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終わりなき旅の途中

地球上で見聞きしたこと

命を吹き込まれる人形

2013-07-23 23:31:07 | Art
7/21
前職のつてで文楽鑑賞の招待にあずかりました!

国立文楽劇場
妹背山婦女庭訓 いもせやまおんなていきん
 井戸替の段/杉酒屋の段/道行恋苧環
 鱶七上使の段/姫戻りの段/金殿の段

「時代物」[王朝物(おうちょうもの)・王代物(おうだいもの)]の「義太夫狂言」で、帝位を名乗る謀反人蘇我入鹿(そがのいるか)を倒すために、力を尽くす藤原鎌足(ふじわらのかまたり)・淡海(たんかい)親子とその一派の活躍を描いた作品。
その四段目、求女(もとめ)という男性に恋をした橘姫(たちばなひめ)と酒屋のお三輪(おみわ)の三角関係を舞踊化した「道行恋苧環(みちゆきこいのおだまき)」、入鹿を倒すためにお三輪が犠牲となる「三笠山御殿(金殿)の場(みかさやまごてんのば)」(歌舞伎への誘いより)などを鑑賞。

このお三輪なる娘の恋と嫉妬と執念としおらしさと自己犠牲の情の深さをいっぺんに見せつけられる、切ない物語である。
このお三輪のしぐさのカワイイこと。一方で井戸替の宴で三味線を弾く男衆の動きにも見入ってしまった。太夫の裏声もモノマネしたくなるほどお気に入り。着物もキレイやし、早変わりとか豪華な舞台背景とか見せ場もたんとありますわ。

前回の教訓から音声ガイドもつけたので更にわかりやすかった。長丁場なんで途中記憶とんでたりもするけど、やっぱ生で見るとええもんですわ。伝統芸能って。

シャツとアフリカ

2012-06-30 16:56:07 | Art
熊本の動物画家、アドちゃんが大阪池田のギャラリーieで、二人展をやっている。

普通の古民家を改装したギャラリーにオープンキッチン。外観は住居なので、道に出した看板だけが頼り。(写真:ギャラリー玄関)
ふすまを取っ払った広々とした空間にアドちゃんの動物達とアフリカンバティックを使ったワンピース、シャツ、提灯パンツが並ぶ。壁に張り巡らせたダンボールからハイエナが顔を覗かせる。

壁にかかった、霧の中に浮かぶ象の絵が印象的だった。

アドちゃんは五時にギャラリーを出て、本町のギャラリーに絵を見に行く予定だったので、御堂筋線で一緒に本町まで出た。駅で出口番号とかわかる?と聞くと、フライヤーを出してきたが、見ると四ツ橋筋の向こう。本町駅では一駅分まるまる歩かないと行けないとこや。

アドちゃん、一緒に行くわ☆

結局二軒ギャラリーハシゴ。しかも土地勘有っても外から全くわからないような隠れ家的な。アドちゃん一人なら迷いまくったであろう。

人のお役に立てて何より!

草間弥生を目撃した

2012-03-29 18:26:29 | Art
行ってきました、草間弥生展!
平日ながら春休みと言うのを忘れていたため、予想以上の人出にあった。それでも土日よりましね。

草間カボチャ、ドローイング、オブジェ、本人語り映像、たっぷり楽しめるよ。齢八十を超えて尚、エネルギッシュに制作し続ける姿勢には素直に尊敬と賛美を!パワーがみなぎってた。


草間世界に入り込んでみる。


近所のリーガロイヤルホテルのロビーまで足をのばす。

CK、MZH、ママとも同士楽しんでくれたかな?

草間さんを見逃すな

2012-03-22 13:15:22 | Art
草間彌生―永遠の永遠の永遠― 国立国際美術館

世界に通用する日本産アーティストの作品を体現できる滅多に無いイベントだ。

いよいよ終盤、店番の合間をぬって観にいこうと思うが、休日は混雑してるそうなので、平日ゆっくり堪能したい。

最近アートに触れる機会も減ってるので、ワクワクする。
こういうお出かけの時は、普段会えない友達、感性を研ぎ澄ました友達に声をかけてみる。
そうして僕らの心の栄養を蓄えるのさ!

