
今話の名セリフ:「あなたは、そのままでいいの・・・。困っている子を放っておけない、優しいまゆのままで・・・。」
「わんだふるぷりきゅあ!」第17話「私が、あなたを守る!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今の時期、動物が子供を産む事が多いため、アニマルタウンには動物の赤ちゃんが沢山います。そこで、いろはが、動物の赤ちゃんと会える場所に案内する事になりました。
「あ。コンパクトとリップ、忘れないうちに入れておかないと。」


「どうしたの?」
「そのうつむいて一生懸命何かしてる顔、赤ちゃんの頃にそっくりだと思って!」
「赤ちゃんって、もう中学生だよ?」

「思い出すわ・・・。生まれたばかりのまゆと、病院からお家に帰った時の事・・・。」

「家の中に、昨日まではいなかった新しい命がいるの・・・。なんだか信じられなかったわ・・・。可愛くて、温かくて・・・。」

「その気持ち、分かる気がする・・・。」

「ユキが家に来た時、ユキの周りだけ、キラキラ輝いているようで、見慣れた部屋が全然違って見えたの・・・。」


「でも、ユキは、まゆの赤ちゃんというより、お姉さんよね!」
「え!?」

ですよねー。「しっかりしろ」と言わんばかりに猫パンチされたり、しょっちゅうユキの匂いを吸いまくってる身なのに、ユキのお母さん、もしくは、お姉さんとか思っているとか、冗談はやめて下さい。(笑)
~ Aパート ~
「早く着き過ぎちゃった・・・。」


〈もし、本当に願いが叶うなら、もう一度、キュアニャミーに・・・。〉



その直後、いろは、こむぎ、悟が、鏡石の前に到着。そして、動物達の赤ちゃんを巡る「赤ちゃんツアー」が始まりました。
最初に訪れたのは花屋。

ここには動物はいなさそうに思いますが、入り口の上の方にはツバメの巣が。

続いて、公園。リスの親子とシカの親子を見つけました。

さらに・・・、

「赤ちゃんウサギが、1、2・・・、いっぱいいるワン!」
「ウサギのお母さんは、一度に沢山の赤ちゃんを産むんだよ。赤ちゃんウサギは、くっつき合って身体を温め合うんだ。」
「温かそう!」




「埋まりたい・・・。」
「ん?」
「ううん! 何でも!」

美少女度は高いのに、なかなか変態な考えをお持ちとか、やっぱ、食べがいのあるおもしれー女は一味も二味も違いますね! 来世はユキになって、そんな女のあんなところや、こんなところに、合法的に埋まりたいです。(笑)
少しして、訪れたのは、いろはの家。

親猫がなかなか赤ちゃんを産めず、いろはの母・陽子が手伝ったところ、赤ちゃん猫が産まれました。「赤ちゃんツアー」の事を聞いた猫の飼い主は、赤ちゃん猫を見てほしいとお願いしたそうです。
それから少しして・・・、

これは、カルガモの親子。また、ここで、昼食をとる事にしました。
「実はちょっと作り過ぎちゃって、良かったら食べてくれないかな?」

「美味しそう!」
「悟君が作ったの!? すご過ぎだよ!」

「あの、実は、私も、おやつを作ってきたの・・・。」
「可愛い! ユキちゃんのクッキーだ!」
「いいな! いいな!」


「こむぎちゃんにも、おからで作ったクッキーなら食べられるよね?」
「まゆー! ワン! ありがとワン!」


「2人ともお料理できて、すごいな・・・。私も、自分のお弁当は作ってきたんだけど・・・。」

「じゃじゃーん!」
『え!?』
「えっと・・・。」

「おにぎりだよ!」
『おにぎり!?』

「これ、何の形だと思う?」
「えっと・・・。」

「犬飼さんの思考パターンをXとした時、キュアフレンディの行動パターンをYとすると・・・。」


「こむぎちゃん?」
「正解!」

複雑な数式がいっぱい出てきてワロタ。まあ、私は数学を専攻していましたので、よく見たものばかりですが。
っていうか、そこから、正解をはじき出すとか、すげー・・・。いろはの事が気になっているゆえの、なせる業なんでしょうか。これで、いろはに向かってドーンと突撃できる度胸があれば良いのですが、「天は二物を与えず」ってやつですね。(笑)
「こむぎ・・・?」
「た、食べよっか! ね!」
「うん、そうしよう!」

