新型インフルの感染者死亡=保健所職員、死因特定できず-北海道
北海道は31日、新型インフルエンザに感染した利尻町在住で保健所職員の40代女性が死亡したと発表した。道健康安全室によると、女性は30日に急性心不全で死亡し、高血圧を患っていた。病理解剖をしたが、新型インフルと死亡との因果関係の特定はできていないとしている。
新型インフルの感染者が死亡したのは、全国で8人目。
<新型インフル>感染の40代女性保健師死亡 北海道
北海道は31日、新型インフルエンザに感染した稚内保健所利尻支所(利尻町)に勤める40代の女性保健師が死亡したと発表した。女性は新型インフル患者の聞き取り調査などに従事していた。感染者の死者は全国で8人目で、道内では初めて。
道によると、女性には高血圧症の基礎疾患があったが、厚生労働省が注意を呼び掛けていた「重症化しやすい疾病」には含まれていなかった。女性の感染経路や、新型インフルと死亡との因果関係は不明。
新型インフル、40代保健師が死亡 利尻島で患者と面会
北海道は31日、新型インフルエンザに感染した40代の女性保健師が8月30日に死亡したと発表した。死因は急性心不全。女性は健康診断で高血圧症とされていたという。新型インフルエンザ感染が疑われる死亡例は全国で8例目。
女性は北海道利尻町在住の保健所職員。29日に稚内市内の医療機関を受診し、インフルエンザA型陽性と診断された。タミフルを投与され、同市内のホテルに1人で宿泊。翌日午後2時ごろ、ホテル従業員が意識のない女性を発見し、医師が死亡を確認した。31日に遺伝子検査で新型インフルの感染が判明した。
兵庫県警察学校で新型インフル感染か
兵庫県警は31日、警察学校(同県芦屋市)の入校生37人に新型インフルエンザの疑いがあると発表した。同校には現在、約420人が入校しているが、発病者のいるクラスを休講したほか、自宅療養などの措置を取った。同校によると、入校中の男性初任科生(23)が今月25日夜に体調不良を訴え、校内の診療所で診察したところ、A型インフルエンザの感染が確認された。以降、26、29、30日に計36人が相次いで発熱などの体調不良を訴え、A型インフルエンザに感染していることが判明したという。
堀川高、新型インフルで学級閉鎖 京都市教委が発表
京都市教委は30日、堀川高(中京区)の一つのクラスで10人の新型インフルエンザ感染が確認されたとして、1年の1クラスを31日から9月1日まで学級閉鎖にした、と発表した。
<新型インフル>長崎県警察学校で13人感染か
長崎県警察学校(長崎市、128人)は30日、同校に在籍する19~27歳の男女警察官13人がA型インフルエンザの陽性反応を示したため、新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。いずれも軽症という。
新型インフルエンザ:県内初の学級閉鎖 三養基高4生徒が感染 /佐賀
県教育委員会は29日、県立三養基高の1年生1クラス(生徒数40人)で男子生徒4人が新型インフルエンザに感染し、基準となる生徒の1割に達したため、30日~9月5日に学級閉鎖すると発表した。新型インフルによる学級閉鎖は県内で初めて。
県教委によると、25日に野球部の男子が発熱を訴えた。26日に検査をして新型インフルと判明。その後、他の3人も感染が確認された。
新型インフルエンザ:鳥大や児童クラブなど6カ所で集団感染 通算26件 /鳥取
県は29日までに、鳥取東高校(鳥取市立川町5)や鳥取みどり園(同)、鳥取大学(同市湖山町南4)、境高校(境港市上道町)、鳥取市立大正小学校(鳥取市古海)、境港市内の放課後児童クラブで新型インフルエンザの集団感染があったと発表した。これで県内の集団感染は26件になった。
鳥取東高校では、1年生の1クラスで4人が感染。同クラスを30日~9月1日、学級閉鎖を決めた。鳥取みどり園では園児5人が感染。鳥取大学では、運動系サークルの学生6人が感染し、当面サークル活動を休止する。
医師会がインフルを独自調査
広島市医師会は9月から、新型インフルエンザの発生状況の調査を始める。会員の医療機関を訪れた感染者の数から、地域的な流行を素早く把握する。
