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キラッとプリ☆チャン 第20話感想

2018年08月20日 | キラッとプリ☆チャン
 今話の名セリフ:「大切な友達の声、聞き間違える訳ないよ!」(萌黄えも)

 「キラッとプリ☆チャン」第20話「ヤッホー! 山のぼってみた!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 山登りに来たミラクルキラッツの3人は早速、プリチャンを配信しました。
   
   
   
   
   
   
    

 そして、山を登ろうとするみらい達ですが、りんかは、ある目的で来たと言います。  


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

    
   
「キ・・・、キラゴンだー!」
    
「・・・という話、聞いた事ない?」
    
   
「キラゴン?」
「キラ尾山のキラゴン。それは、ネス湖のネッシー、ヒマラヤの雪男と同じ、謎の未確認生物、UMAなの!」
   
「何百年も前から、キラゴンを見たという情報は、後を絶たないわ。その姿をカメラでとらえたものはまだいない。」
   
「つまり! 私達がプリチャンで配信できたら、今世紀、いえ、地球が誕生して以来、最大の大スクープになるわ!」

    
 しかし、えもは、子供からお年寄りまで誰でも登れる危険度ゼロのキラ尾山に、そんなのいる訳がない、と返します。
「でも、現に見た人はいるの!」
   
「この通り、いとこのはとこの甥の同級生の孫のお父さんこと、山本郁夫さん(65歳)も見てるし!」

「近い!」
    
 それって、親族からものすごく遠ざかって、もはや赤の他人だよな。信憑性薄いんですが。(笑)

「とにかく! 何が何でもキラゴンを探し出し、ミラクルキラッツチャンネルでスクープ動画を撮ってみせる!」
   


 という事で・・・、
    
 しかし、キラゴンを探す事に真剣なりんかと対照的に、えもは、純粋に山を楽しみます。
 そんなえもに水を差すかのように、りんかは、ヘルメットをかぶせます。キラゴンから身を守るためです。
「ごめん・・・。りんかは、一度こうと決めたら、自分の納得いくまで突き進むから・・・。」
「分かります・・・。」
   


 少しして、みらい達は、様々な珍しい生き物を発見しました。キラゴンがいる可能性も高いと、りんかは興奮します。
 さらに、何かの大きな足跡まで発見しました。
   
 りんかは、これはキラゴンの足跡だと感じ、ますます興奮します。えもは、十分プリチャン映えする良い動画が撮れたからもう十分だと言いますが、りんかにその気はありません。
「ふーん・・・。ひょっとして、えもちゃん、怖いんじゃ?」
    
「それは・・・、怖いよね?」
「ま、まさか・・・、ぜ、全然・・・、ちっとも、これっぽっちも怖くないよ!」
「えもちゃん・・・。」
   
 怖くないとか言っておきながら、表情は正直やのう(笑)。まあ、そこがえもくて、好きなんですけどね。

「いや・・・、でも、そろそろ帰った方が・・・。」
   
   
『ユヅルさん!』
「あれは! 1920年代に一度は絶滅したヨーロッパバイソンの群れ!」
    
   
「僕の事は心配しなくていいからねー!」
「一生忘れないよー!」
    

「バイソンは草食動物だから安心よ。お兄ちゃんの分も頑張ってキラゴンを見つけなきゃ!」
   

 草食動物だから食われる心配はないとか、そういう問題じゃねーよ。追いかけろや! ツッコミ不在の恐怖をひしひしと感じました。(笑)


 その後、りんかは淡々とキラゴンを見つけるための準備を進めます。
   
「何やってんのよ! もう帰ろうって!」
「見つけるまでは絶対動かないから。」
    

「あたし達、探検家じゃなくて、プリチャンアイドル!」
「あら? 何でもやってみる。それこそがプリチャンアイドルでしょ?」
    

「いいや! こんなの違う!」
「違わない!」
   
「違う!」
「違わない!」
   
「2人とも落ち着いて・・・。」
   
「じゃあ、みらいはどうするの?」
「え・・・。」
「みらいちゃんはキラゴンを探す? それとも帰る?」
    
   

「え・・・、えーっと・・・。私は・・・。私は・・・。」
    
「どっちでもなーい!」
   
    
「これじゃ、キラッとじゃなくて、ムムッとしか配信できないよ・・・。だから、りんかちゃんにも、えもちゃんにも反対!」
   

「あっそ。」
「3人バラバラね。」
「うん!」
   


 同じ頃・・・、
「ハハハ・・・。気持ちいい風・・・。」
    
「りんか達、大丈夫かな・・・。」
   
 全然大丈夫じゃないです。っていうか、お前、自分の心配しろ。(笑)


 しばらくして、えもは、1人で下山しますが、険しい山道に恐怖を感じます。
 道に迷わないように、ポップコーンを目印代わりに置いていきますが、多くの動物達が寄って来てしまい、逆効果。
   