見た目はアレだけど、味は大丈夫だよ! きっと! いろはの事だから、味見はしっかりしているはず! ・・・と思いたいが、私は心配性なので、味見役を1万円で雇って、そいつに確かめてもらう事にしよう。(笑)
「まずは、悟君のサンドイッチから!」
「か・・・、可愛過ぎて、食べられない・・・。」



「うーん、美味しい!」


「うーん! ホント、美味しい!」
「良かった! いっぱい食べて!」

『うん!』
「私のも食べていいからね!」
「う、うん・・・。」

だから、見た目がアレなだけであって、味は大丈夫なんだって! いいかげんにしろ! ・・・という報告を待っていますので、至急どなたか味見に行ってきて下さい。(お前が行け(笑))
「それにしても、こんなに動物の赤ちゃんを見られるなんて思わなかったよ!」
「私も!」
「楽しんでくれて良かった!」

「どの赤ちゃんとお母さん達も、みんな一緒で、幸せそうで・・・。」

「子猫の赤ちゃん、とっても小っちゃくて、とっても真っ白で・・・。ユキが赤ちゃんの頃って、こんな感じだったのかなって・・・。」

「2人が出会った時、ユキちゃんは、もう赤ちゃんじゃなかったんだよね?」
「うん。今でも思うの・・・。もっと早く会えてたなら、ユキに寒い思いも寂しい思いもさせずに済んだのにって・・・。」


「あ・・・。ご、ごめんね・・・。変な事言って・・・。そんな事、考えてもしょうがないのに・・・。」

「まゆちゃんは優しいね・・・。」


「大丈夫ワン! まゆと出会えてユキは、すっごくわんだふるだワン!」
「こむぎちゃん・・・。」

「ありがとう! ユキも、そう思ってくれてたら嬉しいな・・・。」


その直後、こむぎはガルガルの気配を感じました。
~ Bパート ~
少しして、いろは達が、ガルガルの元に到着。こむぎといろははプリキュアに変身します。
今回のガルガルの素体はトラ。大きな身体からの鋭い爪に当たれば、致命傷になりかねません。
ワンダフルとフレンディは、ガルガルの攻撃をかわす事でいっぱいになり、近付く事ができません。
そんな中・・・、





「猫屋敷さん!」




「もう、大丈夫・・・、だからね・・・。」



「ガルガル、ダメ!」
「フレンドリータクト!」


「ライオン!」




「シャー!」


「ユキちゃん!?」
「ユキ?」

「しょうがない子ね・・・。」
「え?」
「言ったはずよ。これ以上かかわってはダメだって・・・。」

「ユキちゃんが・・・、」
「しゃべった!」





「ユキ・・・。あなただったの・・・。」

「立てる?」
「ごめんね、ユキ・・・。私・・・。」

「謝らないで。あなたは、そのままでいいの・・・。」

「困っている子を放っておけない、優しいまゆのままで・・・。」
「ユキ・・・。」


「その優しさのせいで傷付いてしまうなら、私が、あなたを守る!」

「シャイニーキャッツパクト!」


「プリキュア! マイエボリューション!」


「ほっぺにきらめき!」


「リップはキュートに!」


「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!」

「仕方ない、構ってあげる!」


「ユキちゃんが・・・。」
「わあ! キュアニャミーだったんだ!」





ニャミーは、その後のガルガルの攻撃も回避し、ガルガルをまゆから遠ざけました。
直後、まゆは、助けたカルガモをワンダフルに渡し、親元に帰させました。そして、フレンディと一緒に、ガルガルの元に向かいます。
まゆは安全になったものの、ニャミーの事が気になり、後を追いました。
〈まゆ・・・。私はずっと、1人で平気だと思ってたの・・・。〉


〈でも、あなたに出会って、気付いてしまった・・・。私、寒かったんだって・・・。本当は、ずっと、寂しかったんだって・・・。〉



「もっと早く会えてたなら、ユキに寒い思いも寂しい思いもさせずに済んだのにって・・・。」

〈後悔なんてしないで、まゆ・・・。あの時、あの場所で出会ったから・・・。〉




〈私達、友達に、なれたのよ・・・。〉


「ニャ、ニャミー・・・。」
「後は任せるわ。」
「え!? ちょ、ちょ、ちょっと! 待って!」


残されたワンダフルとフレンディは、フレンドリベラーレ。ガルガルを元のニコアニマルの姿に戻し、ニコガーデンへ帰しました。
それから少しして・・・、
「まゆちゃん! ユキちゃん!」
「まゆー!」

