My treasure is jin-musk-ten and Knit!!

ムスク&テン姫と手編みの日記

4月初旬の越後湯沢・雪食いテン・魚沼で渓流釣り・これが野生のヤマメ~イワナ!

2009-04-28 | ムスク&テン
日々やっきになって進めてはいるんだけど、どうにもこうにも只今ジミ々な個所を編み作業中なんで・・ニットもの&紡ぎ糸をアップできなくて、ほんとすみません。。><;5月いっぱいまで、愛いっぱいな家族記事の連チャンいきます☆

この日は朝の4時に埼玉を出発して、7時には魚野川の本流に到着。毎度だけどやっぱ空気が明らかに違って旨い!
呼吸するのがラクチン!?そしてまずはムスク&テンのお気に入りスポット・穴沢河川公園でハッチャケお散歩。わたしが心からリラックスできて幸せな気持ちになる時間☆


で、散歩中もチラチラちらちら川の流れを盗み見してはソワソワしてたJパパ。
やっぱりか、、散歩が終わったとたん、テンション異常に高くとーぜん顔で釣りを始めました。
竿もって川に向かって独りニヤけているJの姿に、あぁもう完全に重症な釣り病なんだな。と・・
どうぞどうぞ、ほんとに気の済むまでどーぞ、みたいな(笑)


その穴沢河川公園沿いを流れるこのスポット、朝まずめ(日の出)と夕まずめ(日の入)には特にガンガン釣れます。
ここではお昼時に釣ってる釣り師はゼロ。で、肝心なこの川にいる魚は放流魚含むイワナ・ヤマメ・ニジマスなど。
ミノー&スプーンは根がかり必至なんで、疑似餌もしくは重めのスプーンで早巻き、さらにぶどう虫や赤ミミズが無難っぽい。フライマンが圧倒的に多いです。

あと、こういった地方県の本流・支流・渓流は、日々役場などの管轄で大切に守られています。こういう釣りって一見無料?っぽいけどタダではありません。現地のコンビニとかに1日漁猟券というものが売ってるんで、田舎で川釣りをする機会のある人は気をつけましょ~


待ちに待たされた釣り後、両親のお店に行って朝ごはんを作ってもらう。朝からサンマと野菜、、じ~んとくる。いつもはコーヒーだけのわたしは、朝こんなん作ったことない。。(笑)



誰にもナイショの渓スポット。
いっつも思うんだけど、こういった大自然に人間なんかがオジャマしてま~す。ひっそり溶け込むんでどうぞ楽しませてください。って、6感含むすべてで感じた怖いくらいに美しく、圧倒的な威力を発してる自然を全身で感じたこの感動って、やっぱり写真で伝えるってムリがあるのかな??って、、
もっと写真のセンスを磨けばイイのか?それとも一眼レフがそれを叶えてくれるのか?!?

小さいけど、これが魚沼産の山女魚(ヤマメ)ちゃん。せっかくなんで、ここでちょっとヤマメについてご紹介!
ヤマメは{渓の女王}{渓の宝石}{清流の妖精}とも言われるほど美しく高貴な渓魚です。川の下流には生息できない、ほんとうの渓流もしくは清流にしか生きれない繊細すぎる渓魚。ちなみに、ヤマメが一度海へ行き川に戻って大きくなったのがサクラマスです。サクラマスの刺身って。。桜のような薄ピンク色でヤバ美味です!!よき田舎でよき機会があったら、ぜひともサクラマスのお刺身を食していただきたいっ☆

で、ヤマメのシンボルと言えば、この楕円のバーマーク。実はわたし去年からこのバーマークに萌え萌えで。。脇にバーマークの編み込みをほどこしたヤマメセーターをいつか編んでみたい!!って密かに燃えているほど「ヤマメ好き」がヒートしてます、、やばいです(笑)

イワナとヤマメのホイル焼き。身が、、ふあっふあで脂ジューシーでした。うま甘!よく川魚は臭みがあるって聞くけど。。それって産地とかの問題で、ちょっとしたカン違いだと思います。