 みらいやりんかに助けを呼びたくても、ケンカしたばかりでは、そうもいきません。

 その頃、りんかは1人でプリチャンを配信中。
   
    
    
 とはいえ、1人だと盛り上がりに欠けます。
   
 ですが、りんかは、めげません。
    
「やだ・・・。私ったら、何でこんなものを・・・。」
   


 みらいも1人で下山中。
「えーん! せっかく楽しい山登りだったのに!」
   
「えもちゃんもりんかちゃんも、この先100年、靴下の親指のところに、必ず穴が開いちゃえー!」

    
 主人公だというのに、なんつー陰険な事を考えてんだよ・・・。まあ、炊飯器と結婚する事を夢見ていた前作主人公と比べれば、よっぽど可愛く思えますが。(笑)


 その直後、みらいは竹にぶら下がっているパンダを目にしました。
   
 どうやら、パンダは竹から下りられなくなったようです。しかも、竹も折れそうな状況。
 みらいは竹を上って助けようにも上れません。えもやりんかがいればどうにかなると考えるものの、2人を頼る気はありません。
 しかし、竹にさらに割れ目が入ってしまい、みらいの叫び声が、こだまします。


~ Bパート ~
「今のって・・・、気のせいじゃない!」
「大切な友達の声、聞き間違える訳ないよ!」
    

 少しして、パンダは竹から落ちてしまいました。みらいは、飛び込んで助けようとします。
    
    
    
    
    
    
   

 えもとりんかのおかげで、パンダは助かりました。
「私1人だったら、絶対無理だったよ! やっぱり3人じゃなきゃダメだね!」
   

「3人じゃなくちゃ・・・。」
「私もそう思う・・・。えもちゃんとみらいちゃんがいなくちゃ、プリチャンでどんな配信しても楽しくないし・・・。」
    

「うん。りんかとみらいとあたし、この3人だったら何だってできる・・・。3人一緒なら怖くない・・・。」
   
「りんか。」

「えもちゃん。」
   
『ごめんなさい!』
   
    
「私もごめんね! これでミラクルキラッツの解散はなし! だね!」
『うん!』
   
    

 その直後、何か奇妙な声が頂上から聞こえてきました。頂上に行ってみると・・・、
   
    
 ここは、「赤城ゴーゴーアニマルパーク」だとか。現在オープン準備中の動物園のようです。
 みらい達が見つけたパンダは、この動物園の動物でした。
 そして、「赤城」とくれば、もちろん・・・、
    
 2人はCMの撮影中だそうで。その途中・・・、
    
    
    
「キラゴンの正体は・・・、」
「あんなちゃんだったんだね・・・。」
「いると思ったのに・・・。」
   
 ちょっと高い所から落ちて、あんな穴ができるとか、ねーよ。実は、あんなって、結構重いんじゃ・・・。(笑)


 直後、プリチャントレーラーがやって来ました。ユヅルから連絡を受けて、来たそうです。
 めが姉ぇは、ここでライブをやってはどうかと言いました。「いいね」も溜まっています。
 ですが、パンダは、みらいから離れたくないようで。
   
 という事で、りんかとえもがライブに臨みます。

 まずは、りんかの出番。
「今日のコーデは、サマーメイドブラックベリーコーデ! ドット柄のレースで、大人っぽさもプラス! きらめく! ミラクル! クールコーデが私を変える!」
   
 曲は「キラリ覚醒☆リインカーネーション」。
    
    
    
    
    
「せーので、やってみた!」
    
   
「イッツショータイム!」
   
    
「魅惑の、ミステリアスマジック!」
    
    
   


 続いて、えもの出番。
「今日のコーデは、サマーメイドホワイトリーフコーデ! メイドさんなのに、おへそも出して超元気! ポップにはじける! 元気にジャンプ! ポップンコーデ!」
   

 曲は「スキスキセンサー」。
    
    
    
    
「せーので、やってみた!」
    
「いっくよー! ヘイ! セイ! イエス!」
    
「もういっちょう!」
    
「ポムポム! スカイハイドリーム!」
    
    
    
    
   


 その直後・・・、
『あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!』
    
    
    
   
    
   
『キラッとルーレット!』
    
『いっけー! キラチケ!』
    

 そして、アニマルパークでは・・・、
    
    
 CMもできあがったようで。
    
   

 みらいは、プリチャントレーラーに乗って帰路につきました。えもとりんかは安らかな表情で眠りこけています。
   
「えもちゃん、りんかちゃん。これからもずっと3人で、プリチャンアイドルの頂上、目指そうね!」
    

 同じ頃・・・、
「はー・・・。やっと離してもらえた・・・。誰かいる・・・。」
    
「あ、すみません。下りの道はこっちで合ってますか?」
    
   
   
