「ドキドキ! プリキュア」第42話「みんなで祝おう! はじめての誕生日!」の感想です。
今回も、ストーリー解説を混じえての自分の感想部分は、字を斜体にします。
~ オープニング前 ~
時は、トランプ王国侵攻時。キングジコチューと対峙するアン王女。
何でこの国を滅ぼすのか、という王女の問いに対し、
「それは、お前が一番よく知っているはずだ、マリー・アンジュ。この世に永遠の愛など存在しない。いずれ輝きは消えて灰のように崩れ去る。」
とキングジコチューは答えます。そして、ぶつかる両者。
亜久里は就寝中に、そんな夢を見て、目が覚めました。
「どうして、こんな夢を見るの? どうして、こんな悲しい気持ちで目覚めなければならないの?」
と亜久里は感じます。
~ Aパート ~
ぶたのしっぽにて、星座占いをしているマナ達。
マナは8月4日生まれのしし座で、真琴は11月4日のさそり座。六花はおとめ座で、ありすはふたご座。
えーと・・・、8月4日と11月4日・・・。チェッ、相性の良い誕生日&誕生日相関図、幸せにしてくれる人の誕生日&ラッキー誕生日のどれにも入ってないか・・・。(笑)
また、マナ達4人の言っていた誕生日と星座について調べてみると、面白い事が分かったのですが、ここで書くと長くなりますので、最後におまけとして後述します。
六花は星占いに興味はないものの、トランプ王国に星占いがある事に関心します。アン王女は星占いが好きだった、とダビィは言います。
そんな中、マナの母・あゆみが帰宅しました。
マナは亜久里に何座かを聞きますが、あゆみは悲しい表情を浮かべます。
亜久里は、分からないと答えます。そもそも、誕生日すら知りません。
「誕生日にはバースデーケーキというものを食べてお祝いするそうですが、私は食べた事がありません。でも、いいのです! 誰かの誕生日にお呼ばれして、その幻のバースデーケーキを味わう日がきっと来る! 私はその希望を胸に、生きてゆきます!」
と亜久里は言い、マナ達と別れます。
ちょっと待ってくれ。だいぶ綺麗な背景を使って、笑顔で言っているけど、笑えないぞ、これ。
案の定、信じられない表情のマナ達4人。あゆみはマナを呼び出します。
あゆみは、亜久里が養子である事を説明します。祖母・茉莉の実の孫ではなく、身寄りのなかった亜久里を茉莉が引き取ったそうです。
亜久里もその事は知っています。それでも、本当の祖母と孫のように幸せに過ごしています。だからマナも普通に接してあげて、とあゆみは言います。
その後、庭で、マナは亜久里に悪い事をしたと反省。六花とありすは、それは仕方のない事、亜久里はそれほど気にしてないだろう、とフォローします。
シャルルとラケルは、どうしてそんな大事な事を言わなかったのか、と言い、真琴は、大事な事だから言えない事もある、と言います。
そう言う真琴も両親がいません。赤ちゃんの時に事故で亡くなった、との事。でも、アン王女の愛に包まれながら過ごしてきたため、寂しくはなかった、と言います。
涙を浮かべるマナ達。シャルルはたまらず、どうして今まで言わなかったのか、と言いますが、余計な気を使わせたくなかったから、と答えます。
なるほど、今まで王女の安否について異常なくらい意識していたのは、そういう理由だったんですね。王女の下に仕える事ができたのは、すごく嬉しい事だったのでしょう。24話で久々に王女と話せた事で自分の道を見出せたのも納得です。「プリキュア新聞 秋号」には、トランプ王国が戻ってからの真琴について書かれていましたが、再び王女の下に仕えてほしいな、とますます思いました。
その後、マナは、亜久里の誕生パーティーを開こう、と盛り上げます。
しかし、誕生日が分からないのに、いつ開くのか? 誕生日が分からないという事は、いつお祝いしても良い、とマナは自信満々に言います。
誕生パーティーを行うのは明日。亜久里には気付かれないよう準備をするように、とマナは言い、他の3人も承諾します。
一方、トランプ王国では、レジーナが茫然の表情。前々話と前話で自分への思いを伝えていた事を気にしていました。その事に気だるさを感じます。
