というワケで、モデルアイコンのキットから
スニ40とスユ44を製作する過程を
振り返ってみたいと思います
組み立て前の車体のランナーは このような構成です
これと床下のランナーが2枚ずつ(2両分)封入されています
まず先に、このキットの不良箇所を修正します
金型に起因する傷がありまして
「修正できる箇所」と「修正が困難な箇所」があります
「修正できる箇所」は
丸で囲った 屋根板の部分です
瞬間接着剤をパテ替わりに盛った上で
ヤスリ掛けをして修正しておくと良いでしょう
「修正が困難な箇所」は
丸で囲った 側面板の部分です
ピンホールのような凹みが存在しまして、
1ランナーにつき1か所 見受けられます
(すなわち、側板計4枚の内の2枚に凹み有)
細いリブがある箇所ですので
「埋めて削って」という加工は 少々難しいかもしれません
私自身は 修正を諦めました・・・
次に 妻板の加工です
今回 台車は
キット付属のものは使用せずに
KATO製コキ10000用のTR203に
車間短縮ナックルカプラーを取り付けたものを
使用しました
但しその場合、妻面と台車のカプラーが
干渉をしてしまう為、
その防止対策で 妻面を加工しておきます
なお キット付属の台車を使用した場合に
KATOの台車のような干渉が 発生するのかは
私は試していないので わかりません(念のため・・・)
さてお次は、側面板 裏側の・・・
丸で囲った 突起を削ります
この突起は 床板が嵌る「ツメ」なのですが、
他のモデラーさんの製作記を拝見すると
嵌り具合があまり良くないようなので
思い切って削り取ってしまいました
ちなみに完成後 ボディに床板を嵌めた際は
ツメが無くても 車体が床板をきちんと保持してくれるので
特に問題は生じませんでした
【続く】