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ドキドキ!プリキュア 第13話感想

2013年05月01日 | ドキドキ!プリキュア
「ドキドキ! プリキュア」第13話「ついに発見!? 王女様の手がかり!」の感想です。

オープニング前。
ありすの家。その1室で、年の離れた男性達に取り囲まれ、会社についての会議が行われていました。
会議が終了して、部屋に残されたありすは、元気がありませんでした。財閥のお嬢様とはいえ、13、4歳の女の子。この歳で財閥の事について話し合う事に窮屈を感じるのは当然だと思います。
少しして、セバスチャンの声。マナ達が遊びに来たようです。その知らせに笑顔になるありす。当然ですね。やはり、同い年の友達と遊びたいものです。
家の外でお茶会。楽しい雰囲気ですが、1人思い詰めた表情の真琴。アンジュ王女の安否が気になるようです。何か手がかりがあれば、と言うマナ。真琴は近くのバラを見て、王女はバラが好きだった、と言います。


Aパート。
王女はバラが好きだったと言っても、それだけでは手がかりになりません。そこに、セバスチャンが「ローズレディコンテスト」の話をします。バラを愛する最高のレディを決めるコンテストであり、優勝者には、「ロイヤルイエロー」という、新種の黄色いバラが贈られるようです。
真琴によれば、このロイヤルイエローは、王女が好きだったバラで、王家にしか咲かないバラとの事。マナ達の世界にある理由は分かりませんが、これを手にすれば、王女を捜す手がかりになるかもしれません。という事で、このコンテストに出場する事にします。

マナ達は「五星ローズガーデン」というバラ園にいました。ここで、コンテストが行われるようです。
そこに現れたのはレジーナ(ここでも、名を明かしていません)。王女様のように綺麗だから来てあげた、と言います。彼女はアイちゃんを見るやいなや、笑顔を浮かべ、アイちゃんの頭をなでます。
六花は、この子が王女なのではないか、と疑い、真琴はレジーナにバラが好きかどうか聞きますが、大嫌いだと吐き捨てます。自分より美しいのが許せないらしく、彼女は近くのバラを枯らします。どうやら、彼女が王女ではなさそうです。
レジーナはマナのリボンのラビーズを目にして、もらってあげる、と言いますが、マナは遠慮気味。レジーナは、それなら、この世界の平和と引き換えにどうか、と言いますが、すぐに冗談だと言い、バラ園を後にします。

敵のアジト。前話でプリキュアに敗れたイーラはケガだらけ。マーモは前話に続き、ビーストモードになった事を呆れますが、ベールは、後がない、と追い詰めます。という訳で、マーモも出撃します。

視点はコンテスト会場に。最初の競技はソシアルダンス。すなわち、社交ダンス。踊った事のないマナと六花は不安そうな表情。
そこに、場違いなおサルさんが迷い込んだ、と1人のお譲様が、マナ達をバカにしながら、現れます。

彼女の取り巻き3人までもがバカにします。その態度に、ありすがキレるんじゃないか、と不安になるマナと六花。4話の回想にもありましたが、小学生の頃、友達をバカにした相手をボコボコにした過去があります。しかし、ありすは、相変わらず冗談が上手だ、と言い、落ち着いた表情でかわします。
彼女は、ありすの幼なじみで、このバラ園の持ち主であり、名前は「五星(いつつぼし) 麗奈」。麗奈は、
「幼なじみというよりライバルかしらね。四葉財閥よりも一つ数字が多い五星財閥の一輪のバラ、五星麗奈よ!」
と自慢します。

