本日、宮崎国際大学国際教養学部比較文化学科4年生10名がみどり幼稚園の授業(保育)見学に来られました。同大学で教職課程を履修している学生が、5月から6月にかけて教育実習を行いますが、教育実習に先立つ事前指導の一環としての本園での見学となりました。
はじめに、私の方から、就学前教育・保育を行う幼稚園、保育所、認定こども園のそれぞれの特徴、子ども・子育て支援法の概要、本園の基本理念・経営の基本方針、保育内容、子育て支援の内容等についてスライドを使って説明させていただきました。手遊びや歌の輪唱を含めて約40分の講話でしたが、学生さんたちは、真摯な態度で表情豊かに聴き入ったり、熱心にメモを取ったりするなど、薫風のごとく爽やかな印象を受けた次第です。
説明等が終了すると、分担して各クラスに2~3名ずつ入り、保育の実際の見学をしました。園児たちは、大学のお兄さん、お姉さん方と触れ合う絶好の機会を得て大喜びでした。保育の中でも一段と輝き、音楽遊びや運動遊び、粘土遊び等に夢中になっていました。
10名の学生さんたちも、可愛らしい園児に取り囲まれ、普段味わえないような雰囲気を堪能したことと思います。
幼児が自ら意欲を持って環境とかかわることによりつくり出される様々な活動を通して、保育目標が達成されていきます。この度、幼稚園教育の実践の一コマに触れられたことが、今後の学生らの何らかの参考になれば幸いです。
私は、笑顔で丁寧な挨拶をされ引率の先生と共に玄関から次の会場へ向かう学生らを見送りながら、「この次の教育実習はもとより、不断の自己研鑽に励み、自らの夢の実現に向かって邁進してほしい。」と心からエールを送ったことでした。















