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トロピカル~ジュ!プリキュア 第43話感想

2022年01月10日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
 今話の名セリフ:「どうして? 私は、そんな事思ったりしない! まなつ達の事を忘れたりなんて事、絶対にありえない!」(キュアラメール)

 「トロピカル~ジュ!プリキュア」第43話「潜り込め! 深海の魔女やしき!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話の続きです。あおぞら市の住人のほとんどが、やる気を奪われていました。
 ローラ達4人は、一刻も早くまなつを助けて、奪われたやる気パワーを取り返す事を決意。そして、プリキュアに変身して、あとまわしの魔女の屋敷に向かいます。


~ Aパート ~
    
「大丈夫? 痛くない?」
   
「あれは私。遥か大昔、過去の私。」
   
「そして、私が助けたのは・・・。」
「助けたのは?」
    

    
「ここは・・・。確か、私、クジラのヤラネーダに飲み込まれて・・・。」
   
    
「あれは、何だったんだろう?」
   

 その頃、ラメールは、アクアポットを直すためにグランオーシャンに行きました。他の3人は、魔女の屋敷へ。
 少しして、まなつは、クジラの超ゼッタイヤラネーダの中から抜け出しました。
    
    
 予告映像にもあったけど、プリキュアに変身してないのに、力技で巨大なクジラの口をこじ開けるって、すげーな・・・。まあ、初変身前からチョンギーレを根負けさせたり、自力でやる気を回復していた事を考えると、こういう光景は不思議ではないのでしょうけど。これは、ラスボスをワンパン撃破してもおかしくないな、と思えてきました。(笑 & もちろんそんな事はないと思いますが)

「ここに、あとまわしの魔女がいるのか・・・。」
   
「よし!」
   
    
「魔女と話して、やる気パワーを返してもらおう!」
   

 同じ頃、グランオーシャンでは・・・、
「これで大丈夫。直るまでに少し時間はかかりますが。」
    
「どうしました? そういえば、あなたのその姿を直接見るのは、初めてですね。」
「人魚はプリキュアにはなれないはずなのに、なぜ、私はなれたの?」
    
「もしかして、女王様も昔、プリキュアになろうとした事があった?」
   
「そう・・・。私もかつて、プリキュアになろうとした事がありました。世界の危機を救うために・・・。」
   
「伝説のプリキュアによって世界が救われ、その後何百年かは世界は平和でした。けれど、そこにまた、新たな危機が訪れた・・・。」
    
「愚者の棺を開放しようとするならず者が現れたのです。」
   
「そのならず者は、どこで手に入れたのか、やる気パワーの入った杯を持っていました。」
   
「まだ女王になる前の私は、愚者の棺が開放されるのを阻止するために、プリキュアになろうとした・・・。」
    
「けれど、どうしても、その願いは叶わなかった・・・。」
   
「愚者の棺はどうなったの?」
「それでも私は、なんとか、やる気パワーの入った杯だけは取り返して、とある島の洞窟に隠したのです。人魚のブレスレットとともに。」
   
    
   
「え・・・。じゃあ、あのお婆さんが話してた、宝を隠した人魚って・・・。」
    
    

 それから少しして・・・、
「ねえねえ、魔女の部屋はどこ?」
「あ? 廊下の先を左に曲がって、最初の角を右。」
   
「ありがとう!」
「ん?」
    
   
「なぜプリキュアがここに・・・。」
   

「女王様は南乃島の事を憶えているの? 人間との記憶は消されちゃうんでしょ?」
   
「あの時は、人間とは関わりませんでしたから。でも、もしかしたら・・・。」
   
「自分ではそう思っているだけで、私の記憶も、消されているのかもしれませんね・・・。」
    
「消えるのは人魚の記憶だけなの? 人魚と関わった人間の記憶も消されちゃうの?」
   
「あなたにもいずれ、分かる日がきっと来るでしょう。自らその記憶を消してしまいたいと思う日が・・・。」
    
「どうして? 私は、そんな事思ったりしない! まなつ達の事を忘れたりなんて事、絶対にありえない!」
   
    
「だったら! 伝説のプリキュアはどうなの!? 彼女と心を通わせた人魚がいたから、グランオーシャンには今も伝説として語り継がれてるんじゃないの!?」
    
「それは、グランオーシャンに伝わる伝説でした。誰もその起源を知らない・・・。知っていた者もその記憶を消され、記憶の部屋に封じ込められた・・・。」
   
「だけど、あの時、伝説のプリキュアが私の前に現れて、すべてを語ってくれました。」
    
「すべてって・・・。」
「あなたにも話しておきましょう。伝説のプリキュアの秘密を・・・。」
    


~ Bパート ~
 その頃、魔女の屋敷に潜入したコーラル達3人は、まなつを探している途中で、ヌメリーと出くわします。
 ヌメリーは、プリキュアの進行を阻止するため、ゼンゼンヤラネーダを生み出しました。
   
