うさぎ~☆な毎日♪

うさぎ中心の生活を送る飼い主と うさんぽ大好きな『兎3兄弟』のちょっとした つ・ぶ・や・き♪

改めて尊敬・・。

2011年03月06日 | 闘病・通院・ケア(ロ)

朝起きると
いきなり酷いめまいで目がぐるぐる・・・。

これは、眼振なのか・・・。
すぐ鏡を見たが眼振はしていなさそう・・・。
立ち上がろうとすると更にすべてが首ごとぐぃ~・・っと右回りに回転し
転倒しそうになって立ちあがるのを止めた。
えっ!? このまま斜頸になってしまうのか・・。
そう、これはロッぴょんではなく今日の私の出来事・・・。

一昨日からなんか体調がすぐれず、床に伏していたが
やっぱり普通ではなかった・・。

とにかくロッぴょんとチャイ君にごはんをあげなくては・・と
必死に起き上がり
チャイ君には朝のペレットを入れお水と牧草の補充を・・・。
そして
ロッぴょんは、自力で食べれないので
1粒ずつペレットをお口に差出し食べて貰い、朝の分の給水もなんとか済ませた。

ロッぴょんも、体調がかなり酷い時は強制給餌を作って無理やりお口に入れないと
食べてくれないのだけど、
幸いここ数日は乾燥ペレットを1粒ずつお口に差し出すだけで食べてくれていたので
助かった。
とても今日はお給餌食を作って食べさせられる状態ではなかったからだ。
ロッぴょん、今日はありがとう助かったよ・・・。

今日は、私の状態を察してくれたのか朝・昼・晩と投薬や差し出すペレットや牧草も
嫌がらずに素直に食べてくれた。
酷いめまいは1-2年に1度やってくる。
原因は不明。
いつも翌日にはよくなってしまうのでそのまま・・・。
今回は2-3年ぶりだっただろうか・・・。

朝起き上がれず昼過ぎまで横になり、漸く起き上がり
洗面所で洗顔しようと頭を下げた途端激しいぐるぐるが襲ってきてその場にへたり込んだ。
頭を下げるとめまいが酷くなり吐き気までしてきた。
こんなに酷いと病院にも行けやしない。それに日曜日だし。
だって立ち上がることすらできないのだから・・・。
幸い、日頃ロッぴょんに投薬している人間用の抗めまい薬があったので
それを拝借し服用して寝たら夕方には少し起き上がれる様にはなった。

そこで、頭も体もぐるぐるに襲われ
ものの数分で吐き気まで伴って気分も悪くなり
立ち上がる事もできなくなり
ましてや
起きてさえいられない状況の中で
「あぁ、ロッぴょんはもう1年以上もこんな状態に耐えていたんだ・・・」
と思うとなんだかとても不憫で悲しくなってしまった。

そう、1年ちょっと前に発症したロッぴょんの眼振は
ずーっと治まる事なくいまだに続いているのだ。
投薬はしているが効かず・・。
今は、ただ抗めまい薬でぐるぐるを軽減して凌いでいる状況なのだ。

だった1日のめまいでこんな辛い状況なのに
ロッぴょんはもう1年以上もこの憎っくきグルグルと闘っているのだ。

いい時、悪い時波は勿論あるのだけど
こんな状態でも嫌々する事なく
差し出すものを食べたり飲んだりしてくれている。
投薬もお利巧さんに飲んでくれてる。

ロッぴょん・・・
こんな試練に耐え続けている君を
改めて本当にすごいと思った・・・。
ぐるぐる目が回り気持ち悪く目を瞑っても尚
暗闇の世界までもが回ってしまう・・・。
もう、寝て気を失うしか対処の仕様がない・・・。

そんな状態の中で気を失いかけながらも
改めてロッぴょんを尊敬していた。

もしかしたら・・・

日々、ロッぴょんが体感している感覚や症状を
自信が体感することで

もっともっとロッぴょんのがんばりや
体調の事を理解しなさい・・

・・というメッセージなのではないかとさえ感じていた。

2-3年前極度のめまいを経験していた事もあり
眼振はグルグルはすごいきついよね・・・って
解っていたつもりではいたが、改めてまた経験すると
想像以上にしんどい状態だったのだと、改めて再認識させられた。
すごくしんどかったはずの1-2日の記憶も時が経てば薄れてしまう。
やっぱり、眼振は思った以上の苦しさだった事を身をもって思い出させられた。

