鍼灸庵の独り言

西宮市で小さな鍼灸院を営むおじさんのつぶやきです。

できることなら・・

2013-08-31 18:04:34 | 日記
       

 当たり前と言えば当たり前ですが、人間は誰でもいつかは人生の終焉の時を迎えます。殆どの人が望んでいることだと思いますが、できることなら、苦しまずに穏やかにその時を迎えたいものです。

 でも残念なことに、本人がいくら強く望んでいても、いつ、どんなふうに終焉の時を迎えるかはまさに神のみぞ知ること。本人には選択の余地は与えられていないものです。

 それが人間の宿命であるとしても、ある意味でとても残酷な気がします。

 さっきまで元気に明るく生きていた人が、津波に呑まれて人生を終えてしまうこともあります。どんな夢を持っていようが、どんな家族がいようが、突然にその全てが奪れてしまう。

 若くして不治の病に侵された人は、徐々に蝕まれていく自分の身体を感じながら、祈るような想いで残された時間を生きていくのでしょうか。

 どのように終焉の時を迎えるのか、自分の人生でありながら自分で知ることのできない残酷さ・・

 例えて言うならば、人生ってゴールがどこなのか、全く知らされずに走り続けるマラソンのようなものですね。

 それが宿命であり、人間として生きる以上避けられないものであるとしても、できることならば穏やかに終焉の時を迎えたいと思うのが人間の常なのではないでしょうか。

 NHKの朝ドラ『あまちゃん』は、東北の震災の場面を迎えるようです。どんな展開になるのか全くわかりませんが、いつものようにただ笑っては見ていられないものを感じます。

 それやこれやで、思わず人生の終焉について考えてしまいました。

 
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けけけっ(^^♪

2013-08-30 19:46:38 | 日記
    

 専門学校時代の同級生から、たこ焼きパーティーのお誘い

 ケケケっ  こりゃ楽しみ

 まだ具体的なことは何も決まってないようですが、とにかく楽しみです

 あの当時のお仲間たちも、今ではみんな国家試験に合格した立派な鍼灸師

 それぞれ、いろいろな場で活躍しているでしょう  そんな話も聞きたいし、久しぶりに若い兄ちゃん姉ちゃんをおちょくるのも面白いし・・ 

 その時になってみないと、参加できるかどうかわからない状況ではありますが、何とかその日だけは事もなく、安心して参加できるよう祈ってます

 早く連中の顔がみたいな~ 
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あの頃は(^^)

2013-08-29 20:23:55 | 日記
     

 ここ2~3日、なかなか見つからない探し物に大汗をかいていましたが、奮闘の甲斐あって無事発見

 日頃あまり触ることが無い引き出しの奥や書類入れなどを引っ掻き回していると、思わぬ物が出てきたりします

 今日も、あちこちの引き出しを探している最中に、昭和48年当時の『全日空スカイメイト会員証』を発見

 写真に撮ってアップしようかと思いましたが、何せ40年も前の、18歳の頃の写真が貼ってあるので、恥かしくてとても公開できません

 昔はこんなに初々しい雰囲気やったのにな~  などと、ちょっと感慨にふけってしまいます 

 そう言えば、あの当時は飛行機に乗ると、まずスチュワーデス(まだスチュワーデスと言っていた頃です)さんがおしぼりと飴玉を配ってくれました。

 一人一人に「おしぼりでございます。よかったら飴玉もどうぞ。」と声をかけながら配っていたものですが、ある時、私におしぼりを渡してくれたスチュワーデスが「お客様、おしぼりでごじゃます。」と言ったのにはちょっとびっくり

 思わず「ありがとうごじゃります。」と言うと、彼女、顔を真っ赤にして笑いをこらえていたのを思い出しました

 あれからもう40年、月日の流れは本当に早いものです

 スカイメイト会員証の写真でほほ笑んでいたあの初々しい青年も、今では中年(初老?)のおじさんです

 ほんと、月日が経つのははやいですね~(^^)
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残念(+_+)

2013-08-28 19:59:13 | 日記
     

 今年の夏は江戸情緒を味わいに埼玉の川越に行きたいと思っていたのですが、家庭の事情でどこへも出かけることができなかった・・残念

 まあ、行ったとしても江戸の雰囲気を残す街並みをブラブラと歩くだけなので、別に夏に行く必要もないですけどね

 でも、不思議に夏になるとどこかへ行きたいと思うようになります

 『あまちゃん』の北三陸へも行ってみたいし、東京は高田馬場界隈のアトムの姿も見てみたいし・・

 ついでに言わせてもらうと、トワイライトエキスプレスに乗りたいとか、飛鳥で優雅な船旅をしてみたいとか、やってみたいことてんこ盛り

 いつかそのうちに  なんて思っていると、結局何もできずに終ってしまう可能性大ですが、あれこれ考えてるだけ~  なんていうのも結構楽しいもんです

 やってみたいと思うことがすぐに実現するのもいいですが、なかなか思うに任せない状況の中でやっと実現した  というのも、嬉しさが何倍にもなるような感じでいいですね 

 ということで、いつかそのうちには、きっと何倍もの嬉しさを味わえることでしょう

 あ 写真は、江戸情緒に引っかけた参勤交代ですが、ブログの内容とは関係なかったようですね
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孫悟空?