しかし、マーモが自分のプリンアラモードを食べているのを見て怒り、電撃を浴びせます。イーラはたかがプリンでやり過ぎなんじゃないか、と言いますが、
「分かってないわねー。スイーツは、女の子を笑顔にする、魔法の食べ物なのよー!」
と、レジーナは満面の笑みで言います。
そして、ドラゴングレイブを持って出撃。人間界のスイーツをすべて奪ってやらないと腹の虫がおさまらない、との事。イーラも無理矢理連れて行きます。
上の画像を見ると、かなり勇ましく見えますが、スイーツ目当てで出撃というのは、どうなのよ? まあ、そういうギャップがおいしいですので、私としては大歓迎ですけどね(笑)。っていうか、今回のレジーナは、だいぶギャグ寄りですね。
この夜も亜久里は、キングジコチューとアン王女が戦う夢を見て、目が覚めます。茉莉は、そんな亜久里を気にかけ、亜久里は、毎晩同じ夢ばかり見ていて眠れない、と明かします。
一方で、茉莉は、亜久里が大人になった夢を見た、ウェディングドレスを着ていた、と言います。その言葉を聞いた亜久里は、結婚なんかしない、ずっと祖母と一緒にいたい、と言います。それでも、いつかは自分の元を離れなければならない、と茉莉は諭します。
その後、亜久里は、一緒に寝たいと言い、茉莉も受け入れます。
~ Bパート ~
翌日、亜久里はスーパーへ買い出し。そこで、真琴とダビィを発見します。
真琴達はバースデーケーキの材料の買い出しに来ていましたが、亜久里に声をかけられると、
「違います。私は剣崎真琴などという者ではありません。」
と言い、逃げます。いやいや、その答え方はダメだろ。普通に「そうなのよ」と答えれば、疑われずに済んだものを。まあ、このあたりが真琴クオリティってやつですね。(笑)
その後、亜久里はフラワーショップで、マナと六花を発見します。2人はパーティー用の花を考えていましたが、亜久里に知られてはならない、と逃げます。
キミ達もその反応はダメだろ。ここはさ、「いやー、実は、Msk-Mtnさんに贈る花を考えていてさー」とでも言って、ごまかせばいいのよ。(笑&うるせーよ)
少しして、自宅玄関にて、ありす、セバスチャンと対面。ありすが茉莉に「内密に」と言っていたのを聞いていました。何を内密にしていたのかを聞くと、セバスチャンは、
「お嬢様が車内でパンケーキをお召し上がりになろうとしていたところ、あいにくハチミツを切らしていたものですから、急遽、円様のお宅に立ち寄り、ハチミツをお借りしていたのです。ハチミツない、ハチミツない、ミツないミツないみつ、内密!」
と答え、家を出ます。
く・・・、苦しいぞ・・・、セバスチャン(笑)。まあ、しかし、こういうギャグがとっさに出るあたりは、流石執事といったところですね。こういうとっさの対応の上手さは本気で見習いたいものです。
亜久里は、今日は皆、変だと疑っていました。そんな亜久里に、茉莉は、今夜は外食にしよう、6時にぶたのしっぽに来るように、と言います。
店は貸し切りに。
「何を企んでいるのか知りませんが、私に隠し事は通用しないという事を思い知らせてさしあげますわ!」
と言って、店内を覗きます。
つーか、そのほっかむりに意味はあるのか? まあ、たかがスイーツ目当てに槍持っていくレジーナといい、もはやカワイければ何でもいいです、ハイ。(笑)
店内では、亜久里の誕生パーティーの準備が進んでいました。店内を覗いていた亜久里は、何でこんな事をするのか、と疑問に感じますが、誕生日の分からない亜久里のために皆が心を込めて準備をした、と茉莉は答えます。
皆の気遣いにありがたく感じる亜久里。そして、茉莉と一緒に店内に入ります。
そして、皆、亜久里を祝い、亜久里はバースデーケーキの味に感動します。
同じ頃、1人の男性客が、誕生パーティーで店内貸し切りになっていたのを不満に感じます。そこをレジーナに突かれ、アリのジコチューが現れます。
ジコチューの吐き出す液で、マナの両親と祖父は石になります。亜久里は茉莉と一緒に安全な所に逃げ、他の4人は変身し、先に戦います。
亜久里は茉莉を安全な所に避難させ、ジコチューの元に向かおうとします。茉莉は心配しますが、亜久里の目を見て、行かせます。そして、亜久里も変身。
レジーナは近くにあったバースデーケーキを槍で突き刺し、エースに強い敵愾心をあらわにします。
