ミセスローゼンの上人坂日記

青嵐日本語教師訪ね来る


薇だらうか。

ニックへ。日本語のレッスンに復帰おめでとう。
山梨に来て、まず私のバレエクラスが奇跡的に見つかった。私がネットサーフィンを粘って見つけた。後はニックの日本語先生だね、と言いながら見つけられずにいた。ある日行きつけのヘアサロンでその話をしたら、オーナーのカズさんが、日本語教師? いますよ、と教えてくれた。昔のキムタクの刑事ドラマで、行きつけのバーのマスターが何をオーダーしても、あるよ、とさっと出してくれる。あれを思い出した。考えてみればヘアサロンは情報の集まる場所だから何の不思議もないのかもしれぬ。
一回目のレッスンの前に、先生にお会いして夢や希望を聞いていただいた。松山の日本語先生も素敵な女性二人に恵まれた。心が温かくなるいい思い出だ。引越してからも、ニックの松山コンサートにはお越し下さる。新しい先生も爽やかな青樹のような方。バレエクラスの時と同様に、一目でお互い気に入った。来年の松山コンサートは、きっとニックが日本語で喋ると思います。そうだといいな。
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