中、東、南、西、佐伯区の医療機関約700施設に協力を依頼。簡易キットの検査で新型インフルエンザの恐れが高い「A型」が見つかった場合、医師は患者の年齢や性別、住所などを、メールやファクスで市医師会臨床検査センター(中区)へ報告する。
【プロ野球】インフル対策で噴霧器 ヤフードーム
トバンクの竹内孝規球団最高執行責任者(COO)は31日、新型インフルエンザ対策として、本拠地ヤフードーム内に殺菌用の電解水が入った噴霧器を設置することを明かした。
設置は9月1日のオリックス戦から。選手サロンや職員らが利用する通路などに置く。竹内COOは「いろんな病原ウイルスにも対抗できる」と効用を話した。体温を測定するサーモグラフィーも、主に選手が利用する場所に用意する方針だという。
所得税から旅行費用控除を=国内観光促進で税制改正要求-国交省
国土交通省は31日、2010年度の税制改正要望で、旅行費用の一定額を所得税から控除できる「国内観光旅行税制」の創設を財務省に求めていくことを明らかにした。景気後退や新型インフルエンザの影響で冷え込んだ国内の観光旅行需要を喚起するのが狙い。
制度の詳細は今後詰めるが、所得税控除の対象は、旅行会社が企画し、安全性などの基準を満たしたパッケージツアーの参加者などを想定している。自分で計画を立てる個人観光旅行は対象外となりそうだ。
<新型インフル>北京メーカーにワクチンの生産認可―中国
2009年8月31日、中国で同日午後、国内ワクチンメーカーの北京科興生物制品有限公司が新型インフルエンザワクチンの生産認可を受けた。中国新聞社が伝えた。
北京科興生物制品は国家食品薬品監督管理局が同日に行った専門家による審査を通過した。報道によると、9月1日には別のメーカー1社のワクチンが審査を受ける予定だ。
新型インフル危機「深刻」格上げなら全国休校令も
【ソウル31日聯合ニュース】政府と与党ハンナラ党は31日に新型インフルエンザ関係官庁合同会議を開き、新型インフル危機段階を「警戒」から「深刻」に引き上げる場合、全国一斉休校令を出すことを検討することで一致した。申相珍(シン・サンジン)第5政調委員長が伝えた。
危機段階が「深刻」に格上げされた場合、新型インフルエンザ拡散を防止するため全国休校令を検討し、授業の遅れに伴う学事日程調整などの対策を講じる。現行法では、災害など緊急事由で通常授業が不可能と認められた場合、教育科学技術部長官や教育監が学校に休校を命じることができる。
コロンビア大統領が新型インフル発症、首脳会議に出席後
[ボゴタ 30日 ロイター] コロンビアのウリベ大統領が、新型インフルエンザ(H1N1型)を発症し、医師の治療を受けていることが分かった。政府報道官が30日、地元メディアに発表した。
それによると、同大統領は28日にアルゼンチンで開催された南米諸国連合(UNASUR)首脳会議に出席し、その後インフルエンザを発症。治療中も職務を継続しているという。
コロンビア政府は、会議で同席した南米各国の首脳らに、注意を呼び掛けている。
【インド】新型インフル、デリーでも死者3人
インド保健・家族福祉省は27日、インド国内で新たに123人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。内訳は、31人がアンドラプラデシュ州、24人がマハラシュトラ州、14人がタミルナド州、13人がデリーなど。
27日現在、インドでの累計感染確認は3,396人に達した。1,499人がマハラシュトラ州、553人がデリー、373人がカルナタカ州、305人がタミルナド州。
【新型インフル】バングラで初の死者
デシュの保健当局は31日、新型インフルエンザに感染していた女性が30日、死亡したと発表した。バングラデシュでの感染者の死亡は初めて。
新型インフルに空気清浄機が有効 三洋電機、パナソニック、シャープに商機
日本でも死者が出るなど猛威を振るい始めた新型インフルエンザウイルスに対し、三洋電機の空気清浄機の技術が有効であることが、同社の研究結果から世界で初めて明らかになった。2009年秋以降の新型インフルエンザの本格流行を前に、三洋電機はじめパナソニック、シャープなどの空気清浄機や除菌イオン発生装置などが家庭やオフィスはもちろん、病院や映画館などのウイルス撃退装置として注目されそうだ。電機メーカーは秋に向け、新たな空気清浄機などを投入する予定で、思わぬビジネスチャンスが広がる可能性がある。