「みんなと一緒にバースデーケーキなんか食べたりして、自分がいつも主役のつもりなんでしょ!? 下らない! アンタなんて、消えてなくなればいいのよ!」
と言って、エースに攻撃しますが、ハートが間に入ってガードします。
「下らなくなんかない! ひとつの命が生まれてくるのは、奇跡なんだよ! あなたも、あたしも、亜久里ちゃんも! それをお祝いしたいって思うのは、当然の事なんだよ!」
とハートは言います。レジーナは、また胸の熱さを感じ、たまらずハートに攻撃しますが、エースのフォローで回避。反撃します。
イーラが、そうはさせない、と攻撃しますが、ダイヤモンドスワークルで足止め。ロイヤルラブリーストレートフラッシュでジコチューを浄化し、レジーナとイーラは撤退します。
茉莉は、ジコチューの対処のために、お巡りさんを連れていましたが、既に元に戻っていました。亜久里は、怪物はプリキュアが来てやっつけたと説明し、パーティーの続きをしよう、と言います。
今回は、これで終了です。
次回:「たいせつな人へ! 亜久里の授業参観!」
今話に引き続き、亜久里メイン回。
自分がプリキュアに変身していた事が茉莉に知られてしまったようです。
レジーナ説得については、進展が期待できそうにないですが、茉莉との関係には注目ですね。あと、亜久里の謎が少し解明される事も期待しています。
【まとめ】
今回は、レジーナ説得については、前々話や前話ほど進展なし。そもそも、エースに対する敵愾心が高いだけに、難しいでしょう。
とはいえ、ハートの言葉に胸の熱さを感じていましたし、バースデーケーキを見て、うらやましさを感じていたようにも見えました。この子は誕生日を祝ってもらった事がなさそうですしね。39話では「愛や友情など真っ平ゴメン」と言ってはいましたが、やっぱり愛を欲しがっているのが、うかがえます。
また、今回は、今後のストーリーにおいて気になる要素が多かったです。
オープニング前で、亜久里の夢に出ていたキングジコチューは、アン王女をかなり知っているように思えました。もしかしたら、キングジコチューもトランプ王国王家の血筋で、何かの出来事で、娘のレジーナともども追放されたんじゃないか、と推測しています。その逆恨みから、トランプ王国を侵攻したと思っています。
そして、亜久里については、これまでトランプ王国に関係がありそうな描写が多かったですが、キングジコチューとアン王女が戦う夢を見た事で、その可能性がますます高まってきました。亜久里も王家の血筋である可能性があり、ドラゴングレイブが王家の血筋にしか使えない仕様であるならば、先に入手していたかもしれません。
それも、亜久里は王女にかなり近い関係で、ひょっとしたら、王女の娘であって、次期王位継承の可能性が高いんじゃないか、と考えています。今回、レジーナは「自分がいつも主役のつもりなんでしょ!?」と言っていて、エースに対する敵愾心が嫉妬心に近いと感じたのは、そのせいなのかな、と思いました。
もし、キングジコチューが王家の血筋であれば、当然、娘のレジーナもそうですが、父親が追放されたとなれば、王位継承の可能性はなく、今後の注目度があまりにも対照的な事から、エースに憎しみを抱いたのかな、と思いました。もしかしたら、この2人はトランプ王国侵攻時に戦っていて、その結果、2人とも記憶を失ったのかも、と思っています。
亜久里やレジーナなどの謎について、そんな設定があるんじゃないかな、と私は予想しています。女児向けアニメなのに、変にゴチャゴチャ考え過ぎですかね?
今後もこういう語りは出ると思いますが、「ハイハイ、下らない想像乙」程度に読み流しちゃって結構です。(笑)
最後に、おまけとして、マナ達が言っていた誕生日と星座について判明した面白い事について述べます。
今話視聴後、これってひょっとして、と思い、このサイトを見てみました。すると、次の事実が発覚しました。
何という事だ・・・。マナ達の星座とかは、適当に出した訳ではなかったのか・・・。こんな遊び的仕掛けを用意していたとは・・・、
うおおお! 感動しました! 脱帽です! もう一生、スタッフ様達について行きます!!