「さっきは、ごめんなさい・・・。私、勝手に・・・。」
「どうして、まゆが謝るの?」

「ユキ・・・。」

「ユキもプリキュアなんて嬉しい! これからは一緒にプリキュアしよ!」

「一緒? なぜ?」
「ワン!?」


「私は、まゆを守りたいだけ! なのに、あなた達は、まゆを、危険な事に巻き込もうとしてる!」


「それは・・・。」
「これ以上、まゆにかかわらないで・・・。」


今回は、これで終了です。
次回:「まゆの気持ち、ユキの気持ち」
キュアニャミーの正体だったユキは、こむぎといろはに関わらないよう、まゆに言い聞かせました。
複雑な気持ちで学校を終えたまゆでしたが、その帰り道、ガルガルが現れ・・・。
【まとめ】
という事で、今回でようやく、キュアニャミーの正体がユキである事が明かされ、ニャミーの変身シーンが初めて披露されました。
ニャミーの変身シーンは、すごく見応えがあったと感じています。変身シーン初お披露目は、タイトルに初めて「キュアニャミー」が出てきた12話から1か月以上も後の事となりましたが、そうするだけの価値は十分あったと思いますね。
ニャミーの変身シーンを見て真っ先に思った事は「よく動くなあ・・・」でした。過去作もですけど、ガシガシ動く変身シーンは神ですよね。これだけでも、変身シーン初披露を先延ばしにする価値はあったと思います。
他に目についたのは、メイク要素を取り入れてるところですね。「ほっぺにきらめき!」「リップはキュートに!」は、メイン視聴層の女の子達が真似したくなる所作であり、メイクにも興味を持ちやすくなる事も期待でき、大きな効果があると思いますね。
ラストの髪を払う仕草も印象に残りました。髪を払うといえば、前作のキュアマジェスティにもあった所作であり、これも、女の子達が真似したくなるでしょうね。良い要素を取り入れたと思います。
しかし、こむぎといろはを邪険に見ているのは変わらず、仲間入りとはなりませんでした。
やはり、ユキは、まゆの事が好き過ぎるゆえに、まゆを傷付けたり、危険に巻き込ませる存在が許せないようですね。それが、まゆの友達であり、ガルガルを助けるプリキュアだったとしても。
確かに、まゆとユキが初めて出会った時のユキの境遇を考えれば、まゆに対して様々な想いを抱いてもおかしくないでしょう。もっと構ってほしいとか、自分以外に優しさを向けてほしくないとか、まゆが傷付いてほしくないとか。端的に言えば、「愛が重い」ってやつですね。
そして、今は、人間の姿やプリキュアになって、まゆを守る事だってできます。それが、まゆに対する想いをより強めたの同時に、まゆを傷付けたり、危険に巻き込ませる存在を強く敵視するようになったと思いますね。
ユキのまゆに対する想いは筋金入りだと思いますが、思い込みが強過ぎるように感じ、もう少しまゆの気持ちを知ってほしいかな、と思いますね。
確かに、まゆは、いろは達と深くかかわるようになってからは、危険な事に多く巻き込まれています。ニャミーが本格登場した12話では、至近距離でガルガルの脅威を感じてもいました。それゆえに、まゆがプリキュアのサポートを断ったとしても、いろはは決してそれを責めないでしょうし、友達でい続けてくれるでしょう。
それでも、まゆは、いろは達の力になりたいと思っています。それは、いろは達に強制されたからではなく、まゆの意思であり、それも、危険を承知の上なんですよね。
ユキが誰よりも知っているまゆの優しさが、いろは達を助けようと突き動かしているんですよね。ユキは、それを知ってほしいところ。気兼ねなくまゆに話せるようになった今、ユキもまゆも、自分の気持ちをしっかり打ち明け、互いの気持ちをよく知って、前に進んでほしいですね。
ユキがいろは達の仲間になるかどうかは、まゆ次第のように感じてきました。それだけに、ここ何話かは、まゆの行動に大きく注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「わんだふるぷりきゅあ!」第17話「私が、あなたを守る!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今の時期、動物が子供を産む事が多いため、アニマルタウンには動物の赤ちゃんが沢山います。そこで、いろはが、動物の赤ちゃんと会える場所に案内する事になりました。
「あ。コンパクトとリップ、忘れないうちに入れておかないと。」



