじゃあ・・・」
「そう、彼女は答えを見つけたんだ」
「マジかよ・・・」
つまりお隣さんは、知らないうちに答えとやらを見つけて、無事生き返ったってことなんだろう。
すっかり不思議体験で忘れていたけど、クイズに正解?しなければ俺はこのまま死ぬって話だったはずだ。
俺は何も分からないまま、隣人さんに追い抜かれてしまったらしい。
「おいおい、俺何も分かんねえぞ・・・。勘弁してくれよ・・・」
ちくしょう、まだ死にたくねえ・・・まだやりたい事たくさんあるんだって。
自分のしたいことやって、好きなように生きて、満足してから死にてえよ。
「さて、残念ながらシンキングタイムはここで終了なんだ。今度は君の答えを聞こうか。」
神様のおっさんは、相変わらず微笑んだままこちらに問いかけてくる。
おいおい、時間はたっぷりあるんじゃなかったのかよ・・・
つーか人の生死を目の前にしてなんで笑顔なんだこいつ・・やっぱ気味悪いわ。
くっそ、とにかく死にたくねえ、死んだら何もなくなっちまう・・・何も・・・
ふと、さっき自分という形を取り戻した時に感じたショックが頭をよぎった。
あれ、何も無い世界から戻ってきた時、俺は俺って存在にがっかりしたんだよな。
なんでだ、どうして今俺は死ぬことをこんなに怖がってんだ・・?
あーちくしょー!意味が分からねえ!
「さあ、君は一体何者かな?」
もう後が無い、頭ん中がごちゃごちゃだ。死にたくない、でも答えなんて、・・・くっそ、もうどうにでもなれ!
「う、うるせえ!俺は俺だよ!俺以外の何者でもねーよ!!」
シーン・・とした残響が部屋の中に広がる。
終わった・・・質問の意図も、答えも分からずじまいだったけど、何か失敗したことだけは理解できた。
神様のおっさんは、黙って目をつぶっている。
窓の外から聞こえる鳥のさえずりが、俺の耳から入って、まるで何倍にも増幅されたように頭の中に響いていた。
「おめでとう」
神様のおっさんは、静かにそれだけ言うと、パチパチと手を叩いた。
「ふぇ!?」
俺の間抜けな声が広い部屋に反響し、更に間抜けに響いた。
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呉 「次回が最終話です」
(´自ω我) 「生暖かく見守ってほしいっす!」
全て読ませて頂いたのですが、何と言うか頷きと、ドキドキが止まりません(笑)
この何年間、色んなブログを読み漁り、引き寄せ、悟り、頭では分かった風な感じだったのですが、何でしょう…
普通に読んで居たのですが、突然理解出来るような感覚になって、頷きが止まらず胸がワナワナする感じを初めて体験しました!ピカ~って光る様な
でも、読みながら、
あ、後一歩で完全に理解出来る、でも後一歩なんだよな、でもめちゃくちゃ頷きが止まらない(笑)
なんて説明すればいいか分からなくて纏まらないのですが…
何か、もう近い気がします(笑)
確かに人それぞれ、辿り付くまでのルートがあり、一瞬でハッ!っと為る人も居れば、何年もグルグル回りながら、ある日ハッ!ほ人もいるんでしょうね。
なんかもう、ドキドキ、ワクワク、ワナワナで気持が高揚してまして、文がハチャメチャですみません…
こう言うのなんて言ったらいいか説明出来ないのですが、突然ここに来て、突然こんな気持ちになって、軽くパニックです(笑)
当てはまる言葉が見つからなくてすみません。
でも、ありがとうございます!
これからも、読ませて下さい!楽しみにしています。
本当に何が言いたいのか分かりズラくてすみません…自分でもでもわかりません(笑)
体験に拘ってしまうのは、恐らく拠り所が欲しいんだと思います。
これでいいんだ、という自信というか。
信じられるものというか。
自分が幸せになるための正解が欲しいんでしょう。
私の思考、行動の全ては『自分が幸せになるために』が前提にあります。
幸せではない自分をせっせと作り続けている事になりますよね。(アホな自作自演)
しかし、分かっていてもこの前提を取り下げる事が出来ません。
取り下げようとするのも幸せになるためで.....
本当にお手上げだし、降参するしかありません。
私は自由意思はないと分かりつつも、まだどこかで自分にやれる事があると思っていたのでしょう。
今まで集めた知識が繋がれば幸せになれるはずだ。だから悟りたい、だから体験したいと拘ってたんですね。(ワンネスってどんな感じなんだろう?という純粋な興味もありますが)
これも全て受け入れます。
っていうかそういうのがただ流れていっただけなんですよね。
ただ流れていくものをガッチリ掴んで拘っていた。でもそれも気付いちゃえば流れていくものだった.....って感じですかね?