これは魚沼産のえぞ岩魚(イワナ)ちゃん。
管理釣り場のマス系はすべて放流魚(養殖)なんで、こういう繊細な色を発しません。もちろん調理後の脂も旨味もまったく違う。
イワナの特徴はと言うと、背中から腹にかけての絶妙なドット+薄いバーマーク。ヤマメと似ているけれど、顔の作りがパーフェクトな方がイワナちゃん。なにしろ可愛い顔立ちなんですイワナって♪


ちょっと見てよ!これがイワナの色彩力☆背中の金粉とお腹にかけての橙色&ドット柄ががなんとも美しいぃ~~!!自然の色彩ってほんとにスゴイ。。降参です。



沢に生える水芭蕉や岩苔、ふきのとうもカンゾウも満載なこの場所は、家族だけの秘密基地A点。。ウチワ盛り上がりっぽくてすみません(笑)地元の人もあまり知らないこの場所、ムスク&テンも大好きな場所です☆


目的はみんなでふきのとう摘み☆と、雪萌えぇ~~隊長テンとの雪遊び。


雪玉を作れとせかしてきて、玉を見つけたとたん永遠と発するテンの喜び奇声「きゃぁああ~きゃぁあああーー」。。
ほんとは動画公開で聞かせてあげたいくらいなんだけど、いったい雪玉のどこにそんな魅力があるのか?テン子よ!!(笑)

落としてもらった雪玉キャッーーチ!!!

すげぇ~~テン男!かっこいいぞ~!って一緒にはしゃぐJ。。その光景に「どうしたの?テンちゃんどうしちゃったの??」と本気で心配してくるお父さん・お母さん。いや、わたしも分らないよ、、、(笑)


崩れた雪玉を切なそうにジっと見つめたり、、叩いたり食べたりでほんと忙しそう。。

ドカベンの岩鬼正美・キュートバージョン☆


とにかく、今回もテンは雪玉を食べつづけ、真剣に雪玉と戦いました!いいぞ~テン子♪

自分note撤去・・ぷぷっ



越後湯沢駅から歩いて10分以内の新鮮な魚を安く旨く!寿司と地酒に合う肴いっぱいな「鮮肴屋べにちょう」
はほんとにオススメです!!とくにランチは安すぎ! 個人的にはアサリの酒蒸しと軟骨入りつくねがヤバい美味い。
それから日本酒はと言うと、湯沢に来たらばぜひ、辛口の「雪男」をどうぞ。地元民は八海山や久保田は呑まず、とりあえず雪男か鶴玲です。間違いないです☆

なにげに、お父さんの着てるベストは2年前にお母ちゃんが手編みしたものです。(お母ちゃんは毎年・冬限定ニッターで、見ての通りわたしと違ってちゃんとしたものを編みます・・笑)
どこかの国産メーカーのアルパカ100%糸単糸なんだって。
わたしはと言うと「アルパカの毛なんだぁ。ふ~~ん、しっとりしててイイ色だね。でもじゃあ重いんじゃない?お父さんっ!」ぐらいしかいつも感想を言いません。あはは。だってなんか悔しいんだもんよっ☆
とんでもなく先輩母ニッターですが、いつもそれぐらいしかニットの話はしません。しかもわたしの編んでる作品は絶対に見せないし!!(ほんとにひどい娘です・・笑笑)


2日目は晴天。ちょっと変わった郷土料理を出してくれる、お米の里・六日町にあるまたナイショのお店・秘密基地B点に。
この人は、とりあえず竿をもたしとけばニカニカです(笑)

ここら辺で夏にわんさか獲れるカジカの竜田揚げ。女将さん手作りのお漬物。

初めて食べたニシンの醤油+酒漬けっぽい?お刺身とふきのとうの塩漬け。ニシンは臭みなんてこれっぽっちもなくてオドロキ!


