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スター☆トゥインクルプリキュア 第10話感想

2019年04月09日 | スター☆トゥインクルプリキュア
 今話の名セリフ:「星には、その星の良さがある! 厳しい星だけど、厳しいからこそ綺麗なの!」(キュアスター)

 「スター☆トゥインクルプリキュア」第10話「キラッキラ☆惑星クマリンへようこそ!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 今日は、天文台の休館日。ですが、ひかるは、本棚の整理を手伝いに天文台に来ていました。
 そんな中、ひかるは遼太郎に、一番好きな星座を聞きます。すると、遼太郎は南十字座だと答えました。
 南十字座は「サザンクロス」とも呼ばれていて、星座の中では最も小さいです。しかし、南の空の中心に輝いていて、昔の人達はサザンクロスを目印にして航海していたとか。
 また、南半球ではよく見える星座のため、国旗にも使われているそうです。それを聞いたひかるは、サザンクロスを見てみたい好奇心にあふれました。


 今回もオープニングは劇場版告知バージョン。今回も画像キャプチャーはしていません。
 物語終盤のシーンが流れたあたり、今回で劇場版告知バージョンオープニングは終了ですかね。そういえば、感想作成にまったく着手していない・・・(汗)。さて、どうしたものか・・・。



~ Aパート ~
 それから後日・・・、
「サザンクロス、見に行くぞ! おー!」
    
    
   
「宇宙に行くのは遊びじゃないでプルンス・・・。プリンセススターカラーペンを探す・・・。」
   
   
「ばっちり探すよ! ついでにちょこっとサザンクロスをさ!」
   
 ひかるさん、目が怖いっす・・・。どんだけサザンクロス愛にあふれてるんだよ。どう考えても、プリンセススターカラーペンを探す事が、ついでのような気がします。(笑)

 ですが、まどかは、やめた方がいいと言います。
 というのは、この前のロケット発射を父・冬貴が目撃した事を聞いたため。そして、調査に力を入れたようです。
 まどかは、状況が落ち着いてからの方がいいと言いますが・・・、
「でもでも、今日は集まれたけど、まどかさんとえれなさん、忙しいでしょ?」
   
「まあ・・・。」
「そうだけど・・・。」
   
「宇宙のため、プリンセススターカラーペンのため、みんな行こう! ね?」
「うーん・・・。それを言われると・・・。」
    
 「自分のため」というのが一番な気がするんですが、ツッコんだら負けですかね? まあ、その可愛さに免じて、「宇宙のため、プリンセススターカラーペンのため」という事にしておこう。可愛いは正義!(笑)


 そして、ロケットは地球を発ちました。近くに調査に来ていた冬貴達は、それを目撃します。
 ひかる達は、そんな事はつゆ知らず、宇宙に到着。ひかるはすぐにサザンクロスを探しますが、どこにあるのかまったく分かりません。
 ですが、ひかるのスターカラーペンダントが反応。フワの力で、プリンセスターカラーペンのある星に向かいます。

 その頃、ノットレイダーでは、「あのお方」の力が強まっているようで、カッパード、テンジョウ、アイワーンに力を与えました。ガルオウガは、3人で出撃するよう指示します。

 一方、スターカラーペンダントが示した先は・・・、
   
 この星は「惑星クマリン」。クマリン星人が住んでいるとか。
「クマリン星人・・・。」
   
「クマリン星人、キラやば~っ☆」
    

 そして、到着。すぐに、この星の住人が出迎えました。
「えーっ!? イメージと違う・・・。」
   
   
 また、この星の重力は、地球の2倍。そのため、普段よりも身体が重く感じます。
 出迎えた住人の名は「クム」。彼は、この星を案内しますが、重力2倍では歩きづらく、ひかるは倒れてしまいます。
 という事で・・・、
    
    
「もう休憩だべか? 全然進んでねーぞ。ヤワだなあ。」
    
 そうは言っても、重力2倍じゃな・・・。っていうか、重力2倍なのに正座して大丈夫? 余計に足がしびれると思うんですが。まあ、それでも、あぐらをかいて、「おしとやかさがないなあ」と私にツッコまれるよりはマシなんでしょうかね。(笑)