2013-08-27 17:50:06 | 日記
     

 では、昨日の続きを一席  同じ人間なのに、地位や名誉を手に入れる人、そうでない人・・ 一体何が違うかというお話です

 普通の庶民の家に生まれた人でも、大成する人はたくさんいるので、もともとの生まれや育ちは人生を決める要因とは言えないですね。もちろん、政治家の家に生まれた人は二世・三世議員になることが結構多いので、我々庶民に比べて機会に恵まれているということは否定できません。

 そういう意味では、やっぱりどんな家に生まれるかというのは影響があるのでしょうが、それが全てとは思えない

 では、他にどんな違いがあるのでしょうか

 性格  頭の良し悪し  運

 いろんなことが思いつきますね  でも、よく考えてみたらどれも『生まれつき』と言われる種類のものです。

 もちろん、本人の努力という『生まれつき』でない要因もありますが、努力さえすれば何でもできるという訳にはいかないもので、どちらかというと、持って生まれた能力や才能を引き出す要因なんだと思います。

 そう考えると、何だか生まれた時には既にその人の人生というか、世間における立ち位置が定まっているような感じになってしまいます  あれっ 

 結局、人間って孫悟空のようにお釈迦さまの手の上で走り回っているということなんでしょうか

 あれやこれやと考えて、自分の人生を自分で創っているつもりだけれど、そういうことも全てプログラムされた運命ということなんでしょうか 

 だとすると、やっぱり自分の身に起きることを嘆いたり怒ったりするのではなく、それが自分の人生にとって最良の事なんだと、淡々と受け入れていくのが最も前向きな生き方ということになりそうです。

 たまたま目についた新聞記事から思ったことを長々と書きましたが、どうやら日頃の自分の考え方に落ち着いてしまうようです

 書き始めた時は、もっと違うことを感じていたように思うんですけど・・??
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何が違う?

2013-08-26 19:29:33 | 日記
      


 新聞の片隅に、横浜市長選の小さな記事。横浜の市長が誰であっても、何にも関係ないな~  と思いながら何となく見ると、林文子氏という女性市長が再選されたそうな
  
 恥ずかしながら、横浜の市長が女性だったなんて全然知らなかったのですが、その経歴を見てちょっとびっくり

 朝日新聞には、『元 東京日産販売社長・ダイエー会長・BMW東京社長 ▽都立青山高』と記載されています。

 これを見ると、この人はどんな人生を歩んできたんやろ~  と興味を感じてしまいます。わざわざ調べてみようとは思いませんが、これだけの企業の社長や会長を歴任し、さらに横浜市長を務めるというのは、決して平凡な人生とは言えないでしょう

 会社の社長になろうとがんばっている人や、どこかの市長になりたいと思っている人は幾らでもいるでしょう  でも、それを実現できるのはごく一握りの人達です。なろうと思ってもなれない人が多くいる中で、幾つもの企業の社長になったり、大都市の市長になったりする人がいる・・  これって、一体何が違うのでしょう

 いつも感じる大きな疑問です

 例えば、生まれや育ちの違い  現在の阿部首相と私は同じ年の生まれ。誕生日も一ヶ月ほどしか違いません ですが、あちらは日本の首相、私は一介の鍼灸師。。えらい違いです

 安部さんの父親は、現役時代には総理大臣候補の最右翼と言われた安部晋太郎氏。母方の祖父は、かつて首相を勤めた岸信介、大叔父は同じく首相の佐藤栄作という、まさに政治エリートのような家に生まれています。

 私の方は、名も無い庶民の家庭の生まれ。比べものにならないほどの大違いですね

 確かに、人生を左右するほどの違いだとは思いますが、そうすると、もし私が安部家に生まれていたら、今頃日本の首相になっていたということでしょうか

 いやいやいやいや、何か違う気がする

 もしそうだとしたら、人間はどんな環境で生まれ育つかによって、初めから人生が決まってしまうということになってしまいますね

 それだと、人間として生きる面白味がなくなってしまいます

 では、他に何かの違いがあるのでしょうか

  
 ・・書いているとどんどん長くなりそう。。でもこれについてはまだまだ語りたいので、また明日につづくということで・・
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大雨

