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トロピカル~ジュ!プリキュア 第15話感想

2021年06月08日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
 今話の名セリフ:「沢山歩いたし、思いっきり声を出した! それに、コロッケは美味しかった!」(ローラ)

 「トロピカル~ジュ!プリキュア」第15話「みのりがローラで、ローラがみのり!?」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある日、まなつ達は、応援の練習をしていました。
    
 みのりは、声を出して応援する事に不向きのため、横断幕を作っていました。
 どんなメッセージを書くか考えていたところ・・・、
    
    
    
「え? 足?」
   
「あれ? 眼鏡・・・。眼鏡・・・。」
   
「あった!」
    
「え? 私、人魚?」

   
『えーっ!?』
「私達、もしかして・・・。」
「入れ替わってる!?」
   
    


~ Aパート ~
 ローラは身体がみのりになったためか、アクアポットの中に入れなくなってしまいました。一方、みのりは入れました。
 さて、これからどうするのか? ローラは、この状況を受け入れ、みのりの身体を貸してほしいと外に出ました。
 そして、まなつ達と一緒に、声を出しての応援に加わります。しかも、自分がまなつ達を仕切りました。
    
   
 さんご、あすかは、いつものみのりと違うと違和感を抱きます。みのりもローラに、変に見られていると指摘しました。
 ですが、ローラは、そんな事は気にしていません。みのりも今は人魚だから楽しんだらどうかと言います。

 その後、ローラとみのりは別行動。ローラは目一杯身体を動かし、人間の身体を楽しみました。
    
    

 一方、みのりは、アクアポットを動かすのに苦戦。ですが、人魚になった事で様々な発見をし、人魚である事を楽しんでいました。
   
    
    

 しばらくして、ローラは横断幕を作っていました。書いたメッセージは・・・、
   
「すっごくトロピカってる!」
「やっと一枚できたわ・・・。」
「へー、意外とダイナミックな字なんですね。」
「カッコいいな!」
    
「そう? まあ、私にかかればこのくらい・・・。」
   
 その後、みのりが部室に。アクアポットの操作が難しかったらしく、酔っていました。


~ Bパート ~
 ここで、まなつ、さんご、あすかも、ローラとみのりが入れ替わっている事に気付きます。
 どうすれば元に戻れるのかはともかく、今日は、みのりとローラは、みのりの家に帰る事にしました。

 そして・・・、
    
「随分なついてるわね。」
「今日ずっと一緒にいたからかな。」
   
「えっと。今日の月は、とってもロマンチック。月明かりが海の水面で揺れて、まるでキラキラと輝く宝石のよう。」
    
「意外と乙女ね! これって日記? それとも・・・。」
    
「これ以上勝手に何か見たら、ただじゃおかない!」
「わ、分かったわよ・・・。」
    
   
 あらあら。みのりったら、人に見つかったら恥ずかしい何かをやってみたい年頃ってやつですか。これは、もしかしたら、マスターなんちゃらでストレス発散してる事もありえそう。(笑)
 あと、ローラが「水面」を「みなも」と読むとか、なかなかできる! さっきの横断幕にもカタカナ、平仮名、アルファベット、感嘆符が入ってたりと、人間の世界に来てからそんなに日にちが経っていないとは思えないくらいの書きっぷりで、ローラの優秀度がうかがえます。これはもう、ローラのしもべになる事を少し検討してみようかな・・・。(笑)

「みのり、帰ってるの!」
「お母さんだ・・・。」
「お母さん! 私、お腹空いたから、ケーキでも食べたいわ!」
    
「ちょっと何言ってるの!」
「だって・・・。」
    
「みのり?」
「マズい!」
    
「痛い・・・。」
   
「何、変な事言ってるの? もうすぐ夕飯よ?」
「夕飯! 今日は何?」
「コロッケよ。」
   
「コロッケって何?」
「何言ってるのよ! あなた、コロッケ大好きでしょ! 小さい時に沢山食べ過ぎて、お腹が俵コロッケみたいになったの忘れたの?」
   
   
 劇中では明かされていませんでしたが、みのりの母の名前は「一之瀬 なるみ」
「へー。その話面白そう! 詳しく聞かせて!」
「自分の事じゃない! まあ、いいわ。できたら呼ぶから!」
    