 クムは、重力2倍のこの星でも、歩みのペースは衰えません。
 このタフさは、クマムシのようだとプルンスは言います。クマムシは、寒い所、暑い所、海の中、宇宙でも生きられる虫です。
 そう話していると・・・、
   
「と、突然の吹雪・・・。」
    
「かと思ったら・・・。」

『暑い・・・。』
「ホント、いちいちヤワだな。」
    
「話には聞いてたけど、すごい星ルン・・・。」
「この過酷な天候が大地を削って、独特の星の形になったでプルンス。こんな環境で生きるために、植物も宝石みたいに固くなったでプルンス。」
    
 直後、スターカラペンダントが反応。先に進んでみると・・・、
    
   
「キラやば~っ☆ 宝石がいっぱい!」
「これまた綺麗だね!」
「おこづかい何千年分だろう!」
「この星では、石ころみたいなもんルン・・・。」
    
『え・・・。』
   
 ひかるの目が・・・。やれやれ、そんなにおこづかいが欲しいなら、私があげるよ。プリキュアに変身して、握手と膝枕してくれて、髪の毛1本プレゼントしてくれればね。(相変わらず酷い妄想だな(笑))

「地球から少し離れた所にも、地面がダイヤでできた星があるでプルンス。だから、この景色も不思議じゃないでプルンス。」
   
 この中にプリンセススターカラーペンがあるようですが、一体どこに?
 ちょうどその時、カッパード、テンジョウ、アイワーン、バケニャーンが現れました。


~ Bパート ~
 ひかる達はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。すぐに、大量のノットレイ達が襲ってきますが、プリキュア達はなんなく蹴散らします。重力2倍でも、変身すればどうって事ありません。
 だが・・・、
    
    
    
「いつもと違うルン・・・。」
    
 文章だけで状況解説するか迷いましたが、スターとミルキーの密着度がおいしかったので、画像とセリフで示す事に。ごちそうさまでした。(シリアスな場面なのに変な感想入れんな(笑))


 ノットレイ達も強化され、ソレイユとセレーネは押されてしまい、スターとミルキーもカッパードの強力な攻撃を受け、大ダメージを受けます。
「地面が・・・。星が・・・。」
   
「構わんさ。このような過酷な環境の星、価値はない。消えたところで痛くも痒くもない。」
    
「そんな事、ないよ!」
    
「星には、その星の良さがある! 厳しい星だけど、厳しいからこそ綺麗なの!」

    
   
「ぬくぬくとした環境で生きるお前が・・・、知った風な口を!」
    
    
「お子ちゃまには、分かんないわよね・・・。」
    

 その直後、アイワーンがプリンセススターカラーペンを発見。即座にダークペンへと変化させました。
 そして、クムの心を闇に染めてノットリガーを召喚しようとしましたが、バケニャーンは、その必要はないと止めます。
 直後、スターは、スタープリンセスの力でノットレイ達に対抗しようとするものの、カッパードにペンを握られ、そして、奪われてしまいました。ノットレイ達の一斉攻撃、カッパードの強力な一閃に対抗できず、やられてしまいます。
「ここと違って、地球はなかなかの環境だがね・・・。悪いようにはしない・・・。」
    
   
「我々が上手く、使ってやる・・・。」
   
 ララ達も包囲され、テンジョウもプリンセススターカラーペンを奪おうとします。
「やめるフワー!」
   
    
「いじめちゃだめフワ!」
「フワ・・・。」
    
    
 だが、これは逆効果。カッパードが1歩ずつフワににじり寄ります。
 ちょうどその時、何か大きな音が。音の正体は・・・、
   
 ララが隙を見て、AIにロケットの手配をしていました。ロケットから生じる強力な煙にノットレイダーは身動きがとれません。
 一方、プルンスは、大きく息を吸って巨大化し、ひかる達を救出。そして、この星から脱出しました。

 カッパードは自分達も地球に行こうと考えますが、テンジョウは、パワーアップが切れた上、ノットレイ達も疲れ切っているため、下策だと言います。ですが、アイワーンにはいい考えがあるそうです。

 絶体絶命の危機から助かったひかる達ですが・・・、
    
   
    

 今回は、これで終了です。


次回:「輝け☆サザンクロスの力!
 辛くも惑星クマリンから地球に戻ってきたひかる達ですが、ロケットが着陸するところをまどかの父・冬貴に見られてしまいました。
 見つからないように天文台に逃げてきたものの、フワやプルンスを遼太郎に見られてしまい・・・。そんな中、森の中にノットリガーが現れて・・・。


    今回のラッキー星座
 あれま。おひつじ座がない。今週、ひかるの誕生日があるのにな・・・。(誕生日がいつなのか気になる方は、公式ホームページなどで確認を!)


