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探偵学園

2020-07-24 12:40:00 | Comic
▽タグ一覧
03年春アニメ Q TBS さとうふみや ぴえろ アニメ アニメ版は迷走気味 ミステリー 催眠術無双 冥王星 天才のバーゲンセール 天樹征丸 実写化 探偵 探偵学園Q 推理漫画 日本テレビ 漫画 講談社 豪華声優陣 週刊少年マガジン

『金田一少年の事件簿』
回答編の前に事件のヒントを整理してくれるので読者にも推理しやすい構造になっている。


中学生のキュウは子供の頃自分を誘拐犯から救ってくれた探偵のおじさんに憧れ、伝説の名探偵、団守彦が経営するDDS(Dan Detective School)に入学する。
入学試験であった、美南 恵・天草 流・遠山 金太郎・鳴沢 数馬ら5人ともにDDSのQ(Qualified)クラスとして難事件へ挑む。



○登場人物


◆DDS

警視庁特別公認探偵『団守彦』が設立した探偵学園。通常は成績順にA~Dクラスまでに別れているが、Qクラスのみ自身を受け継ぐ探偵を育成する為後から作られた。
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◇Qクラス

キュウ (本名:連城 究(れんじょう きゅう))
CV.緒方恵美、演.神木隆之介
主人公。中学3年生(連載時)。学校の成績は絶望的だが先生曰くやれば出来る子との事。
しかし、推理力やひらめきはずば抜けており、それを用いて事件を解決する。
名字は不明であったが、最終回で明確となる(ただし、あくまで「その時から名乗った」設定であり、それ以前に使っていた名字(母方の姓)は不明のまま)。
決め台詞は「ヒントは○つ、答えはひとつだ!」「探偵が諦めたら事件は迷宮入りなんだ!」

美南 恵(みなみ めぐみ)
CV.桑島法子、演.志田未来
ヒロイン。中学3年生(連載時)。通称メグ。
瞬間記憶能力をもち1度聞いたり見たことは絶対に忘れない。その能力から事件解決のキーを握る事も。
バストはBカップ。後にキュウの嫁に。

天草 流(あまくさ りゅう)
CV.遠近孝一、演.山田涼介
もう1人の主人公的な存在。中学3年生(連載時)。
アメリカ帰りの帰国子女で高校までを1年で飛び級している天才。クラスの成績トップ。
最初はクールな二枚目だったが後半からギャグもこなせる天然いじられキャラと化す。
しかし、彼には出生に重大な秘密が…
決め台詞は「今霧が晴れた…」
女装時のエロさは異常。
女子校潜入時はガチレズの女の子達に狙われまくっていた。
因みにドラマ版の中の人は別作品の主人公を後に演じている。

遠山 金太郎(とおやま きんたろう)
CV.石川英郎、演.要潤
遠山の金さんの末裔。父親は警視庁の警視正。通称キンタ。高校3年生(連載時)。
ばば抜きを10回やって10回1位になる程の強運の持ち主で試験もその運で乗り切る。剣道・柔道・空手は合わせて10段の腕前。後にリア充と化する。
一応後述の三郎丸と同じ金田一のセルフパロディキャラであり、決め台詞も「ご先祖様の名にかけて!」というどっかで聞いたような物。

鳴沢 数馬(なるさわ かずま)
CV.川上とも子、演.松川尚瑠輝(単発)、若葉克実(連続)
小学生にして天才プログラマー。財閥の御曹司。小学5年生(連載時)。
成績は流についで2位だが現場に行くよりも後方支援の方が多い。数学的なトリックに対してはキュウ以上の推理力。
決め台詞は「方程式は解けた!」



◇Aクラス

雪平 桜子(ゆきひら さくらこ)
CV.雪野五月(現・ゆきのさつき)
17歳。Aクラスのトップで団守彦の姪。が、団には探偵になることを反対されており今の地位は実力で勝ち取った。
Qクラスに強いライバル意識を抱いていると同時に彼らの事を認めてもいる。

白峰 隼人(しらみね はやと)
CV.葛城政典
16歳。8歳でラスベガスでのショーを経験した天才マジシャンだが特に活躍しない。

郷田 京助(ごうだ きょうすけ)
CV.千葉進歩
19歳。数学オリンピックで世界ランクに入る数学の天才。大体こいつがQクラスに喧嘩を売るような台詞を吐き登場するのがお決まり。