   
「ねえ、さっきのお腹がコロッケって、一体どれくらい食べたの?」
「もう! そんなのいいから!」
    

 それからしばらくして、2人は眠りにつきました。
「ローラ、まだ起きてる?」
「うん! このベッド、フカフカね!」
   
   
「一日過ごして、どうだった?」
「沢山歩いたし、思いっきり声を出した! それに、コロッケは美味しかった!」
   
   
「私は海で泳いだり、人魚の生活ができて楽しかったよ!」
   
   
「人間の身体も・・・、悪くないかも・・・。」
    
「でも私達、このままでいいのかな?」
   
「ローラ?」
    
「お休み。」
   

 一晩寝ても、元には戻りませんでした。しかし、ローラは、今日もみのりの身体で色んな事を楽しみたいと、やる気に満ちています。
 その頃、チョンギーレが街中に。ゼンゼンヤラネーダを生み出しました。
   
   
「仕事へ行くのなんか、やめちまえ!」
   
 おっ、そうだな。じゃあ、私も、今日から仕事にいくのやめますかね。という事で、ゼンゼンヤラネーダ、カモーン! ただし、ブログを書く気力まで奪わないよう調整してね?(笑)

 まなつ、さんご、あすかの3人はプリキュアに変身します。

 バトルの途中、小さな男の子がゼンゼンヤラネーダの近くに飛び出し、目を付けられてしまいます。
 ですが、ここは、コーラルがバリアで攻撃を防ぎ、男の子を逃がしました。しかし、その後、ゼンゼンヤラネーダに捕まってしまいます。

 直後、みのりとローラがやって来ました。みのりもプリキュアに変身したいところですが、今は人魚の姿では不可能です。
 となると、みのりの身体になっているローラじゃないと変身できないのか? ローラはハートクルリングをパクトにセットしましたが、何も起きません。やはり、みのりじゃなければ変身できないようです。
 その間にも、サマーとフラミンゴはゼンゼンヤラネーダと戦いますが、苦戦します。
「私が・・・、私が変身しなきゃ!」
   
    
   
    
    
    
『元に戻った!』
   
「はい!」
   
    

   
「プリキュア! トロピカルチェンジ!」
    
    
「レッツメイク!」
   
「キャッチ!」
   
「チーク!」
    
「リップ!」
    
「ヘアー!」
    
「アイズ!」
    
「ドレス!」
    
   
「きらめくフルーツ! キュアパパイア!」
    
   

 そして、パパイアもバトルに加わりました。
 すぐに、頭脳プレーでコーラルを救出。その後、ビームでゼンゼンヤラネーダの視界を遮らせ、ローラが、ゼンゼンヤラネーダが奪ったやる気を取り返しました。
 その後は、ミックストロピカル。ゼンゼンヤラネーダをやっつけました。


「2人とも、元に戻ったんだね!」
「うん。そうみたい。」
   
「良かった・・・。」
「応援できなくなったのはちょっと残念だけど。」
   
「ローラ。私がローラの分まで頑張る。」
「あら、みのりにしては珍しくやる気があるじゃない!」
   
   
「え? 私はいつだってやる気あるけど?」
   
「ねえねえ、みのりん先輩! 人魚になれて、どうだった?」
「楽しかったけど・・・、やっぱり、私は私が良い、かな・・・。」
    
「ローラは?」
「ま、まあ、人間の身体も多少楽しかったかもしれないけど、私も私自身のままが良いわ・・・。」
   
   
    
「うん・・・。」
   

 後日、トロピカる部は、ソフトボール部の試合の応援団として参加しました。
    
    
    
「って何でだ? というか、どこから持ってきたんだ、これ?」
「みのりん先輩、今日は本物、ですよね?」
   
「みのりん先輩! なんか、大胆になった?」
「そう?」
    
   
「まあ、私のおかげかしら!」
    

 今回は、これで終了です。


次回:「魔女の罠! 囚われたローラ!
 夏休みも近付き、部活動を通じてさらに仲を深めていくトロピカる部。
 ところが、最近ローラの様子が少し変。まなつ達は、そんなローラの様子を察して、声を掛けますが・・・。