「どうしたの?」
「そのうつむいて一生懸命何かしてる顔、赤ちゃんの頃にそっくりだと思って!」
「赤ちゃんって、もう中学生だよ?」

「思い出すわ・・・。生まれたばかりのまゆと、病院からお家に帰った時の事・・・。」

「家の中に、昨日まではいなかった新しい命がいるの・・・。なんだか信じられなかったわ・・・。可愛くて、温かくて・・・。」


「その気持ち、分かる気がする・・・。」

「ユキが家に来た時、ユキの周りだけ、キラキラ輝いているようで、見慣れた部屋が全然違って見えたの・・・。」



「でも、ユキは、まゆの赤ちゃんというより、お姉さんよね!」
「え!?」

ですよねー。「しっかりしろ」と言わんばかりに猫パンチされたり、しょっちゅうユキの匂いを吸いまくってる身なのに、ユキのお母さん、もしくは、お姉さんとか思っているとか、冗談はやめて下さい。(笑)
~ Aパート ~
「早く着き過ぎちゃった・・・。」


〈もし、本当に願いが叶うなら、もう一度、キュアニャミーに・・・。〉






その直後、いろは、こむぎ、悟が、鏡石の前に到着。そして、動物達の赤ちゃんを巡る「赤ちゃんツアー」が始まりました。
最初に訪れたのは花屋。

ここには動物はいなさそうに思いますが、入り口の上の方にはツバメの巣が。

続いて、公園。リスの親子とシカの親子を見つけました。


さらに・・・、

「赤ちゃんウサギが、1、2・・・、いっぱいいるワン!」
「ウサギのお母さんは、一度に沢山の赤ちゃんを産むんだよ。赤ちゃんウサギは、くっつき合って身体を温め合うんだ。」
「温かそう!」






「埋まりたい・・・。」
「ん?」
「ううん! 何でも!」


美少女度は高いのに、なかなか変態な考えをお持ちとか、やっぱ、食べがいのあるおもしれー女は一味も二味も違いますね! 来世はユキになって、そんな女のあんなところや、こんなところに、合法的に埋まりたいです。(笑)
少しして、訪れたのは、いろはの家。

親猫がなかなか赤ちゃんを産めず、いろはの母・陽子が手伝ったところ、赤ちゃん猫が産まれました。「赤ちゃんツアー」の事を聞いた猫の飼い主は、赤ちゃん猫を見てほしいとお願いしたそうです。
それから少しして・・・、

これは、カルガモの親子。また、ここで、昼食をとる事にしました。
「実はちょっと作り過ぎちゃって、良かったら食べてくれないかな?」

「美味しそう!」
「悟君が作ったの!? すご過ぎだよ!」

「あの、実は、私も、おやつを作ってきたの・・・。」
「可愛い! ユキちゃんのクッキーだ!」
「いいな! いいな!」



「こむぎちゃんにも、おからで作ったクッキーなら食べられるよね?」
「まゆー! ワン! ありがとワン!」



「2人ともお料理できて、すごいな・・・。私も、自分のお弁当は作ってきたんだけど・・・。」

「じゃじゃーん!」
『え!?』
「えっと・・・。」


「おにぎりだよ!」
『おにぎり!?』

「これ、何の形だと思う?」
「えっと・・・。」


「犬飼さんの思考パターンをXとした時、キュアフレンディの行動パターンをYとすると・・・。」



「こむぎちゃん?」
「正解!」

複雑な数式がいっぱい出てきてワロタ。まあ、私は数学を専攻していましたので、よく見たものばかりですが。
っていうか、そこから、正解をはじき出すとか、すげー・・・。いろはの事が気になっているゆえの、なせる業なんでしょうか。これで、いろはに向かってドーンと突撃できる度胸があれば良いのですが、「天は二物を与えず」ってやつですね。(笑)
「こむぎ・・・?」
「た、食べよっか! ね!」
「うん、そうしよう!」


