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プリパラ 第21話感想

2014年11月22日 | プリパラ1期
 「プリパラ」第21話「解散!? そふぃ様親衛隊」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今回は、パプリカ学園から。そふぃ親衛隊が集合していました。
 その理由は、そふぃが学園内にいないため。学園内のどこかで迷っているのではないかと感じた親衛隊は学園内をくまなく探します。

 
 おい、ちゃん子。創立者の像に馬乗りすんなよ。後で、みれぃに違反チケット貼られても知らんぞ?(笑)
 そんな中、1人の男子生徒が、そふぃならプリパラに行った、と話し、親衛隊は驚きます。
 自分達がいなければプリパラに行けないと思った親衛隊は、SoLaMi SMILEの楽屋に駆け付けます。すると、そふぃがいました。



~ Aパート ~
 少しして、SoLaMi SMILEとDressing Pafeがライブで対決しましたが、勝敗はつかず。

 しかし、その後、楽屋では、今日も絶好調だったとクマがねぎらいます。
 客の声援も大きくなり、特に、そふぃの新しいファンが増えたようです。チーム加入後のイメージチェンジで戸惑って去ったのもいるようですが、ステージから見えないところで色んな事を1人で頑張ろうとする努力が共感され、ファンの数は2割増しになったそうです。
 しかも、そふぃは今日、プリパラまで1人で来たとの事。色んな人が案内してくれたおかげもありますが、それでもすごいと、らぁら達はほめます。
 そして、この勢いで、パラダイスコーデをゲットしにこのまま頑張ろうと、チームは意気込みます。
 しかし、それとは対照的に、親衛隊の気分は沈んでいました。

 少しして、親衛隊は、プリパラタウンのカフェにいました。
 彼女達は、近頃、親衛隊の役割がまるっきりなくなったようだと落ち込んでいました。そして、そふぃはもう自分達は必要ないんじゃないかと思っています。
 そんな時、そふぃの姉・コスモが、その気持ちは分かる、と声をかけます。そふぃは家でも、何でも1人でやろうと頑張っているようで、コスモは、手助けが必要だった頃を考えると寂しく感じています。
 でも、そふぃがさらに羽ばたくために、ジャマはしていけないと前向きに考えます。今は、そふぃにはチームメイトがいるため、コスモは、優しく見守るつもりでいます。
 直後、コスモは、衣装の打ち合わせがあるため、場を離れます。残された親衛隊は、自分達も羽ばたかなければならない時が来たのかも、と言い、ある決意をします。

 後日、らぁら、みれぃ、そふぃは親衛隊から、学校の体育館に呼ばれていました。
 体育館に来てみると、まるで卒業式のような雰囲気で、親衛隊は壇上にいました。

「落ち葉が北風に舞う季節が」『巡って来ました。』
「今日、この良き日に私達は新たな門出を」『迎えようとしています。』
「私達は本日この場をもって、そふぃ様親衛隊を」『解散します!』
 その後も、親衛隊は、そふぃと出会った時の思い出話を進めていきますが、らぁらとみれぃは止めて、解散する理由を聞きます。
 それは、そふぃには親衛隊は必要ないと思っているから。もう親衛隊がいなくても、そふぃは1人で立派にやっていける。だから、解散して別々の道を歩むつもりでいます。そふぃに反対されようとも、その決心は揺るぎません。

「分かった。いいよ、解散して。みんな、お姉様と同じくらい、ううん、それ以上に、私の事、ずっと守って助けてくれた。みんなが新しい道に進むのなら、もう迷惑をかけたくない。」
「そふぃ様・・・。」
「私は、もう大丈夫!」
 その後、親衛隊は涙で、そふぃに別れの言葉を告げ、解散します。
 

 

 

 そふぃ親衛隊は解散したものの、今後どうしたらいいかは決まっていませんでした。

 という事で、色んな事にチャレンジする事に。
 まず、定子は、美術部で絵を描く事に。が、気付いてみれば、そふぃの絵を描いていました。
 気を取り直して、次は、図書室で勉強。しかし、本のイラストがそふぃに見えてしまいます。
 
 別の場所では、他の親衛隊員が、囲碁をやっていました。しかし、つい、そふぃの顔ができてしまいます。
 また別の場所では、めが姉ぇが、他の親衛隊員の写真を撮っていました。しかも、その隊員は、ちゃん子。
 ・・・。なんか、見てはいけないものを見てしまったような気が・・・(笑)。しかも、「色んなアイドルを撮ってきたけど、君は最高だよ」と言っためが姉ぇは何者だよ。9話、16話、19話といい、めが姉ぇが、プリパラで最も怖い存在に思えてきました。(笑)
 目の前に好きな人がいると思って、もっと笑顔になってみるよう言われると、そふぃを思い出してしまい、グラビアは高校生になってからにする、と言って出ていきます。
 高校生になってからとかの問題じゃねぇ。君は、柔道や重量挙げなどのスポーツに挑戦してくれ。(笑)

