学校の帰りに、以前の職場で部下だった女の人にばったり出会った。一生懸命仕事をする人で、大変な仕事を一緒に乗り切ってきた仲間なのだが、時々開いた口がふさがらないような大ボケをかましてくれた。ほんとに久しぶりだったのでお茶を飲みに行き、当時の懐かしい大ボケ話で盛り上がった。
彼女は阪急で帰るということなので喫茶店の前で別れた。それから文房具店によって阪神の駅に着くと、ちょうど特急がホームに入っていたので走って乗り込んだのだが、ラッキーなことに席がひとつだけ空いている。隣の女性にちょっと会釈して座ろうとした時に気がついたのだが、どう見てもさっき阪急で帰ると言って別れた彼女なのだ。しばらく様子を見たのだが、やはり間違いない。
思わず「何してんの」と声をかけたのが、彼女全く動じずに「あら、課長も阪急ですか。」とにっこり笑いながらのたまう。おいおいこれは阪神電車、阪急電車とは違うでしょ・・
どうやら本人は阪神電車のつもりで阪急電車と言っていたらしいが、相変わらずのボケぶりに二人で大笑い。それにしても、たまたま特急に間にあって、しかもたまたま彼女の隣の席が空いていたという偶然もすごい。
このところ何となく悲しくなるようなことが幾つかあって気分も沈みがちだったが、まさに神が与えてくれたオアシスのようなおもしろいできごとだった。
彼女は阪急で帰るということなので喫茶店の前で別れた。それから文房具店によって阪神の駅に着くと、ちょうど特急がホームに入っていたので走って乗り込んだのだが、ラッキーなことに席がひとつだけ空いている。隣の女性にちょっと会釈して座ろうとした時に気がついたのだが、どう見てもさっき阪急で帰ると言って別れた彼女なのだ。しばらく様子を見たのだが、やはり間違いない。
思わず「何してんの」と声をかけたのが、彼女全く動じずに「あら、課長も阪急ですか。」とにっこり笑いながらのたまう。おいおいこれは阪神電車、阪急電車とは違うでしょ・・
どうやら本人は阪神電車のつもりで阪急電車と言っていたらしいが、相変わらずのボケぶりに二人で大笑い。それにしても、たまたま特急に間にあって、しかもたまたま彼女の隣の席が空いていたという偶然もすごい。
このところ何となく悲しくなるようなことが幾つかあって気分も沈みがちだったが、まさに神が与えてくれたオアシスのようなおもしろいできごとだった。