極悪な極小宇宙人にしか見えないカジカ。。かわいいぃ~この容姿がどっぷりツボに入りました♪



ぜーんぶ詰込んでやるぞ!って、また意地になって書いたので。。重いわ長いわで失礼しました><;
5月はまだまだ自然でいっぱい遊ぶぞ~ムっち&テン♪

おわり。

幸せ&サプライズな頂き物★春の山菜・祇園 むら田のいりごま・ルーキーズ

2009-04-16 | 食材・おうちごはん
4月の初め、残雪な越後湯沢の魚野川(うおのがわ)沿いにたっくさん生えていた春の山菜・ふきのとう。
これぐらい立派に伸びて開ききってしまうと摘みません。香り豊かで美味しいのは、開く寸前のつぼみの状態☆


先月のわたしの誕生日の前夜、お父さんから電話があって
「明日の土曜午前中、50万円相当の荷物が届くからな!家にいるだろ?」とまたいつもにも増して上機嫌。もちろん50万円相当っていうのはウソで、いつものお父さんのジョーク。。(今回はそうきたかっ!?と、毎度わたしもついついノってしまうんだけど・・笑)

で、誕生日の日は朝から吉祥寺にあるjota(移転しましたよ~4月いっぱいは休業してますよ~)に、人生初の織りの体験をしに行くんだ♪って1週間前から楽しみに予定してたのに、、Jからも講習代プレゼントされてたのに、、、
「織り?そんなのはまた今度にしろっ。届いたらすぐ感想の電話をするように!」って案の定おとうさんに一喝され、すんなり諦めましたT_Tなので、未だに講習行けてません。。


その土曜の朝に届いた荷物の中には、両親が摘んでくれた、B4サイズのビニール袋がパンッパンになるほどの「ふきのとう」と、ビン詰めいっぱいのお父さんのお手製「ふきのとう味噌」と、魚沼の人たちでもなかなか手に入らない「塩沢米コシヒカリ10キロ」
それからJへと「釣りキチ三平の原画カレンダー」までもが!?(笑・笑)

こんなにいっぱいのふきのとう。摘んだり調理したりした事がある人は知っていると思うけど、アクで手と爪ががまっ茶色になって大変だったろうなぁ~。。なんて想像しながら、荷物の中に一緒に入っていた手紙を読んでいると
<そろそろお米が無くなる頃だろうと思い入れました。>とあり、あと4合分しかないのを何で知ってるんだよーーと泣きそうになった。
そう、うちはいつも両親からお米を送ってもらっていて、自分達で米を買ったことがない。いつも、あとちょっとでお米無くなっちゃう~ついに買わなきゃな。って頃にタイミングよく届く。の繰り返し。両親にも、両親が仕入れている先の魚沼のお米の先生(って呼ばれてる人がいる)にも、いつもありがたいってちゃんと思ってます。

なんせ、なんて言うかこうちょっと幸せな気持ちにしてくれたプレゼントだったから、ふきのとうレシピを検索してイロイロ作って食べたよ。美味しかったよ、お父さん♪(って、お父さんはココ見れないけどね。笑)

やっぱり白いお米とふきのとう味噌の相性はサイコ~!!子供の時はこの美味しさが理解できなかったけど、歳をとるごとになぜかシミル。。もうおかずはこれだけでいいって感じ。

天ぷらって衣加減が難しい、、すごい苦手。でも、ふきのとうと言ったらやっぱ天ぷらが一番好き!焼き塩につけて、ほろ苦甘でうまかったぁ~
納豆の上に乗せたのは、ふきのとうのみじん切りを胡麻油+酒+醤油で軽く炒めたもの。ふきのとうは油で炒めると苦さが和らぎます。これ手間がかからないし納豆とすごく合う!毎日でも食べたい感じ。

このソースはCOOKPADのこちらに塩を追加し、各分量も自分好みで作ったもの。粉ふきイモにかけたらヤバ美味だった☆サラダのドレッシングとしても使えるし、週末はパスタのソースに使うつもり☆本当に何にでも合う万能ソースなんで超オススメ!!あまりにオススメで、大量に作った瓶詰めをお父さんにも手渡ししてきました。

で、とり合えずは鯛のカルパッチョ。

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祇園むら田 いりごま

超いりごまLOVE!のsenちゃんから、京都旅行のメインテーマのひとつだったお土産よ~と頂いた
祇園むら田のいりごま

つやつやな薄黄色に独特な風味と香り、このままでも白米にかけただけでも、本当はもうそれだけでじゅうぶん過ぎるくらい美味!!!senちゃん、これが煎りごまって言うのね。じゃあ今までのゴマは何だったのぉーー!?と、こういう本物の味を知ってしまって、これからどうしたらイイんだろう。。あぁもう完全にむら田のいりごまの虜です。
家で美味しいって本当にしあわせ☆再度ありがとう~senちゃん!


