
アメリカ Gossip Girl Cecily Von Ziegesar (訳)鹿田昌美 #6
原作である小説版『ゴシップガール』の登場人物紹介が終わりました。最初に書いた記事のあらすじは本の裏にある公式なあらすじです。下記では、ネタバレをより含みながらのあらすじ紹介をします。
■あらすじ■
小説のスタートは12年生(日本の高校3年生)の10月からスタートします。アメリカと日本では始業の時期が全く異なるので、この10月というのは、学年では高校3年と同等ですが、時期でいうと高校2年の後期に当たります。
9月初旬、ニューイングランド州〈ハノーヴァー・アカデミー〉の始業式に南フランスでのバカンスから帰らずに欠席したことから、退学になったセリーナ・ヴァンダーウッドセン。欠席程度で退学になった寄宿学校より、学期途中からの転校に寛大だった、以前通学していたNYのアッパー・イーストサイドにある名門校〈コンスタンス・ビラード女子学園〉に復学することになった。
しかし、登校初日から皆の態度がよそよそしく、転校前のコンスタンスとは丸っきり変わっていた。それもそのはず。セリーナの元親友で今や学園の女王となったブレア・ウォルドーフの策略で、皆が口を利かないように仕向けたのだ。その上、正体不明の管理人が運営する〈gossipgirl.net〉に根拠のない噂を載せられる始末。でも噂の全てが嘘なのか?ノー。事実もある。それはセリーナは寄宿学校へ行く前、ブレアの恋人でセリーナの親友のネイトとセックスしていたのだ!二人だけの秘密だったが、ネイトがチャックにうっかり自慢してしまったせいで街中にバレてしまう。
一方でネイトはというと、ブレアとは正統派カップルと知られていたが、ルールの制定や唐突なプレゼントなどの束縛に嫌々していたところにセリーナが帰ってきたため、二人の間で心が揺らぐ。
街の反対側、アッパー・ウェストサイドに住む、ハンフリー兄妹。天と地の差もあるセリーナに共に憧れを抱いていた兄妹は、ひょんなことからセリーナと友達になる。そのハンフリー兄妹の兄ダンに想いを寄せる、ブルックリン在住のヴァネッサは〈コンスタンス・ビラード女子学園〉にあのセリーナが復学したと知り、鬱陶しく感じる。しかし、以前と違い、学園を仕切るグループにセリーナが所属していないことと、映画制作に興味を持ったセリーナから手伝いを依頼され、手伝っているうちにセリーナの天真爛漫とした性格の良さに気付き、印象が変わる。
〈コンスタンス・ビラード女子学園〉の9年生ジェニー・ハンフリーは、セリーナと最上級生グループに憧れている。カリグラフィが得意なジェニーはブレアが実行委員会を務める〈キス・オン・ザ・リップス〉パーティに何とかして出席しようと策を練り、ブレアのパーティの招待状を無料で作る代わりに招待してもらう。パーティで年上のハンサムな高校生に誘われたことで有頂天のジェニー。でも、このハンサムな高校生とは、アッパー・イーストサイド一欲情している悪名高きチャック・バス。ジェニーのドレスを脱がすべく、チャックはジェニーをトイレへ連れ込む。
その頃ブルックリンでは、ヴァネッサと共にヴァネッサの姉ルビーのクラブへ遊びに来たセリーナ。ブレアとの確執のせいで、派手なパーティには出席しなかった。そこへ本来パーティへ行ったはずのダン・ハンフリーが!自分の夢の女の子がなぜか目の前にいることに驚きを隠せないダンと、予想外のダンの登場に顔が赤らむヴァネッサ。そんな二人の間に挟まれ、知らぬ間に三角関係に巻き込まれた自由奔放なセリーナ。そんなとき、ジェニーから“SOS”のメールが入る。
急いで〈キス・オン・ザ・リップス〉に向かうセリーナとダン。到着して二人でジェニーを探すと、トイレにいることが分かる。そこにはジェニーともう一人…。何とかしてジェニーを助けると中からチャックが!ダンとチャックは名門校〈リバーサイド男子学院〉の同級生で同じクラスだが、育った環境がまるで違うため敵対しあっている。その天敵チャックが妹に手を出そうとしたことが許せないダンと自分も数日前に乱暴されかけたセリーナは、以後チャックを激しく毛嫌いするようになる。
…to be continue.