 屋敷内は広くないため、思うように動けず、戦うのは不利です。そこで、一旦屋敷の外に出て、ゼンゼンヤラネーダを誘い出しました。
 少しして、まなつが3人と合流しました。まなつもプリキュアに変身して、すぐにミックストロピカル。ゼンゼンヤラネーダをやっつけました。

 しかし、これで終わりではありません。クジラの超ゼッタイヤラネーダが目を覚まし、サマー達を襲ってきました。
 超ゼッタイヤラネーダの攻撃は強力ですが、途中で、ラメールが加勢。やる気パワーは抜き取られているため、そのままマリンビートダイナミック。超ゼッタイヤラネーダも倒しました。

 そして、魔女と話し合うために屋敷に入りました。ですが・・・、
    
「やる気パワーを返して!」
    
   
「あなたが・・・。」
    
「あとまわしの魔女・・・。」
   
「お前達は誰だ・・・。どこかで会ったか、思い出せない・・・。」
    
「思い出す必要はありません。魔女様、ご覧下さい。やる気パワーが、ついに満杯に。」
   
「おお・・・。ようやく・・・、ようやく、これで、永遠の後回しの世界が・・・。」
   
「永遠の後回しだなんて、何のためにそんな事を!?」
「それは、もちろん・・・。」
    
「もちろん・・・。もちろん・・・。」
   
「あれ・・・? 私は何を後回しにしようとしていたのだ・・・?」
    
「何を・・・? とても大事な事だった気がするが・・・。何を・・・。何を・・・。」
    
「あとまわしの魔女! 思い出しなさい! あなたは・・・。」
「魔女様は、それを考える必要はありません。あとは、このバトラーめにお任せを。」
    
   
「おお、愚者の棺・・・!」
「これが、愚者の棺・・・。」
    
   
「さあ、いよいよ愚者の棺を開放する時です。魔女様は、そこでご覧になっていて下さい。私がこの世界を滅ぼしてさしあげますから。」
   
『え・・・?』
「世界を滅ぼす?」
    
「おい、ちょっと待て! そんなの聞いてねーぞ!」
「おや? 話してませんでしたっけ? この愚者の棺は、世界を滅ぼす事によって、地球上のすべての生き物の生命エネルギーを集めるのです。」
   
「そして、棺を開放した者は不老不死。つまり、永遠の命をもたらすのですよ・・・。」
「永遠の命が、私の望む永遠の後回しの願いを叶う・・・。」
   
「何なのよ、それ!」
「そんな事、絶対にさせないから!」
    
「魔女様の願いとはいえ、さすがに俺も、それは承諾しかねるぜ!」
   
「おや。反抗するおつもりですか?」
   
「なら・・・、こうです!」
    
「何・・・?」
   
    
「チョンギーレ!」
「ちょっと、バトラー! 何をするの!?」
   
「あなた達は黙ってなさい。さあ、チョンギーレヤラネーダ。邪魔者を消してしまいなさい。」
   
   

 今回は、これで終了です。


次回:「魔女の一番大事なこと
 愚者の棺を開放しようとするあとまわしの魔女でしたが、自分が何を後回しにしていたのかを忘れてしまっていました。
 ローラから、伝説のプリキュアと魔女の過去を聞いたまなつ達は・・・。


    
   
 こちらは、今回の「またみてね」。

 「またみてね」の直後には、次回作の番宣がありました。内容や感想は、記事の最後に語ります。 


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 クジラの超ゼッタイヤラネーダに飲み込まれたまなつを追って、ローラ達は、あとまわし魔女の屋敷へと向かい、一方、まなつは、自力でヤラネーダの腹の中から脱出し、屋敷で合流しましたが、愚者の棺が世界を滅ぼす存在だとバトラーから明かされ、それに反抗したチョンギーレが超ゼッタイヤラネーダに変えられました。

 という事で、今回は、2022年最初の「プリキュア」。昨年に引き続き、新年初回のあいさつがなかったのは残念ですが、敵の本拠地に突入したり、これまでの謎が少し解き明かされたり、敵幹部が怪物化されたりなど、良い感じに話が盛り上がってきたように思います。
 と言っても、伝説のプリキュアの過去、あとまわしの魔女の正体、魔女が後回しにしようと思っているものなど、ストーリーの重要そうなものまでは明かされず。まあ、それらについては、次回のお楽しみとしましょう。

 今回明かされたのは、南乃島の語り部・とみ婆が語っていた「森の人魚」について。
 その正体は、人魚の女王で、愚者の棺の開放を阻止するために、やる気パワーの入った杯を洞窟に隠していました。まあ、これは、該当しそうなキャラが人魚の女王くらいしかいませんでしたので、ネタバラシの度合いとしては軽いですかね。

