園長日記

宮崎学園短期大学附属みどり幼稚園の日々の様子等をお伝えします。

交通安全教室(年少組)

2016年07月12日 | 日記

 梅雨時期になりますと、傘や雨具を使う機会が多くなり、周囲が見えずらかったり、動きがわるくなったり交通事故等が心配になります。

夏になりますと、子ども達の行動範囲もぐっと広がります。それに伴い、子ども達のの交通事故等も心配されます。

  幼児の交通事故原因別発生状況を見ますと、飛び出しが一番多く、次いで車の直前直後の横断等となっています。

こうしたことから、本園では、子ども達が正しく道路横断ができるよう、この度、全園児を対象に交通安全教室を計画しました。

 今日は、年少組の子ども達を対象にした交通安全教室を開催しました。信号に従っていても、横断歩道を渡っていても、絶対安全とは言えませんが、この幼児期から信号の見方、信号機のある交差点での横断の仕方、信号機のない所での横断の仕方などを体験を通して学びました。

 子ども達に人気のキャラクター「まもりん」君も登場し、信号機の種類、信号機の見方と意味、信号機のある道路での横断の仕方、信号機のない道路での横断の仕方、チャイルドシートのこと等、腹話術で具体的に教えてくださいました。

また、後半、キャラクター「ラッキー」君が登場し、道路の正しい横断の仕方の模範を示してくれました。子ども達にとって人気のキャラクターだけあって興味・関心がぐっと高まり「ラッキー」君と笑顔で叫んでいました。

 最後は、いよいよ園児たち一人一人、模擬道路を使っての道路横断の訓練をしました。どの園児も、「まず止まる」、「手をあげて右よし、左よし、右よしの安全確認」、「手を挙げてさっさと横断」など、指導員、先生方の指導の下、園児も一生懸命でした。繰り返し、信号機のある道路での横断の仕方と信号機のないところでの横断の仕方を学びました。

 園児たちが、今日の交通安全教室を契機に一層安全意識を高め、「飛び出し」は絶対せず、交通ルールをしっかり守って道路横断等を行い、交通事故に遭わないようにしてほしいと願わずにはいられません。

 幼児は周囲の状況を意識せず、衝動的な行動をとりがちです。ご家庭におきましても、「絶対、飛び出してはだめよ。」と言い聞かせると同時に、保護者の皆様が、お子様から手を離さないことだと思います。登園・降園時、ご家庭での遊びのとき、ご家族でのご移動の時など、くれぐれもお気を付けてください。

 


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