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行縢探検倶楽部2

ちょっと怖い思い出「仏崎の怪」

「道の駅たのうらら」から別府方面に少し(200m位)行ったカーブの所が仏崎です。

今は田ノ浦ビーチがその先にありにぎわっていますが昔は別大国道も片側一車線の狭い道の急カーブ、そして崖下ギリギリに路面電車が走っていました。

1961年の秋台風の大雨でここで崖崩れがありその下を走っていた電車が潰されて大勢の犠牲者が出る痛ましい大事故がありました。
その事故の関連と思うのですがこの仏崎に地蔵さまが置かれています。
霊感の強い人はその付近には色んなものが見えると言っていました、私に地蔵さま以外は何も見えませんが…。


今から30年くらい前のこと、私はバイクをこの地蔵さまの前に停めてその脇から仏崎の小高い山へと続く小道を登っていきました。
昔は、仏崎公園と言って桜の名所だったのです。私も幼い頃の思い出があったから懐かしさがあったのでしょう、でもその時はすでに公園は荒れ果てており桜の木もなくなっていました。

しばらく登ると何か洞穴のようなものがあり近付くと入口がムシロか何で塞がれており、そこを覗き込もうとしたときです、とても不気味な気配を感じました、今にも獣がその洞穴から飛び出して来そうなとても怖い気配です。
こんな所に長居は不要だと思いすぐにバイクのところに下っていきました。
バイクの所はお地蔵様が居て国道は車がひっきりなしに走って現実の世界に戻った感じがしました。

その怖い体験はすっかり忘れてしまっていたのですが、その夜のこと、安いビジネスホテルの部屋で寝ていたら何やら犬が骨を噛むような音で目覚めました、寝ぼけまなこでその音の方をみると青い目がふたつ障子の向こうからこちらを見ているではありませんか。
私は祖母から教わっていた呪文を唱えて布団にもぐって一夜をやり過ごしたことがあります。
(高崎山山頂から田ノ浦ビーチとその向こうの仏崎)

今でもそのお地蔵様は仏崎のカーブに鎮座していますが怖くて写真は撮る勇気がありません。

この付近は交通事故が多いところです、それには理由があり大分、別府市内の渋滞から抜けて気持ちよく飛ばせる所です、運転の下手な人ほど車線変更を繰り返してぶっとばす人が多いと感じます。
仏崎のカーブをコーナリングよろしく曲がると道の駅たのうららがオープンしたので直ぐに右折車があれば追突事故も起こしかねません、どうか皆さんここを通るときは特に安全運転をしましょう、あのお地蔵様も見ています。
(イメージで描いてみました)

おっと! 一つ忘れていました、運転しながらお地蔵さんを見ないようにしてください。
手招き地蔵と言われているようで手が上を向いたり下を向いたり見えるようですが私は運転中は絶対に見ません。
お地蔵様を見ていて事故を起こした人もいるようですのでくれぐれも気をつけてください。
Yasu

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