見た目はアレだけど、味は大丈夫だよ! きっと! いろはの事だから、味見はしっかりしているはず! ・・・と思いたいが、私は心配性なので、味見役を1万円で雇って、そいつに確かめてもらう事にしよう。(笑)
「まずは、悟君のサンドイッチから!」
「か・・・、可愛過ぎて、食べられない・・・。」




「うーん、美味しい!」


「うーん! ホント、美味しい!」
「良かった! いっぱい食べて!」


『うん!』
「私のも食べていいからね!」
「う、うん・・・。」


だから、見た目がアレなだけであって、味は大丈夫なんだって! いいかげんにしろ! ・・・という報告を待っていますので、至急どなたか味見に行ってきて下さい。(お前が行け(笑))
「それにしても、こんなに動物の赤ちゃんを見られるなんて思わなかったよ!」
「私も!」
「楽しんでくれて良かった!」


「どの赤ちゃんとお母さん達も、みんな一緒で、幸せそうで・・・。」

「子猫の赤ちゃん、とっても小っちゃくて、とっても真っ白で・・・。ユキが赤ちゃんの頃って、こんな感じだったのかなって・・・。」


「2人が出会った時、ユキちゃんは、もう赤ちゃんじゃなかったんだよね?」
「うん。今でも思うの・・・。もっと早く会えてたなら、ユキに寒い思いも寂しい思いもさせずに済んだのにって・・・。」



「あ・・・。ご、ごめんね・・・。変な事言って・・・。そんな事、考えてもしょうがないのに・・・。」

「まゆちゃんは優しいね・・・。」


「大丈夫ワン! まゆと出会えてユキは、すっごくわんだふるだワン!」
「こむぎちゃん・・・。」


「ありがとう! ユキも、そう思ってくれてたら嬉しいな・・・。」


その直後、こむぎはガルガルの気配を感じました。
~ Bパート ~
少しして、いろは達が、ガルガルの元に到着。こむぎといろははプリキュアに変身します。
今回のガルガルの素体はトラ。大きな身体からの鋭い爪に当たれば、致命傷になりかねません。
ワンダフルとフレンディは、ガルガルの攻撃をかわす事でいっぱいになり、近付く事ができません。
そんな中・・・、









「猫屋敷さん!」






「もう、大丈夫・・・、だからね・・・。」




「ガルガル、ダメ!」
「フレンドリータクト!」


「ライオン!」







「シャー!」


「ユキちゃん!?」
「ユキ?」


「しょうがない子ね・・・。」
「え?」
「言ったはずよ。これ以上かかわってはダメだって・・・。」


「ユキちゃんが・・・、」
「しゃべった!」








「ユキ・・・。あなただったの・・・。」

「立てる?」
「ごめんね、ユキ・・・。私・・・。」

「謝らないで。あなたは、そのままでいいの・・・。」


「困っている子を放っておけない、優しいまゆのままで・・・。」
「ユキ・・・。」




「その優しさのせいで傷付いてしまうなら、私が、あなたを守る!」


「シャイニーキャッツパクト!」


「プリキュア! マイエボリューション!」


「ほっぺにきらめき!」




「リップはキュートに!」



「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!」

「仕方ない、構ってあげる!」



「ユキちゃんが・・・。」
「わあ! キュアニャミーだったんだ!」








ニャミーは、その後のガルガルの攻撃も回避し、ガルガルをまゆから遠ざけました。
直後、まゆは、助けたカルガモをワンダフルに渡し、親元に帰させました。そして、フレンディと一緒に、ガルガルの元に向かいます。
まゆは安全になったものの、ニャミーの事が気になり、後を追いました。
〈まゆ・・・。私はずっと、1人で平気だと思ってたの・・・。〉



〈でも、あなたに出会って、気付いてしまった・・・。私、寒かったんだって・・・。本当は、ずっと、寂しかったんだって・・・。〉





「もっと早く会えてたなら、ユキに寒い思いも寂しい思いもさせずに済んだのにって・・・。」


〈後悔なんてしないで、まゆ・・・。あの時、あの場所で出会ったから・・・。〉







〈私達、友達に、なれたのよ・・・。〉



「ニャ、ニャミー・・・。」
「後は任せるわ。」
「え!? ちょ、ちょ、ちょっと! 待って!」



残されたワンダフルとフレンディは、フレンドリベラーレ。ガルガルを元のニコアニマルの姿に戻し、ニコガーデンへ帰しました。
それから少しして・・・、
「まゆちゃん! ユキちゃん!」
「まゆー!」