獅子戸 猛(ししど たけし)
CV.栗山浩一
20歳。ハーバード大学の学生。現在は休学して通っており犯罪心理学の博士号を所得済。

遠矢 邦子(とおや くにこ)
CV.金田朋子、演.田島ゆみか(連続)
15歳。高校1年生。
『殺人コレクター』で容疑者の一人として登場し、図らずも殺人のきっかけとなってしまったことが発覚しショックを受けるも、
その自分を変えたくてDDSに入学。
当時は地味で引っ込み思案かつオタク気味な眼鏡っ子だったが、編入を機に茶髪のギャル風にイメチェンした。
潜入捜査で知り合ったリュウに惚れ、以後彼を想ってこっそり覗き見したりする色々と残念な恋する乙女。
実は合気道の達人で心霊写真も好きという属性過多な少女。

三郎丸 豊(さぶろうまる ゆたか)
CV.飛田展男、演.中尾明慶(単発)
IQ180と金田一と同じ頭脳を持つ現役東大生。だが今作きってのネタキャラ。
後にA→Bへとクラス落ちし現在Cクラス落ちの危機に瀕している。一応メグと同じく国立能力開発研究所へ通っていた為IQも現役東大生であることも事実。
原作者曰く、「IQが高い=頭が良いとは限らないことを言いたかった」ための設定。
金田一本編にちょい役で出演した経験有。
単発ドラマ版ではすごくいい奴だった。連続ドラマ版で出なかったのが残念でならない。



◆DDC(Dan Detective Company)

団守彦が率いる探偵結社。DDSの講師も兼任する。

団守彦(だん もりひこ)
CV.田中秀幸、演.陣内孝則
警視庁特別公認探偵。65歳。拳銃の所持を許可されている日本唯一の探偵。車椅子に乗っている。Qクラスを直接教えている。
ドラマ版で彼を演じた陣内孝則は明智小五郎や毛利小五郎も演じており、探偵役のベテランである。

七海 光太郎(ななみ こうたろう)
CV.三木眞一郎、演.山本太郎
自称団守彦の右腕。
変装の名人で声等もそっくりに真似できるが、サボテン等にも変装する今作きってのネタキャラその2。
探偵としてはDDCトップクラスで団守彦の右腕もあながち間違っている訳でなく一時期学園長代理を務めていた。
ドラマ版で彼を演じたのは後の参議院議員。

片桐 紫乃(かたぎり しの)
CV.久川綾、演.鈴木砂羽(単発)
団守彦の秘書にして探偵。ダイイングメッセージ等の解読を得意とする。

真木 慎太郎(まき しんたろう)
CV.成田剣、演.東根作寿英
DDCの監察医。国立能力開発研究所の設立メンバーでもある。特に目立たないが…

本郷 巽(ほんごう たつみ)
CV.梁田清之
七海と並ぶほどの探偵だったが足の怪我によりDDC専任になる。しかし、キンタに勝つほどの実力者。

鬼首 独郎(おにこうべ どくろう)
DDSきっての科学開発担当者で、探偵ツールや変装マスクの開発、科学捜査の指揮を担当する科学のエキスパート。
だがどうしようもなく奇人で変人なマッドサイエンティスト。通称「ドクター・ドクロ」で、変人同士、七海と仲がいい。
「地球は平らなんだよ!!」

連城暁(れんじょう さとる)
CV.関俊彦、演.細川茂樹
団の最初の助手。そしてQの憧れの「探偵のおじさん」
高校を中退して、団と共に探偵社を設立したが8年前にサー・カロンから団を庇って殉職。誘拐されたキュウを救った事がある。実はキュウの父親。


◆冥王星

犯罪組織。自らは手を汚さず殺人事件等の犯罪計画をプロデュースする集団。報酬は依頼主のその時点での全財産半分。
なお、計画が失敗した場合、もしくは犯行を警察やDDSらに見破られた場合には、事前に依頼主にかけていた後催眠を発動させ、口封じのために廃人状態にする。

キング・ハデス
CV.納谷悟朗、演.若松武史
冥王星トップ。
物語終盤まで表舞台に出ることはなく存在が語られるだけだったが、終盤で登場しキュウ達最大の敵として立ちはだかる。

