前回の
ストーブ兼、七厘はなかなか使い勝手が良く、今年の冬のキャンプにはまた活躍しそうです。
ところでどんな時でもそうですが、使って見ると「あっこれ、もうちょっと大きいといいな。」とか、「ここがもう一工夫欲しいな。」とかよくありますよね。
前回の七厘作りも、そういうところからの自作でしたが、使っていくと色々と欲が出てきます。
どういう物にも常に終わりはありません。
拘りとしてどれも出来るだけずっと使えるようにと考えています。
だから壊れたり調子が悪くなっても、自分でメンテが出来るように、作りは出来るだけシンプル、部品は凡庸の物で調達可能な物にしています。
こうする事で作ったものに愛着が湧くのですね。
反面、自分のイメージの材料がなかなか無くて、いまだ未完成の物も多数あります(苦笑
もちろん経費を考えなければ、良い物は作れるのでしょうが・・・。
今回はこの缶を半年以上探していました。

この大きさが絶妙なのです。
前回作った七厘の本体部分。

このペンキ用のペール缶は大きさ、値段、質共に絶妙でした。
だから今度はそれに合う容器をずっと探していたんです。
前置きはともかく、作ってみます。
まずは本体(ペンキペール缶)を入れる部分を作ります。
本体でフタに罫書きます。
前回同様、一周り小さい目にブリキばさみでカット
そして、本体の罫書きより3ミリ程控えて切り込みを入れていきます。
切り込みを折り曲げていきます。
本体の下、側面部分には七厘と同様、空気の調整窓を作りました。
反対側にも小さな呼び込みの穴
これは現場でダクト屋さんがもう要らないと言うので貰ってきたダクト。
薄いブリキなので切り出しが楽ちんです。
手で曲げながら、缶に沿わします。
それに、空気取り込み口の切りカギを
素手でも触れるように、木の取っ手を付けます。
裏からブリキの蓋越しにビス止め
これで完成です。
さっそく組み立て
前回の五徳も3種類の高さ調整を出来るようにしました。
今回はちょっと遊び心で小さい鍋や、風の強い日用に本格的な五徳も作ってみました。
これも裏返すと高さが変わります。
そして、この缶に拘った訳。
そう全てを中に収納できます。
もちろん大きさも最適で、燃焼効果も効率も期待できる大きさです。
ああ~はやくキャンプで、使って見たいっ!
だけど、最大の問題はどうやって休みを捻出するかです。(苦笑