カリスマ

痛みすぎてぼろぼろの髪をばっさり切ろうと美容院に行き『20cm切ってください』と言ったら、『いやだ』と断られた。もう6年もお世話になっている美容師さんなので、ありがたいことにわし自身よりわしの髪を熟知してくれているのだ。あーしてこーすれば10cm切るだけですむから、ね?ね?と言われるがままされるがまま、10cmだけ切ってもらった。そしてジャキジョキ切りながら彼はずっと、最新式パーマかけマシーン(おかまみたいなヤツ)に対する熱い思いを延々と語っていた。早くその最新式のブツを導入したくてうずうずしているらしい。機械的なことはさっぱり理解できなかったが、彼の情熱は激しく伝わった。慢心することなく常に向上心を持ちアンテナを張り巡らし地道な努力も怠らず、って簡単なようで難しい。職人さんの話っていつ聞いても楽しくてタメになるなぁ、と思ふマスターなのでした。
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