【まとめ】
 応援部を手伝うため、部室で横断幕を作っていたみのりは、突然アクアポットに吸い込まれ、助けようと飛び込んだローラと一緒にポットから出てくると、お互いの姿が入れ替わってしまいましたが、2人とも互いの姿を楽しみ、翌朝、ゼンゼンヤラネーダに苦戦する仲間の姿を見て、自分が変身しなきゃというみのりの強い思いにより、2人は元に戻り、みのりはプリキュアに変身できるようになって、ゼンゼンヤラネーダをやっつけました。

 という事で、今回は、ローラとみのりが入れ替わる話。
 入れ替わりと聞いて、今回はギャグ多めの展開になるだろうと予想はしていましたが、実際は、シリアス度がやや高めで、今後のストーリーの大筋に繋がりそうだと感じた部分もあり、なかなかの良回だったと感じています。

 まず、ローラの姿になったみのりについては、足のない人魚になって不便かと思いきや、意外とそうでもありませんでした。まあ、初めてプリキュアに変身した時も身体能力の高さに戸惑っていなかったし、みのりって順応性高いのかも。
 っていうか、眼鏡をかけたまま水中を泳いで、眼鏡に損傷の1つもないとか、みのりの眼鏡、すげぇ・・・。常時眼鏡着用の私からすれば、あの眼鏡、めちゃくちゃほしいです。まあ、眼鏡が本体という説もありそうですが。(笑)

 あと、自宅にはポエムのような日記があったり、コロッケが好物で小さい頃にはコロッケを食べ過ぎていた事も明かされました。
 あの日記が、今話で一番笑ったところですね。そうか。みのりん先輩、そういう趣味が。(笑)
 日記を見られた時の表情も可愛かったですね。コロッケを食べ過ぎていた事がローラに知られて恥ずかしがっていたのもグッドです。人魚の方が表情豊かで、人魚のまま終わっても良かったんじゃないかと思っています。(笑)

 とまあ、笑える部分は多かったですが、ローラが普段の生活や、水中での様々な発見が、今話のみのりの大きな収穫だったでしょう。みのりは本を読む事が好きですが、それだけでは、今話の収穫はなかったと思います。
 初登場時は、空想と現実は違うとか、自分には無理だと、現実逃避していたところがあり、その時のみのりだったら、人魚になった現実から目を背けて、何もできず、元の姿に戻れず終いだったでしょう。ローラと出会って、目の前の現実をしっかり受け止める勇気を持てたのが効いているでしょうね。
 人魚の存在も人魚になる事も非現実的ではあるものの、人魚になって様々な体験をできた事は、紛れもない「リアル」であり、みのりに良い成長をもたらしたんじゃないかと思います。

 一方、みのりの姿になったローラは、みのりの身体を軽々と使いこなしていましたね。人間になれてすごく嬉しかった事がうかがえます。
 しかも、バク転までこなすとかパネェっす・・・。これはマジでローラのしもべになる事を考えた方がいいかもしれんな・・・。(まだ言うか(笑))
 しかし、あれだけ身体を動かすと、筋肉痛になりそう。みのりって、普段そんなに身体を動かしてなさそうですし。後日身体の節々が痛んで動けなくなるなんて事がないよう祈っておきます。(笑)

 ローラは人間の身体を思いっきり堪能できたものの、自分自身のままが良いと言いましたが、本当にそう思っているのか疑問なところ。自分の身体を見て、本当に今のままがいいのかと気にしている表情をしてましたし。
 ここ何話かは人魚である事を上手く隠して、まなつ達と色んな事を楽しんでいます。人間になれれば、より多くの事を楽しめるだけに、人間になりたい願望を強く持っていてもおかしくないでしょう。
 それに、次回予告では、「人魚姫」の本を読んでいたと流れていたあたり、人間になる事と引き換えに何か失う事を恐れているのかも? 人間になりたい事がうかがえますね。

 次回は、そのあたりをしっかり見ていきたいところですが、その次回のタイトルは・・・。ストーリーの節目を迎えそうですね。
 それだけに、全キャラの行動に、これまで以上に目が離せないところ。そして、次々回のビッグイベントへの注目度を上げていきたいと思います。(ビッグイベントが何なのかは伏せておきますが、まあ、読者の大半はもう知っているでしょう)



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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