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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第7話感想

2020年11月15日 | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 今話の名セリフ:「お姉ちゃんが背負ってきたものは、今度は、私が背負うべきなんです。お姉ちゃんの事、よろしくお願いします。」(近江遥)

 「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第7話「ハルカカナタ」の感想です。


~ オープニング前 ~
「彼方ちゃんは、いつも全力です。週5日のアルバイトも、お料理を作るのも。世界一大好きな遥ちゃんの笑顔が見られるなら、ドーンとこいだよ!」
   
   
「お母さんは?」
「夜勤だから、もう出たみたい。」
「そうなんだ・・・。」
   
「あのね、お姉ちゃん! 今度の日曜日、ライブに出る事になったんだよ!」
「ホント!? すごい! どこでどこで!?」
    
「お台場のヴィーナスフォート。私、センターに選ばれて・・・。」
   
   
「遥ちゃん・・・。最前列で見るよ・・・。」
   
「すごいなー・・・。東雲学院のスクールアイドル部のセンターなんて・・・。頑張ってたもんね。」
   
「私も、お姉ちゃんのライブ、早く見てみたいな・・・。」
「彼方ちゃんも早く遥ちゃんに見せたいよ・・・。」
   

 それからしばらくして・・・、
   
    

 翌朝・・・、
   
「おはよう、お姉ちゃん!」
「おはよー。今朝は随分早いねー。」
   
「うん! 手伝おうと思って!」
「いいよいいよ。遥ちゃんは、ゆっくりしてて。」
「でも・・・。」
「もうすぐだから、待っててねー。」
    
   
 直後、遥は、姉の同好会を見学していいかどうか聞きました。彼方は大喜びで歓迎します。


~ Aパート ~
 そして・・・、
「じゃーん! 遥ちゃんでーす!」
   
「今日はよろしくお願いします!」
「すごいすごーい! あの東雲学院で注目度ナンバー1の近江遥ちゃんに会えるなんて、ときめいちゃう!」
    
   
「いえ、そんな・・・。」
「侑ちゃん、他校のスクールアイドルもチェックしてるんだね。」
「だって、あの東雲学院だよ! 都内でも有名なスクールアイドル部に期待の1年生現るって、ネットでも話題なんだから!」
    
「そうなんだよー! 侑ちゃん、分かってるー!」
「急なお願いだったのに、ありがとうございます。」
   
「いえ。お越しいただいて光栄です。」
「可愛い上に礼儀正しくて、天使!」
「でしょー?」
   
 おいおい。りな子を差し置いて、簡単に天使って呼ぶなよ? あの子には「天使天才天王寺」というコールアンドレスポンスがあるんだからさ。(今、張り合う場じゃねーだろ(笑))

「なんかね、最近の彼方ちゃんがとーっても楽しそうだから、同好会に興味津々なんだって!」
   
「うんうん! 彼方さん、どんな練習も楽しそうだもんね!」
「ふふふーん。今日の彼方ちゃんは、一味違うよー!」
   
「妹さんも彼方さんの様子を見たいって、素敵な関係だよね!」
「うん! よーし! 遥ちゃんに、ニジガクのスクールアイドルの良いところ、いーっぱい見てもらおう!」
    

同じ頃・・・、
「彼方さんの妹とはいえ、敵情視察に来た事には変わりありません! ここはいかに我々が圧倒的ダークホースのスクールアイドルであるか、見せつけてやりましょう!」
    
「あの、スクールアイドルはライバルではあっても、敵ではないのでは?」
「いいえ、敵です! しかも、相手は同じ1年生なのに、ネットでちやほや、じゃなくて・・・、注目されてて、うらやましい・・・、いや、悔しい!」
    
   
 「ちやほや」とか「うらやましい」とか、私情を隠し切れてないところが、この子らしいなあ。今日も可愛いよ、かすみん。(笑)

 ですが、他のメンバーは早く遥に会いたい気持ちでいっぱいです。

 そして、遥が部室に入ってあいさつ。メンバーは、遥を歓迎します。
「初めまして! あなたの『可愛い』は、ここにいる! スペシャルスクールアイドル・かすみんこと、中須かすみでーす! 今日は、かすみんに会いに来てくれてありがとう!」
   
「え!? ちょっとー! 置いてかないで下さいよー!」
    
 かすみのあざと可愛いあいさつをスルーとか、めっちゃフイタ。今回もギャグ感想を良い感じに盛り上げてくれて、やっぱり、かすみんは可愛いな!(笑)

