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わんだふるぷりきゅあ! 第9話感想

2024年04月02日 | わんだふるぷりきゅあ!
 今話の名セリフ:「私、頑張る! だって、いろはと一緒にいたいもん!」

 「わんだふるぷりきゅあ!」第9話「こむぎ、中学生だワン!」の感想です。


~ オープニング前 ~
「こむぎ! 一緒にお勉強だよ!」
「うん!」
   
   
「問題です! クッキーが何枚あったら、こむぎはお腹いっぱいになるでしょうか?」
「クッキー!? 美味しそう!」
   
「えっとね・・・、これくらい!」
   
「1、2・・・。ああ・・・、我慢できないや!」
   
    
「いただきまーす!」
   
    

「おはようございます。」
   
   
「うーん・・・、おはよう・・・。メエメエ!?」
   
「お目覚めですね。本日は、私、素晴らしい話を持ってまいり・・・。」
   
   
「・・・ました。」
   
「わんにゃん中の制服?」
「さようでございます。これは、こむぎ様の制服です。」
   
「こむぎの?」
「はい。本日より、こむぎ様は、いろは様と一緒に学校へお通い下さい。」
   
「え!? いいワン!? やったー!」
   

 しかし、学校へ行くには、色々と手続をしなければなりませんが、それは、ニコダイヤの奇跡により解決済みとの事。
「何者かの襲撃を受けて、ニコダイヤの輝きは失われておりましたが、キラリンアニマルの皆さんが戻ってきた分、輝きを取り戻しつつあります。」
   
「ニコダイヤには聖なる力があり、これまでにも数々の奇跡を起こして・・・。」
「この服、どうやって着るワン?」
   
   
「えっとね・・・。」
「話を聞いて下さい!」
   
 はい。今日も、こむいろから無視されるお仕事、お疲れ様です。話は聞いてくれなくても、これで給料もらえたら、それはそれで良いんじゃないですかね。(笑)

「偉大なるニコ様のニコダイヤ! その奇跡の力によって、なんと! なんと! こむぎ様も、このたび学校に・・・。」
    
「着れたワン!」
   
   
「いろは! 学校行こう!」
「ああ・・・。待って待って! ちゃんと着ようよ!」
    
「話を、聞いて下さーい!」
   
 そうは言っても、お前、話長いしなあ・・・。「ニコダイヤの奇跡のおかげで、学校に通えるようになった」とだけ言えば十分なのに、ニコダイヤには聖なる力があるだとか、「偉大なるニコ様のニコダイヤ」とか「なんと! なんと!」とか、変なオマケをゴチャゴチャつけてちゃ、そりゃ聞いてくれないよ。こんな報連相が下手な羊に上手く付き合えてる悟君が、なんか神のように思えてきました。(笑)


~ Aパート ~
 それから少しして・・・、
「学校! 学校! いろはと学校! 楽しみだね!」
   
「楽しみだけど・・・。」
〈大丈夫かな・・・。〉
   
「あ! こむぎ!」
   
「おはよう!」
「誰?」
「さあ・・・。」
    
「おはよう!」
「おはよう・・・。」
   
「誰だっけ?」
「さあ・・・。」
   
「ボール遊びだ!」
   
「ワン!」
   
   
「こむぎ・・・。」
「はい!」
   
「よーしよしよし・・・。」
   
「じゃなくて!」
   
 今日もノリツッコミが冴えてますねえ。今後も、キレのあるノリツッコミで、みんなの笑顔を彩らせて下さい。(笑)

「すみません! お邪魔しました! ほら、行くよ!」
   
「何者だ?」
   
   

 少しして・・・、
「今日も転入生がやって来ました。」
   
「ワンワーン!」
「ワン!? じゃ、じゃあ、自己紹介を・・・。」
    
「こむぎだよ! よろしく!」
   
   
「こむぎちゃんも転校してきたんだ!」
「そうなの・・・。」
   
「どこから来たの?」
「あっちだよ!」
   
    
 確かに、そうなんだけどさ・・・。ホント、精神年齢が幼い無邪気な子って怖いわあ・・・。まあ、それでも、異世界人じゃないですので、知らない世界から来た事を知られて大騒ぎになるリスクがゼロなのが幸いでしょうか。(笑)

「好きな食べ物は?」
「えっとね・・・、ドライよりウェットだよ!」
    
「ワンちゃんの食べ物?」
「おもしろー!」
   
 さっきから、いろは&悟と、他の生徒達との温度差がウケますねえ。こむぎの正体が犬と知っている子達は大変だ。初回感想では「悟君、その位置変わって下さい」なんて書いてましたが、撤回しておこう。(笑)

