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HUGっと!プリキュア 第28話感想

2018年08月23日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「それなら種族は関係ありません! 好きだと思う気持ちや、楽しいと思う気持ちは、犬も猫も、鳥も魚も、人間もアンドロイドも同じなのです!」(愛崎えみる)

 「HUGっと!プリキュア」第28話「あのコのハートをキャッチ♡ フレフレ! もぐもぐ!」の感想です。

 なお、高校野球中継のために今話をまだ見ていない方々は、くれぐれも、ネタバレにご注意下さい。


~ オープニング前 ~

 ある日、ほまれの家にて・・・、
    
    
    
    


~ Aパート ~
 どうやら、もぐもぐは、猫の「りりーちゃん」に一目惚れしたようです。
「犬と猫の恋は生物学的に考えて叶うとは思えませんが・・・。」
   
「いやいや、このはなさん、もぐもぐのために、愛のキューピットになって・・・、あ、げ、る!」
    
    

「相手は有名なタレント猫なのですよ!」
   
「近付こうもんなら、こわーいボディガードに吹き飛ばされてしまうのです!」

「うああ・・・。」
   
    
   
 相変わらず物事をネガティブに考える事に長けてますのう。しかも、考えが可愛いから癒されちゃうという。後半も、この調子で、えみる風ネガティブシンキング、お願いしやっす!(笑)


 近々、りりーちゃんが出ているCMのオーディションがあるようで、優勝すれば、一緒にCMに出られるそうです。
 となれば・・・、
「よーし! 優勝目指して、汗と涙の特訓だ!」
    
   


 そして、オーディションの優勝を目指して特訓開始。
    
    
 ただ、ルールーの分析によると、もぐもぐの体力は中型犬の平均よりも劣るそうで、このままでは優勝は難しいようです。
 ですが、他の審査もあります。オーディションの審査内容は、この通り。
   

 えみるは、勇敢さの審査もあると聞いて・・・、
「がおー! なのです!」
    
   
「ええと・・・、それは何?」
「怪獣なのです! がーおー!」
    
「何で突然?」
「勇敢さを鍛える特訓なのです! こんなに怖ろしい怪獣に立ち向かえるようになれば、優勝間違いなしなのです!」
    

 優勝間違いなし? 「ハイエース待ったなし」の間違いなんじゃないの? こんなのが、「スイート」のアコや「ドキドキ」の亜久里よりも年上とか、ますます信じられなくなってきました。(笑)

「怖ろしい?」
「幼い頃、これを着て、お兄様を脅かしたら、恐怖のあまり泣き出してしまって、めちゃくちゃに怒られたのです・・・。」
    
    
    
    
   

 相変わらずこのお兄ちゃん、真面目なようで、変なところでズレてるのう。まあ、私だったら、あまりの可愛さに、死んだフリしちゃってますかね。(笑)

「そんな事が・・・。」
「そんな可愛い怪獣怖がる? ねえ、もぐもぐ?」
   
   

 どうやら怖がっているようです。ほまれによると、もぐもぐが吠えたところを見た事がないとか。

 そこで、ハリーは、もぐもぐをワイルドにすると一肌脱ぐ事に。
   
   
「イケてない・・・。」
   
   
「ヒョウ柄とトラ柄の組み合わせはちょっと・・・。」
「そんな・・・。」
    
「もぐもぐ、フエフエ!」
    
    
    
「2人とも、きゃわたん!」
   
 だな。キミも含めてきゃわたんだと思う。っていうか、普段のクールさからのチョロさを思えば、「ちょろたん」でもいいかな。(笑)


 はなは、優勝目指して頑張ろうと、もぐもぐを励ますものの、ルールーは思うところがあるようです。

 しばらくして・・・、
「もぐもぐの恋は叶うのでしょうか? 私のデータによると、犬と猫の恋が叶うというケースはありえません。なぜなら、種族が違うからです。」
    
「そうなのですか・・・。」
  

「そう考えていたら、何だか・・・、このあたりがスースーして寂しくなるような・・・。」
   
「寂しく・・・、ですか?」
「私はアンドロイドです。人間のえみるや、はな、さあや、ほまれ、はぐたんとは、種族が違うから・・・。」
    
    