 一方、そふぃも落ち着かず、ブラシをザリガニにしてたり、レッスン着を間違えたりしていました。
 
 これは重症やのう。っていうか、何で、ザリガニ持ってきてんだよ。もしかして、食べるつもり?(笑)
 そふぃは着替え直しにレッスン室を出ます。らぁらは、親衛隊が解散した事を気にしているのでは、と心配します。
 その直後、同じレッスン室で練習していたドロシーとみれぃがぶつかります。ドロシーは、親衛隊は自分達にも迷惑をかけていると言います。
 先日、親衛隊のメンバー数人が「お好み焼き にんじゃ もんじゃ」に来たようで、紅しょうがの色から、そふぃの髪の色を連想し、泣き出してしまいました。
 一口もお好み焼きを食べなかった事に、ドロシーは怒りを感じていました。
 また、シオンも、囲碁をやっていた隊員達が碁石でそふぃの顔を作って泣いていた事を告げます。
 レッスン室の外で、この話を聞いていたそふぃは何かを感じます。

 後日、学園内で酷く落ち込む親衛隊。そふぃの事を忘れたくても、忘れられません。そんな彼女達に、らぁらとみれぃが、そふぃがいなくなったと、声をかけます。

 その頃、そふぃは電車に乗っていました。そふぃは、どこへ行こうとしているのか?



~ Bパート ~
 そふぃは、アキパパラ駅に行こうとしていました。
 プリチケでは改札は通れず、駅員の案内で、電車に乗る事ができました。
 美味しいレッドフラッシュはアキパパラで売っている、とコスモが言っていた事を聞いて、アキパパラに行く事になりました。そふぃは駅員に感謝して、電車に乗ります。

 美味しい梅干しを求めるなら、和歌山に行った方が良いんじゃないのか? まあ、らぁら達が住んでいる場所は、現実であれば東京都内でしょうから、遠過ぎてNGでしょうけどね。それでも、秋葉原はどうかと思いますが。
 しかし、寝過ごしてしまいました。近くの乗客に「レッドスプラッシュ号」に乗るものだと勘違いされたそふぃは、別の場所へと言ってしまいます。

 その頃、らぁら達は、そふぃがどこにいるか分からず、心配します。プリパラ、パラジュク、学園内、いずれにもいないようです。
 という事で、親衛隊は、捜索作戦に出ます。10話で駆使した情報網で、そふぃの現在位置を特定します。パラ鶴半島にいるようです。

 しばらくして、らぁら、みれぃ、親衛隊はパラ鶴半島に到着。しかし、そふぃは見つかりません。
 少しして、らぁら達は、漁船で釣りをしているそふぃを目にします。
 
 その後、そふぃは漁船を降り、ここにいる理由について、らぁら達に聞かれます。

「応援したかったの。みんなが元気ないって聞いて、レッドフラッシュでシャキンとさせてあげたくて。でも、ちょっと道に迷っちゃって・・・。」
 どこがちょっとだと呆れるらぁらとみれぃですが、そふぃは定子に、アマダイを渡します。
 
「レッドフラッシュは買えなかったけど、これで元気になってね。」
 定子は、そふぃが無事で何よりだったと言い、親衛隊は、役目は終わったとそふぃの元を離れます。
 だが、これで終わりとはならず、そふぃは、タコやアナゴなど、漁船で採ったものを渡します。
 

 

 
 らぁらは、これでいいのか、と声をかけますが、そふぃと親衛隊は、止めないで、と言います。

「これ以上、親衛隊として、そふぃ様を近くでお守りするのは、おジャマなだけ!」
「これ以上、親衛隊のみんなを引き止めちゃ、悪いから・・・。」
 そんな両者に、みれぃは、互いに思いやるのは勝手だけど、ずっと言いたかった事がある、と言います。
「そもそも、アイドルの親衛隊って、守る事が役目じゃないんだけど?」
 みれぃがそう言うと、親衛隊は驚きます。え? ちょっと待て。何で、そこで驚く?
「親衛隊の役目、それは、ただひたすら熱く激しく楽しくアイドルを応援する事よ!」
「そ・・・、そうなの?」
「つまり、あなた達が解散する必要なんて、最初からまるっきりなかったって事。」
 この言葉に、親衛隊やそふぃは喜びます。
 おい、なんかキレイな背景使って、いい話みたくしているけど、ちょっと待てよ。6年近くもそふぃの傍にいて、しかも、隊員も10人以上もいるのに、誰1人として、そんな考え持ってなかったのかよ。私なんか、前回の予告を見た時、「まあ、『解散』といっても、応援はするんでしょ?」と思っていたのに、何? 揃いも揃って、この有様は。
 12話では、すごくカッコ良いと思ったのに、評価がガタ落ちしちゃったじゃないか。これからは、君達の事を「アンタら」、いや、「お前ら」に格下げして呼んでいいかい?(笑)

