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終わりなき旅の途中

地球上で見聞きしたこと

正しい年越し

2010-01-01 22:12:38 | movie freak
大晦日、仕事上がって帰宅。年越しそばをいただいて23時、近所のたっけの案内で家族皆で除夜の鐘つきに出発。甲山大師(神呪寺)につくと駐車場は結構いっぱい。長い階段を登り整理券をもらうと30番台/108回で結構早い。去年のTKおじさんは肺に水が溜まってて、階段登るのが本当につらそうだったのに、今年は軽い足取りでステップ。医学ってすごいね~。来年も再来年もずーっと皆が元気で過ごせますように。心をこめて鐘を突く。寒かったけどお参りして、澄んだ冬の空気を吸って、またたく夜景を見たら清々しい気持ちになる。

下山して就寝、起きたら元旦、初夢は何だったのかな。ボクは通常営業だけどたまたま元旦が休みなので溜まった洗濯を2回し、年賀状の印刷をしたりで、夜はこれまた恒例の映画鑑賞。普段は初笑いでアホ映画を選択するんやけど、手ごろな映画が無くて、ジョニーデップの「パブリック・エネミーズ」 - goo 映画

シリアスなギャングモノ。内容は良かったのよ、こんな大胆不敵な男が実在してたんやって興味持った。ただ悲しくなってもうて、やっぱ新春一発目に見るもんやないわ~☆しかししばらくジョニデが頭にこびりついてるわ。うーん良いオトコ。

こんな調子で2010年スタート。今年はもっと映画見たいな~。
皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

密会、それは

2009-07-02 20:16:09 | movie freak
義兄と近々デートすんねん。なぜか…?

義姉は見ないヱヴァンゲリヲン新劇場版:破にご一緒するため。

うちの相方も残念ならが見いひんから、互いに一人ぼっちで見なあかんとこやってん。

初日は流石に大人として止めとこう言うたんやけどまぁ、早く見るにこしたこたないちゅうこって、多分土曜夜に鑑賞することに。

たかられるな日本よ

2009-06-25 02:09:40 | movie freak
ハゲタカ - goo 映画
[監]大友啓史 
[原]真山仁 
[出]大森南朋  玉山鉄二  栗山千明  高良健吾  遠藤憲一  松田龍平  中尾彬  柴田恭兵  嶋田久作 
[制作データ] 2009東宝  [上映時間] 134分

ドラマ見たこと無い、原作読んでない、でもなんとなく観に行ったら、経済を知らなくてもちゃんと楽しめる作品やった。テンポよく繰り広げられる投資合戦、世界を舞台にシナリオを描く男達の熱い思いにぐっと来た。

そして惜しみなく画面一杯に映し出される男前が目の保養に。スーツは男前を三割り増しにするわね~。

余談ですが玉山くんはうちの同僚Chicoの同窓生だそうで、超ダサい制服着てたそうだ。それでも彼のイケメン光線は消し去れなかったろう。しかしこんな男前うちの学校にゃ居なかったなあ、羨ましい。
キャストも豪華な顔ぶれ、大森南朋の抑えた演技も役にピッタリ!何ヶ国語も操る鷲津にはシビレるわ~。英語くらいじゃ世界を相手に出来ませんわ☆

村上ファンド?堀えもん?リーマンショック?とまさに今起こっている世界情勢を連想させる企業やニュースがてんこ盛り!
実際アメ車が中国資本になりそうだったり、日本の森=水源が公害大国に狙われたり、そこら中でハゲタカが弱ったヤツラを狙っているぞ。日本が海外資本に乗っ取られないよう、政府や企業はここらが踏ん張りどころじゃないか。日本と言う国の良さをもっと認識して素晴らしい文化を後世に残して行こうよ。

ずばりオーストラリア

2009-03-24 01:10:17 | movie freak
オーストラリア - goo 映画
気づいたら家の近所の映画館では上映が朝1回のみになってたので梅田へ。
仕事のストレス発散に選んだのは大好きなヒュー・ジャックマン&ニコール・キッドマンという2代オーストラリアンスターの主演映画。

冒頭はコミカルに英国貴婦人のカルチャーショックを描き、アボリジニの人種問題、神秘性、大戦の波、牧場主同士の勢力争い、家族愛まで盛りだくさん。

色々やりすぎた感はあるが、何と言っても全編通してヒューのカッコいいこと!喧嘩させても、馬に乗らせても、アボリジニと偏見無く交流する姿も彼らしく、はまってるな~と感心したが、まず前半の野営地での水浴びシーンはファンに対する究極のサービスカットだったに違いない。ギリシャ彫刻を彷彿とさせるたくましい上半身をさらに強調するかのようなセクシーショット(笑)そして舞踏会のシーンに登場した時は、息を呑むような美しい変貌振りでボクら女性をニコールと一緒に釘付けにしたのだ。あれに心動かされない女性がいるだろうか?無骨な男がレディ・サラと始めてキスする時の戸惑いと優しさが、またGAPで良いんだよね~。