 その後、メンバーは練習に取り組みました。
   
   
   
   

 練習後は、沢山のスイーツを用意して、遥をおもてなし。
    
    
    
   
 しかし、その途中・・・、  
「お姉ちゃん?」
   
「大丈夫ですよ。枕はちゃんとありますから。」
「この枕、彼方ちゃんのお気に入りなの。寝心地良いんだって。」
    
「あの・・・。お姉ちゃんはよく寝ちゃうんですか?」
「はい。私の知る限り、彼方さんは寝るのが大好きだと思いますよ。」
「特に膝枕で寝るのが好きだよね!」
    
「膝枕!?」
「そうそう! 愛さんもしてあげたよ!」
    
「お姉ちゃん・・・。皆さんに膝枕をしてもらうほど頻繁に寝ているんですね・・・。」
「そう言われると最近、いつにも増してよく寝ているような・・・。」
「確かに、練習しながら寝てた・・・。」
   
    
「この前も、全然起きないくらい熟睡してて・・・。」
   
    
「彼方ちゃん・・・?」
   

 それから時間が流れ、彼方は眠りから覚めました。彼方は、途中で眠りこけてしまったのを遥に見られた事に、恥ずかしさを感じます。
「恥ずかしくなんかないよ! 疲れて当然だよ! いっぱい無理してるんだから!」
   
「無理してるって何を?」
「やっぱり・・・。」
「遥ちゃん?」
    
「お姉ちゃん、同好会が再開してから、あんまり寝てないでしょ?」
「うん。つい楽しくて・・・。」
   
「私、お姉ちゃんが忙し過ぎて、倒れちゃうんじゃないかって心配で・・・。それで今日見学に来たの・・・。」
「そうだったの?」
    
「でも、今日のお姉ちゃんは、疲れなんて感じさせないくらい元気で楽しそうで、すごく嬉しかった・・・。いつも私を優先してくれたお姉ちゃんが、やっとやりたい事に出会えたんだなって・・・。」
    
    
「遥ちゃん・・・。」
「今のお姉ちゃんには、同好会がとても大事な場所だってよく分かったの。だから私、決めたよ・・・。」
   
「ん? 何を?」
「私、スクールアイドルやめる!」
   
   
「ん?」
『えーっ!?』
    
「どうして!?」
「このままじゃ、お姉ちゃんが身体壊しちゃうから・・・。」
   
「彼方ちゃんが寝ちゃったせいで遥ちゃんの事心配させちゃったの? 大丈夫だよ・・・。」
「全然大丈夫じゃないよ!」
    
   
「お姉ちゃんは、お母さんが忙しいからってお家の事を全部して、家計を助けたいからってアルバイトかけもちして、奨学金貰ってるからって勉強頑張って・・・。」
   
「その上、スクールアイドルもなんて、誰だって倒れちゃうよ!」
    
「もういいの・・・。私の事より、お姉ちゃんには、やりたい事を全力でやってほしいの・・・。」
「遥ちゃん・・・。」
    
「あの・・・。そのために遥さんはスクールアイドルをやめるんですか?」
「はい。」
   
「ダ、ダメ! そんな、遥ちゃんは夢を諦めちゃダメ!」
「お姉ちゃんが苦労してるの分かってて、夢を追いかけるなんてできないよ!」
    
「そんなの気にしなくていいんだよ・・・。だって遥ちゃんは大事な妹なんだもん・・・。」
   
「どうして・・・? 妹だったら気にしちゃいけないの?」
「心配させちゃってごめんね・・・。彼方ちゃん、もっと頑張るから・・・。」
    
   
「お姉ちゃんの分からず屋!」
    
   
「は・・・、遥ちゃんが・・・、怒った・・・。」
    

 侑は遥を追いかけましたが、遥の考えは変わりません。
「お姉ちゃんが背負ってきたものは、今度は、私が背負うべきなんです。お姉ちゃんの事、よろしくお願いします。」
    

    
「遥ちゃん・・・。」
   


~ Bパート ~
 その翌日・・・、
「昨日の夜ね・・・、遥ちゃんと話そうとしたの・・・。」
   
   
「ごちそうさま。」
「ねえ、スクールアイドルの・・・。」
「その話題はもうお終いにしよ? お姉ちゃんとケンカしたくてやめる訳じゃないから・・・。今度のライブ、絶対来てね!」
    