いやー、スタッフ様達のドヤ顔が浮かんできますねー(笑)。今作の残り話数は少なくなり、来月は最終決戦に突入し、笑い要素は少なくなりますが、次回以降もこういう遊び要素に期待したいです。
今回も、ストーリー解説を混じえての自分の感想部分は、字を斜体にします。
~ オープニング前 ~
時は、トランプ王国侵攻時。キングジコチューと対峙するアン王女。
何でこの国を滅ぼすのか、という王女の問いに対し、
「それは、お前が一番よく知っているはずだ、マリー・アンジュ。この世に永遠の愛など存在しない。いずれ輝きは消えて灰のように崩れ去る。」
とキングジコチューは答えます。そして、ぶつかる両者。
亜久里は就寝中に、そんな夢を見て、目が覚めました。
「どうして、こんな夢を見るの? どうして、こんな悲しい気持ちで目覚めなければならないの?」
と亜久里は感じます。
~ Aパート ~
ぶたのしっぽにて、星座占いをしているマナ達。
マナは8月4日生まれのしし座で、真琴は11月4日のさそり座。六花はおとめ座で、ありすはふたご座。
えーと・・・、8月4日と11月4日・・・。チェッ、相性の良い誕生日&誕生日相関図、幸せにしてくれる人の誕生日&ラッキー誕生日のどれにも入ってないか・・・。(笑)
また、マナ達4人の言っていた誕生日と星座について調べてみると、面白い事が分かったのですが、ここで書くと長くなりますので、最後におまけとして後述します。
六花は星占いに興味はないものの、トランプ王国に星占いがある事に関心します。アン王女は星占いが好きだった、とダビィは言います。
そんな中、マナの母・あゆみが帰宅しました。
マナは亜久里に何座かを聞きますが、あゆみは悲しい表情を浮かべます。
亜久里は、分からないと答えます。そもそも、誕生日すら知りません。
「誕生日にはバースデーケーキというものを食べてお祝いするそうですが、私は食べた事がありません。でも、いいのです! 誰かの誕生日にお呼ばれして、その幻のバースデーケーキを味わう日がきっと来る! 私はその希望を胸に、生きてゆきます!」
と亜久里は言い、マナ達と別れます。
ちょっと待ってくれ。だいぶ綺麗な背景を使って、笑顔で言っているけど、笑えないぞ、これ。
案の定、信じられない表情のマナ達4人。あゆみはマナを呼び出します。
あゆみは、亜久里が養子である事を説明します。祖母・茉莉の実の孫ではなく、身寄りのなかった亜久里を茉莉が引き取ったそうです。
亜久里もその事は知っています。それでも、本当の祖母と孫のように幸せに過ごしています。だからマナも普通に接してあげて、とあゆみは言います。
その後、庭で、マナは亜久里に悪い事をしたと反省。六花とありすは、それは仕方のない事、亜久里はそれほど気にしてないだろう、とフォローします。
シャルルとラケルは、どうしてそんな大事な事を言わなかったのか、と言い、真琴は、大事な事だから言えない事もある、と言います。
そう言う真琴も両親がいません。赤ちゃんの時に事故で亡くなった、との事。でも、アン王女の愛に包まれながら過ごしてきたため、寂しくはなかった、と言います。
涙を浮かべるマナ達。シャルルはたまらず、どうして今まで言わなかったのか、と言いますが、余計な気を使わせたくなかったから、と答えます。
なるほど、今まで王女の安否について異常なくらい意識していたのは、そういう理由だったんですね。王女の下に仕える事ができたのは、すごく嬉しい事だったのでしょう。24話で久々に王女と話せた事で自分の道を見出せたのも納得です。「プリキュア新聞 秋号」には、トランプ王国が戻ってからの真琴について書かれていましたが、再び王女の下に仕えてほしいな、とますます思いました。
その後、マナは、亜久里の誕生パーティーを開こう、と盛り上げます。
しかし、誕生日が分からないのに、いつ開くのか? 誕生日が分からないという事は、いつお祝いしても良い、とマナは自信満々に言います。
誕生パーティーを行うのは明日。亜久里には気付かれないよう準備をするように、とマナは言い、他の3人も承諾します。
一方、トランプ王国では、レジーナが茫然の表情。前々話と前話で自分への思いを伝えていた事を気にしていました。その事に気だるさを感じます。
しかし、マーモが自分のプリンアラモードを食べているのを見て怒り、電撃を浴びせます。イーラはたかがプリンでやり過ぎなんじゃないか、と言いますが、
「分かってないわねー。スイーツは、女の子を笑顔にする、魔法の食べ物なのよー!」