本名は「黒王星彦」(こくおう ほしひこ)と言い、団守彦の中学の同級生で、親友でもあった。
だがある日、彼の優秀さを妬んだ同級生により、彼の母親の事(冥王星のような殺人プランナーで、警察に逮捕された直後に自殺した)を暴露され、
団守彦からも曖昧な態度を取られた(ただし団の方は母親の事を知っても仲良くしようとしていたのだが、彼の方が暴走した形ではある)。
その後、母親の事を暴露した同級生をトリックを用いて負傷させ、退学に追い込み、自らも学校を辞めて団の前から姿を消した。
そして父親である九頭龍匠の元に身を寄せたようだが、(多分)勘違いから警戒された挙句に地下牢に監禁され、
そこで「キング・ハデス」としての人格が形成されることとなった。

ケルベロス
演.鈴木一真
冥王星幹部。26歳。キング・ハデスが団守彦のライバルならケルベロスは七海光太郎のライバル。
催眠術の天才でよく後催眠をかけ依頼主や裏切り者を死よりも苦しい結末で始末する。悪役だが金田一の地獄の傀儡師と同じく人気がありその為彼の番外編が作られた。
だが殺人は絶対しないポリシーを持ってる分、地獄の傀儡師よりはずっとマシ。
もっとも、あっちは単独行動をしているので、殺人をしないのはある意味不自然だし、最近では自分からは人を殺さなくなってきている。
彼の脱獄エピソードは、作者のお気に入り。
本名は「ケン・L・ベルローズ」と、コードネームそのまんまに近い。

サー・カロン
CV.緑川光
顔の半分に仮面をつけた冥王星幹部。だが裏切り行為をした為あっさり始末された。
正直何の為に存在したのかよく分からない。
アニメ版では名前が「サー・アヌビス」となっている。

サー・タナトス
冥王星幹部。DDSにスパイとして潜り込んでいる。
かなりの外道だが、詰めが甘い。

ミス・ユリエ
CV.野田順子、演.奥貫薫
冥王星幹部。流の世話人。
メグの命を狙った事がある。ドラマ版ではケルベロスと共に暗躍し、キュウ達と何度も対決した。

ミス・カオリ
CV.茂呂田かおる
冥王星下位クラスに位置する女性構成員。
追い詰められるとナイフで斬りかかる等、冥王星としては美に反するとして軽蔑されている。
幾度とQクラスの関わった事件の監視をするが、『幻奏館殺人事件』でボロを出し、逮捕される。
その後ケルベロスの催眠術で廃人化させられるが…。


◆その他


九頭龍匠(くずりゅう たくみ)
芸術家。絵画・建築・工芸・陶芸・作曲など様々な分野にわたって活躍し、「トリックアート」を採り入れた作品も多い。
ただし1つの分野についてはそれぞれ「9つ」の作品しか作らなかったとされる。
登場するのは回想シーンに限られ、直接登場することはなかった(ネットの情報では「没年不詳」とされており、故人である可能性が高い。たとえ存命でも90代)。
実はキング・ハデスの父親であり、リュウの曽祖父である。
と言ってもその二人に直接の血縁は無く、九頭龍の正妻との間の子の子孫がリュウであり、キング・ハデスは九頭龍の愛人の子である。


■主なエピソード

切り裂き島の惨劇
神隠し村殺人事件
降霊術殺人事件
Q対A 延長戦
殺人コレクター
幻奏館殺人事件
魔矢姫伝説殺人事件
雪月花殺人事件
吊り橋村殺人事件
サイキック・マーダー
棲龍館殺人事件
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日本翻訳協会 

2020-07-22 00:22:14 | Member
     
代表理事挨拶

  「新代表理事として
      ご挨拶 ― 日本にとっての‘翻訳’とは」

              一般社団法人 日本翻訳協会  代表理事 堀田都茂樹

   日頃は日本翻訳協会の活動に対し、ご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 
 1986年設立以来、日本翻訳協会の活動に対し、ご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。この度、
代表理事を拝命いただきました堀田です。就任にあたりご挨拶をさせていただきます。

日本は明治の近代化で翻訳を通して知的な観念を土着化し、だれでも世界の先端知識に触れられる環境を創ってきま
した。ひとつ間違えれば、国の独立さえ危ぶまれた明治の日本は当時の英語公用語化論を退け、翻訳を通じて日本語に
よる近代化を成し遂げました。

