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前職のつてで文楽鑑賞の招待にあずかりました!
国立文楽劇場
妹背山婦女庭訓 いもせやまおんなていきん
井戸替の段/杉酒屋の段/道行恋苧環
鱶七上使の段/姫戻りの段/金殿の段
「時代物」[王朝物(おうちょうもの)・王代物(おうだいもの)]の「義太夫狂言」で、帝位を名乗る謀反人蘇我入鹿(そがのいるか)を倒すために、力を尽くす藤原鎌足(ふじわらのかまたり)・淡海(たんかい)親子とその一派の活躍を描いた作品。
その四段目、求女(もとめ)という男性に恋をした橘姫(たちばなひめ)と酒屋のお三輪(おみわ)の三角関係を舞踊化した「道行恋苧環(みちゆきこいのおだまき)」、入鹿を倒すためにお三輪が犠牲となる「三笠山御殿(金殿)の場(みかさやまごてんのば)」(歌舞伎への誘いより)などを鑑賞。
このお三輪なる娘の恋と嫉妬と執念としおらしさと自己犠牲の情の深さをいっぺんに見せつけられる、切ない物語である。
このお三輪のしぐさのカワイイこと。一方で井戸替の宴で三味線を弾く男衆の動きにも見入ってしまった。太夫の裏声もモノマネしたくなるほどお気に入り。着物もキレイやし、早変わりとか豪華な舞台背景とか見せ場もたんとありますわ。
前回の教訓から音声ガイドもつけたので更にわかりやすかった。長丁場なんで途中記憶とんでたりもするけど、やっぱ生で見るとええもんですわ。伝統芸能って。
前職のつてで文楽鑑賞の招待にあずかりました!
国立文楽劇場
妹背山婦女庭訓 いもせやまおんなていきん
井戸替の段/杉酒屋の段/道行恋苧環
鱶七上使の段/姫戻りの段/金殿の段
「時代物」[王朝物(おうちょうもの)・王代物(おうだいもの)]の「義太夫狂言」で、帝位を名乗る謀反人蘇我入鹿(そがのいるか)を倒すために、力を尽くす藤原鎌足(ふじわらのかまたり)・淡海(たんかい)親子とその一派の活躍を描いた作品。
その四段目、求女(もとめ)という男性に恋をした橘姫(たちばなひめ)と酒屋のお三輪(おみわ)の三角関係を舞踊化した「道行恋苧環(みちゆきこいのおだまき)」、入鹿を倒すためにお三輪が犠牲となる「三笠山御殿(金殿)の場(みかさやまごてんのば)」(歌舞伎への誘いより)などを鑑賞。
このお三輪なる娘の恋と嫉妬と執念としおらしさと自己犠牲の情の深さをいっぺんに見せつけられる、切ない物語である。
このお三輪のしぐさのカワイイこと。一方で井戸替の宴で三味線を弾く男衆の動きにも見入ってしまった。太夫の裏声もモノマネしたくなるほどお気に入り。着物もキレイやし、早変わりとか豪華な舞台背景とか見せ場もたんとありますわ。
前回の教訓から音声ガイドもつけたので更にわかりやすかった。長丁場なんで途中記憶とんでたりもするけど、やっぱ生で見るとええもんですわ。伝統芸能って。