たぶん、今話限りの登場だろうけど、背景が贅沢だな。これがお譲様特権ってやつでしょうね。ついでに、アンタがバカにした、目の前にいる六花はアンタより数字が1つ多いんだけど?(笑)
麗奈もコンテストに出るようですが、真琴を目にするやいなや、真琴がコンテストに出るのは、アイドル特権を活かして、審査員の目を惹かせるから卑怯だ、と取り巻きとともに言います。そういうアンタもお譲様特権を活かして、審査員を根回ししそうだけどな。
これに対しても、ありすは、これは最高のレディを決めるコンテストなんだから、アイドルかどうかは関係ないと思う、とかわします。麗奈は実力で叩き潰す、と言い残し、その場を後にします。
取り巻きは、ありすが出るとなると強敵になるだろう、と言いますが、麗奈は、ありすは友達がバカにされるとキレる事を知っているため、自信満々。そこを突く気です。まともにやったら敵わないとも、うかがえますね。

そして、ソシアルダンス。思ったよりも上手く踊れているようです。それにしても、結構いいドレス着てるなあ。

今作に始まった事ではありませんが、突発的にこういうサービスカットを拝めるのは眼福ですね。
しかし、麗奈達の仕掛けた罠が。マナのヒールにヒビを入れて、途中で折れるようにしたそうです。そして、尻持ちをつくマナ。そんなマナを無様なおサルさんだとバカにする麗奈。ありすをキレさせる事が目的ですので、オーバーリアクションです。
しかし、マナは麗奈の狙いに気付き、もう片方のヒールも折り、もっとダンスがしやすくなったと機転を利かします。

次は絵画。ここでも、取り巻きの1人が筆を振りながら走り回り、マナ達の絵をメチャクチャにします。しかし、ありすは、ポロックのドリッピング技法を参考に、いい絵になった、とかわします。

次はピアノ。六花はピアノには自信があるそうですが、ふたを開けると、子猫が昼寝をしていました。子猫を起こすのが可哀想で、弾けない六花。しかし、ありすが、子猫が寝ている部分の鍵盤を避けた曲を即興で弾く事で、かわします。

審査はひととおり終わり、最終選考に残ったのは麗奈とありすの2人になりました。


Bパート。
コンテストの最終競技はテニス。勝者にロイヤルイエローが贈られます。
ありすと麗奈の実力は互角で、勝負の行方は最終ゲームのタイブレークにまで持ち込まれ、ありすがマッチポイントを握りました。
しかし、そのラリー中に妨害行為が。麗奈の取り巻きの1人が手鏡を使って、ありすがボールを打とうとする時に、目に光を当てて、ショットの精度を鈍らせる、というものです。
マナ達はそれに気付き、止めようとしますが、計算済み。他の取り巻き2人が泥水を浴びせます。
さすがにこれでは、キレるだろうと、麗奈は期待しますが、ありすは冷静にボールを打ち返します。
「何で怒らないのよ!?」
「友達を守るためです!」
「その友達が酷い目に遭ってるのよ! 怒りなさいよ!」
「不思議な事に、何故か怒りが湧いてこないのです!」
「だから何で!?」
「分かりません。でも、もし私が変われたのだとしたら、それはマナちゃん達のおかげです!」
「あんな泥だらけの連中のどこがいいのよ!?」
「私には、最高に輝く宝物です!」
そして、ありすがマッチポイントラリーを制しました。一方、麗奈は取り巻き達に、
「使えない子達ね! 消えてオシマイ!」
と言い、追い払います。ありすと対照的ですね。接戦の末、負けたとはいえ、負けるべくして負けた、と言っても過言ではないでしょう。
麗奈は、自分が負けたのは実力ではなく、友達のおかげだと言い、友達なんかいなくなればいい、とまで言います。そこをマーモに突かれます。ビーストモードで、バラのジコチューに。
「なるほど。バラで友達をバラバラにしてやるって事ね。」
へー、なかなかスバラシイ事言うじゃないか。マナ達がスルーしましたので、私が代わりにシャレでツッコんでみました(笑)。どうでしょうか? 「寒過ぎるわ!(怒)」とか思ったら、遠慮せずコメントして下さい。(笑)