届いた晩、すでに箱の気品にビビリつつも開封→Jが速攻手にゴマをつまみ「うわっこうばしい~うっめーー食べてみ!早く!!」と興奮しながらせかしてきた、、ぇえ?は?勝手に!?わたしの友達からわたしがいただいたものなんですけど。。って先に味見されて悔しかったよーー(笑)

サラダにゴマドレッシングとか、、、

すりゴマ多めにアレンジして、ごまだれにして冷しゃぶとか。←このごまだれ美味すぎる~!!!

とんかつにゴマソースとか、、なんだかスってばっかりだけど(笑)今後も作ってみたかった胡麻豆腐や、むら田のHP上にあるレシピを片っ端からためしてみま~す♪
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ROOKIES ノート

先日の渋谷手芸部ピクニックの日、わたしのお母さんに雰囲気がどことなく似ていて大ーー好きなさっちゃんから頂きました!
さっちゃん曰く、このルーキーズnoteを見付けたとたん「あっ、あーちゃん!」って思ったんだって^^嬉しいなぁ~もぉ。。

こういうノートが存在してたなんて知らなかったからなんかもう興奮しちゃって、本当に嬉しくって。。帰ってからまたJに自慢しちゃった♪

実は、帰宅したらすぐに表紙を埋めたいっ!!ってウズウズしてて、、まっさらでキレイだったノートはこうなりました。。。
最強にパワーを持っている人たちの名前を列ねて「今世紀最強なnote Book」へカスタマイズ!けっしてヤンキーの落書きとは違いますので・・(笑)

このノート、毎日持ち歩いてヒラメキのお供として大事に使います☆いっつも笑顔いっぱいで温かいさっちゃん、ほんとうにありがとう☆

おわり。次は湯沢でテンが野生化~解禁・渓流釣りへ。

★テンの華麗なる走り=椎間板ヘルニア発症から約6年経ちました★

2009-04-13 | 戸ヶ崎動物病院/諸角元二 院長
祝!とがさき動物病院の公式ホームページが開設されました!←Clik 諸角院長宅のイヌネコちゃん達や全スタッフさん達の紹介ページもあり、見どころ満載です☆


毎年365日、心底困っている&希少な専門医の助けを求めている全国の患者犬猫と飼い主さん達のために現場に立ち続けてくれて、更にワールドワイドな獣医博士としてがんばり過ぎなくらいガンバっている諸角先生を陰で泣かせたいっ!!!気マンマンのテン子特集させてください^^

その悪夢のような6年前も再々発時の出来事も、決して忘れたことはない!!
これからも、再発防止へ向けて家族全員で一生付き合っていかなければいけない椎間板ヘルニアのその後。

悪夢のテンの椎間板ヘルニア発症→手術して頂いてから約6年経ちました。
体調良好な現在でも2か月に1回は病院に通っていて、一言では軽々しく言えないほど、ほんとーーーーーにほんとーーにお世話になっている諸角元二 院長。牧野仁 副院長。そして戸ヶ崎動物病院のスタッフ皆様方へ向けて!
さらには病院名や病気名の検索でココにたどり着いてくれる方々。まさに同じ病気に歯を食いしばり、再び立って歩けるようになる為のリハビリを模索し続け、今現在もそれと闘っている全国の飼い主さん達へ向けて!(実は日々、そういった方達の訪問率がニッター・スピナーさん達の訪問数をも上回っているんです)

まいど院内では決して見せようとしない(テンが、、><;)の華麗なる走りをぜひ先生方に見てほしくって披露したくて☆
そして椎間板ヘルニアでの神経マヒとリハビリに悩んでいる飼い主さんたちに一番伝えたい事は、飼い主さん自体が決して諦めないで欲しい!!諦めた時点で、何でも終わりだということ。諦めや落胆は、せめて半年以上リハビリを頑張ってからの結果が出るまで。。。愛犬のやる気も気力も、全ては飼い主さんに掛かっていると思います。根気のいることですが、病気に対して長いスパンでの前向きな姿勢が一番重要ではないかと。

