大変長らくお待たせしました。「ハピネスチャージプリキュア!」第44話「新たなる脅威!? 赤いサイアーク!!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前回、幻影帝国が消滅し、ブルースカイ王国が元に戻りました。
ちょっと待ってくれ。ひめと両親の再会は、これだけ? 15話を見終えてからずっと、感動の涙を流す準備していたのに・・・。15話では大いに感動させてくれたのですから、ここも盛り上げてほしかったですね。
また、ミラージュも元に戻り、ブルーはラブリーに感謝します。ラブリーは、ミラージュと幸せになってほしいと祝福し、ミラージュもラブリーに感謝します。
しかし、その後ろで、誠司が複雑な表情を浮かべていました。
~ Aパート ~
後日、めぐみは自宅で、ベッドに伏していました。
そんな中、ひめ、ゆうこ、いおながやって来ました。ひめ達は、世界を平和に取り戻したのだから、パジャマパーティーで盛り上がろう、と言います。
少しして、パジャマパーティが始まりました。
ひめ、ゆうこ、いおなは、パーティーを楽しむ一方、めぐみは、浮かない表情。
ひめは、いつものような元気がない、と指摘します。ゆうこ、いおなは、少し話せば楽になるんじゃないか、とフォローします。
その直後、ひめは、ブルーって意気地なしだと思う、と言います。ミラージュの事が好きなら「好き」と、さっさと言ってれば、こんなに苦労せずに済んだのに、と文句を言います。
ふーん。でも、キミも、白馬に乗った王子様が来たとしても、簡単に「好き」って言えないと思うよ? まあ、キミの場合は、「好き」って言おうとした時に、サイアークのジャマが入るのがオチだと思うけどね。(笑)
その後、ゆうこが、ずっと思ってた事がある、と言います。
「何で、(神様は)いつもあんなに、胸元開けてるのかしら?」
すごいところにツッコんだな。いやー、相変わらず、つかみどころがなくて良いですね、ゆうこは。そこにシビれる! あこがれるゥ!(笑)
次は、めぐみが、ブルーに言いたい事があると言います。
「やっぱり、ちょっと酷いと思わない!? 私の前で、いきなりミラージュさんと・・・、その・・・、えっと、その・・・、キ、キ・・・、」
「キ?」
「キ・・・、キスするなんて!」
少し間が空いて、ひめ達は、確かに、と顔が赤くなります。
いやー、ハッハッハ! さすが、思春期真っ盛りの中学生! 「キス」という単語に、顔を赤くするなんて、可愛いですね!
めぐみよ、「キス」なんて、ありきたりな言葉を使っちゃうから、恥じらいが生じるんだよ。こういう時は、「ケーアイエスエス」って言ってみるといいと思うよ? 「キス」と言う事に抵抗を感じる方は、ぜひ使ってみましょう!(ちなみに、「ケーアイエスエス」=”kiss”=キス、って事です(笑))
めぐみは、あれはショックだと言い、こうなったらお菓子をやけ食いしてやる、と盛り上がります。ひめも、ブルーはデリカシーがないと言い、いおなも、「恋愛禁止令」を出しておきながら、一番恋愛してたのってブルーだと言います。
確かに。でも、ミラージュに対する見方を変えた29話で、「恋愛禁止令」は取り下げていたでしょうね。
そして、ひめも、とことんお菓子を食べて、ジュースを飲んですべて忘れよう、とテンションが上がり、パーティーが盛り上がります。
おいおい、夜中に沢山食べたり飲んだりしたら、太っちゃって、嫁の貰い手が減ると思うぞ? まあ、その時は、私がゲットしちゃえばいいのですから、無問題ですね!(笑)