2/21(月)の未明、ロッぴょんの眼振は極度に酷かった。
天候が悪い日々が続いていたので
低気圧の影響なのだと思っていたが、21日に日付が変わり未明になって
首が左ぐぅーっとに傾き斜頸を発症してしまった。
更に、表情もうつろで目力もなくなりだらんとなり
口は半開きとなり総ての反応がなくなっていた。
ゆすってみたが、体から力が抜けだらんとしていて
鼻もヒクヒクしていない。
呼吸もできていない様にも見える。
もしかしたら今が最期の時なのかもしれない・・・。
直感で、そう思った。

最期は温かいこの腕の中で抱いて看取ってあげたい・・と
首も曲がりだらんとなったロッぴょんを抱き抱え、
「ロッぴょん、どんな風になってもロッぴょんが大好きだよ・・大好きなんだよ・・・」
と泣きながら繰り返した。

ブランケットやヒーターで保温していたのに
耳もすごく冷たくなっいて反応もまったくなくて・・・。
もう息をしているのかさえ分からない。
聴診器を腹部に当てると微かに内臓の雑音が聞こえる程度で
命の灯火が消えかかっているのだと悟った。
両目も見開いているが焦点が定まっていない。
懐中電灯の光を当てるが反応なし。
(いつもなら眩しいので反応があるのだが・・・。)
まさか、すでに瞳孔が開いてしまっているのか?

なぜなら、その時のロッぴょんの状態が
モンちゃんを看取ったその時とそっくりそのまま同じ状況だったから・・・。
モンちゃんは、そのまま力尽きて私の腕の中で硬くなってしまった・・。
ついにその時がきてしまったのか・・・。
しかし、やっぱりロッぴょんが消えてなくなってしまう・・そうと思うと
とても恐くなり
「ロッぴょん・・・! ロッぴょん・・・! 戻ってきて!戻ってきて!」
「2/26はロッぴょんのお迎え9周年なんだよ!あと5日もあるんだからね!」
「チャイと私を追いてっちゃヤダよ!」
「あと少しがんばったら、また桜の季節なんだから!」
「今年も一緒にお花見しようよ!」
・・・って
泣きながら何度も呼びかけていたら
だらんとしていたロッぴょんに、少し反応が戻ってきた。

頸は曲がってはいるが、あれだけ反応なくしていた鼻がかすかに
ヒクヒク・・っと動き出した。
ロッぴょんは、
お月様の一歩手前で戻ってきてくれたのだと確信した。

あれだけ反応なくなって亡骸の様になっていたのに、
その後は体温も戻りいつもの温かくて柔らかい
かわいいかわいいロッぴょんがそこに居た。

投薬し、なんとか斜頸の症状はは軽減してきたが、
今でも頸がぐぅ~っと曲がってしまう程の眼振は治まっていない。

前足の自由を奪われ、後足も立たなくなり、動けなくなって
更に酷い眼振が・・・。
体重ももう1.5㎏を切り1.4㎏台のガリガリ君状態に突入してしまった。
排便も正常な状態は殆どなく、いつも粘液が大量に混じっている状態がずっと続いている。
動けないので、よくお腹にガスがパンパンになっている事も多い。
最近では、また自力排尿がまったくできない排尿障害の状態に戻ってしまった。
尿がパンパンに溜まっている時は100ccも出る。
最高1度の排尿で140cc出た事もある。
2年前の1次排尿障害の時までは、最高70-80ccが最高だったのに・・・。

よく、闘病中に体重が減少していて短期間に増えたと喜ばれているケースを見かけるが
一度落ちた体重は、そう簡単に戻るものではない。
短期間に増加したのなら、排出できない尿だったり
滞って排出できずにいる腸の内容物だったり
胸水や腹水だったり・・・あるいは腫瘍だったり・・・
そんな些細な体重の変化でさえも喜ぶのではなくまず疑ってしまう習慣が
幸いな事についてしまっていた。
唯一、今までの長い長い闘病生活の中でで得た賜物である。