    
「・・・って言われたら、何も言えなくなっちゃって・・・。遥ちゃん、せっかくスクールアイドルになったのに、心配かけちゃって・・・。」
    
「遥ちゃんがやめるくらいなら、いっそ、彼方ちゃんが・・・。」
「それはダメ!」
    
   
「彼方ちゃん。それは本当に、彼方ちゃんが望んでいる事なの?」
「違う・・・。彼方ちゃんの望みは・・・、ずっと探してた夢は、ここにある・・・。」
    
「同好会が再開してから、ずっと楽しかったんだ・・・。やりたい事がどんどん増えていって、それを一緒に目指す仲間がいるのが、すごく幸せで・・・。」
    
   
「みんなとの同好会は、彼方ちゃんにとってもう、大事な、失いたくない場所なんだよ・・・。」
   
「でも、遥ちゃんの幸せも守りたいの・・・。そんなのワガママだよね・・・?」
   
「そうかしら? それってワガママじゃなくて、自分に正直って言うんじゃない?」
「うん! 自分にウソついてるより、ずっと良いと思うよ!」
    
「きっと遥ちゃんも、彼方さんの幸せを守りたいんだと思います!」
「似たもの姉妹だと思う。」
「似たもの姉妹?」
    
「だって、2人とも言ってる事一緒だよ!」
「そうですね。お2人とも、全部1人で解決しようとしています。」
    
「でも遥ちゃんは、彼方ちゃんが守らないと・・・。」
「彼方さん。遥ちゃんはもう、守ってもらうだけの人じゃないと思う。」
   
「え?」
「だって、そうじゃなきゃ、お姉さんの事を助けたいって、あんなに真剣にならないよ!」
   
「何となく分かったような気がする・・・。遥ちゃんにちゃんと伝えなきゃ!」
    

 それからしばらくして、侑とせつ菜が、遥のいるヴィーナスフォートに来ました。
 姉の彼方はどうしているのか? 侑が、遥をある場所に連れていきました。
 そして・・・、
    
   

    
   
    
    
    
    
    
   
    
    
    
    
   

「お姉ちゃん! 素敵なライブだった!」
「遥ちゃん・・・。」
    
   
「ごめんね。遥ちゃんの事分かってなくて・・・。遥ちゃん、彼方ちゃんの事、とっても大事に思ってくれてたんだね・・・。ありがとう・・・。」
    
   
「あのね、2人とも同じ思いなら、お互いを支え合っていけると思うの。」

「支え合って・・・。」
   
   
「これからは、うちの事いっぱい手伝ってね。お互い助け合って、スクールアイドル続けていこ? 2人で夢を叶えようよ?」
   
「お姉ちゃんは、それでいいの? アルバイトをしながらスクールアイドルって、やっぱり大変だよ?」
「平気平気。だって遥ちゃんがスクールアイドルをするのも、彼方ちゃんの夢なんだもん!」
「お姉ちゃん・・・。」
    
「あれー? 遥ちゃんは、彼方ちゃんがこんな素敵なライブをしたのに、今日でやめるなんて悔しいって思わないの?」
「それは、思う・・・。」
   
   
「スクールアイドルではライバルだよ。お互い頑張ろう!」
   
   
「うん!」
    
「続ける決心をしたようですね。」
「急なお願いだったのに、ステージを貸して下さり、ありがとうございます。」
   
「おかげでメンバーの危機が救われたよ! それに、とっても素敵なライブで、やる気もらっちゃった!」
    

 その後日・・・、
    
「あちゃー・・・。」
「それ、彼方ちゃんが食べるー。」
「お姉ちゃんはもっと上手にできた方食べて・・・。」
「気にしないのにー。」
    
「私が気にするの! やっぱり私がアルバイトして、お姉ちゃんが料理した方が・・・。」
「遥ちゃんのアルバイトはダメ!」
    
「むー・・・、過保護!」
「いいんだもーん! 遥ちゃんのお料理食べられて幸せなんだもーん!」
    
「もう! 夕飯の時、作り方教えて・・・。」
   
   
「もちろん!」
   

 今回は、これで終了です。


【まとめ】 ※今回は、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 彼方の妹・遥は、自分のために頑張る姉に負担をかけさせまいと、スクールアイドルをやめる事を決心しましたが、彼方がライブをしたり、自分の正直な気持ちを話した事で、お互いに支え合って頑張っていく事になり、遥はスクールアイドルを続ける事になりました。