 解散せずに済んで喜ぶ親衛隊はそふぃに、久々にアレをやってほしいと言い、そふぃは受け入れます。

 それからしばらくして、ライブに臨みます。
 が、出るのはそふぃ1人だけ。チーム加入前のコーデで、ステージに立ちます。

「いい子にしてたかしら? 私の籠の小鳥ちゃん達。私はそんなにいい子じゃなかったけどね。たまには海に行く事を勧めるわ。自分に正直になれるから。」
と、久々にクールにあいさつします。
 
 曲は「太陽のflare sherbet」。メイキングドラマは「かいほうオトメヴァルキュリア」。今までと違い、そふぃだけで鍵を開けるバージョンです。

 ライブは大盛況で終わり、親衛隊は、これからもそふぃの事を応援すると意気込みます。

 それと同時に、らぁらはファルルの姿を見つけ、声をかけます。
 ファルルはらぁらの事を憶えていたようで、らぁらは喜びます。ファルルは、プリパラについて勉強中との事。
 らぁらは、ファルルは17話であった時よりもしっかりしていると感心しますが、ユニコンが、下っ端アイドルと話している時間はないと声をかけます。ユニコンは、ファルルはデビューする事だけを考えて、もっと勉強するように、と言い、ファルルを連れ去ります。
 残されたらぁらは、やはりファルルは不思議な子だと感じ、
今回は終了です。


次回:「学園祭でライブクマ~!
 パプリカ学園の学園祭「パプリカ祭」が行われる事になりました。
 目玉は、SoLaMi SMILEとDressing Pafeのライブ対決。プリパラライブの中継イベントという事で、沢山の生徒達は期待に胸を膨らませています。
 しかし、問題は校長。プリパラ嫌いな校長は、イベントを中止にしようと何かを企んでくる事でしょう。果たして、イベントを行う事はできるのか?


【まとめ】
 そふぃがプリパラデビューした頃からずっと傍にいた、親衛隊は残念ながら解散・・・、とはならず、これからも、応援していく事になりました。

 タイトルに「解散!?」とあるため、感動するところもありましたが、それ以上にツッコミどころがありまくり、全力で笑かしに来ているような気がしてなりませんでした。
 ちゃん子のグラビア姿、アキパパラ、ブラシをザリガニと間違えたり、レッドフラッシュを買いにいくつもりが漁船に乗ってたり、意外と漁師としてやっていけそうなそふぃなど、感動させたいのか笑わせたいのかどっちつかずの今回だったと思います。
 でも、それがいいんですよね。このアニメの華だと思っていますし、私が感想を書くきっかけになっていますし。このアニメは、もう後半にさしかかってはいますが、今も前半の面白さをキープしているように思え、ますます今後が楽しみになってきました。

 さて、今回の話は、そふぃが成長していっている姿に、親衛隊が寂しく感じるものでしたが、現実でも、このアニメのメイン視聴層である女児達を子に持つ親御さん達にとっては、よくある話ですよね。今まで親の手助けがなければできなかった事が1人でできるようになると、我が子の成長に感動すると同時に、寂しく感じるものでしょう。
 しかし、それでも、何でもできるという訳ではありません。親の支えが必要な局面は多々あります。ただ、変に手出しし過ぎると、迷惑がられ、子の成長を止めてしまうおそれがあるため、さりげなく支えていくのが良いでしょう。
 直接的に手助けする事が激減しても、暖かく見守って、いざという時に手助けする。この姿勢が親御さんには必要でしょう。これは、お子さんが大人になって自立したとしても、言える事です。

 そふぃも、チーム入りする前と比べれば、できる事は増え、成長していますが、やはり、何でもできる訳ではありません。今回にしても、降りる駅を大幅に間違えてしまい、親衛隊の力がなければ、家に帰れないおそれもありました。
 さらに、親衛隊は皆、中学生です。そふぃとほぼ同い年なだけに、姉のコスモよりも、彼女達の方に相談しやすい事だってあるでしょう。そうする事で、そふぃが更に成長する事も考えられます。
 そう考えると、彼女達の役目が終わったと決め付けるのは、早過ぎるでしょう。直接的に世話をする機会が大幅に減ったとはいえ、暖かく見守っていく事は大事ですよね。

 あと、5話以来の「いい子にしてたかしら? 私の籠の小鳥ちゃん達。私はそんなにいい子じゃなかったけどね」が出たのも良かったです。
 チーム入りしてから、そふぃは、アホ毛が可愛い癒し系キャラだと感じていて、チーム入り前のクールな雰囲気は封印かな、と思っていましたので、驚きました。私は、可愛いキャラの方が良いと思っていますが、たまに、クールなそふぃが出るのも悪くないですね。

 そんな訳で、親衛隊は解散する事がなくなり、これからも、そふぃと親衛隊は良好な関係を築き上げていく事でしょう。
 そふぃに付きっきりとなる時間は減ったとはいえ、そふぃの成長には、まだまだ欠かせない存在です。ギャグ要素でも必要でしょうね。(笑)
 Bパートで、熱く激しく楽しくアイドルを応援するものだという考えを誰も持ってなく驚いた事には、苦言的なツッコミをしましたが、解散しなかったのは良かったと思っていますし、これからも、彼女達のそふぃのサポートに熱く注目していきたいと思います。
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