しばらくして、めぐみが目が覚めると、夜中の2時を少し過ぎたあたりとなっていました。ひめ達は、グッスリ眠っていました。
その後ずっと、めぐみは眠る事なく、夜が明けました。めぐみはベランダに出て、外を眺めます。
そこに、誠司が声をかけます。少しして、誠司は、外に出よう、と言います。
そして、めぐみと誠司は一緒に出かけます。
誠司は、プリキュアの戦いは終わったから、久々に遊んでもいいんじゃないかと、めぐみの行きたい所に付き合う事にします。
めぐみは少し考えた末、スケートリンク場に行く事にしました。冬という事で、多くの人で盛り上がっています。
しかし、めぐみは、スケートをやった事がなく、すぐに転んでしまいます。
しかし、転んでも、肝心なところは見えません。いや、「見させません」と言った方が正しいか。っていうか、正面向いている画像をチョイスすんじゃねーよ、とかツッコまれそうですね。(笑)
という事で、フィギュアスケーターのプリカードを使って、華麗な滑りを披露します。
あんなに高く跳んだのに、やっぱり見えない(笑)。テレビとかで見る3次元のフィギュアスケートだと、演技の華麗さに集中して見るのですが、2次元だと、スカートの中が見えてしまうのではないか、とつい気にしてしまう・・・。最低だな、私って。(笑)
それから、めぐみと誠司は、色んな所へ行ったりして、楽しい時を過ごします。
しばらくして、めぐみ達は、河原で休みます。あまりの楽しさに、ひめ達も連れて来れば良かった、とめぐみは言います。
そう言うめぐみに、誠司は、人の事ばかり考えるんだな、と言います。めぐみは、そんな事ない、と言うものの、誰かが嬉しそうにしてるのは、心が温かくなる、と言います。
「お前が本心でそう思っているのは分かってる。けど・・・、時々思うよ。本当に、それで、お前は幸せになれるのかって・・・。無理して笑うなよ。せめて、俺の前くらいでは、本当の事・・・、言ってくれよ・・・。」
「世界が元に戻って、街中のみんなが明るくなって、ミラージュさんが幸せになって、ブルーも幸せになって、それは本当に嬉しくて、嬉しくて・・・。」
「だけど・・・、何だか、すごく胸が苦しくて・・・。とても嬉しいはずなのに、何だかとても・・・、悲しくて・・・。だけど、すっごく・・・、嬉しくて・・・。でも・・・、苦しくて・・・。私・・・、失恋・・・、しちゃった・・・。」
その頃、前話ラストに出てきた謎の男が、強い嘆きを感じます。
~ Bパート ~
同じ頃、ひめ、ゆうこ、いおなは大使館でお茶を飲んでいました。ブルーとミラージュも一緒です。
ひめは、ブルーとミラージュがよりを戻して良かったと祝いますが、ミラージュは、ブルーと心が離れたと思ったあの時、赤い声が聞こえてきた、と言います。その後、ミラージュは憎しみの心でいっぱいになり、クイーンミラージュになったようです。ファンファンもファントムに。
一方、めぐみは泣き止み、誠司がハンカチを差し出します。
「こんな時、何て言ったらいいのか・・・。でも、俺は思うよ。お前がみんなのために頑張ったから、世界に平和が戻った。本当にすごい事だと思う。だから、お前も幸せになれる! 絶対になれる! お前には俺が・・・、俺・・・、俺とか・・・、みんなが、ついてる・・・。」
恥ずかしさを感じた誠司は、飲み物を買ってくると言って、場を離れます。
その直後、めぐみの前にサイアークが現れます。
大使館にいるミラージュも、あの時の、憎しみに満ちた赤い気配を感じます。
めぐみは、変身します。