 彼方と遥の姉妹愛が、実に素晴らしい! ありがとう、ニジガクアニメ!
 今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。彼方も遥もお互いの事を大切に思い合っているが、それが上手く噛み合わずにすれ違う。「スクスタ」にもそんな話は展開されていましたが、「スクスタ」とのいくつかの相違点が、今話を良回に押し上げていたように思います。

 「スクスタ」と違っていたところは、まずは、彼方がアルバイトをしていた事。初っ端から驚かされましたね。
 彼方がいつも眠たげにしているのは、奨学金制度で虹ヶ咲学園に編入していて成績を落とせないために夜遅くまで勉強しているのが理由である事は、事前に知ってはいましたが、アニメ版ではアルバイトまでしている分、彼方が「スクスタ」よりも苦労人だと感じました。

 次に、遥がスクールアイドルをやめようとした事も、「スクスタ」と違うところ。「スクスタ」では、いつも自分のために頑張っている姉の事を助けたい思いから、自分の事は自分でやると、姉の事を避けていたものの、スクールアイドルをやめることまでは考えていませんでした。
 それが、アニメ版では、スクールアイドルをやめようという話になりました。この展開に驚きはしましたが、先述の彼方の苦労人っぷりを考えれば、自分の好きな事をやめてまで姉の負担を減らそうと考えるのも納得なのかな、と思いました。やっぱり好きなんですよね、お姉ちゃんの事が。

 そして、「スクスタ」と決定的に違っていたところは、彼方の悩みをニジガクメンバー全員で解決しようとしていた事。これが、今話における一番の見所だったと感じています。
 「スクスタ」では、「あなた」が遥の気持ちを聞いて、それを彼方に伝えるというものであり、「あなた」だけしか彼方の悩みにかかわっていませんでした。彼方の個別ストーリーな上、個別ストーリーでは、他メンバーよりも「あなた」の方が圧倒的に絡んでくるとなれば、当然でしょうかね。
 一方、このアニメ版では、メンバー全員が彼方の悩みを聞いて、自分達の思っている事を素直に口に出した事が、彼方の手助けとなりました。そして、メンバーの数だけ彼方の力になったでしょう。
 そのため、「スクスタ」の時よりも、遥に向き合う気持ちは強かったと思われ、自分の正直な気持ちを遥に直接伝えられたのは、すごく良かったな、と思います。

 メンバー1人1人が、ソロアイドルとしてステージに立つ。4話では、その方針が明かされていましたが、実際は、自身の力のみで自身が強くなってはおらず、他メンバーの手助けによって、1人1人の力が強くなっています。
 4話の時点では、1人でステージに立つ事に不安を感じていたメンバーも多かったですが、ここ何話かの展開を見れば、ソロアイドルでもやっていける自信が出てきたのではないのでしょうか。1人だけど1人じゃない。1人のためにみんなが。そんな意識が、同好会を大きくしているんじゃないかと思いますね。

 ライブ曲「Butterfly」は、幻想的なステージ演出が見所だったと思います。「職場から歩いて15分くらいの近場を、こうも綺麗に見せられるものなのか・・・」と息を飲みました。
 あと、彼方が着ていた衣装も、エロっちくて 女神のように見えて 、結構良かったです(棒線入れるところ間違ってんぞ(笑))。彼方はいつも眠そうに見える分、こういう綺麗な衣装や、ドキッとさせるような仕草が、不意打ちのように感じちゃうから、たまんないですよね。そのため、彼方は、ニジガクメンバーの中では推し度が高めです。

 また、この彼方のライブに、東雲学院のスクールアイドル部員達が協力していたのも良かったところ。本来は、彼女達が単独で行う予定でしたからね。
 遥が抜けるのは、彼女達にとっては死活問題。それだけに、他校に頼って、自分達の問題を解決するのも悪くはないと思いますね。
 とは言っても、Aパートでかすみが言っていたように、東雲学院は敵だという見方もあり、他校の問題なんざ知ったこっちゃないという考えもあるでしょう。
 しかし、スクールアイドルが好きという意味では「同志」。そう考えると、互いに助け合うのは良い事であり、それをしっかり描いていたのも良かったと思いますね。

 さて、次回は、しずくがメインの話。「スクスタ」におけるしずくの個別ストーリーでは、自分のあり方に悩んでいた事が多かったような気がしますが、次回もそういう話になるのかも?
 また、次回も、今回と同じく、しずくの悩みにメンバー全員が手助けをしそうで注目したいもの。特に、カップリング要素の濃いかすみ、彼方はどう絡んでくるのか、楽しみにしたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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