椎間板ヘルニアの手術1回。その後、2回の再発で内科的治療を経験したテンの今のこの走りが、ちょっとでも誰かの前向きな材料になれば。。と愛をこめて。








《椎間板ヘルニア発症時のテンの状態~リハビリ記録~もろもろの経緯のまとめ/当時つけていたBook日記から引用》

当時通っていた動物病院では「椎間板ヘルニア」に関しての知識が全くなく、脚の筋肉の炎症と診断され、筋肉注射を2回も打たれ2週間をムダにする。この時期はまだ犬の椎間板ヘルニアが一般的な病気ではなかったので、今思えば仕方がないのかも。。
そんな最中、書籍『二歩先をゆく獣医さん』を通して知った神経系のスペシャリスト・諸角元二 先生が経営する戸ヶ崎動物病院に出会うまでに更に1週間が過ぎる。テンの痛みと症状は、この間もどんどん悪化していく。
やっと諸角先生に「椎間板ヘルニア」と診断してもらい内科的治療が始まったのも束の間、その4日後の晩、何時間もの激痛に耐え震えてうずくまっていたテンのうしろ両足+シッポの神経機能は完全にマヒし腰が落ちた。腰が落ちた時点で痛みはもうない。痛覚感覚無し。一番悪いケースです。愛しいテンがあんなに苦しがっているのに、ただ傍で見ていることしかできないのが辛くて苦しかった。ただただテンに謝りたい気持ちでいっぱいだった。その翌朝すぐに戸ヶ崎動物病院へ連れて行き、その日のうちに諸角先生に手術をしてもらうことに。
この日テンを預けての帰り際、諸角先生がテンを抱っこしながら「任せてください!!一生懸命やります」と穏やかに、でも強くはっきりと、しっかりと目を見て言ってくれたあの瞬間は、Jパパとわたしは一生忘れない。あぁこの先生なら絶対に大丈夫だ。。って2人とも心底安堵したんだもの。

手術当日の夕方、諸角先生自らお電話をいただき「無事、手術成功しましたぁ~いやー大変だったよぉ。。飛び出たものが動脈のすぐそばにあってさぁ~。でも見えるところで悪いものは全部取っておいたからね。テンちゃんはもう麻酔から覚めてるよ。」と報告をうける。わたしはその報告を聞きながら、ホッとして嬉しいのと同時に、リアルに想像してしまい失神しそうになった。

術後→約2週間の入院(入院中のテンは誰にも心を開こうとせず、リハビリに対してやる気無し子ちゃんだったらしい、、これには予想通りで笑ってしまった)を経てテン帰宅。その後も神経マヒの回復が著しく遅かったテンは、諸角先生に紹介していただいた斉藤牧場動物病院での「鍼灸/月2回」を2~3ヶ月。それと平行して「朝晩家での麻痺部分+シッポの先へのマッサージやお風呂での犬かき泳ぎ」「芝生上でのタオルを使った歩行訓練」と毎日何でもやりました。それでも3ヶ月間、両後脚はいっこうにマヒのまんま。
この時は気持ち的に相当辛かったです。きっとテンも。テンは自由に動けない事で性格が暗くなっていたし・・後脚がマヒしてるってことは、ウンチもオシッコもテンの意思とは関係なしに常に垂れ流し状態で、、、ほとんどの時間が床拭きの毎日だったりオムツをはかせてみたりとか、、わたしの中では車椅子の購入や車椅子生活も考えていたほど。でもJパパは絶対に歩かせてやる!ってずーっと必死で・・わたしが弱音を吐こうもんなら「弱音吐くなよ!がんばろうとしてるテンに失礼だろ!」って毎晩のように怒られたなぁT_T
今は「諦めないで!」なんてエラそうに書いているわたしも、実はこの時心が折れそうな一人でした。