変身直後、謎の男が、ラブリーが苦しんでいるのを皆が笑っている、とささやきます。
「なぜ、みんなが幸せで、自分だけがそうではないのか、お前は後悔している。」
「そんな事・・・、ない。私は、みんなに笑顔を取り戻して・・・、ほしかった・・・。」
「そう、お前は優しい人間だ。しかし、その結果、お前だけが愛を失った。」
その頃、飲み物を買いに行っていた誠司は嫌な予感を感じ、めぐみの元に戻ります。
「愛する者がお前から離れていった。お前は深く傷付き、涙を流した。だが、大丈夫だ。やり直せばいい。この世界を、お前が望む世界にするのだ。」
「私の望む世界・・・。」
「そうだ。ほしいものを手に入れ、いらないものをなくす。そうすれば、お前は幸せになれる。」
その後、ラブリーは紫水晶を取り込まれ、目が赤くなります。
しかし、その直後、誠司の声に、ラブリーは正気を取り戻し、取り込まれた紫水晶を取り出します。
その後、謎の男が姿を現し、このままでは、お前は永遠に苦しみ続ける事になる、それでもいいのか、とラブリーに言います。
「苦しいけど・・・、でも・・・、苦しいだけじゃ・・・、ないから!」
「幸せになりたくないのか?」
「なりたいよ・・・。でも、世界を壊さなきゃ、なれない幸せなんて、そんなのきっと、本当の幸せじゃない。私は、届かない想いを、全部・・・、全部、受け入れて・・・、みんなと一緒に・・・、幸せを・・・、探していきたい!」
謎の男は、ミラージュの代わりになると思ったのに、とつぶやき、後悔すると言い残して、場を去ります。
ここからは、サイアークと戦います。
「誠司、離れてて。私は・・・、負けないから!」
そして、挿入歌が、さらに熱くさせてくれて、良いですね。ちなみに、挿入歌のタイトルは「勇気が生まれる場所」。プリキュア声優4人が歌っているもので、劇場版でもクライマックスで流れていました。このタイミングで、この挿入歌を流すのは、すごく効果的だと思います。
今度は、互角に戦いますが、少しして、サイアークの強烈なパンチに押されてしまいます。
「あたしは、絶対に・・・、弱い心には、負けない・・・! キュアラブリーは、無敵なんだから!」
ラブリーは、そう叫んで、サイアークを押し返します。
しかし、サイアークが反撃に出ます。ラブリーは、サイアークを押し返すのに、力を使い果たしてしまい、反撃できる気力はありません。
しかし、プリンセスが間に入って、サイアークを押し返します。ハニー、フォーチュンも駆け付けました。3人とも、イノセントフォームになっていました。
「誠司の言ったとおりだ。私には、みんながいる。」
そして、ラブリー達は、イノセントプリフィケーションで、サイアークを浄化します。
その後、雪が降ります。めぐみは、皆が助けてくれた事に感謝し、心配かけさせた事に謝ります。
「あたし、まだ大丈夫じゃないけど・・・、でも、きっと大丈夫!」
その言葉に、ひめ、ゆうこ、いおな、誠司は安心します。
その一方、謎の男は、ラブリーの心を支えているのは、仲間の存在、そして、誠司だと、分析します。そして、地球を怒りと憎しみで焼き尽くす、とブルーに対抗心を抱きます。
今回は、これで終了です。
次回:「敵は神様!? 衝撃のクリスマス!」
クリスマスイブを迎え、めぐみ達は「おおもりご飯」でクリスマスランチパーティーをする事に。
パーティーでは、ゆうこのスペシャルランチを食べたり、プレゼントを交換したりなどで盛り上がります。
しかし、そんな中、誠司に怪しい影が近付きます。そして、誠司は敵として現れる事になります。めぐみ達は、誠司を助ける事ができるのか?