【まとめ】
 惑星クマリンにやって来たひかる達でしたが、パワーアップしたノットレイダーの幹部達の力に押され、クマリンにあったプリンセススターカラーペンと、ひかるが持っていたプリンセスターカラーペンが奪われてしまいました。

 さて、今回のポイントは「イマジネーションと現実との乖離」でしょうか。
 「想像力からはしまる いま!いま!いま!イマジネーション」。「今日もプリキュアになって、描こう! 私だけのイマジネーション!」。これらは、エンディングの歌詞の一部や、開始早々のひかるのあいさつの締めの言葉ですが、こう聞くと「イマジネーション」って良い響きのように感じるでしょう。

 とはいえ、イマジネーションと実際が食い違っているのは、よくある事。
 想像していたものよりも素敵で素晴らしいものもあり、これまではそういう要素が多めでしたが、ネガティブな意味でのかけ離れ、すなわち、「乖離」だってあります。今までもそう思わせるシーンはありましたが、今話ほど顕著ではなかったでしょう。

 今話で最も大きかった「乖離」は、サザンクロスを見に行くついでにプリンセススターカラーペンを手に入れるつもりが、サザンクロスを見れず、プリンセスターカラーペンを手持ち分も含めて2個も奪われた事ですかね。ラストで、ひかるが涙を流していた事から、ちょっとしたワガママが取り返しのつかない事になってしまったと大きな悔いを感じてそうですし。
 敵側がパワーアップしてやって来たという不運はあったものの、好奇心の行き過ぎで周りに迷惑をかけてしまいがちなのは、この子の短所であり、前例もあるだけに、大きく影を落とす事になったでしょう。それだけに、次回、ララ達がひかるをどう立ち直らせるのか注目したいもの。

 他にも、クマリン星人の姿も「乖離」でしょう。「魔法つかい」のモフルンを思わせそうな可愛いクマがいると思っていたのが、実際はクマムシ似だった訳ですし。まあ、可愛いワンちゃんっぽいケンネル星の住人の姿を考えれば無理もないですかね。
 っていうか、あのクマリン星人、「カールおじさん」に似てるな、と思ったのは私だけでしょうか? 口周りのヒゲっぽいのとか、田舎っぽいしゃべりとか。あれ? そう考えると、結構可愛げがあって、「乖離」とは言わねーな・・・。(笑)
 地球の2倍の重力と激しい寒暖差も「乖離」でしょう。宝石や水晶が散りばめられている外見を思えば、そういった厳しい環境があるなんて考えにくいでしょうし。

 一方、敵側はパワーアップしての襲来となりましたが、彼らがスタープリンセスの力を奪おうとしたり、周りの星々を侵略しているのは、何かしらの事情がありそうなのが気になるところ。「過酷な環境の星でも、その星の良さがある」というスターの主張に対し、カッパードは、知った風な口を利くなと返し、テンジョウも「お子ちゃまには分かんない」と続けたりと、彼らは、ひかる達が想像しえない過酷な環境にある事がうかがえますね。
 また、カッパードが地球を、初回ではプリミティブ、すなわち、原始的、素朴、幼稚とネガティブに捉えていたのが、今話では、「なかなかの環境」だと言っていたのも見逃せないところ。地球に対する評価を見直したと思われ、イマジネーション以上の素晴らしさを素直に受け止める点では、プリキュアと同じであり、今後和解する余地はあるのかもしれませんね。

 敵側について気になる要素はあるものの、解明されるのはまだまだ先の事になるでしょう。
 まずは、次回ですね。これまでにはない暗い終わり方だっただけに、次回はどうやって巻き返すか期待したいところ。
 特に、タイトルを見た感じでは、プリキュアのパワーアップイベントがあるでしょう。どんな新技が出るか楽しみではありますが、それ以上に、パワーアップに至る過程にしっかり注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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