と、レジーナは満面の笑みで言います。
そして、ドラゴングレイブを持って出撃。人間界のスイーツをすべて奪ってやらないと腹の虫がおさまらない、との事。イーラも無理矢理連れて行きます。
上の画像を見ると、かなり勇ましく見えますが、スイーツ目当てで出撃というのは、どうなのよ? まあ、そういうギャップがおいしいですので、私としては大歓迎ですけどね(笑)。っていうか、今回のレジーナは、だいぶギャグ寄りですね。
この夜も亜久里は、キングジコチューとアン王女が戦う夢を見て、目が覚めます。茉莉は、そんな亜久里を気にかけ、亜久里は、毎晩同じ夢ばかり見ていて眠れない、と明かします。
一方で、茉莉は、亜久里が大人になった夢を見た、ウェディングドレスを着ていた、と言います。その言葉を聞いた亜久里は、結婚なんかしない、ずっと祖母と一緒にいたい、と言います。それでも、いつかは自分の元を離れなければならない、と茉莉は諭します。
その後、亜久里は、一緒に寝たいと言い、茉莉も受け入れます。
~ Bパート ~
翌日、亜久里はスーパーへ買い出し。そこで、真琴とダビィを発見します。
真琴達はバースデーケーキの材料の買い出しに来ていましたが、亜久里に声をかけられると、
「違います。私は剣崎真琴などという者ではありません。」
と言い、逃げます。いやいや、その答え方はダメだろ。普通に「そうなのよ」と答えれば、疑われずに済んだものを。まあ、このあたりが真琴クオリティってやつですね。(笑)
その後、亜久里はフラワーショップで、マナと六花を発見します。2人はパーティー用の花を考えていましたが、亜久里に知られてはならない、と逃げます。
キミ達もその反応はダメだろ。ここはさ、「いやー、実は、Msk-Mtnさんに贈る花を考えていてさー」とでも言って、ごまかせばいいのよ。(笑&うるせーよ)
少しして、自宅玄関にて、ありす、セバスチャンと対面。ありすが茉莉に「内密に」と言っていたのを聞いていました。何を内密にしていたのかを聞くと、セバスチャンは、
「お嬢様が車内でパンケーキをお召し上がりになろうとしていたところ、あいにくハチミツを切らしていたものですから、急遽、円様のお宅に立ち寄り、ハチミツをお借りしていたのです。ハチミツない、ハチミツない、ミツないミツないみつ、内密!」
と答え、家を出ます。
く・・・、苦しいぞ・・・、セバスチャン(笑)。まあ、しかし、こういうギャグがとっさに出るあたりは、流石執事といったところですね。こういうとっさの対応の上手さは本気で見習いたいものです。
亜久里は、今日は皆、変だと疑っていました。そんな亜久里に、茉莉は、今夜は外食にしよう、6時にぶたのしっぽに来るように、と言います。
店は貸し切りに。
「何を企んでいるのか知りませんが、私に隠し事は通用しないという事を思い知らせてさしあげますわ!」
と言って、店内を覗きます。
つーか、そのほっかむりに意味はあるのか? まあ、たかがスイーツ目当てに槍持っていくレジーナといい、もはやカワイければ何でもいいです、ハイ。(笑)
店内では、亜久里の誕生パーティーの準備が進んでいました。店内を覗いていた亜久里は、何でこんな事をするのか、と疑問に感じますが、誕生日の分からない亜久里のために皆が心を込めて準備をした、と茉莉は答えます。
皆の気遣いにありがたく感じる亜久里。そして、茉莉と一緒に店内に入ります。
そして、皆、亜久里を祝い、亜久里はバースデーケーキの味に感動します。
同じ頃、1人の男性客が、誕生パーティーで店内貸し切りになっていたのを不満に感じます。そこをレジーナに突かれ、アリのジコチューが現れます。
ジコチューの吐き出す液で、マナの両親と祖父は石になります。亜久里は茉莉と一緒に安全な所に逃げ、他の4人は変身し、先に戦います。
亜久里は茉莉を安全な所に避難させ、ジコチューの元に向かおうとします。茉莉は心配しますが、亜久里の目を見て、行かせます。そして、亜久里も変身。
レジーナは近くにあったバースデーケーキを槍で突き刺し、エースに強い敵愾心をあらわにします。
「みんなと一緒にバースデーケーキなんか食べたりして、自分がいつも主役のつもりなんでしょ!? 下らない! アンタなんて、消えてなくなればいいのよ!」
と言って、エースに攻撃しますが、ハートが間に入ってガードします。
「下らなくなんかない! ひとつの命が生まれてくるのは、奇跡なんだよ! あなたも、あたしも、亜久里ちゃんも! それをお祝いしたいって思うのは、当然の事なんだよ!」