【まとめ】
めぐみは、失恋の苦しみを味わったものの、幸せへの道を歩む事ができました。
まずは、Aパートで、めぐみがガチ泣きしたのは、良かったと思います。今回は、めぐみの失恋後の心模様をじっくり描くために、悲しい表情は出るんだろうな、と思ってはいましたが、ガチ泣きまで出たのは想定外でした。同じAパートでは、パジャマパーティーの盛り上がりで笑わせてくれた分、あのシーンは、余計に切なさが込み上げてきて、すごく良かったです。
めぐみの失恋については、運がなかったとしか言えないでしょうね。前話で戦いが終わった後に、自分もブルーが好きだった事に気付いていれば、まだ良かったのかもしれません。
惚れた相手が悪かった、とも言えますが、でも、めぐみがブルーを好きになる事は不可避だったでしょう。36話感想でも書いたとおり、めぐみとブルーって似てるんですよね。「みんなの幸せのために尽くしたい」という考えが。
めぐみは、そんな自分が好きなのですから、彼の事を好きになるのも、自然の流れでしょう。36話で、自分のイノセントな思いに気付けたから、ブルーへの恋心も明確化されたのだと思いますね。
その結果は残念ながら、失恋となってしまいましたが、それでも、前話で、「だって、私も、ブルーの事が大好きだから!」と言ってなければ、大きな後悔が残っていたでしょう。Bパートの謎の男のささやきに負けて、ミラージュの二の舞になっていたかもしれません。
それに、ああ言わなければ、前話のクイーンミラージュ戦も負けていたでしょう。ああ言ったからこそ、同じブルーを好いているミラージュを絶対に助けたいと気持ちが高まり、想定以上の強さを発揮できて、互角の戦いを演じられたのだと思います。
まあ、失恋が、イノセントフォームを身に付けた代償だと思うと、複雑ではありますけどね。
めぐみは、失恋で、大きな苦しみを感じましたが、誠司やひめなど、めぐみを大切に思う者達の優しさにより、すぐに前に歩む事ができました。
やはり、人間は、どんなに辛い事があっても、再び前を向いて進もうとする力がありますし、基本、利他的にできているから、辛い現実を感じている人達に優しく手を差し伸べたりできるものなんでしょうね。それが人間の「美徳」であり、「強さ」なのでしょう。今回も、そんな人間の強さを感じさせる描写があったのは、すごく良かったと思います。
それに、めぐみは、まだ14歳。日本人女性の平均寿命を考えれば、あと70年も生きられる訳なのですから、まだまだ沢山の人を幸せにできるのですし、自分自身も沢山の幸せをつかむ事だってできます。失恋は辛い出来事ではありましたが、落ち込んでばかりもいられないですよね。
Aパートで、めぐみがガチ泣きしたシーンでは、誠司と同じく、絶対に幸せになってほしい、とめぐみを応援する気持ちが高まりました。めぐみが最終回で、どんな幸せをつかむのか、大いに注目したいと思います。
その一方、前話ラストで出てきた謎の男は、今回初めて、めぐみ達の前に姿を現しました。(アニメ誌などで、コイツの名前は分かってはいますが、まだ知らない読者は多いと思いますので、あえて「謎の男」と表記しています)
コイツは、行動するのが早いですね。ミラージュやめぐみの失恋の苦しみは、時が経てば解放されるものなのですが、ヤツは、その前段階の心の隙をきっちり突いてきていて、かなり嫌らしく感じさせます。
さらに、次回は、めぐみが再び幸せに向かって歩むキーキャラとなった誠司に狙いをつけてくるようで、休む暇を与えさせてくれません。それも、ヤツは、まだ本性を現していないから、かなり不気味ですね。
それに、コイツは、しきりにブルーに対して敵視を抱いており、ブルーとどんな因縁があるのかも気になります。この謎の男からも目が離せませんね。
今回の感想は、これで以上です。
最後に、今回の感想投稿がだいぶ遅れてしまい、申し訳ございませんでした。
ちょうど1年前も、用事により感想投稿日がだいぶ遅れた事がありましたが(「ドキドキ」44話感想)、用事の内容は昨年と同じです。ただ、昨年次第では、3日前の月曜に感想を投稿する余裕ができたのですが、残念ながら・・・。私の力不足で、今日まで感想を待たせてしまったと思うと、読者の皆様には、本当に申し訳なく感じています・・・。
その一方、月曜から昨日までの3日間の訪問者数(IP数)が、平均150を超えていたのが驚きでした。gooブログランキングでも、3日間とも、5,000位以内(上位0.24%)に入っており、このブログも、いい感じに有名になってきたのかな、と誇らしく感じています。
月曜から昨日までの3日間、このブログを訪れた皆様方、本当に、ありがとうございました! 同時に、今日まで感想更新を待たせてしまって、すいませんでした・・・。
来年の今頃は、たぶん、月曜に書けるとは思いますが、それよりも、今作の残り5話の感想作成に目を向けたいところですね。残り5話の感想については、いつも通り月曜に投稿できるよう頑張りますので、今後も、よろしくお願いします!