実際の本人はかなりお茶目で家族思いのナイスガイらしい。お人柄が人気の秘密だよ。生身とまったく違う役柄を演じることが多いから、役作りに苦労するんじゃないかな。獣とか化け物とか野生的な物が多いからw 

そしてアボリジニの少年ナヤ(ブランドン・ウォルターズ)の素晴らしいこと!あの漆黒の瞳、本当に不思議な力が宿ってるんじゃないだろうか?!と思うほど自然にアボリジニとしての力を発揮していた。最後旅立つときに子供から大人の顔に変わってた。それにしてもナヤのおじいちゃんキング・ジョージはスーパーマンやで!神出鬼没やし能力者やし、ありゃ誰もかないませんわ。ボクにも魔法の歌教えてください♪

雄大な自然の中で進むストーリーを見て、現代人は自然の一部として暮らしてきた彼らを見習うべきじゃないだろうか、とふと考える。

隣の怪人

2009-01-01 23:52:49 | movie freak
K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝 - goo 映画
劇場: 初のTOHOシネマズ 西宮OS

今年の正月映画はこれになった。見たい作品が1月後半に集中してて何かぱっとしないと思うたけど、なかなか楽しめた。金城君かわいかったしw 何か彼、恋する惑星 CHUNGKING EXPRESS(1994) で見たときより数段若返ってるような気がする。

突っ込みどころもありつつ、最後はあのアニメ大作へのオマージュ?みたいな終わり方。CGもかなりがんばって作りこんでて、この冬一番の国産娯楽大作になったんちゃうかと思う。

それにしても驚いたのは仲村トオル。長年俳優やってるのにあの滑舌の悪さは何??日ごろ彼のドラマとか見てないから良く知らないんやけど、あれ役作り??
高島礼子はええ下町の姉さんになってたわ。あんなキャラも演じられるのね。

昨日のダメ男、明日のアサシン

2008-10-17 08:45:59 | movie freak
ウォンテッド - goo 映画
原題:Wanted
[監]ティムール・ベクマンベトフ 
[原]マーク・ミラー  J・G・ジョーンズ 
[出]アンジェリーナ・ジョリー ジェームズ・マカボイ モーガン・フリーマン 
[制作データ] 2008米/東宝東和 [上映時間] 110分 R-15

ありえね~~~~~!!!を連発させられる超ぶっ飛びアクション。シリアス&ハードな作品なのに、もう笑いが止まりません。アンジーはこの手の役は久々よね。ファンとしては嬉しい限り。
監督は『ナイト・ウォッチ:NOCHNOI DOZOR』で知られるロシアの鬼才ティムール・ベクマンベトフ。実は彼の作品は初めてみた。
それぞれのシーンが独特のビジュアル世界で、流麗かつ迫力のアクションが繰り広げられる。ジェームズ・マカヴォイもがんばって肉体改造し、救いようのないダメ男か真の男へと成長する。そのダメっぽりがあまりにも見事なので、その後の変貌がより冴えるのだ。

しかし何と言っても美しく艶やかなアンジェリーナ・ジョリーのミステリアスな美女フォックスが最高にカッコいい。痩せて以前のような力強いセクシーでは無くなったけど、そこは彼女の演技でカバー。やっぱり絵になる人なのだ。アンジーを見るたびに今のたるんだ自分はこのままではいかんな~、と反省するばかり。トホホ

絵画の中のおとぎ話

2008-10-11 09:44:22 | movie freak
で下の怒り日記の時にみてた映画はコレ。

落下の王国 - goo 映画
原題: The Fall
[監][製][脚]ターセム(The Cell) 
[音]クリシュナ・レビ 
[衣]石岡瑛子(1992年アカデミー衣裳デザイン賞■ドラキュラ) 
[出]リー・ペイス カティンカ・アンタルー ジャスティン・ワデル ダニエル・カルタジローン 
[制作データ] 2006米/ムービーアイ  [上映時間] 118分