「こむぎさん、名字は何?」
「みょーじ?」
    
「え・・・。えっと、あの、その・・・。」
   
「犬飼さんのいとこなんだよね? だったら、名字は同じ犬飼かな?」
「そう! そうなのよ! 犬飼こむぎ!」
    
   
「犬飼こむぎ・・・。はああ・・・。」
   
「犬飼こむぎ!」
「何? あ! ボールで遊んでた子だ!」
   
「オレの名前は、猪狩勝! 犬飼こむぎ! 勝負だ!」
   
「しょーぶ?」
「ああ! ショウと勝負だ!」
    

 少しして、体育の時間を迎えました。
「朝のプレーを見て分かった! 君には、キーパーの素質がある!」
   
   
 その後、いろはと悟は、こむぎに、サッカーがどんなものなのかや、キーパーの役割を、簡単に説明。そして、ゲームが始まりました。
   
「一発も入らないなんて・・・。ショウ、敗北・・・。」
「もっと! もっとちょうだい!」
    

 体育の授業では大活躍のこむぎでしたが、その後は・・・、
   
   

 昼休みの時間となりました。
「すごい! ご飯がいっぱい!」
   
「今日は、私のを半分こね。」
「うん!」
   
   
「それじゃ足りないでしょ? これ食べなよ!」
   
「いいの?」
「私もあげる!」
「オレも!」
「私のも食べてよ!」
   
   
「うわあ・・・。初めてのものばっかり・・・。」
   
「犬の時は、人間の食べ物食べちゃダメだよ?」
「分かってるよ!」
   
『いただきまーす!』
   
「あーん・・・。」
「ああ!」
   
「これは! スプーン!」
   
「どうぞ。」
   
   

 昼食が終わり・・・、
「はぁ・・・。お腹いっぱい・・・。」
「それは良かった・・・。」
   
   
「えぇー!? ど、どど、どうしちゃったの!?」
    
「今の、誰にも見られてないよね?」
   
「いろはちゃん?」
「ななななな、何?」
    
「こむぎはいないよ?」
「うーん・・・、呼んだワン?」
    
「ワン?」
「わ、わ、呼んだわって・・・。私も、こむぎ呼んだんだけど、どこ行っちゃったのかな、なんて・・・。」
   
   
   
「これって・・・。」
「はっ・・・。」
   
「はわわ・・・。これって、何かどうかして・・・。」
   
「やっぱり! 犬のこむぎちゃん! お家からついてきちゃったの?」
「ああ・・・、えっと、そうかも?」
   
「ホント、困っちゃう・・・。フフ・・・。」
   
「私、昼休みの間に、家に帰してくるから・・・。じゃあね、アハハハ・・・。」
   

 同じ頃・・・、
   
〈どうしたら、犬飼こむぎからゴールを取れるんだ・・・。〉
   
   
「何だ?」
   
    
「これは・・・。」
   
   


~ Bパート ~
 それから少しして・・・、
   
「頭のあれ、何?」
「変なボール!」
   
「2人とも・・・。」
「何?」
   
「あれ、ガルガルの卵だよ!」
『ええー!?』
「そうなの!?」
   
「どどど、どうしよう!?」
「卵がかえる前に、何とかしないと!」
   
「勝君!」
「おう! 3人でどうした?」
   
「頭に乗っけてるそれ、どうしたの?」
「これか? さっき拾ったんだ!」
    
「重さといい、大きさといい、形といい、バランス感覚を鍛えるのに、うってつけなんだ!」
   
「これは、打倒・犬飼こむぎ! そのための必勝アイテムなんだ!」
    
 その辺で拾ったよく分からんものを必勝アイテムにしてんじゃねーよ。負けず嫌いの熱血サッカー少年だと思ってたのに、こむぎの無邪気さに染められて、単なるバカにしか見えなくなってきました。(笑)