~ オープニング前 ~
前回、幻影帝国が消滅し、ブルースカイ王国が元に戻りました。
また、ミラージュも元に戻り、ブルーはラブリーに感謝します。ラブリーは、ミラージュと幸せになってほしいと祝福し、ミラージュもラブリーに感謝します。
しかし、その後ろで、誠司が複雑な表情を浮かべていました。
~ Aパート ~
後日、めぐみは自宅で、ベッドに伏していました。
そんな中、ひめ、ゆうこ、いおながやって来ました。ひめ達は、世界を平和に取り戻したのだから、パジャマパーティーで盛り上がろう、と言います。
少しして、パジャマパーティが始まりました。
ひめ、ゆうこ、いおなは、パーティーを楽しむ一方、めぐみは、浮かない表情。
ひめは、いつものような元気がない、と指摘します。ゆうこ、いおなは、少し話せば楽になるんじゃないか、とフォローします。
その直後、ひめは、ブルーって意気地なしだと思う、と言います。ミラージュの事が好きなら「好き」と、さっさと言ってれば、こんなに苦労せずに済んだのに、と文句を言います。
ふーん。でも、キミも、白馬に乗った王子様が来たとしても、簡単に「好き」って言えないと思うよ? まあ、キミの場合は、「好き」って言おうとした時に、サイアークのジャマが入るのがオチだと思うけどね。(笑)
その後、ゆうこが、ずっと思ってた事がある、と言います。
「何で、(神様は)いつもあんなに、胸元開けてるのかしら?」
すごいところにツッコんだな。いやー、相変わらず、つかみどころがなくて良いですね、ゆうこは。そこにシビれる! あこがれるゥ!(笑)
次は、めぐみが、ブルーに言いたい事があると言います。
「やっぱり、ちょっと酷いと思わない!? 私の前で、いきなりミラージュさんと・・・、その・・・、えっと、その・・・、キ、キ・・・、」
「キ?」
「キ・・・、キスするなんて!」
少し間が空いて、ひめ達は、確かに、と顔が赤くなります。
めぐみよ、「キス」なんて、ありきたりな言葉を使っちゃうから、恥じらいが生じるんだよ。こういう時は、「ケーアイエスエス」って言ってみるといいと思うよ? 「キス」と言う事に抵抗を感じる方は、ぜひ使ってみましょう!(ちなみに、「ケーアイエスエス」=”kiss”=キス、って事です(笑))
めぐみは、あれはショックだと言い、こうなったらお菓子をやけ食いしてやる、と盛り上がります。ひめも、ブルーはデリカシーがないと言い、いおなも、「恋愛禁止令」を出しておきながら、一番恋愛してたのってブルーだと言います。
確かに。でも、ミラージュに対する見方を変えた29話で、「恋愛禁止令」は取り下げていたでしょうね。
そして、ひめも、とことんお菓子を食べて、ジュースを飲んですべて忘れよう、とテンションが上がり、パーティーが盛り上がります。
おいおい、夜中に沢山食べたり飲んだりしたら、太っちゃって、嫁の貰い手が減ると思うぞ? まあ、その時は、私がゲットしちゃえばいいのですから、無問題ですね!(笑)
しばらくして、めぐみが目が覚めると、夜中の2時を少し過ぎたあたりとなっていました。ひめ達は、グッスリ眠っていました。
その後ずっと、めぐみは眠る事なく、夜が明けました。めぐみはベランダに出て、外を眺めます。
そこに、誠司が声をかけます。少しして、誠司は、外に出よう、と言います。