 それを聞いて「キミとともだち」を歌い出すえみる。
「えみる?」
「私は、ルールーが好きなのです!」
    
「その気持ちを込めて、歌ったのです! ルールーには伝わりましたか?」
    

「はい。とても心が暖まる歌声でした・・・。」
   

「それなら種族は関係ありません! 好きだと思う気持ちや、楽しいと思う気持ちは、犬も猫も、鳥も魚も、人間もアンドロイドも同じなのです!」
    
「種族が違うから伝わらないなんて事はありません!」
   

「伝わりました。」
    
「もぐもぐの気持ちも、りりーちゃんに伝わるのです! みんなで応援しましょう!」
   

「じゃあ、もぐもぐを私達の歌で応援するのはどうでしょうか?」
「ナイスアイディアなのです! 会場でライブをやりましょう!」
    
   


~ Bパート ~
 そして、オーディション当日・・・、
    
    
    
    
    
    
    
   

 2人のライブが終わった後、パップル達が、はな達の元に。
 といっても、今日は、えみるとルールーをスカウトしに来たのではなく、飼い犬の「ハル」がオーディションに出る事を告げに来ました。
   
 見た感じでは強力そうですが、練習通りにやれば上手くいくと、はな達はもぐもぐを励まします。もちろん、ルールーも。
    

 いよいよ、オーディションが始まります。
 まずは、容姿審査。ファッションセンスに長けたほまれのチョイスなだけあって、もぐもぐのファッションは審査員達に高評価。
    
 しかし、ハルのファッションは、もぐもぐを上回り、満点を叩き出しました。
    
    

 続いて、体力審査。スタートしてすぐ・・・、
   
「あーん! ピンヒールじゃ走れない!」
   
 だらしねーな。プリキュアはヒール履いてようと、問題なく走ったり蹴ったりしてるというのに、このオバチャンときたら・・・。(笑)


 もぐもぐは、序盤は大きくリードするものの、徐々に疲れが見え、他の犬達に抜かれてしまいます。
 そこで、さあやは、奥の手を使います。
   
    
    
    
   
 りりーちゃんの効果はてきめん。もぐもぐは、体力審査で1位となりました。
「さすが、さあやさんなのです!」
   
   


 ビシンも、この会場にいました。近くにいる人からトゲパワワの気配を感じます。
 そして・・・、
    
「明日への希望よ、消えろ! ネガティブウェーブ!」
    
「発注! 猛オシマイダー!」
   


 オーディションは、勇敢さの審査に入りました。
 審査内容は、飼い主が泥棒マシーンに襲われたフリをし、飼い犬が立派に飼い主を守る事ができるかどうかというもの。
 もぐもぐが挑戦しようとした時、マシーンに異変が。猛オシマイダーとなりました。
   
 観客達は逃げます。そんな中、パップルは、ヒールに足をとられてしまいました。
「ハル、助けて・・・。」
   
    
「覚えてなさいよ、アンタ達・・・。」
   
 そりゃあ、「美少女」というジャンルに属さなかったら、こんなもんよ。あと30年若かったら助けてくれたかもしれないのにねえ。ま、歳をとるのは人間の摂理ですし、仕方のない事ですな。(笑)


 はな達5人はプリキュアに変身。

 プリキュアが猛オシマイダーと戦っている中、もぐもぐは、逃げ遅れた女の子を目にします。
   
 猛オシマイダーは、女の子の泣き声に反応し、視線が女の子の方に行きます。それに気付いたエトワールは、スタースラッシュを放ちました。
 しかし、ビクともせず、猛オシマイダーは、じわりじわりと女の子に近付きます。
 もはやこれまでかと思われましたが・・・、
    
 これまで吠える事のなかったもぐもぐが吠えました。そして、女の子を逃がします。
   
 しかし、ビシンは意に介さず、猛オシマイダーを強化させます。
「ねえ、ハリー。ボク、すごく強いでしょ?」
「こんな事したって、オレはクライアス社には戻らへん!」
    
「おかしな事言うんだね。プリキュアと仲間になれる訳ないのに・・・。」
    

 直後、猛オシマイダーの攻撃がハリーに向かいますが、アムールがアムールロックンロールで守ります。
「愛というのは、暖かで幸せになれるもの。心があれば、感じる事ができる!」
   