「またしょーぶするの!?」
「違うでしょ!」
    
「猪狩君! それ、実は、とても大切なものなんだ・・・。こっちに渡してくれないかな・・・。」
    
「え? これ、悟のだったの?」
「いや、違うんだけど・・・、それ・・・。」
    
   
「えっと、そのボール、とっても危ないの!」
「危ない? これが? 何で?」
    
「そ、それは・・・。」
「それはね、ガルガルっていう・・・。」
   
    
「なんなんだ、みんな?」
   
   
「こむぎ、ナイス! ゴー!」
   
   
「なんつーバランス感覚だ・・・。負けねぇ!」
   
   
「くっ・・・。こんなに引き離されるとは・・・。ショウ、敗北・・・。」
   
「次こそは! 絶対! 勝つ!」
   
    
「犬飼さん、こむぎちゃんは?」
「それが・・・。」
   
「いろは!」
「こむぎちゃん!」
「どうして?」
    
「ぐるっと学校を一回りしてきたよ!」
『ああ・・・。』
「良かった・・・。」
   
 いや、良くないでしょ。元が犬だと知らない人達から見れば、化け物じみた走力だと思われるんだぞ? やれやれ、ここ近年の「プリキュア」の主人公は、プリキュアに変身する前から人間離れしちゃっていて、なかなか恐ろしい世の中になってきたぜ!(笑)

 しかし、その直後、ガルガルの卵が割れて、ガルガルが出現。
   
 いろはとこむぎはプリキュアに変身します。

   
    
   
「なんか、可愛いね・・・。」
「うん・・・。」
   
   
    
    
    

 池への移動は可愛さが感じられるものの、やはり、ガルガルにされてるとなると凶暴です。水吐き攻撃は、なかなかの威力があります。
 少しして、ガルガルに近付くチャンスができましたが、ガルガルは大ジャンプし、プリキュアを押し潰しにいきました。2人は、どうにか押し返します。
 触れられるとなれば、浄化のチャンスはありますが、ガルガルは暴れるため、上手くいきません。

 その後、悟はワンダフルに、大きな手でガルガルをキャッチするよう言いました。
 まずは、フレンディが、ガルガルの注意を自分に向けさせました。ガルガルは水吐きでフレンディに攻撃してきましたが、フレンディはリボンバリアで防ぎました。
 水圧で吹き飛ばされたガルガルを、ワンダフルがプニプニバリアでキャッチ。ガルガルの動きを封じたところを、フレンドリベラーレ。ガルガルは浄化されて、ニコアニマルに戻り、ニコガーデンに帰りました。

 それから少しして・・・、
「犬飼こむぎ!」
   
「何?」
「オレ、感動した! あのバランス感覚! あの足の速さ!」
   
「犬飼こむぎ! サッカー部に来い! 放課後も、ショウと勝負だ!」
   
「今日は、もういいや!」
「え?」
   
「いろはとお散歩行くから!」
「え?」
    
「イカリ、また今度遊ぼうね!」
   
「遊び・・・。犬飼こむぎ、次は遊びだなんて言わせない!」
   
「今度こそ、ショウの勝利だ! うおー!」
   
 君のサッカーに対する熱意はなかなかのものだと思うが、残念ながら、このアニメは「プリキュア」。百合には勝てないんだよ・・・。少年向けサッカーアニメだったら、かなりマトモなキャラで通ってたと思われるのに、こむぎの無邪気さのせいでギャグキャラに見えてしまい、勝君がなんか可哀想に思えてきました。(笑)

「学校って、とってもわんだふる! あんないっぱいの友達と遊んだの、初めて! ご飯も美味しかったし、楽しかった!」
   
「こむぎ、学校は楽しいだけじゃないよ。」
   
「学校は遊ぶ所じゃなくて、勉強する所なんだから。授業中はずっと座って勉強しなきゃいけないし、寝ちゃダメだし、もちろん、人前で犬の姿に戻っちゃダメ。」
   
「もしテストの点数悪過ぎたら、学校にいられなくなるかも・・・。」
「ええ・・・。そうなの?」
    
「うん。それでも頑張れる?」
「こむぎ・・・、ううん! 私、頑張る! だって、いろはと一緒にいたいもん!」
    
「うん、私も・・・。大変な事もいっぱいあるけど、私もこむぎと学校行きたい・・・。」
    
「だから一緒に頑張ろう!」
「ワン!」
    
「『はい』だよ?」
「はいワン!」
   
「もう、違うでしょ? もう1回『はい』!」
「はいワン!」
   

 今回は、これで終了です。


次回:「ユキの中の思い出
 まゆは、プリティホリックの新商品のアイデアを思い付きましたが、どれを商品にするべきか悩んでいました。
 そんな中、まゆは、こむぎといろはを見て、ユキと出会った時の事を思い出し・・・。


【まとめ】
 という事で、今回は、こむぎが、いろはと同じ学校に通う話でした。
 こむぎは、好奇心旺盛な上に、精神年齢が幼く、学校がどんなものなのか全然知らないために、やはり、学校生活はドタバタし、ギャグシーンは多めでしたね。しかし、それだけで終わらず、メイン視聴層の女の子にとってためになりそうな要素もあり、結構面白い話だと感じました。

