日和山めぐり ~郷土「室積」を見つめる~

第74番 甲山寺

医王山 多宝院 甲山寺

十二神味方に持てる戦には
己と心かぶと山かな

甲山寺周辺は弘法大師の故郷で、幼少時代によく遊んだといわれる場所。平安初期、壮年期になった弘法大師は善通寺と曼荼羅寺の間に伽藍を建立する霊地を探していました。
ある時甲山を歩いていると、麓の岩窟から老人が現れ「私は昔からここに住み、人々に幸福と利益を与え、仏の教えを広めてきた聖者だ。ここに寺を建立すれば私がいつまでも守護しよう。」と言いました。弘法大師は大変喜び、毘沙門天像を刻んで岩窟に安置し、供養しました。

甲山寺の見どころ

・本堂

檜の一木造りで、重厚な姿と力強く引き締まった表情が印象的な「薬師如来像」が祀られています。

・毘沙門天の岩窟

大師堂の左手にある奥行12mほどの岩窟。

大師が彫ったといわれる毘沙門天像が祀られています。

・子安地蔵(大師堂へ続く石段の隣に祀られたお地蔵様は子宝にご利益があるとか。子宝を願ってお地蔵様の前掛けを持ち帰り、叶うと新しい前掛けを持ってくる習わし。)

交通安全ステッカーを入手しました。

ご詠歌のかぶと山から、かぶとがステッカーのデザインに使用されています。

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