長々とすみませんでした。
これからも生暖か~い目でwブログ応援します。
朱美さん口調で書かれた文章が、メチャ好みでしたw
ラストは誰の視点で書かれるのか楽しみです^ ^
感動のエンディング(←何気にハードル上げましたw)、
生暖か~く見守らせていただきます( 読 ▽ 者 )ノ
突然、重いタイトルですみません。
父が先日、末期の癌だと医師から告知され、もう何もすることがなく、ただ余生を穏やかにやりたいことをやらせてあげて下さいと言われました。
最初は何がなんだか訳も分からず、ただ悲しいと言う感情でいっぱいで泣くばかりでした。
でも、こう言う時はもしかして何かに気付くチャンス?なの?
みたいな感じで、呉さんがブログで書かれていたことを頭の中?心の中?で実践してみました。
それは、何か思考や感情が湧いてきたら「◯◯って言っているのは誰?」「こう感じているのは誰?」と、答えを探さずにただ問いかけを思考や感情が浮かぶ度にしていたら、なぜか分かりませんが、思考や感情に振り回されていなことに気付きました。
そして私は、色々なスピ系の本や、瞑想、色々試してきましたが、そのどれを読んでも、実践しても、結局は自分の中の思考や感情に気付かなければ何の意味もないと思いました。
最近では、これも自我ですが、これらを学ぶ必要もなかったことに気付くためのことだったのかとも思います。
呉さんの簡単で、ストレートな表現のブログのおかげで、何か私の中で起こってきている気がします。←と、感じているのも自我ですが(笑)
でも、これもちゃんと気付けております。
人の死について呉さんはどう感じていますか?
何もかも自我ありきの人生に気づく。
その後は、自我をスルーしても良いし、自我に振り回されても良いし、とにかく全てが何でも良いことを知る。
ただそれだけなんですが、そこに価値を見出すかは個々の考え次第だと思ってます。
>>アイスクリーム
あと一歩!
みんなアイスクリームさんのように、気づきまで薄皮一枚だと思います(笑)
本人が気づいてないだけで・・・
どんな考え方をしても、感じ方をしても、体験を求めても良いです。自分なりの答えが必ず見つかるはずです。
>>クレアさん
拠り所が欲しい。よーく分かります。
・・・色々書こうと思ったら、クレアさんの文章で完結してますね(笑)
その自分の考え方、どこまでも信じてあげてください。
みんな既に答えを知ってるんです。
誰から教えてもらわなくても。それを肯定する勇気がなくて、不安に慣れすぎてるだけなんじゃないかと思ってます。
なまぬるーくこれからも書いていこうと思います(笑)
>>読者さん
ご希望にそえたかどうか・・・
女性視点の書き口に違和感が無いかドキドキしながら書いてました(笑)
僕も、全てが起こるべくして起きていると日々感じます。
個人的意見になりますが、どうかお父さんにとっても、ツムツムさんにとっても今考えられる最善を尽くしてあげてください。
また人の死についての僕の勝手な思いですが、僕にとって死は以前より怖いものではなくなりました。
そもそも生きているっていう感覚すらより所のない、ずいぶんと不確定なものだなぁと気づいたんです。
亡くなった方は、その方を想う人の心の中で生き続けるというように、人が死ぬことは避けられない事実だとしても、その死を定義しているのだって一体誰なんだ?ということに気づくけば、この世での別れに孤独感や絶望感はないんじゃないかと思っています。
・・・失礼な意見かもしれません。こいつ勝手なこと言ってるな、ぐらいに思ってください。
お忙しい中、私の為にお返事を下さって本当にありがとうございました。
今、私や、家族で父に出来ることを精一杯やっていこうと思います。
呉一郎さんのブログに出会わなかったら、こんなに前向きになれなかったと思います。
最悪と感じる時にも必ず反対の最良のことがあるのだと気付かされました。
呉一郎さんの存在全てに感謝します。
呉一郎さんのブログを読みはじめてから、時々、私が私と感じている私は誰?と感じるようになり、これって幻なんじゃ?みたいな感覚になる時があります。
そして不思議なことに、頭で悲しいと思ったり、怒ろうと思っても、感情がそうならないのです。
自分でもとても不思議です。
呉一郎さん、本当に本当にありがとうございます。
このブログは削除しないで下さいね。
そしてこれからも呉一郎さんと、このブログを拝読している皆様全てがハッピーになることを祈っております。
長文失礼いたしました。
お父さんも、ご家族も、ツムツムさん自身も、皆が皆、最初から救われています。
要はそれに気づけるか、認められるかどうかだけなんでしょう。
良い気づきを祈ってます。