沖仁 SPRING TOUR 2014 ～Monologo～(FLAMENCO Guitar)

去年の４月にも行った沖仁のライブ。
ただしその時は、special guestとして、coba（アコーディオン）がいたんだよね。
cobaは、好きなアーティストだし、そりゃ、良かったわー。
二人の競演はもちろん、漫才みたいなノリも面白かった。
そして今回は、沖の単独ライブだそうで。。。
フラメンコギターだけで、どこまで楽しめるかな？
と少し意地の悪い考えもあったりして。。。
ウソウソｗ本音は、単独でも楽しければいいなー、て思いだよ。
ん？あんま変わんないかｗ
まぁ、色んな思いが交錯しつつ、沖のライブにチャレンジ！なのだ。

今日の天気は、昼過ぎまで飴。
しかも、かなりの豪雨で、雷もゴロゴロ鳴って手、最悪のコンデション。
出かけるのやだなー、て思ってたら、午後には晴れ間が！
いやぁ良かった良かった。
でも風邪がちょっときついね。

さて、開演ちょい前くらいに、到着。
（もちろん外の受付はなくなってるよん。）
会場は、んー、よくて８割位の入りかなぁ。。。
やはりフラメンコでは客は呼べないんかしら。
しかし、特筆すべきは、女性客の多さ！８割は女性じゃね？
そして、若い人は、ほとんどいなくて、おおよそ４０代以上の人が多いね。
ん？つまりは、お客のほとんどは、おばは、、、。（自粛）

さて、定刻になり、沖仁だけが登場してきたよ。
まずは、彼の、なんか哀愁あるギターソロ。
ステージのスクリーンには、沖が撮りためたスナップなんかな、
スペインの街並みや、人々の暮らしを収めた写真がスライドショーで流されてるよ。
それにあわせて、曲は続くんだけど、途中から一転して、情熱的な曲にチェンジ！

この後の演奏全般に言える事だけど、このフラメンコて言うのは、
小さな音から、大きな音まで、とても幅が広いんだよね。
専門的には、ダイナミックレンジが広いて言うんかな。
スタジオ録音もそうだけど、ライブCDとかも作るの大変なんじゃね？て思った。

お次の曲では、残りのメンバーがでてきて、３人で演奏。
これぞ、ザ・フラメンコ、みたいな曲。
沖のギターはジャンジャカ鳴ってるし、ホセ・コロンのパーカッションもポンポコ！
そして、高岸弘樹のフラメンコ独特の手拍子と歌声。
そうそう、フラメンコの歌声って、なんかみんな同じように聞こえるんだけど、
独特の発声法てあるんかいな。
それと、フラメンコと言うと、女性においては、
ダンサーばかりが、思い出されるけど、女性ボーカルってあるんかなー。
まぁ普通にあるんだろなー。

さてさて、やはり、フラメンコギター教室コーナーは必須だよね。
独特の奏法は、みんな興味津々だもの、
沖がそのテクニックを、コーナーで、ひとつひとつ披露してくれたよ。
当たり前なんだけど、やはり沖のパフォーマンスは凄いなぁ！
指、つらないんかしらｗ

んで、ステージは続いて。。。
高岸の歌が活躍したり、沖のプライベートフォトの伴奏あったりと、
ちと飽きてきたかなー、てところで、口直しがあるので、良かったわｗ

終盤は、日本の春をイメージした曲のメドレー、だそうな。（歌あり）
瀧廉太郎の荒城の月（これは春なん？）、仰げば尊し、
さらに、さくらーさくらーて歌（これの曲名てさくらさくら、でいいんかな）
高岸の歌声も迫力あって、素晴らしかったよ。

んで、本編最後は、ここビルボードでは定番の曲。
スペイン、だよ。
こないだの、リー・リトナー＆寺井尚子のステージでもやった曲。
今回は、歌有りで。
これが、超良かった！
どう表現したら良いのか、、、今日のメンバーのスキル全開！て言えば伝わるのか。。。
たった３人編成のはずなのに、音が分厚いし、踊ってるんだよ！
曲後半の盛り上がりは、ただただ圧倒的！
こりゃ、ええもん聴かせてもらったわー、
もちろん、拍手＆拍手の大喝采の中、彼らは帰って行ったのでした。
あ、それと、この曲の途中、高岸の物まねでの歌は、アクセントになって良かったよ。
（桑田佳祐、さだまさし、和田アキ子、吉幾三etc、メチャ似てる＆笑えたｗ）

日本では、まだまだ、マイナーなフラメンコと言うジャンル、
演奏の素晴らしさは当然として、その間口を広げる、と言う意味においても、
このステージは、大成功なんじゃね？て思ったよ。
僕も、フラメンコの凄さを体感したわー。
んー、まだまだ、世界には、すんげー音楽があるもんだねい。

そして、アンコールは、、、
沖いわく、「ギターやった人なら、誰もが弾いた曲ですよ」。
うん、確かに弾いたぜい！
もちろん、沖みたいには、引けないよｗ
その曲は、、、禁じられた遊び！
この曲も凄かった！
超絶プレイってのは、こんなのを言うんだろなー。
でも、その割には、沖って淡々としてるんだよねｗ
は？こここれが、女性ファンが多い理由なのかそうなのかかか？

さて、気を取り直して。
今日の食事は、この後の予定なんだ。
ステージ終了が１８時だもんねー。
なので、ここでは、ウーロン茶だけね。