『排尿障害再来』・・・の時も、あぁ、やっぱりまた再発したか・・・という感じ。
2年間でも正常に戻れていた事自体がキセキみたいなものだったんだしね。
普通なら、最近チッコが少なくて・・・なんていってるうちに
尿毒症になって腎不全になって亡くなってしまう子も多いんだろうな・・・なんて
思いつつ、排尿する毎日。

チッコ出せなくても、まだ膀胱さんにチッコが満タンになってくれてるだけで
ありがたいと感謝・・・。
腎臓でチッコ作れてる証拠だもんね。
腎臓さん自体がダメになったら尿すら製造できなくなってしまうんだもんね。
それに比べると出せないなら、出してあげればいい。
出してはあげられるけど、尿は作ってやる事はできない。
お腹のガスや粘液の排出も、こう長い事続いているのにまだ頑張れている事自体
我が子ながら凄いと思ってしまう。

普通ならいつ力尽きてしまってもおかしくない状態なのだから。
今では、お腹のパンパンのガスさえも『お腹ポンポンマッサージ』で
プゥ~・・・プゥゥ~・・・とオナラを出せる様にもなってくれた。
うさぎさんがオナラをする瞬間を体験した人はどれだけいるだろう・・・。
貴重な体験であることだけは確かだと思う。
こんな事ができてしまう子だから
今までの過酷な状況を乗り切れてきたという事だけは間違いない。

こんな状態の体なのに
あのまま月に行ってしまえば楽になれたかもしれないのに
それでも、この世に舞い戻ってきてくれたロッぴょんに感謝・・感謝・・・です。
(T.T)
こんなグルグルの日々に耐え抜いて頑張っているロッぴょんを
改めて深く尊敬します。

ロッぴょん、君はなんてがんばり屋さんなんだろう・・・。
君って子は、本当凄いよ・・・・。
(T_T)

一度はあのまま消えてしまっていたかもしれない命の灯火・・・。
折角、また灯ってくれたのだから、
消さないようにもっと・・もっと・・大切に大切に・・しなきゃね。

改めてグルグルの辛さを思い知ったけど、心して一緒になって頑張るからね。
それで・・それでいいんだよね、ロッぴょん・・・。

まだまだこの子達の為に、私が倒れる訳にはいきません。
私のグルグルもどうか1日で終息してくれます様に・・・。

祈((-人-))願



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4 コメント

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Unknown (ぶん)
2011-04-02 16:53:07
数年前にみゅ~さんの日記が面白くて、覗いたことがあるものです。私も、ホーランドロップを飼っています。久々に覗いてびっくりしました。ロっぴょん、大変なことになってるんですね。。この日記も一カ月くらい更新が空いているので、みゅ~さんも体調が思わしくないのでしょうか。この日記を見て2/21日の文は特に泣きました。家族が苦しんでいる姿は、出来れば見たくないものです。しかし、逆に何かしてあげることや、少しでも気が楽になること、喜んでくれることをしてあげたいと思います。ロっぴょんたちにとってみゅ~さんは、必要で、信頼して甘えたくて、大好きで心から愛しているママだから一秒でも多く側にいたいと思ってるはず。またいてあげたいですよね。みゅ~ママ、悔いの残らないように自分の体調も考えながら側にいてあげてね。私も、昨年愛犬を走りまわることができると思われる楽しい世界へ送りだしました。
いつかは送りだす日が先にきてしまうのは確実のこと、受け止めることも その子にとっての愛情だと思います。頭でわかっていても、心がどうしても。。。頭に追いついてくれないのは当たり前。
ロっぴょん、ちゃいくん、みゅ~ママが幸せであることを祈っています。
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ぶんさん♪ (みゅ~@飼い主)
2011-04-02 23:38:09
お久しぶりです、温かいコメントありがとうございます。
ぶんさんのお名前、何となく記憶に残っていたのですがすぐには思い出せず、昔のコメントを見返して記憶が蘇りました。当時、ロッぴょん似のゆずちゃんをお迎えされたばかりとおっしゃっられていたあのぶんさんだったのですね。
あの頃は、闘病してはいたもののロッぴょんもまだ自由に走り回れる程の元気はあって、あの頃はまだ楽しかったなぁ~・・なんてちょっとしんみり懐かしんだりしてしまいました。当時ベビーちゃんだったゆずちゃんは、元気ですか?もう立派なレディーうさちゃんに成長されてるんでしょうね。