という訳で変身。しかし、バトルが始まって早々、ロゼッタ以外の3人はツタに絡まれ、動きを封じられます。
ロゼッタは防御技しか使えないとタカをくくるマーモですが、ロゼッタの打撃力に驚きます。
「私は、あの日に誓ったのです! プリキュアの力は大切な人を、仲間を守るために使う!」
仲間や友達などいらない、と言うマーモに対し、ロゼッタは必要だと言い、
「私はマナちゃん達と出会うまで友達がいませんでした。だから、ずっと友達がほしかった! その思いが募って、友達の悪口を言われると、怒りで我を忘れていました。でも、マナちゃん達とプリキュアをやるようになって、色んな事を一緒に経験するようになって、私達の絆はさらに強くなりました。そして、より深い信頼で結ばれたからこそ、他の人の言葉に心動かされる事がなくなったのです!」
と主張。ジコチューの攻撃を回避し続けたものの、捕まります。
「真の絆を持つ事ができた今、私にためらいはありません。私は友達を守るために、正しき力を全力で使います!」
そう言い、自力で拘束を破ります。その後、ロゼッタリフレクションでバリアを出し、そのままジコチューにぶつけます。大ダメージを受けるジコチュー。強度の高いバリアをぶつければ、そりゃ痛いでしょうね。他3人の拘束が解かれます。
ここからは、ダイヤモンドシャワー、スパークルソード、ハートシュートの順でジコチューを倒します。

それからしばらくして、ありすの家の中庭。ロイヤルイエローを手に入れたありすは、真琴に渡します。手がかりはよく分からないものの、ありすのすごさを認めます。
アイちゃんがロイヤルイエローに手を伸ばすと、ロイヤルイエローは強烈な光を放ち、普通のバラに変わります。代わりに、ラビーズみたいなものが出てきます。

これは、一体何なのか? また、それを見ていた鳥も気になります。

さらに、Aパートにもありましたが、アイちゃんがロイヤルイエローに反応を示したのも気になります。この子がアンジュ王女であるフラグなのだろうか?

敵のアジト。マーモも傷だらけで戻ってきました。イーラは、しばらく休暇をとろうじゃないか、と言いますが、そこに、
「休みたいなら永遠の休みを上げるわ。つまり、クビって事だけど。」
と言いながら、レジーナが現れます。
生意気な物言いに、不満の表情を浮かべる幹部トリオ。レジーナは自分の名を明かし、キングジコチューの娘だと言います。

今回はここで終わりです。


次回、「夢か約束か! 六花おおいに悩む!」
学校のテストで1番を取り続けていた六花が2番に落ちたらしいです。理由は競技カルタにハマったからのようです。

次回は六花メイン回になりそうです。


~ まとめ ~
ありすもマナの事が好きで、マナから多大な影響を受けて、良い方向に成長しているんだろうな、と感じた回でした。
ローズレディコンテストでは、麗奈達から様々な嫌がらせを受けたものの、機転を利かしてプラスに持っていくのは、マナに通ずるものがあるな、と思いました。
また、10話にもありましたが、ありすは感情的になり過ぎないのも良いな、と思いました。マナ達が麗奈達からの嫌がらせを受けた事には怒りを感じていたのでしょうけど、そこで怒りを表に出す事がマナ達の望みではない事が分かっていたから、キレる事はなかったのだと思います。4話の回想シーンの反省もあるでしょうけど、良い友達に巡り会えたのが大きく影響しているんだろうな、と思いました。
今話まで、ありすが目立った描写はそこまで多くなかっただけに、ありすの良いところを多く見れたのは良かったです。ただ、この子の良いところは、まだ沢山あるでしょう。今後の話で、どれだけ出してくれるか、期待しています。

一方のレジーナは、今回、マナ達と対面しただけでなく、キングジコチューの娘である事も判明しました。この展開は思っていたよりも早いですね。
今回まで見た感じでは、肉食小悪魔系女子といったところで、無邪気さを前面にマナ達をジワジワ苦しめそうな気がします。ただ、本格始動は、もう少し先になりそうです。
また、「プリキュア」シリーズでは、プリキュアに近い歳の敵役女の子は改心して、敵と戦う、という伝統がありますが、果たして、このレジーナにその余地はあるのでしょうか? 敵側の動向にも、目が離せません。
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