私のお喋りレクチャーと、ニックのハーフリサイタルが無事終わった。立教大学校友会は紳士淑女の和気藹々のクラブだった。パーティーではジャズバンドの演奏でダンスもした。ニックはほぼ女子全員と踊っていた。楽しかった。
今シーズンのニックは『バロックアンドモア』というタイトルで、豪華なプログラムを用意した。ハーフコンサートでは前半格調のバロック、後半は楽しくゴージャス、アンコールはセクシーと、ヴァラエティをお楽しみ頂けたと思う。千秋楽は大阪中之島のフルコンサート。これが『バロックアンドモア』の完成形。めちゃくちゃ楽しみ。アンコール前のニックの語りも今回、大好評だった。
愛媛立教会会長十河嘉彦さんと、南海放送の松岡宏忠アナ(立教大学出身)と。
ピアニストの花岡まり子さんと。この短期間に、この難しいレパートリーを完璧に仕上げて下さった。いつもながら鉄壁のリズムと、美しい音色と、アンサンブルの巧みさに支えられて、ニックはのびのびと歌う事が出来ました。
愛響定期演奏会がもうすぐです。私達も聴きに行きます。
そして、今日の一句は、昨日の俳句レクチャーの後、「時雨」の季語で楽しい場面は詠めないんですか? と誰かに聞かれ、「詠めます、詠めます。どんどん詠んでください。」と酔っ払って答えてそれっきりだったので、実際に一句詠んでみた。
華やかな「時雨」も、たくさん詠まれています。
翠黛の時雨いよいよはなやかに 高野素十
私のお喋りは、まあまあだった。よくもなく悪くもなかった。大体私はライターで、喋りは生まれつき苦手。それにしちゃあ上出来だ。夏井いつきの妹なのでオモロい事を言いよるやろうと期待されるのが、分が悪い。「深イイ話裏話」「プレバト見学記」「カンタン俳句の作り方」は原稿を書いて丸暗記したが、自分の真に語りたい「朝ドラの野望」は熱が入った。南海放送の顔、イケメン松岡アナも、その部分をフォローして下さった。本当に伝えたい話って伝わるものなのだなと嬉しかった。