明治維新以降、先人、福澤諭吉、西周、森有礼,中江兆民等々が、西欧文化、技術、制度、法律等、日本にない抽象概念
を数々の翻訳語を創って受け入れてきました。 Societyが社会、 justiceが正義、truthが心理、reasonが理性、
その他、良心、主観、体制、構造、弁証法、疎外、実存、危機、等々。

こうした先人の努力をよそに、今では英語至上主義、企業内の英語公用語化の話題等がマスコミを賑わせています。
しかし、こうしたグローバリズムに偏った政策は、やがて日本が二流国へと歩む道であることを肝に銘じたいと思い
ます。

英語による支配の序列構造の中で、第二階層、すなわち、英語を第二公用語として使う、インド、マレーシア、ケニア
などの旧イギリス植民地諸国、フィリピン、プエルトリコなどの米国占領下にあった諸国のことです。これらの国は
ある意味、英語公用語を採用して、二流国を甘んじて受け入れた国と言えるかもしれません。

最近では日本の東京大学がアジア地域での大学ランキングが昨年までの第一位から七位に転落とマスコミでは自虐的
論調が聴かれますが、その主たる理由は、授業が英語で行われる割合が少ない、執筆される英語論文の割合が少ない
などが問題にされているように思います。しかし、考えてみると、英語圏以外で先進の学問を日本語、自国言語で
学べる国は日本以外ではあるでしょうか。

一方、あの理想国家といわれるシンガポールの現況は、常に複数の言語を学ばなければならないことから始まり、
エリート主義による経済格差の拡大、国民の連帯意識の欠如。そして、独自の文化、芸術が生まれない文化的貧困を
皆さんはご存知でしたでしょうか。これこそ、英語化路線の一方のひずみと言えると思います。

日本は、翻訳を盾に、日本語が国語である位置を堅持して、決して日本語を現地語の位置に貶めませんでした。これは
以下の日本語と日本文化の歴史とこれに裏打ちされた利点を考えれば至極当然のことに思えます。

・6,7世紀ころから中国文明を消化、吸収するに中国文化を和漢折衷で 受け入れ、真名、仮名、文化を作り上げで
きた。

・50万語という世界一豊かな語彙をもつ日本語。英語は外来語の多くを含んでの50万語、ドイツ語35万語、
仏語10万語。まさに、言霊の幸はふ国日本。

・古事記、日本書紀、万葉集など、1,000年前文献でもさほど苦労なく読める日本語。一方、英米では1,000年
まえの文献は古代ギリシア語、ヘブライ語が読めなければ一般の人は読めない。

・世界200の国、6,000以上の民族、6,500以上の言語の内、50音の母音を中心に整然と組み立てられ、
・平仮名、片仮名、アルファベット、漢数字、ローマ数字等多様な表現形式を持つ言語、日本語。

・脳科学者角田忠信が指摘しているように、西欧人は子音を左脳、母音を機械音、雑音と同じ右脳で処理、また、
小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、風の音をノイズとして右脳で受けている。対して、子音、母音、さらには小鳥の
さえずり、小川のせせらぎ、風の音までも言語脳の左脳で受け止める日本人。そこから導かれるのか万物に神を読む
日本人。

・ユーラシア大陸の東端で、儒、仏、道、禅、神道文化を発酵させ、鋭い感性と深い精神性を育んできた日本文化。

・「日本語の科学が世界を変える」の著者、松尾義之が指摘しているように、ノーベル賞クラスの科学の発明は実は
日本語のおかげ。自然科学の分野ではこれまで約20の賞を受賞。アジア圏では他を圧倒。

翻って、最近の世界情勢を見てみましょう。

Brexit(Britain+Exit), 英国の国民投票によるEU離脱の衝撃は、日本、そして世界の経済、政治に大きな影響を与え
つつあることはご承知かと思います。EUは解体に向けて歩む?のかもしれません。実際、オランダ、イタリア、
オーストリア、デンマーク、スウェーデンももしかしたら、という状況のようです。

では、このBrexit以降の世界情勢はどんな方向を示唆しているのでしょうか。

それは、
GlobalismからNeo-nationalism (Localism)へ国境を無くし、人の交流を自由化し、市場を開放する方向から、難民の
無制限な移動の制限をし、国家を取り戻す方向へ