そんな様々なリハビリ方法の中で、初めてマヒしている後脚を動かし&自らの力で立てたのは術後、約5~6ヶ月後の芝生上でのこと。人間で例えるなら「赤ちゃんがハイハイしている時の動き」のリハビリを公園の芝生で毎日やっていて、一瞬だったけれどその時に立った。そこからはフラフラとだけれども立って数歩→変な歩き方だけれども千鳥足歩き→お散歩が出来るようになる。まで早かったと思います。
それから6年経った今でも、テンの脚の筋力と歩行力と走りは今尚進化し続けているのを日々実感しています。

そして今、テンが昔の様に走れていることは、決して当たり前なことではない。と思っています☆


わが家の気高いお姫ちゃん、ムスク。

一気に書いてしまおう。ムスクは先天性(生まれ付き)の動脈管開存症(心臓疾患)です。

それが分ったのもやはり6年前。テンのヘルニア治療が一段落したころ、ムスクも診てみようか。って聴診をしてくれた諸角先生が発見してくれました。
あの時、にこやか顔で聴診を始めた先生の顔が一瞬で曇ったから、、あっこれは何かあるんだな。。ってすぐに察せました。
発見後、すぐに先生が手書きで心臓と開きっぱなしの動脈管の絵を描いてくれて、それを元に解りやすく&楽しく(←ココ重要!)な今後の注意事項と説明があり、それでかぁ~と納得すると言うか、過去にちょこちょこあったムスクの突然の意味不明な不調=生後3ヶ月ごろ、さっきまで室内で元気に遊んでいたと思ったら、突然泡をふいて顔面から倒れこみ意識が2日間も無くなったり、、成犬になってからも、あんまり長時間外で遊ばせると舌が紫色に変色して元気が無くなったり、シャワー中急に突っ伏したり、、のナゾが解けました。
もちろんその不調の度に、過去に2箇所もの動物病院で検査(聴診含む)してもらっていたんですが、どちらの獣医師さんも気付かなかったみたい。それぐらい、心臓疾患を持つ子の心雑音を聞き分けるのって難しいのかな。。。

その後、更に詳しいムスクの病状を調べるため諸角先生にお願いして、きっと諸角先生の御師匠ですよね?の、心臓病の世界的な第一人者、茶屋ヶ坂動物病院(名古屋)の金本勇先生を紹介して頂く。浜松にウナギ食い行くぞ~旅行と絡め名古屋へ行き、金本勇先生に半日ムスクを預け「超音波検査」「心電図検査」「レントゲン検査」等をしてもらい診断結果の説明を受ける。
「開いている動脈管が細いため、比較的軽度です。急激な温度の変化に気をつけることと、過度な運動をさせない。風邪を引かせないように。ストレスもよくない。に気を付ければ平均寿命まで生きますよ。」
「もし悪化した時、その時は外科手術すれば完治します。大丈夫ですよ、簡単な方の手術ですから」
その日、素人目には暗号にしか見えない診断書+レントゲン写真を諸角先生に渡すよう預る。
風貌が学者さんのような金本先生もまた、ほんとうに丁寧で優しくて素晴らしい方でしたよ。

旅行から帰宅し、すぐに金本先生からさずかった診断結果を諸角先生へ手渡し、名古屋でのことをご報告。そして諸角先生から暗号羅列の内容を再度解りやすく説明して頂く。本当にありがたい、、諸角先生からは「あまり走らせないように。なるべく家の中で、、」と言われています。
さらに諸角先生と相談し、完治するかもしれないけれどムスクの身体に負担を掛けないために、何かある時まではキケンも伴う手術はやめよう。と決めています。
ムスクは今現在も2ヶ月に1回、諸角先生に心臓の雑音に変わりはないか?の聴診をしてもらっています。


わたしがしょっちゅう戸ヶ崎動物病院じゃなければ!!諸角先生じゃなければ!!(その昔、金本先生と共に心臓疾患の執刀もされていた経験も持っていらっしゃる)、、と言っているのはそういった経緯からなんです。もちろん!それより何より前に、諸角先生の人間性の大ファンなんですけどね☆



ムスク&テンの病気の事をまとめて一気に書きましたが、我が家はみんな元気だし毎日前向きです♪
読んでくれた方へ、あくまで情報として受け止めてもらえたら。。と思います。