お昼は1時がちょうど良い

在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

回顧録 4

2015年11月20日 | 回顧録
昭和30年代後半の社会現象に「蒸発」というのがありました。 ある日、家族・知人が突然いなくなり音信不通になってしまうのです。 朝、「行ってきまーす」と言って家を出たきり夜になっても帰って来ないのです。 事故か事件に巻き込まれたのか、どこかで元気に暮らしているのか、皆目見当がつかないので不安になった家族の方も全国的にはいらっしゃったみたい。 今では「特定失踪者」とか「行方不 . . . 本文を読む

回顧録 3

2015年11月19日 | 回顧録
先回お伝えした母子寮生活での出来事の中で覚えている事を幾つか‥‥ ① 当時寮母が犬を飼っていたのですが、私がまだ小学生低学年の頃だったと思います。その犬は私をばかにしていて、いつも吠えるので困っていました。今でいうところの「犬勢症候群」かも。 ある日学校から帰るとなんとその犬が解き放されていたのです。多分、鎖か紐が切れてたのかもしれません。 その犬は私を見つけるなり吠えながら私に向かっ . . . 本文を読む

回顧録 2

2015年11月18日 | 回顧録
「回顧録 1」で少し触れましたが、結婚するまで私の家族構成は親1人子1人の母子家庭でした。 正直なところ、あまり良い思い出はありません。 私が2~3歳の頃に両親は離別したので父親の顔や声は全く記憶にはなく、たとえバスで隣に座ったとしても誰だかわからないでしょう。尤も今では鬼籍に入っていますが。 周囲の子供たちには自分の家があり、両親が揃っており、兄弟がいるのが普通の状況での私の置かれた . . . 本文を読む

回顧録 1

2015年11月17日 | 回顧録
振り返ってみると高校時代迄はあまりいい思い出はないなぁ。 家庭の事情が影響していたのかもしれない。 両親兄弟揃って家があり、ホームドラマで見るようなごく普通の家庭ではなかったからなのか。 だからアニメのサザエさんの事を考える時は不快になる。あれが日本の標準だと思われるのは嫌だ。 何で自分だけこんな思いをしなければならないんだろうと考える事も多かった。 物心ついた頃から気がつけば . . . 本文を読む

暖房

2015年11月11日 | 日記
これから日毎に気温が下がっていきますね。 天気予報を見ると紅葉前線が南下している事がわかります。 そこで暖房の話。 数年前までオイルヒーターを使っていました。 臭いなし、音はしない、換気不要、灯油やガスを補給しなくてもいい、と、ここまでは理想的なんですが問題が‥‥ そうなんです。電気代がバカにならない。 ピーク時は一ヶ月の電気代が2万5千円になってしまうんです。 オイル . . . 本文を読む

禍福は糾える縄の如し

2015年11月10日 | 日記
‥‥とは昔の人はよくぞ言ったものです。 もうじき生まれ年が一廻りしようとするこの歳にふと、そう思いました。 辛い時期は、いつか良い時が来るかもしれないと思い、期待感でその時期をじっとやり過ごす。 そして、あの時は良かったなぁと思っていると次の試練がやって来て。 もう1000年も生きた気分です。 一冊の本が書けるくらいドラマチックな人生かもしれない。(持ち上げすぎかな) 日記 . . . 本文を読む