草間を訪ねて

2012-03-04 10:33:46 | Art
3/3
母が大阪に来ている。
草間彌生 永遠の永遠の永遠を観に来たのだ。元同僚とのお出かけだ。
この日はたまたま草間さんが講演会をやる日だったが、すでに満席だったらしい。
前売りは用意してるので、うちも観にいく予定。

夕食は 蒸し料理ダイニング 素馳夢 すちぃ~む なんばCITY店。肉3種盛り、鮮魚盛り、野菜盛りを4分半セイロ蒸ししていただきま~す。岩塩とポン酢が主で、お好みでオーダーした柚子味噌やバジルソースなんかも使い分けつつ完食。お昼がこってりだったという母もこれならあっさりいただけたと。

食べ終わる頃、SGRが仕事終わって連絡くれたので、以前から渡そうとしていた今治タオルポーチを渡す。あれ本当に便利で良いのよ~。国産名品!
※七福タオル どっとポーチ .POUCH  
通販サイト リンク切れてたらゴメンね。

食後は有機茶寮にて東方美人と、かぼちゃシフォン。

母はお腹いっぱいとのことで、横でお冷や飲んでた。

おなか一杯だったのに、うっかりUDONの画像を見てしまい、夜中に生醤油うどんを食べたことは内緒。
UDON - goo 映画

棚からぼた餅

2012-01-23 23:53:31 | Art
高知の祖父の家が売却された。高価なものは無いが、今時人気の昭和食器や雑貨、祖父のコレクションがあったので、処分の際はそれらの仕分けをしてからにしろと母に言っていたのだが、ある日帰省したら「もう売った」とのことだった。大ショックだ。

祖父が生きてた頃から部屋に飾られていたマッチ箱を敷き詰めた額縁も、オリンピックのオフィシャルネクタイも、ブロマイドも全部無くなったのか...

「あんたが言うから取っといた」と言って渡されたのはバッジとメダル類が入った小箱一つ。古いもの好きのMEと一緒に開けようと、スパ帰りの台湾料理わんやで開封した。

入ってましたお宝。写真の東京オリンピックオフィシャルバッジと岡本太郎デザインメダル。

なんだこれ~~?!

殆どが陸上競技大会のもののようだが、その価値は良くわからないが、オリンピック物は別だろう?!なんでもゴミにしないでよ~~~母!!

初めてのデジ

2009-11-04 20:12:33 | Art
ついに買ったんです!デジタルカメラを!
今まで携帯カメラでしのいできたので、デジタルカメラを買うのは初めてなんです!

世の中がデータ交換を求めているのでやむなく移行しました。
RTはほとんど出番がなくなりますが、なんかの機会に使ってあげたいです。

でもストラップは引き続き大学時代にケンケン先輩にいただいたプロストです。
もう今は無いらしいから大事にしよう。
たまには洗った方が良いのかな☆

近くて遠いNGK

2009-09-06 00:40:48 | Art
よしもとの舞台を観に行ったのは実に大学生ぶりくらい?誰を観に行ったかも覚えてない。関西に住んでると案外行かんよね。

今回はLINの元バイト仲間である平山昌雄さん(元JAC)が単独イベント「仁義」なるものの主演をするということで駆けつけた。∞ホールに入るのも初めて。

芝居のストーリーは平凡なるものの、流石JAC出身者の平山さん、殺陣の身のこなしの鮮やかさと真剣な表情は観客を釘付けにする。バク転は見せなかったが華麗でした。それにしても宮川大助花子の親分芝居の上手さと、花子さんのマシンガントークはすごかった!舞台を降りた平山さんがステージ上となんら変わらないのも笑けた。きっといい人なのね。

衝撃の14歳

2007-04-06 02:14:04 | Art
林俊作Exhibition2「爪で歩く者」
今しかできないモノを創り続ける。
林俊作、14歳。衝撃、再び。

5000人が興奮した初個展「画爆TERRO」から1年。
新世紀アーティスト、林俊作がHEP HALLに再び登場。
本展では、文化庁メディア芸術祭奨励賞受賞の「Sagrada Famiria計画」を始め、
2×9mにもなるCG作品「プラネテス」を一面の壁に展示。
また新たな試みとして念願だったコマドリ映像にも挑戦します。
会場:HEP HALL
JR大阪駅より徒歩5分。阪急梅田駅より徒歩3分。
赤い観覧車のあるビル HEP FIVE の8階です。 TEL→06-6366-3636

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出先でふらっと立ち寄ってみた展覧会、画伯はなんと14歳!
すさまじいエネルギーの爆発。自分が14歳の時って何してた?!

春休み中という事もあって、会場では俊作くんのLive Paintingもやっていた。真っ白い壁に彼が太い筆で大胆に絵の具を乗せ、それを掌でぐいぐい広げていく。みるみる色の塊が広がって、その上に細かい線が描かれていって、見た事無い生物が現れる。筆はキャンバスをはみ出して壁にまで達するも、彼はお構い無しにダイナミックに描き進めていく。この迫力、創造力、本当に釘付けになる!
 「爪で歩く者」ブログより

To all creators,
クレイアニメやCGにも果敢にチャレンジし、世界の著名アーティストを目標に掲げる、この若き画家の作品をぜひ観に行って欲しい。

でもすごい描かれてる世界はすごいシュールでダーク。今の14歳には世界はこう見えてるのか?と思うと世も末だな~と切なくなる。
世界がもっと明るく優しくなれば良いのにね。

林俊作Exhibition2「爪で歩く者」 は4月22日(日)まで。