ElitismからPopulismへ
国際金融資本家に代表されるエリート主導から大衆主導の時代へ

グローバリストが新自由主義の政策、開放経済、規制緩和、小さな政府、これに基づき世界経済の再編を進めてきたわけですが、これに異議を唱えたのがこれらの動きと言えます。

今まさに、大きな世界潮流は、ローカル、それもグローカル、開かれたローカリズムの時代に突入しつつあるように見えます。

ここにこそ‘翻訳’の存在意義が見いだせます。

個々の自立した文化をお互いに尊重し、そのうえで、翻訳による相互交流を行う、そんな翻訳的方法が見直されてい
ます。

言語は単なるコミュニケーションのツールではありません。言語は使う人の世界観を創り、日本であれば日本語が
日本人の考え方、感じ方、日本社会の在り方までも創り出しています。

従って、日本社会の英語化を安易に進めることは日本のアイデンティティ、強みを破壊する行為とも言えるでしょう。
思いやりや気配り、日本人の持つ鋭い感性や深い精神性は日本語、日本文化のなせる業でしょう。

言語学者、鈴木孝夫氏のタタミゼ効果はご存知かと思いますが、もともとこれはフランス語ですが、日本人ぽくなる、
人との接し方が柔らかくなる、対決から融和に導く、日本語を学んだものがそのように変わると言われています。

ことほど左様に、世界は個々の自立を前提にそのコミュニケーションの新たな方法論として‘翻訳’を求めています。
グローバリズムの誘惑に右往左往せずに、これからの世界における自国語、日本語の意義、そして、翻訳の意義を堂々
と主張したいと考えます。

お互いの文化を尊重し翻訳を通じてハーモナイゼーションを計る、素晴らしい時代の到来です。

まさしくバベルの塔を英語という一つの言語で創ろうとしている特権階級に神は怒り、神は人類に別々のことばを
与え、世界へ散れと言っているかのようです。

多言語、多文化共生世界の入り口に今我々はいるのかもしれません。日本も国家戦略、言語戦略の一環として‘翻訳’を
考える時代に入ったと考えるべきではないでしょうか。
日本翻訳協会は、そんな翻訳に対する基本認識からスタートしたいと考えております。
今後も、皆様のご理解とご支援、ご協力をお願い致します。

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食べ合わせ

2020-07-16 03:44:24 | Member
2020-07-16 03:34:52

味の組み合わせについては、「○○+△△=□□の味」へどうぞ。

○よい例

鰻+梅干し
鰻の脂と梅干しの酸味が合わさると消化不良を起こすと言われていたが、実際には消化を助ける良い組み合わせ。
ボタンハモの如く湯通しした鰻に梅肉タレをつけて食べるのは最高。
梅干しは食欲増進効果があるので、高級な鰻を食べ過ぎないようにと言う説もあるが、実際は「銀杏と鰻」が悪い食べ合わせで、緑の梅と勘違いされて伝わった物らしい。

揚げ物+キャベツ
山盛りのキャベツは飾りではない。キャベツに含まれるビタミンUが胃酸の分泌を助け、胃もたれを防いでくれる。
キャベツを合間に食べることで、揚げ物をより多く食べられるようになると言っても過言ではない。

焼き魚+大根おろし
大根には魚の油を分解する酵素があり、やはり消化を助けてくれる

枝豆+酒
おそらく最も有名な食べ合せ。晩酌や居酒屋の鉄板。
枝豆がアルコールの分解を助けてくれるため、悪酔いしにくくなる。




△良くはないが、明確な害はない例

チーズフォンデュ+ビール
胃の中のチーズフォンデュがビールで固まり、胃閉塞を起こす可能性があるとされるが、
ビールの効果で固まったチーズでも胃の中でちゃんと消化されるので、よほど大量かつ短時間で食べるような真似をしない限りは問題ない。

しらす+大根
しらす大根は定番だが、大根の成分がしらすのリジン*2の吸収を阻害する。
酸を混ぜると緩和できるので、気になるならポン酢などでいただこう。


×悪い・危険な例


スイカ+ビール
スイカとビールには共に利尿作用があり、脱水状態になりやすい。結果としてアルコール濃度が高まり、急性アルコール中毒となる危険がある。

カフェイン+ビール
上記に同じ。

ラーメン+飯
ラーメンライスは美味しいのだが、ただでさえ炭水化物+炭水化物の組合せ。さらに炭水化物の脂肪化を防ぐビタミンB1を摂取出来ないので、一食でも加速度的にピザる。
チャーシューメンの方が太りにくいと言われるのは豚肉でビタミンB1を補給できるためだが、カロリーオーバーしたら同じことなので運動するべし。