「キラゴンが・・・、出たー!」
   


 今回は、これで終了です。


次回:「真夏のフェスでやってみた!
 炎天下、母のおつかいで買い出しに出かけたみらいは、公園のベンチでうなだれる1人の女性に出会います。
 彼女は、「ドリームフェス」に出場するアイドルのマネージャーとの事。失敗やミスばかりで、すっかり自信を失くしてしまったようです。
 みらいは、えもやりんか、めが姉ぇの力を借りて、何とか応援しようとしますが・・・。


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】
 山登りに来たみらい達3人は、純粋に山を楽しみたいえもと、不思議生物を見つけたいりんかとの食い違いから、バラバラになってしまいましたが、みらいの危機を救った事で、3人は仲を取り戻し、団結力を深めました。

 ユヅルの扱われっぷりに、全俺が泣いた・・・。
 今話の主感想を述べると、こんな感じですね(笑)。絶滅危惧種の群れに連れ去られても、みらい達に追いかけられなかったし、連絡を受けためが姉ぇも捜索せず、みらい達3人だけを連れてさっさと帰っちゃうとか、マジ哀れ・・・。
 特に、めが姉ぇ! 彼、従業員なんだろ? 人手が減ったら困るんだろ? だったら、どこにいるか連絡取り合うなどして、捜索に必死になれや!
 店長がこんなんとか、プリズムストーンがブラック企業のように思えてきました(笑)。ユヅル、後で美味いイカ焼きをたっぷり食わせてやるよ・・・。

 さて、ギャグ感想はこのくらいにして、考察系感想に入りましょう。今回のポイントは「仲間の和」ですかね。
 プリチャンは、いつでもどこでも、自分のやりたい事を動画として配信する事ができるもの。1人でやる事も可能です。
 ですが、そこに何人かの人が加わり、「仲間」というものができれば、やりたい事の幅が広がります。そうなれば、配信したい動画もどんどん増えて、プリチャンをやる楽しみも増していく事でしょう。

 しかし、ものの考え方は多種多様。自分にとってやりたい事が、誰かにとってはやりたくない事だというケースは多くあります。
 にもかかわらず、自分のやりたい事を絶対にやるんだと我を通してしまえば、それをやりたくないと思う人には不快感を与えてしまい、溝ができてしまうもの。「仲間」ができて、やりたい事の幅が広がり、物事を楽しむ余地が増えても、それでは意味がありません。

 まあ、プリチャンは1人でもできるというのならば、やりたくないと思う人は無視して、1人でやりたい事をやったっていいでしょう。
 ですが、みらい達は3人とも、1人だけでプリチャンを配信した事がありません。みらい達は3人一緒にプリチャンを配信するのが当たり前。それが多くの視聴者に根付いでいるでしょうから、単独配信をしたとしても、盛り上がりに欠けてしまうでしょう。
 それに、みらい達の方も、頼れる仲間が誰もいない中での単独配信は無謀のように感じます。3人とも、ちょっとの失敗からパニックになり、何もできなくなってしまうでしょう。りんかは、1人でもやる気を見せていましたが、いずれ、頑張っても報われない空しさに押し潰されていたと思います。

 そう思うと、ミラクルキラッツ1人1人は無力なのかもしれません。
 だからこそ、手を合わせれば、大きな力を発揮できるもの。ミラクルキラッツ結成時からそれは変わらず、それゆえに、有名なプリチャンアイドルにまでなっているのでしょう。
 人は1人だけの力で生きていく事は決してできません。誰かに頼る事は恥ではないのです。

 ただ、誰かに依存するにしても、傲慢が過ぎれば、嫌われてしまうもの。そうならないためにも、相手を尊重する事は大事なんでしょうね。
 配信したい動画があっても、まずは、それが他の人達にとってやりたい事なのかどうか見極める。もし、やりたくないのであれば、諦めるか、もしくは、どうすれば納得してもらえるか熟考する。
 その上で、心を1つにする事が重要なんでしょう。何でもやってみるのがプリチャンアイドルという、りんかの意見はもっともなのかもしれませんが、やりたくないと感じているものだってあるのですから、まずは、みらいとえもに相談すべきだったでしょうね。

 とはいえ、あそこまで自分のやりたい事に我を通すりんかも、新鮮だと感じて、悪くはなかったと思います。ミラクルキラッツ結成後しばらくは、兄・ユヅルの事を気遣って、表に出る事はなく、控えめな子という印象が強かったですし。
 プリチャンに出たくないと思っていた時期にも、やりたい事は沢山あって、かなり溜め込んでいたのでしょう。そう思うと、暴走はしたものの、自分のやりたい事に積極的なりんかも良かったのかな、と感じています。
 今回も、りんかのブランド「『シークレット』アリス」にふさわしい、普段からは考えられない一面が見られて満足しています。今後も、りんかのそういう一面に期待したいですね。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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