『ザ・セル』のターセム監督が撮影に4年の歳月を費やし世界24ヵ国以上でロケを敢行して完成させた、壮大なスケールの叙事詩。
映画の撮影で怪我をし、主演俳優に恋人を盗られて生きる希望を失っていたスタントマン青年と、腕を怪我して入院中の少女が青年の「お話」で心を通わせていく。しかし彼は動けない自分が自殺するために、彼女を利用しようとしていたのだ。
その物語は、世界中を舞台にこの世のものとは思えないような美しい景色で描かれていて、見る者を引き込んでいく。

子役の女の子はルーマニア生まれのカティンカ・アンタルー5歳。彼女は演じてたんじゃなくて、本当に青年ロイと仲良くなってお話をねだってたんじゃなかろうか。あまりにも自然な演技にこの物語が作り物だということを忘れそうになる。
ザ・セル(2000)でも見事な世界観と様式美を見せたターセム監督。この人に見えている景色は常人とは違うようだ。物語事態にはそれほどの起伏や効果は無いけど、画面に現れるものに非の打ち所が無い。この人の映像は台詞無しでも見ていられる。

ともだちいる?

2008-07-02 01:13:56 | movie freak
作品: ぼくの大切なともだち原題: MON MEILLEUR AMI
[監][脚]パトリス・ルコント 
[脚][台]ジェローム・トネール 
[出]ダニエル・オートゥイユ ダニー・ブーン ジュリー・ガイエ ジュリー・デュラン[制作データ] 2006仏/ワイズポリシー [上映時間] 96分

パトリス・ルコント監督の作品は悲しい終わり方をする映画が多いと思ったが、
今回は違った。

大人になるそれぞれの生活、家庭ができて、親友とも疎遠になりがちに。
そんな寂しさを誰しもかかえているような気がする。
友達ってどうやって作ったっけ?本当の友達って言える人が今あなたの周りにいますか?

マイベストおじ様映画の1本に入る優しい物語だった。TOPは依然”マカロニ”。
ぼくの大切なともだち - goo 映画
マカロニ(1985) - goo 映画

あんな教授がいたらいいね

2008-06-27 19:01:15 | movie freak
インディジョーンズ  クリスタル・スカルの王国(字幕版)
[監]スティーブン・スピルバーグ 
[製]ジョージ・ルーカス 
[出]ハリソン・フォード シャイア・ラブーフ ケイト・ブランシェット  カレン・アレン 
[制作データ] 2008米/パラマウント  [上映時間] 122分

まさかあの年でやると思わなかった冒険活劇。
もちろんスタントマンも使ってるだろうけど頑張るハリソン君!
細部に笑いのネタが仕込まれてて楽しく見れる。
懐かしのマリオンとの名コンビぶりで物語に花を添える。
笑えるw
年をとってもあんな役を演じられるのは俳優なら嬉しいだろな。
シルバーだけでなく敵方の若く美しいDr.スパルコで目の保養。
制服って無条件でカッコイい。

しかし次第に明らかになるスカル謎は想像とは違う方向へ突っ走る。
ある意味スピルバーグの集大成、本領発揮。
それでいいのか~~~?!
気分はFrom dusk till dawn、力技な展開だ。
フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996) - goo 映画

ボク的には納得行かないなあ。CGの進歩によるものか一抹の味気なさが襲う。
これって古い人間なのかしら☆
前半のワクワクを最後まで引っ張って欲しかったな。お子様向けなら納得。
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 - goo 映画

人の恨みは買うべからず

2008-06-05 01:15:10 | movie freak
作品: 譜めくりの女
原題: LA TOURNEUSE DE PAGE
[監][脚]ドゥニ・デルクール 
[音]ジェローム・ルモニエ 
[出]カトリーヌ・フロ  デボラ・フランソワ  パスカル・グレゴリー 
[制作データ] 2006仏/カフェグルーヴ=トルネード・フィルム [上映時間] 85分

情熱的な音楽や恋愛の芸術的物語かと思っていた。ポスターのイメージとタイトルでね。
そしたら背筋が凍るような心理サスペンスだったのよ。全編通して緊張の糸が張りっぱなし。血がどばっと出るとか突然大きな音で驚かせるとか、そんなギミックはまったく無くじわじわと嫌な感じが背中に忍び寄る。最後は後味の悪いことと言ったらないよ。その緊張感が面白かったけどね。

主人公メラニーに扮するデボラ・フランソワの無表情な演技がすごい!本当に何考えてるかわかんない。そこに底知れぬ怖さがあった。めちゃシリアスで繊細な映画だったけど、ピアニスト・アリアーヌ役のカトリーヌ・フロは普段は喜劇女優で、本人も相当面白い人らしい、とフランス人アママが申しておりました。

仲間と見たからその後映画をネタに盛り上がれたけど、一人だったらヘビーかも。

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