そして、めぐみと誠司は一緒に出かけます。
誠司は、プリキュアの戦いは終わったから、久々に遊んでもいいんじゃないかと、めぐみの行きたい所に付き合う事にします。
めぐみは少し考えた末、スケートリンク場に行く事にしました。冬という事で、多くの人で盛り上がっています。
しかし、めぐみは、スケートをやった事がなく、すぐに転んでしまいます。
しかし、転んでも、肝心なところは見えません。いや、「見させません」と言った方が正しいか。っていうか、正面向いている画像をチョイスすんじゃねーよ、とかツッコまれそうですね。(笑)
という事で、フィギュアスケーターのプリカードを使って、華麗な滑りを披露します。
それから、めぐみと誠司は、色んな所へ行ったりして、楽しい時を過ごします。
しばらくして、めぐみ達は、河原で休みます。あまりの楽しさに、ひめ達も連れて来れば良かった、とめぐみは言います。
そう言うめぐみに、誠司は、人の事ばかり考えるんだな、と言います。めぐみは、そんな事ない、と言うものの、誰かが嬉しそうにしてるのは、心が温かくなる、と言います。
「お前が本心でそう思っているのは分かってる。けど・・・、時々思うよ。本当に、それで、お前は幸せになれるのかって・・・。無理して笑うなよ。せめて、俺の前くらいでは、本当の事・・・、言ってくれよ・・・。」
「世界が元に戻って、街中のみんなが明るくなって、ミラージュさんが幸せになって、ブルーも幸せになって、それは本当に嬉しくて、嬉しくて・・・。」
「だけど・・・、何だか、すごく胸が苦しくて・・・。とても嬉しいはずなのに、何だかとても・・・、悲しくて・・・。だけど、すっごく・・・、嬉しくて・・・。でも・・・、苦しくて・・・。私・・・、失恋・・・、しちゃった・・・。」
その頃、前話ラストに出てきた謎の男が、強い嘆きを感じます。
~ Bパート ~
同じ頃、ひめ、ゆうこ、いおなは大使館でお茶を飲んでいました。ブルーとミラージュも一緒です。
ひめは、ブルーとミラージュがよりを戻して良かったと祝いますが、ミラージュは、ブルーと心が離れたと思ったあの時、赤い声が聞こえてきた、と言います。その後、ミラージュは憎しみの心でいっぱいになり、クイーンミラージュになったようです。ファンファンもファントムに。
一方、めぐみは泣き止み、誠司がハンカチを差し出します。
「こんな時、何て言ったらいいのか・・・。でも、俺は思うよ。お前がみんなのために頑張ったから、世界に平和が戻った。本当にすごい事だと思う。だから、お前も幸せになれる! 絶対になれる! お前には俺が・・・、俺・・・、俺とか・・・、みんなが、ついてる・・・。」
恥ずかしさを感じた誠司は、飲み物を買ってくると言って、場を離れます。
その直後、めぐみの前にサイアークが現れます。
大使館にいるミラージュも、あの時の、憎しみに満ちた赤い気配を感じます。
めぐみは、変身します。
変身直後、謎の男が、ラブリーが苦しんでいるのを皆が笑っている、とささやきます。
「なぜ、みんなが幸せで、自分だけがそうではないのか、お前は後悔している。」
「そんな事・・・、ない。私は、みんなに笑顔を取り戻して・・・、ほしかった・・・。」
「そう、お前は優しい人間だ。しかし、その結果、お前だけが愛を失った。」