とハートは言います。レジーナは、また胸の熱さを感じ、たまらずハートに攻撃しますが、エースのフォローで回避。反撃します。
イーラが、そうはさせない、と攻撃しますが、ダイヤモンドスワークルで足止め。ロイヤルラブリーストレートフラッシュでジコチューを浄化し、レジーナとイーラは撤退します。
茉莉は、ジコチューの対処のために、お巡りさんを連れていましたが、既に元に戻っていました。亜久里は、怪物はプリキュアが来てやっつけたと説明し、パーティーの続きをしよう、と言います。
今回は、これで終了です。
次回:「たいせつな人へ! 亜久里の授業参観!」
今話に引き続き、亜久里メイン回。
自分がプリキュアに変身していた事が茉莉に知られてしまったようです。
レジーナ説得については、進展が期待できそうにないですが、茉莉との関係には注目ですね。あと、亜久里の謎が少し解明される事も期待しています。
【まとめ】
今回は、レジーナ説得については、前々話や前話ほど進展なし。そもそも、エースに対する敵愾心が高いだけに、難しいでしょう。
とはいえ、ハートの言葉に胸の熱さを感じていましたし、バースデーケーキを見て、うらやましさを感じていたようにも見えました。この子は誕生日を祝ってもらった事がなさそうですしね。39話では「愛や友情など真っ平ゴメン」と言ってはいましたが、やっぱり愛を欲しがっているのが、うかがえます。
また、今回は、今後のストーリーにおいて気になる要素が多かったです。
オープニング前で、亜久里の夢に出ていたキングジコチューは、アン王女をかなり知っているように思えました。もしかしたら、キングジコチューもトランプ王国王家の血筋で、何かの出来事で、娘のレジーナともども追放されたんじゃないか、と推測しています。その逆恨みから、トランプ王国を侵攻したと思っています。
そして、亜久里については、これまでトランプ王国に関係がありそうな描写が多かったですが、キングジコチューとアン王女が戦う夢を見た事で、その可能性がますます高まってきました。亜久里も王家の血筋である可能性があり、ドラゴングレイブが王家の血筋にしか使えない仕様であるならば、先に入手していたかもしれません。
それも、亜久里は王女にかなり近い関係で、ひょっとしたら、王女の娘であって、次期王位継承の可能性が高いんじゃないか、と考えています。今回、レジーナは「自分がいつも主役のつもりなんでしょ!?」と言っていて、エースに対する敵愾心が嫉妬心に近いと感じたのは、そのせいなのかな、と思いました。
もし、キングジコチューが王家の血筋であれば、当然、娘のレジーナもそうですが、父親が追放されたとなれば、王位継承の可能性はなく、今後の注目度があまりにも対照的な事から、エースに憎しみを抱いたのかな、と思いました。もしかしたら、この2人はトランプ王国侵攻時に戦っていて、その結果、2人とも記憶を失ったのかも、と思っています。
亜久里やレジーナなどの謎について、そんな設定があるんじゃないかな、と私は予想しています。女児向けアニメなのに、変にゴチャゴチャ考え過ぎですかね?
今後もこういう語りは出ると思いますが、「ハイハイ、下らない想像乙」程度に読み流しちゃって結構です。(笑)
最後に、おまけとして、マナ達が言っていた誕生日と星座について判明した面白い事について述べます。
今話視聴後、これってひょっとして、と思い、このサイトを見てみました。すると、次の事実が発覚しました。
マナの中の人・生天目仁美さんの誕生日が8月4日で、しし座
↓
マナの誕生日と星座が、中の人と同じ!
六花の中の人・寿美菜子さんの誕生日が9月17日で、おとめ座
↓
六花の星座が、中の人と同じ!
ありすの中の人・渕上舞さんの誕生日が5月28日で、ふたご座
↓
ありすの星座が、中の人と同じ!
真琴の中の人・宮本佳那子さんの誕生日が11月4日で、さそり座
↓
真琴の誕生日と星座が、中の人と同じ!
何という事だ・・・。マナ達の星座とかは、適当に出した訳ではなかったのか・・・。こんな遊び的仕掛けを用意していたとは・・・、
うおおお! 感動しました! 脱帽です! もう一生、スタッフ様達について行きます!!
いやー、スタッフ様達のドヤ顔が浮かんできますねー(笑)。今作の残り話数は少なくなり、来月は最終決戦に突入し、笑い要素は少なくなりますが、次回以降もこういう遊び要素に期待したいです。