 一方で、伝説のプリキュアとあとまわしの魔女の関係と、魔女が後回しにしようとしているものについて、ますます気になってきました。
 Aパート冒頭では、伝説のプリキュアが何者かを助けていた事が語られていましたが、それは魔女なのでしょう。
 しかも、魔女は人魚でしょうね。魔女の部屋は少し暗めで見にくいですが、魔女の身体には尾ひれのようなものがついているように見えますので、たぶん間違いないと思いますね。
 伝説のプリキュアが魔女を助けた後は、何日か親しく過ごし続けてきたのでしょう。伝説のプリキュアが心を通わせた人魚というのは、魔女であり、たぶん、これが人魚と人間が心を通わせた初めての出来事だから、伝説のプリキュアは伝説化されたのかもしれませんね。

 しかし、幸せな時間は長く続かず、魔女の身に悲劇が起こって、前話でバトラーが言っていた「破壊の魔女」になったんじゃないかと思いますね。
 破壊の魔女がどういった経緯で今の「あとまわしの魔女」になったのかは分かりませんが、愚者の棺を開放しようとしたならず者が関わっているのかも? ならず者が手に入れていたやる気パワーは、魔女のものだと思っていますが、果たして? ネタバラシが待ち遠しく感じています。

 あと、魔女が後回しにしようとしているものについては、魔女が人魚である事を考えれば、伝説のプリキュアと親しくしていた時間が忘れ去れる事に恐れを感じていて、それを後回しにしようと思っている事が考えられますかね。
 ただ、何を後回しにしていたのかを思い出せずに困惑していた時のローラの悲しそうな表情を考えると、そういうのではなく、後回しにしてはいけない大切な事のようにも思えます。こちらも、次回を待ちたいところですね。

 Bパートでは、ついに愚者の棺が出現。棺が開放されれば、世界を滅ぼし、地球上の全生物の生命エネルギーを集めて、開放者を不老不死にする事が、バトラーから明かされました。
 開放者以外のすべての生物を死に追いやるという事を考えると、絶対に開放してはならない非常に危険な代物であるという事は、想像に容易いでしょう。

 ですが、本当に危険なのは開放者自身ではないのでしょうか。開放者は不老不死となり、歳をとる事もなく、死ぬ事もなく、永遠に生きていられる、と聞くと、聞こえは良さそうですが、そんなに甘くはないと思いますね。
 棺を開放して不老不死の力を得ているという事は、自分以外の他の一切の生物は死んでいるという事です。誰かと友達になろうだとか、誰かと協力して何か大きな事を成し遂げたいとか思っても、そんな事はできやしません。つまり、孤独です。そんなの嫌ですよね。
 「じゃあ、そんな世界が嫌なら死ねばいいじゃん」という声もありそうですが、それも不可能です。不死の力を得て、死ななくなってますからね。孤独の寂しさを解消しようにも解消する事はできません。
 不老不死を得て永遠の力を手に入れられたものの、残ったものは、他の生物を絶滅させた大きな後悔と、終わりのない孤独からくる生き地獄。心は満たされないでしょう。そういう意味で「『愚者』の棺」という名前があるのかな、と今話を見終えて感じました。

 さて、次回は、残り話数を考えると、今話よりも多くの謎が解明されるでしょう。ほぼ全部の謎が解明されるのではないのでしょうか。
 ここで長々と書いた推測が全部合っているとは思えませんが、ネタバラシを楽しんでいきたいと思います。
 もちろん、それだけでなく、ヤラネーダ化してしまったチョンギーレをどうするかも見所でしょうね。完膚なきまで叩きのめすなんて事はせず、救う方向で話を進めるのでしょう。そして、チョンギーレ、ヌメリー、エルダの3人は、まなつ達と力を合わせる展開になるんじゃないかと思いますね。
 次回は、今話よりもかなり濃密な内容になりそうで、すべてのキャラの動きやセリフに対する注目度を上げて次回の視聴に臨みたいと思います。


 本編の感想は、これで以上です。ここからは、後回しにした次回作の番宣について語っていきます。

 読者のほとんどは知っていると思いますが、次回作のタイトルは「デリシャスパーティ♡プリキュア」。
   

    
   
 こちらは、次回作の主人公「和実 ゆい」。中学2年生。「和実」で「なごみ」と読みます。
 美味しいものを食べた時の笑顔が可愛過ぎ! 食べるのが大好きだそうで、感想記事を書くようになったら、「いっぱい食べるキミが好き」と多くコメントしてそうですね。(笑)

    
   
 プリキュアに変身すると、「キュアプレシャス」に。
 バックにあるお米から、ご飯が大好きだという事が伝わりますね。最後のポーズを決める直前のポーズがカッコ良いのも、個人的には好きですね。

   
    
    
   
 他のメインキャラ、主要サブキャラ、敵キャラも出てきましたが、紹介はカットします。知りたい方は、公式ホームページをご覧下さい。

 放映開始日は2月6日(日)。1か月後には初回が終わっており、感想も投稿しているでしょう。
 どんな話になるのか楽しみですが、まずは、今作の残り3話に集中ですね。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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