 こむぎが学校行くための手続については、ニコダイヤの奇跡で解決。そんなんでいいんすか・・・。
 考えてみれば、こむぎ達の住む世界で、こむぎが人間になれるのを知る大人がいないとなると、奇跡でゴリ押すのが妥当でしょうかね。「こまけぇこたぁいいんだよ!!」で済ませちゃいますか。(笑)

 こむぎは、学校に来るのが初めてのため、学校で見たものや体験した事も初めて。
 だけど、まったく戸惑う事なく、楽しく元気いっぱいに過ごせていたのは、好奇心旺盛なこむぎらしくて面白かったかな、と思いますね。まあ、いろはと悟は、こむぎの正体がバレるんじゃないかと常にヒヤヒヤものでしたが。(笑)

 いろはや悟のフォローのおかげで、学校生活初日は楽しく過ごせましたが、実際には、遊んだり、ご飯を食べたりしたくらいで、授業はちゃんと受けておらず、途中で犬の姿に戻っちゃったりもしました。
 2日目以降も同じように行動していれば、早い段階で、こむぎが犬である事が知られてしまい、いろはや悟に大きな迷惑をかけてしまうでしょう。それは、やってはいけない事。

 こむぎとしては、学校に行けるようになった事で、いろはとより長く一緒にいられ、これまでいろはと一緒にやれた事が学校でもできる、としか思ってなかったのかもしれませんが、しかし、いろはと同じ中学生として学校に行くのであれば、やるべき事があるはず。それは、いろはが言っていたように、勉強する事なんですよね。
 本来は犬であり、しかも、人間になれてからまだそんなに日が経っていないこむぎが、人間が学ぶ事を勉強するのって、結構大変な気がしますし、勉強する事に疑問を感じたり、勉強を投げ出しても、おかしくないでしょう。
 でも、いろはと一緒に「わんだふる」をより実感したいとなれば、勉強は必要であり、頑張ってほしいですよね。いろは達も沢山フォローしてくれるはずですので、それも大切にしてほしいところ。
 今話では、こむぎの学校での成長要素はなかったですが、それは、次回以降の楽しみにしたいと思います。

 また、今月は4月。進学、進級のシーズンであり、メイン視聴層の女の子達の中には、今月から小学校に通う子達もいるでしょう。
 今話ラストで、いろはは、こむぎに対して色々注意していたましたが、それは、そういう子達に対する良いメッセージでもあったように思いますね。学校は遊ぶ所じゃなくて勉強する所だとか、授業中はずっと座って勉強しなきゃいけないとか。

 幼稚園や保育園では、授業というものがなく、基本、子供達のやりたい事を自由にやれる立場にあります。友達と沢山外で遊びたいのであれば、沢山遊ぶ事ができますし、外で身体を動かすよりも、本を読んだり絵を描いたりしたいのであれば、本を読む事や絵を描く事に多くの時間を費やしても問題はありません。
 しかし、学校に通うとなると、自分の好きな事だけやってても問題ない、なんて事はありません。運動が苦手だから体育の授業をやらなくていいって事ではないですし、計算が苦手だから算数の授業を受けないなんて事も認められません。苦手なものにも向き合わなければならず、子供達にとっては辛いところでしょう。
 苦手なものから目を背けるのは簡単ですが、それだと、成長はできず、良い大人にはなれなければ、将来の夢だって叶えられないでしょう。要するに、ワンダフルじゃないって事ですね。

 学校では、幼稚園や保育園に通っていた時よりも頑張らなければなりませんが、だからといって、1人だけでどうにかしようとするのは困難でしょう。
 周りの協力は必要であり、友達やクラスメイト、場合によっては、先生と一緒に頑張る事が大切なんですよね。そうする事で、苦手な事や嫌な事にも気楽に向き合えるようになり、学校生活が楽しくなるでしょう。
 今話では、そういうところまでは語られていませんが、でも、今話を見た子供達が、今話ラストでいろはが言っていた事を思い出し、学校で楽しく頑張れたらいいのかな、と思いますね。

 さて、次回は、まゆとユキの出会いが明かされる話。両者の出会いには大きなドラマがあったんじゃないかと思っていますが、果たして?
 キュアニャミーやキュアリリアンの登場に繋がる展開もあるのか、気になるところ。次回も楽しみです。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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