その頃、飲み物を買いに行っていた誠司は嫌な予感を感じ、めぐみの元に戻ります。
「愛する者がお前から離れていった。お前は深く傷付き、涙を流した。だが、大丈夫だ。やり直せばいい。この世界を、お前が望む世界にするのだ。」
「私の望む世界・・・。」
「そうだ。ほしいものを手に入れ、いらないものをなくす。そうすれば、お前は幸せになれる。」
その後、ラブリーは紫水晶を取り込まれ、目が赤くなります。
しかし、その直後、誠司の声に、ラブリーは正気を取り戻し、取り込まれた紫水晶を取り出します。
その後、謎の男が姿を現し、このままでは、お前は永遠に苦しみ続ける事になる、それでもいいのか、とラブリーに言います。
「苦しいけど・・・、でも・・・、苦しいだけじゃ・・・、ないから!」
「幸せになりたくないのか?」
「なりたいよ・・・。でも、世界を壊さなきゃ、なれない幸せなんて、そんなのきっと、本当の幸せじゃない。私は、届かない想いを、全部・・・、全部、受け入れて・・・、みんなと一緒に・・・、幸せを・・・、探していきたい!」
謎の男は、ミラージュの代わりになると思ったのに、とつぶやき、後悔すると言い残して、場を去ります。
ここからは、サイアークと戦います。
「誠司、離れてて。私は・・・、負けないから!」
そして、挿入歌が、さらに熱くさせてくれて、良いですね。ちなみに、挿入歌のタイトルは「勇気が生まれる場所」。プリキュア声優4人が歌っているもので、劇場版でもクライマックスで流れていました。このタイミングで、この挿入歌を流すのは、すごく効果的だと思います。
今度は、互角に戦いますが、少しして、サイアークの強烈なパンチに押されてしまいます。
「あたしは、絶対に・・・、弱い心には、負けない・・・! キュアラブリーは、無敵なんだから!」
ラブリーは、そう叫んで、サイアークを押し返します。
しかし、サイアークが反撃に出ます。ラブリーは、サイアークを押し返すのに、力を使い果たしてしまい、反撃できる気力はありません。
しかし、プリンセスが間に入って、サイアークを押し返します。ハニー、フォーチュンも駆け付けました。3人とも、イノセントフォームになっていました。
「誠司の言ったとおりだ。私には、みんながいる。」
そして、ラブリー達は、イノセントプリフィケーションで、サイアークを浄化します。
その後、雪が降ります。めぐみは、皆が助けてくれた事に感謝し、心配かけさせた事に謝ります。
「あたし、まだ大丈夫じゃないけど・・・、でも、きっと大丈夫!」
その言葉に、ひめ、ゆうこ、いおな、誠司は安心します。
その一方、謎の男は、ラブリーの心を支えているのは、仲間の存在、そして、誠司だと、分析します。そして、地球を怒りと憎しみで焼き尽くす、とブルーに対抗心を抱きます。
今回は、これで終了です。
次回:「敵は神様!? 衝撃のクリスマス!」
クリスマスイブを迎え、めぐみ達は「おおもりご飯」でクリスマスランチパーティーをする事に。
パーティーでは、ゆうこのスペシャルランチを食べたり、プレゼントを交換したりなどで盛り上がります。
しかし、そんな中、誠司に怪しい影が近付きます。そして、誠司は敵として現れる事になります。めぐみ達は、誠司を助ける事ができるのか?