梅干し+牛乳
まず無いと思うが消化に悪いので注意しておこう。

日本病跡学会賞

2020-07-15 05:24:44 | Nietzsche
日本病跡学会賞は、病跡学の領域の卓越した業績を顕彰するものです。表彰の前年に優れた論文、著書等を発表した会員に贈られます。卓越した業績を顕彰する正賞とそれに準ずる奨励賞があります。過去の受賞者・受賞作品は下記のとおりです。

2003年 第4回正賞 加藤 敏『創造性の精神病理─ルソー・ヘルダーリン・ハイデガー』新曜社
2004年 奨励賞   立山萬里「芥川龍之介とヴェロナール中毒
―点鬼簿、蜃気 楼、歯車の世界」 病跡誌第65号
2005年 第5回正賞 米倉育男「老人と性─病跡学的接近─6.一休宗純」病跡誌第68号
      奨励賞   小林聡幸「新たなる交響曲の創始者ハンス・ロットの発狂」病跡誌第67号
2006年 学会賞   福島 章『天才の精神分析』『音楽と音楽家の精神分析」
『不思議の国の宮沢賢治』ほかの業績
      奨励賞   林 美朗『表現の精神病理学─病跡学の世界』青山社
2007年 学会賞   鈴木國文『時代が病むということ─無意識の構造と美術』社会評論社
      奨励賞   服部 恵、津田 均「登場人物の病跡─『若い人』江波恵子 における
「真実劫掠」の意味」病跡誌第71号
2008年 学会賞   野島直子『ラカンで読む寺山修司の世界』トランスビュー
      奨励賞   上宇都ゆりほ、新宮一成「藤原定家考─天才形成の構造」病跡誌第72号

2009年 学会賞    小林聡幸『シンフォニア・パトグラフィカ─現代音楽の病跡学』書肆心水
      奨励賞    森川雪子「長谷川泰子の 病跡─詩と批評のあいだに」病跡誌第75号
      奨励賞    上尾真道「幼年期の踏査 ─アドルフ・ヴェルフリの
妄想的自叙伝について」病跡誌第75号
2010年 学会賞    斎藤 環『関係の化学としての文学』新潮社
      奨励賞    牧瀬英幹「如何にして「創造」と「病値」は結びつくのか
─佐伯祐三における「故国の概念」」病跡誌第77号
2011年 奨励賞    角田京子「エドヴァルド・ムンクが描出した
統合失調症性の両価性」病跡誌第80号
2012年 学会賞    庄田秀志『戦後派作家たちの病跡』勉誠出版
2013年 奨励賞    村田智子「作家・森茉莉における少年愛の幻想と「父」」病跡誌第83号
2014年 奨励賞    風野春樹『島田清次郎─誰にも愛されなかった男』本の雑誌社
2016年 学会賞    津田 均「グレン・グールドの病跡、リズム論への寄与、
演奏史上の位置」病跡誌89号
2017年 学会賞    生田  孝「古澤平作における「仏教精神分析」について」 病跡誌、第91号
      奨励賞    斎藤 慎之介「吉行淳之介の憂鬱
─うつ病による創造と喪失について」 病跡誌、第91号

1998年 第1回正賞 宮本忠雄『病跡研究集成 ─創造と表現の精神病理』金剛出版
      第1回正賞 新宮一成『無意識の組曲─精神分析的夢幻論』岩波書店
1999年 第2回正賞 高橋正雄「熊本時代の漱石─介護者としての側面─」病跡誌第55号
2000年 第3回正賞 小見山実『仮面の人間学』社会評論社
      第3回正賞 森島章仁『アントナン・アルトーと精神分裂病
      ─存在のブ ラックホールに向かって』関西大学出版会
2001年 奨励賞   南 健一『ゲオルク・トラークルの病跡 (I) (II)』病跡誌第59、60号
2002年 奨励賞   野島直子「寺山修司のデビュー作における模倣問題と鏡像段階」 病跡誌第61号

フランスの翻訳家

2020-07-15 02:21:17 | 🇫🇷文学
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