北海道は31日、新型インフルエンザに感染した利尻町在住で保健所職員の40代女性が死亡したと発表した。道健康安全室によると、女性は30日に急性心不全で死亡し、高血圧を患っていた。病理解剖をしたが、新型インフルと死亡との因果関係の特定はできていないとしている。
新型インフルの感染者が死亡したのは、全国で8人目。
<新型インフル>感染の40代女性保健師死亡 北海道
北海道は31日、新型インフルエンザに感染した稚内保健所利尻支所(利尻町)に勤める40代の女性保健師が死亡したと発表した。女性は新型インフル患者の聞き取り調査などに従事していた。感染者の死者は全国で8人目で、道内では初めて。
道によると、女性には高血圧症の基礎疾患があったが、厚生労働省が注意を呼び掛けていた「重症化しやすい疾病」には含まれていなかった。女性の感染経路や、新型インフルと死亡との因果関係は不明。
新型インフル、40代保健師が死亡 利尻島で患者と面会
北海道は31日、新型インフルエンザに感染した40代の女性保健師が8月30日に死亡したと発表した。死因は急性心不全。女性は健康診断で高血圧症とされていたという。新型インフルエンザ感染が疑われる死亡例は全国で8例目。
女性は北海道利尻町在住の保健所職員。29日に稚内市内の医療機関を受診し、インフルエンザA型陽性と診断された。タミフルを投与され、同市内のホテルに1人で宿泊。翌日午後2時ごろ、ホテル従業員が意識のない女性を発見し、医師が死亡を確認した。31日に遺伝子検査で新型インフルの感染が判明した。
兵庫県警察学校で新型インフル感染か
兵庫県警は31日、警察学校(同県芦屋市)の入校生37人に新型インフルエンザの疑いがあると発表した。同校には現在、約420人が入校しているが、発病者のいるクラスを休講したほか、自宅療養などの措置を取った。同校によると、入校中の男性初任科生(23)が今月25日夜に体調不良を訴え、校内の診療所で診察したところ、A型インフルエンザの感染が確認された。以降、26、29、30日に計36人が相次いで発熱などの体調不良を訴え、A型インフルエンザに感染していることが判明したという。
堀川高、新型インフルで学級閉鎖 京都市教委が発表
京都市教委は30日、堀川高(中京区)の一つのクラスで10人の新型インフルエンザ感染が確認されたとして、1年の1クラスを31日から9月1日まで学級閉鎖にした、と発表した。
<新型インフル>長崎県警察学校で13人感染か
長崎県警察学校(長崎市、128人)は30日、同校に在籍する19~27歳の男女警察官13人がA型インフルエンザの陽性反応を示したため、新型インフルエンザに感染した疑いがあると発表した。いずれも軽症という。
新型インフルエンザ:県内初の学級閉鎖 三養基高4生徒が感染 /佐賀
県教育委員会は29日、県立三養基高の1年生1クラス(生徒数40人)で男子生徒4人が新型インフルエンザに感染し、基準となる生徒の1割に達したため、30日~9月5日に学級閉鎖すると発表した。新型インフルによる学級閉鎖は県内で初めて。
県教委によると、25日に野球部の男子が発熱を訴えた。26日に検査をして新型インフルと判明。その後、他の3人も感染が確認された。
新型インフルエンザ:鳥大や児童クラブなど6カ所で集団感染 通算26件 /鳥取
県は29日までに、鳥取東高校(鳥取市立川町5)や鳥取みどり園(同)、鳥取大学(同市湖山町南4)、境高校(境港市上道町)、鳥取市立大正小学校(鳥取市古海)、境港市内の放課後児童クラブで新型インフルエンザの集団感染があったと発表した。これで県内の集団感染は26件になった。
鳥取東高校では、1年生の1クラスで4人が感染。同クラスを30日~9月1日、学級閉鎖を決めた。鳥取みどり園では園児5人が感染。鳥取大学では、運動系サークルの学生6人が感染し、当面サークル活動を休止する。
医師会がインフルを独自調査
広島市医師会は9月から、新型インフルエンザの発生状況の調査を始める。会員の医療機関を訪れた感染者の数から、地域的な流行を素早く把握する。
中、東、南、西、佐伯区の医療機関約700施設に協力を依頼。簡易キットの検査で新型インフルエンザの恐れが高い「A型」が見つかった場合、医師は患者の年齢や性別、住所などを、メールやファクスで市医師会臨床検査センター(中区)へ報告する。
