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ミセスローゼンの上人坂日記

紅葉かつ散るあたたかきてのひらに

 
 次女の誕生日なので、恒例の子育ての思い出を語ってみたい。



 二歳違いの長女はおんぶ嫌いだったので、必然的に次女はおんぶっ子に育った。長女をベビーカーに乗せ、次女をおんぶしてどこまでも行けた。次女をおんぶして、自転車の前の椅子に長女、後ろの椅子に友達を乗せ、幼稚園から四人乗りして帰っていた。次女をおんぶしたまま、長女のお遊戯会で踊ったり、運動会で走ったりしていた。おんぶさえしていれば機嫌が良かった。眠くなると自らおんぶ紐を探して、ホカホカの手をして持って来る子であった。(子どもは眠くなると手が温かくなる。) 
 あまりにおんぶが自然になって、次女をおんぶしていることをつい忘れて、ソファにもたれて座ってしまい、グェっと鳴かせた事が一度や二度でなくあった。今初めて懺悔する。














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