うちもロッぴょんもあれからチャイ君もいろんな事がありすぎて・・・。でも老いていくというのはこういう事なんですよね。(ロッぴょんの不慮の事故は予想外でしたが。)
ぶんさんも愛するワンちゃんを見送られたとの事・・。まだまだお辛い事でしょう。
愛する我が子との別れは、突然だとしても時間を掛けてゆっくりできたとしてもその辛さを天秤に掛ける事はできないですよね。
モンを4歳半で突然失ってしまった私としては、どんな過酷な状況にあるとはいえ残った2匹が9才を超えた今でも傍に存在し続けてくれている事はとてもとても幸せな事なのだと最近なり特に実感させられています。それと同時にいつか訪れるであろう「別れの日」、それがいつになろうとも悔いの残らない様1つ1つのしぐさや表情・思い出をしっかり心に刻みつつ1日1日を大切にゆっくり心の準備を進めているところです。
「悔いの残らないよう」・・そうですね、私もモンを失った後絶えず繰り返してきたワード。
でも2/21の時みたいにいざその時・・となるとやっぱり諦めきれずにうろたえてしまうのでしょうけど・・。
9才で心の準備なんて・・ときっと思われる方もいらっしゃるでしょう、でもやっぱり365日24時間一緒に過ごしている私としては、我が子の状態は少なくとも覚悟しなければいけない時期に差し掛かって来ているという事実からは目を背けてはいけない事なのだと感じ始めています。けど、今はただ・・ただ・・これまで通りロッぴょんがそれを覆し続けてくれる事を切に願って止みません。
ぶんさんも、ゆずちゃんとの楽しい思い出今のうちにたくさんたくさん作って下さいね。
とても重たい内容だったのに、コメントして頂いてとても嬉しかったです。
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はじめまして (なちこ)
2015-02-08 15:13:56
はじめまして。年末あたりから、うさぎが眼振をおこすようになり、抗生剤やエンセの駆虫をしていますが改善なく、色々調べているうちにこのぶろぐにたどりつきました。うさぎさんへの愛情、知識、むきあう姿勢、全てが素敵で、最近おちこんでばかりの私は良くないなって、またがんばろうと思えました!ゆっくり読ませてください!3うさぎさんとの関係が、とても素敵で輝いてみえました(^ ^)元気がでました。ありがとうございます(^ ^)
15歳のうさぎと暮らしています。16も間近。がんばります!
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なちこさん♪ (みゅ~@飼い主)
2015-02-14 23:17:01
なちこさん、はじめまして。お返事大変遅くなり申し訳ありません。私自身、最近ではこのブログを開く事も殆どしなくなってましたものですみませんでした・・。久しぶりに開いてみるとコメントが!長い事放置状態だったこの子達の記事へコメントを頂けるなんてうれしかったです。しかも、ロッぴょん達の記事を見て「がんばろう」と思って戴けたなんて!ロッぴょん達もきっと喜んでくれていると思います。なちこさん家のうさちゃん15歳さんなんてすごいです。高齢になってからの眼振は、うちも2うさ共経験し、原因は不明。でも、いろんなブログで自分なりに情報収集していましたが、超高齢期になって原因不明の眼振を発症するケースは多かった様に思います。高齢になってからの眼振は、老体の体力を更に奪う形となりとても可哀相ですが、もう治すというより軽減させてあげる位の気持ちで構えて対処してあげると長期戦で闘えると思いますよ。無事、16歳さんを迎えられるといいですね、頑張って下さい。
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