【プロ野球】インフル対策で噴霧器 ヤフードーム
トバンクの竹内孝規球団最高執行責任者(COO)は31日、新型インフルエンザ対策として、本拠地ヤフードーム内に殺菌用の電解水が入った噴霧器を設置することを明かした。
設置は9月1日のオリックス戦から。選手サロンや職員らが利用する通路などに置く。竹内COOは「いろんな病原ウイルスにも対抗できる」と効用を話した。体温を測定するサーモグラフィーも、主に選手が利用する場所に用意する方針だという。
所得税から旅行費用控除を=国内観光促進で税制改正要求-国交省
国土交通省は31日、2010年度の税制改正要望で、旅行費用の一定額を所得税から控除できる「国内観光旅行税制」の創設を財務省に求めていくことを明らかにした。景気後退や新型インフルエンザの影響で冷え込んだ国内の観光旅行需要を喚起するのが狙い。
制度の詳細は今後詰めるが、所得税控除の対象は、旅行会社が企画し、安全性などの基準を満たしたパッケージツアーの参加者などを想定している。自分で計画を立てる個人観光旅行は対象外となりそうだ。
<新型インフル>北京メーカーにワクチンの生産認可―中国
2009年8月31日、中国で同日午後、国内ワクチンメーカーの北京科興生物制品有限公司が新型インフルエンザワクチンの生産認可を受けた。中国新聞社が伝えた。
北京科興生物制品は国家食品薬品監督管理局が同日に行った専門家による審査を通過した。報道によると、9月1日には別のメーカー1社のワクチンが審査を受ける予定だ。
新型インフル危機「深刻」格上げなら全国休校令も
【ソウル31日聯合ニュース】政府と与党ハンナラ党は31日に新型インフルエンザ関係官庁合同会議を開き、新型インフル危機段階を「警戒」から「深刻」に引き上げる場合、全国一斉休校令を出すことを検討することで一致した。申相珍(シン・サンジン)第5政調委員長が伝えた。
危機段階が「深刻」に格上げされた場合、新型インフルエンザ拡散を防止するため全国休校令を検討し、授業の遅れに伴う学事日程調整などの対策を講じる。現行法では、災害など緊急事由で通常授業が不可能と認められた場合、教育科学技術部長官や教育監が学校に休校を命じることができる。
コロンビア大統領が新型インフル発症、首脳会議に出席後
[ボゴタ 30日 ロイター] コロンビアのウリベ大統領が、新型インフルエンザ(H1N1型)を発症し、医師の治療を受けていることが分かった。政府報道官が30日、地元メディアに発表した。
それによると、同大統領は28日にアルゼンチンで開催された南米諸国連合(UNASUR)首脳会議に出席し、その後インフルエンザを発症。治療中も職務を継続しているという。
コロンビア政府は、会議で同席した南米各国の首脳らに、注意を呼び掛けている。
【インド】新型インフル、デリーでも死者3人
インド保健・家族福祉省は27日、インド国内で新たに123人の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。内訳は、31人がアンドラプラデシュ州、24人がマハラシュトラ州、14人がタミルナド州、13人がデリーなど。
27日現在、インドでの累計感染確認は3,396人に達した。1,499人がマハラシュトラ州、553人がデリー、373人がカルナタカ州、305人がタミルナド州。
【新型インフル】バングラで初の死者
デシュの保健当局は31日、新型インフルエンザに感染していた女性が30日、死亡したと発表した。バングラデシュでの感染者の死亡は初めて。
新型インフルに空気清浄機が有効 三洋電機、パナソニック、シャープに商機
日本でも死者が出るなど猛威を振るい始めた新型インフルエンザウイルスに対し、三洋電機の空気清浄機の技術が有効であることが、同社の研究結果から世界で初めて明らかになった。2009年秋以降の新型インフルエンザの本格流行を前に、三洋電機はじめパナソニック、シャープなどの空気清浄機や除菌イオン発生装置などが家庭やオフィスはもちろん、病院や映画館などのウイルス撃退装置として注目されそうだ。電機メーカーは秋に向け、新たな空気清浄機などを投入する予定で、思わぬビジネスチャンスが広がる可能性がある。