「ハリーは、私達の大事な仲間だよ!」
「種族は違っても、絆があるの!」
   
 その後、ツインラブロックビートで猛オシマイダーを浄化しました。

 しかし、オーディションは中止となってしまいました。
「でも、勇気を出して女の子を守ったもぐもぐ、カッコよかったよ! 私の中では、もぐもぐが優勝!」
   

 その直後、さっきの女の子とその母親がやって来ました。母親は娘を助けてくれた事に感謝します。
 女の子の傍には・・・、
   
   
 りりーちゃんは、この親子の飼い猫だそうです。りりーちゃんも、もぐもぐに感謝の意を示します。
    
「種族が違っても、愛は伝わる・・・。」
   
「えみる。」

「はい?」
    

「私も、えみるが大好きです!」
   

「え!? ええっ!? 突然言われると照れるのです・・・。」
    
   
「ありがとう・・・。」
    
    


 今回は、これで終了です。


次回:「ここで決めるよ! おばあちゃんの気合のレシピ!
 はな達は、はなの祖母がやっている和菓子屋に行く事になりました。何でも、どら焼きが評判とか。
 しかし、常連の人から、味が落ちたと言われてしまい、祖母は腰を痛めてしまいます。はな達は、祖母を元気付けるために、和菓子を作る事に。


    今回のエンドカード


【まとめ】
 タレント猫のりりーちゃんに一目惚れしたもぐもぐは、りりーちゃんと共演できるCMのオーディションに参加したものの、猛オシマイダーの出現によりオーディションは中止となりましたが、りりーちゃんの飼い主の女の子を助けた事で、もぐもぐは、りりーちゃんと仲良くなりました。

 えみる、ルールー。キミ達はとっとと結婚しろ。そして、私のところに招待状送ってくれ。
 今話の感想を簡単に述べると、こうですね(笑)。こう感じた事は、これまで何度かあるのですが、まさか後半に入っても、互いの愛を自重しないとは・・・。
 まだ小学生? かたやアンドロイド? 知った事か! 私が役所の人間だったら、婚姻届を受理しちゃおうかなって思いますね。あの仲良しっぷりは。

 すいません。妄想が過ぎました。まあ、よくある事ですが。(笑)
 では、ギャグ感想はこのくらいにして、考察系入りますか。今話のポイントは「種族を超えた『愛』」でしょう。
 犬と猫の恋は叶わない。ルールーはそう言っていましたが、犬と猫の関係に限らず、異種族間の恋は成立しないというのが、ルールーの考え方だったでしょう。
 人間は人間同士でしか、犬は犬同士でしか、猫は猫同士でしか、恋が叶わないと考えていたんじゃないかと思います。

 ですが、それは「生殖的な意味で」でしょう。
 確かに、自らが子を残すには、一般的に同種族との交配が必要とされています。人間は人間同士、犬は犬同士、猫は猫同士というのが当たり前であって、異種族間の生殖はあまり聞かない話。
 そして、たいていのケースにおいて生殖は、互いが好き合っている事が前提での行為。それゆえ、異種族間の恋は叶わないという意見は分からなくもありません。

 しかし、誰かを何かを想う気持ちは全種族に共通しているのでしょう。
 もちろん、異種族を好きになる気持ちもそうでしょうね。人間が猫を可愛いと感じて、ペットとして飼う事もあるくらいなんですし。逆に、犬や猫が人間を好きになる事もよくある話でしょう。
 となれば、異種族間でも、互いを好きになる事だってあるはずです。異種族間の生殖はまず起こり得ない事ですが、「恋」というのはそれで十分なんでしょう。
 生殖とか交配とか関係なく、互いが好きだという気持ちが通じ合う。それが「恋」なのでしょうね。

 同じ空の下で生きるもの同士だからこそ、想いは通じ合う。この考えの下、はな達は、敵側にいた者達を何人か救い出し、救われた者達は未来に向かって突き進んでいますが、今クライアス社にいる者達もそうなっていくでしょう。
 果たして、次にはな達が敵側に優しさを見せるのは、いつになるのか? 今後のクライアス社との戦い様に一層注目したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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