ゆったりミチクサ

馬上少年過
世平白髪多
残軀天所赦
不楽是如何
   (戦国武将)
   伊達政宗公詩

奥州羽州さくら狩

2016-03-03 | 旅行記

東日本大震災から5年
復興の槌音響き亘る東北
明日を築く正念場。

さくら狩に、いざゆかん
奥州羽州の細道へ。

1.青森・津軽弘前城の桜

私が訪れた当時の弘前城。
桜がお似合いです。


朱塗りの欄干に宝珠橋。
弘前城のビューポイントでしょうか。


見事に咲き誇る「弘前城の枝垂桜」。
カナダ旅で訪れた、豪快なナイアガラを思い出します。


良く晴れ渡った弘前の空に、お岩木山が似合います。
弘前城、岩木山、澄切った青い空、満開の桜、全てが揃った絶景です。

2.秋田・武家屋敷の枝垂桜

桧木内川沿いの桜並木。
晴れ渡った空に、北国の山々が雪を抱いて聳えています。
桧木内川沿いの桜並木を散策しました。
明るい日差しが、心も晴れやかにします。


「武家屋敷の枝垂れ桜」が満開です。
道行く人力車も、武家屋敷通りに溶け込んでいます。


そよ風の角館武家屋敷は、江戸時代にタイムスリップした様です。
落ち着きのある武家屋敷に、華やかな枝垂れ桜が悠久の時の流れを漂わせます。

        
樹齢400年には、なるであろう枝垂れ桜。
落ち着いた武家屋敷の雰囲気を醸し出していました。

3.岩手・石割桜に一本桜、欠かせぬ北上展勝地

「小岩井農場の一本桜」。
広々とした牧場、冠雪の岩手山、澄んだ青空、大地に根を張る一本桜。


「北上展勝地の桜」並木です。
暖かい春の日差しに誘われて、散策しました。


生命力の確かな事を実感する「石割桜」。
盛岡地方裁判所前庭に根を張る、威風堂々の巨木です。

4.山形・置賜地方の桜

朝日連峰の雪が輝く春の置賜地方。
「釜の越桜」が満開を迎えていました。


山形の置賜地方は、桜の名所。
「伊佐澤の久保桜」は、樹形の妙味に咲く満開の桜が見事です。


伊達政宗公ゆかりの「草岡の大明神桜」。
戦国時代から既に保護されていたのです。
時代を経て尚、桜を愛でる心を大切にしたいですね。

5.宮城・一目千本桜に青葉城、日本三景・松島を望む

仙台青葉城天主台の戦国武将・「伊達政宗公騎馬像と桜」。
伊達62万石の城下町、震災後の復興を見つめ続けています。
400年前、西欧との交易を視野に、
遣欧使節を送り出した伊達政宗公の偉業は大きい。


白石川沿いの「一目千本桜」が満開。
春の柔らかい日差しを受け、大河原、柴田に続く桜並木を散歩する。
「樅ノ木は残った」船岡城址の桜も満開でした。


日本三景の松島。
「西行戻しの松」公園から、桜越しに松島を眺望しました。
満開の桜が、松島の美しい景色を際立たせています。

6.福島・三春と会津
ほんとの空の里、二本松安達太良山の風景を後にして、
会津若松を訪れました。


会津若松鶴ヶ城内の茶室「麟閣」。
枝垂れ桜が満開でした。
「ならぬものはならぬのです」小気味よい会津魂が聞こえます。


「三春の滝桜」が満開を迎えています。
能楽を楽しむ姿も見られました。


日本三大桜と言われるように、威風堂々の枝垂れ桜です。

奥州羽州さくら小道の旅
日々、心行くまで堪能する

「さくらがり きどくや日々に 五里六里」芭蕉
「世の中に たえて桜の なかりせば
      春の心は のどけからまし」在原業平
のどかな日々を突然奪われた人々の嘆き悲しみを忘れまい
がんばろう東北!!!。 がんばろう日本!!!。



最新の画像もっと見る