2013-08-25 18:44:34 | 日記
        

 前に雨が降ったのがいつだったか覚えてないぐらい、長い間の日照り続き

 と思っていたら、未明から突然の大雨です。一旦納まったものの、朝方からまた激しい雨

 たちまち道路のあちこちが冠水し、車で走るのも一苦労というぐらいの勢いで降ってましたね

 島根県や山口県の豪雨に比べれば、それほどの大雨とも言えないとは思いますが、それでも大阪駅周辺は道路が冠水、浸水被害もかなり出ているようです

 降らないときは水不足になるぐらい降らないのに、降るとなれば浸水被害が出るほどまとめて降る・・  お天気相手に苦情を言っても仕方がないのですが、雨を降らす雷さんがいるならば、もうちょっと適度に降らせてくれ  と、文句のひとつも言いたくなりますね

 ほんと、点を取る時は必要以上にボカスカ打って大量点、かと思うとたった1点が取れずにイライラさせられる阪神タイガースみたいなもんですね

 全然レベルの違う比較になってしまいましたが、ここ数年は、毎年日本のどこかで豪雨による大きな災害が発生します。我々が子供の頃は、21世紀は科学の力で何でもできる夢の世紀なんて言われていましたが、残念ながらその21世紀になっても、やっぱり自然の力をコントロールすることはできないということですね

 
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頭が下がります(^^)

2013-08-24 19:04:27 | 日記
       

 この頃、あちこちの病院で看護師さんの姿を見ていますが、何と言っても患者さんに優しく接してくれる人が圧倒的に多いですね

 当たり前と言えばそうなのかもしれませんが、まだ若いのに患者の気持をよくわかってるなあ・・  と感心することが多いです

 不自由な入院生活で、患者は様々なストレスを感じるものです。まして、本人の意思に関わらずトイレの世話までしてもらわないといけない時などは、恥ずかしさや遠慮があって、無理に我慢したりしてしまうこともあります。

 そんな時に、看護師さんが笑顔で優しく声をかけてくれると、気持が楽になって、ストレスも緩和されるというものです

 ある病院で聞こえた看護師さんの入院患者への一言・・ 「今は身体が思うように動かないんだから、何の遠慮もせずに甘えてくださいね。恥ずかしいなんて思わなくていいですよ。」

 それが仕事とは言え、本当に頭が下がります。看護師さんの仕事は、時間も不規則、緊張を強いられることも多い激務だと思います。疲れていることもあると思いますが、そんなことは顔に出さずに笑顔で患者に接する姿、もう一度言いますが、頭が下がります

 
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流れのままに・・

2013-08-23 19:35:56 | 日記
     

 「災難にあう時節にはあうがよく候。死ぬ時節には死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候。」 

 良寛和尚の言葉です。

 人間はどれほど強く願っても、災難を避けたり死を逃れることはできないもの。逃れることができない宿命に抗ったり嘆いたりすればするほど、災難と嘆く気持ちも、死への不安もますます大きなものになっていきます。

 災難も死も避けがたい宿命であるならば、それを淡々と受け入れ、自然の流れのままに身を処することこそ、災難を逃れる方法だということですね。

 そのとおりだと思います 

 自然の流れに逆らい、わが身に起きることを嘆くのではなく、わが身に起きることの全てが自分の人生そのものだと思えば、心に無用な波風を立てることもなく、全てを前向きに受け入れていけるのではないかな

 人間誰でも、生きている限りはいろいろなことに遭遇します。心穏やかではいられないことも多々あるでしょう。そんなときにこの良寛和尚の言葉を思い出すと、ふっと心が軽くなったりするかも知れませんね(^^)
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平穏な心

2013-08-22 20:24:20 | 日記
     

 毎日を穏やかな心で過ごせたらいいのに・・  なんて、そもそもそんな事を考えること自体が穏やかな心とはほど遠いですね

 毎日の生活の中で、ちょっとした言葉に腹を立てたり傷ついたり、思う通りに行かない事にイライラしたり・・

 頭ではわかっていても、何かの時には自分の感覚やものさしで考えてしまう。周囲の状況や相手の気持ちを考えて・・ 子供の頃から、何千回も何万回も聞かされてきて、誰しも頭の中には十分に入っている筈なのに、それがなかなか難しいものです。

 例えば、健康な人間には、病気の人の気持はなかなか理解できないもの。健康である限り、自分の身体が自分の意のままにならない哀しさや腹立たしさ、痛みや苦しさによるストレス、将来への不安・・ そういった心情を理解するのはなかなか難しいものです。

 ついついお互いがお互いの尺度で考え、行動してしまう結果になり、心に波風を起こすことになりがちです

 相手の気持ちや状況を理解するのは難しいとしても、相手の考え方や行動をそのまま受け入れるだけの度量を持つことができれば、心に波風を起こすこともないかも知れませんね

 とは言っても、神や仏ならぬ生身の人間、それだけの度量を身につけることも決して簡単にできることではないでしょう。

 せめて、腹立てたりイライラする前に、ちょっと立ち止まって相手の言葉や行動の背景にあるものを見てみようという気持を持つことでしょうか(^^)

 
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