「さっきは、ごめんなさい・・・。私、勝手に・・・。」
「どうして、まゆが謝るの?」


「ユキ・・・。」

「ユキもプリキュアなんて嬉しい! これからは一緒にプリキュアしよ!」

「一緒? なぜ?」
「ワン!?」


「私は、まゆを守りたいだけ! なのに、あなた達は、まゆを、危険な事に巻き込もうとしてる!」



「それは・・・。」
「これ以上、まゆにかかわらないで・・・。」



今回は、これで終了です。
次回:「まゆの気持ち、ユキの気持ち」
キュアニャミーの正体だったユキは、こむぎといろはに関わらないよう、まゆに言い聞かせました。
複雑な気持ちで学校を終えたまゆでしたが、その帰り道、ガルガルが現れ・・・。
【まとめ】
という事で、今回でようやく、キュアニャミーの正体がユキである事が明かされ、ニャミーの変身シーンが初めて披露されました。
ニャミーの変身シーンは、すごく見応えがあったと感じています。変身シーン初お披露目は、タイトルに初めて「キュアニャミー」が出てきた12話から1か月以上も後の事となりましたが、そうするだけの価値は十分あったと思いますね。
ニャミーの変身シーンを見て真っ先に思った事は「よく動くなあ・・・」でした。過去作もですけど、ガシガシ動く変身シーンは神ですよね。これだけでも、変身シーン初披露を先延ばしにする価値はあったと思います。
他に目についたのは、メイク要素を取り入れてるところですね。「ほっぺにきらめき!」「リップはキュートに!」は、メイン視聴層の女の子達が真似したくなる所作であり、メイクにも興味を持ちやすくなる事も期待でき、大きな効果があると思いますね。
ラストの髪を払う仕草も印象に残りました。髪を払うといえば、前作のキュアマジェスティにもあった所作であり、これも、女の子達が真似したくなるでしょうね。良い要素を取り入れたと思います。
しかし、こむぎといろはを邪険に見ているのは変わらず、仲間入りとはなりませんでした。
やはり、ユキは、まゆの事が好き過ぎるゆえに、まゆを傷付けたり、危険に巻き込ませる存在が許せないようですね。それが、まゆの友達であり、ガルガルを助けるプリキュアだったとしても。
確かに、まゆとユキが初めて出会った時のユキの境遇を考えれば、まゆに対して様々な想いを抱いてもおかしくないでしょう。もっと構ってほしいとか、自分以外に優しさを向けてほしくないとか、まゆが傷付いてほしくないとか。端的に言えば、「愛が重い」ってやつですね。
そして、今は、人間の姿やプリキュアになって、まゆを守る事だってできます。それが、まゆに対する想いをより強めたの同時に、まゆを傷付けたり、危険に巻き込ませる存在を強く敵視するようになったと思いますね。
ユキのまゆに対する想いは筋金入りだと思いますが、思い込みが強過ぎるように感じ、もう少しまゆの気持ちを知ってほしいかな、と思いますね。
確かに、まゆは、いろは達と深くかかわるようになってからは、危険な事に多く巻き込まれています。ニャミーが本格登場した12話では、至近距離でガルガルの脅威を感じてもいました。それゆえに、まゆがプリキュアのサポートを断ったとしても、いろはは決してそれを責めないでしょうし、友達でい続けてくれるでしょう。
それでも、まゆは、いろは達の力になりたいと思っています。それは、いろは達に強制されたからではなく、まゆの意思であり、それも、危険を承知の上なんですよね。
ユキが誰よりも知っているまゆの優しさが、いろは達を助けようと突き動かしているんですよね。ユキは、それを知ってほしいところ。気兼ねなくまゆに話せるようになった今、ユキもまゆも、自分の気持ちをしっかり打ち明け、互いの気持ちをよく知って、前に進んでほしいですね。
ユキがいろは達の仲間になるかどうかは、まゆ次第のように感じてきました。それだけに、ここ何話かは、まゆの行動に大きく注目していきたいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。