【まとめ】
めぐみは、失恋の苦しみを味わったものの、幸せへの道を歩む事ができました。
まずは、Aパートで、めぐみがガチ泣きしたのは、良かったと思います。今回は、めぐみの失恋後の心模様をじっくり描くために、悲しい表情は出るんだろうな、と思ってはいましたが、ガチ泣きまで出たのは想定外でした。同じAパートでは、パジャマパーティーの盛り上がりで笑わせてくれた分、あのシーンは、余計に切なさが込み上げてきて、すごく良かったです。
めぐみの失恋については、運がなかったとしか言えないでしょうね。前話で戦いが終わった後に、自分もブルーが好きだった事に気付いていれば、まだ良かったのかもしれません。
惚れた相手が悪かった、とも言えますが、でも、めぐみがブルーを好きになる事は不可避だったでしょう。36話感想でも書いたとおり、めぐみとブルーって似てるんですよね。「みんなの幸せのために尽くしたい」という考えが。
めぐみは、そんな自分が好きなのですから、彼の事を好きになるのも、自然の流れでしょう。36話で、自分のイノセントな思いに気付けたから、ブルーへの恋心も明確化されたのだと思いますね。
その結果は残念ながら、失恋となってしまいましたが、それでも、前話で、「だって、私も、ブルーの事が大好きだから!」と言ってなければ、大きな後悔が残っていたでしょう。Bパートの謎の男のささやきに負けて、ミラージュの二の舞になっていたかもしれません。
それに、ああ言わなければ、前話のクイーンミラージュ戦も負けていたでしょう。ああ言ったからこそ、同じブルーを好いているミラージュを絶対に助けたいと気持ちが高まり、想定以上の強さを発揮できて、互角の戦いを演じられたのだと思います。
まあ、失恋が、イノセントフォームを身に付けた代償だと思うと、複雑ではありますけどね。
めぐみは、失恋で、大きな苦しみを感じましたが、誠司やひめなど、めぐみを大切に思う者達の優しさにより、すぐに前に歩む事ができました。
やはり、人間は、どんなに辛い事があっても、再び前を向いて進もうとする力がありますし、基本、利他的にできているから、辛い現実を感じている人達に優しく手を差し伸べたりできるものなんでしょうね。それが人間の「美徳」であり、「強さ」なのでしょう。今回も、そんな人間の強さを感じさせる描写があったのは、すごく良かったと思います。
それに、めぐみは、まだ14歳。日本人女性の平均寿命を考えれば、あと70年も生きられる訳なのですから、まだまだ沢山の人を幸せにできるのですし、自分自身も沢山の幸せをつかむ事だってできます。失恋は辛い出来事ではありましたが、落ち込んでばかりもいられないですよね。
Aパートで、めぐみがガチ泣きしたシーンでは、誠司と同じく、絶対に幸せになってほしい、とめぐみを応援する気持ちが高まりました。めぐみが最終回で、どんな幸せをつかむのか、大いに注目したいと思います。
その一方、前話ラストで出てきた謎の男は、今回初めて、めぐみ達の前に姿を現しました。(アニメ誌などで、コイツの名前は分かってはいますが、まだ知らない読者は多いと思いますので、あえて「謎の男」と表記しています)
コイツは、行動するのが早いですね。ミラージュやめぐみの失恋の苦しみは、時が経てば解放されるものなのですが、ヤツは、その前段階の心の隙をきっちり突いてきていて、かなり嫌らしく感じさせます。
さらに、次回は、めぐみが再び幸せに向かって歩むキーキャラとなった誠司に狙いをつけてくるようで、休む暇を与えさせてくれません。それも、ヤツは、まだ本性を現していないから、かなり不気味ですね。
それに、コイツは、しきりにブルーに対して敵視を抱いており、ブルーとどんな因縁があるのかも気になります。この謎の男からも目が離せませんね。
今回の感想は、これで以上です。
最後に、今回の感想投稿がだいぶ遅れてしまい、申し訳ございませんでした。
ちょうど1年前も、用事により感想投稿日がだいぶ遅れた事がありましたが(「ドキドキ」44話感想)、用事の内容は昨年と同じです。ただ、昨年次第では、3日前の月曜に感想を投稿する余裕ができたのですが、残念ながら・・・。私の力不足で、今日まで感想を待たせてしまったと思うと、読者の皆様には、本当に申し訳なく感じています・・・。
その一方、月曜から昨日までの3日間の訪問者数(IP数)が、平均150を超えていたのが驚きでした。gooブログランキングでも、3日間とも、5,000位以内(上位0.24%)に入っており、このブログも、いい感じに有名になってきたのかな、と誇らしく感じています。
月曜から昨日までの3日間、このブログを訪れた皆様方、本当に、ありがとうございました! 同時に、今日まで感想更新を待たせてしまって、すいませんでした・・・。
来年の今頃は、たぶん、月曜に書けるとは思いますが、それよりも、今作の残り5話の感想作成に目を向けたいところですね。残り5話の感想については、いつも通り月曜に投稿できるよう頑張りますので、今後も、よろしくお願いします!