原作である小説版『ゴシップガール』の登場人物紹介が終わりました。最初に書いた記事のあらすじは本の裏にある公式なあらすじです。下記では、ネタバレをより含みながらのあらすじ紹介をします。
■あらすじ■
小説のスタートは12年生(日本の高校3年生)の10月からスタートします。アメリカと日本では始業の時期が全く異なるので、この10月というのは、学年では高校3年と同等ですが、時期でいうと高校2年の後期に当たります。
9月初旬、ニューイングランド州〈ハノーヴァー・アカデミー〉の始業式に南フランスでのバカンスから帰らずに欠席したことから、退学になったセリーナ・ヴァンダーウッドセン。欠席程度で退学になった寄宿学校より、学期途中からの転校に寛大だった、以前通学していたNYのアッパー・イーストサイドにある名門校〈コンスタンス・ビラード女子学園〉に復学することになった。
しかし、登校初日から皆の態度がよそよそしく、転校前のコンスタンスとは丸っきり変わっていた。それもそのはず。セリーナの元親友で今や学園の女王となったブレア・ウォルドーフの策略で、皆が口を利かないように仕向けたのだ。その上、正体不明の管理人が運営する〈gossipgirl.net〉に根拠のない噂を載せられる始末。でも噂の全てが嘘なのか?ノー。事実もある。それはセリーナは寄宿学校へ行く前、ブレアの恋人でセリーナの親友のネイトとセックスしていたのだ!二人だけの秘密だったが、ネイトがチャックにうっかり自慢してしまったせいで街中にバレてしまう。
一方でネイトはというと、ブレアとは正統派カップルと知られていたが、ルールの制定や唐突なプレゼントなどの束縛に嫌々していたところにセリーナが帰ってきたため、二人の間で心が揺らぐ。
街の反対側、アッパー・ウェストサイドに住む、ハンフリー兄妹。天と地の差もあるセリーナに共に憧れを抱いていた兄妹は、ひょんなことからセリーナと友達になる。そのハンフリー兄妹の兄ダンに想いを寄せる、ブルックリン在住のヴァネッサは〈コンスタンス・ビラード女子学園〉にあのセリーナが復学したと知り、鬱陶しく感じる。しかし、以前と違い、学園を仕切るグループにセリーナが所属していないことと、映画制作に興味を持ったセリーナから手伝いを依頼され、手伝っているうちにセリーナの天真爛漫とした性格の良さに気付き、印象が変わる。
〈コンスタンス・ビラード女子学園〉の9年生ジェニー・ハンフリーは、セリーナと最上級生グループに憧れている。カリグラフィが得意なジェニーはブレアが実行委員会を務める〈キス・オン・ザ・リップス〉パーティに何とかして出席しようと策を練り、ブレアのパーティの招待状を無料で作る代わりに招待してもらう。パーティで年上のハンサムな高校生に誘われたことで有頂天のジェニー。でも、このハンサムな高校生とは、アッパー・イーストサイド一欲情している悪名高きチャック・バス。ジェニーのドレスを脱がすべく、チャックはジェニーをトイレへ連れ込む。
その頃ブルックリンでは、ヴァネッサと共にヴァネッサの姉ルビーのクラブへ遊びに来たセリーナ。ブレアとの確執のせいで、派手なパーティには出席しなかった。そこへ本来パーティへ行ったはずのダン・ハンフリーが!自分の夢の女の子がなぜか目の前にいることに驚きを隠せないダンと、予想外のダンの登場に顔が赤らむヴァネッサ。そんな二人の間に挟まれ、知らぬ間に三角関係に巻き込まれた自由奔放なセリーナ。そんなとき、ジェニーから“SOS”のメールが入る。
急いで〈キス・オン・ザ・リップス〉に向かうセリーナとダン。到着して二人でジェニーを探すと、トイレにいることが分かる。そこにはジェニーともう一人…。何とかしてジェニーを助けると中からチャックが!ダンとチャックは名門校〈リバーサイド男子学院〉の同級生で同じクラスだが、育った環境がまるで違うため敵対しあっている。その天敵チャックが妹に手を出そうとしたことが許せないダンと自分も数日前に乱暴されかけたセリーナは、以後チャックを激しく毛嫌いするようになる。
…to be continue.