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家電回収・パソコン修理など。
新型ウイルスが尋常ではないので現在それを中心に情報収集中。

インフルエンザA(H1N1)関連119b 新型インフル、メタボも死亡リスク高まる恐れ 仏研究所

2009年08月21日 23時52分44秒 | できごと
新型ワクチン輸入、「製造業者と交渉中」―厚労省
民主党は8月21日、東京都内の党本部で「新型インフルエンザ対策本部」の第10回会合を開き、感染状況や政府の対応について、内閣官房、厚生労働省、文部科学省の各担当者からヒアリングを行った。この中で、厚労省側はワクチンの輸入について、「海外の製造業者と交渉中」としたが、確保できる数量の見通しなどは明らかにしなかった。また、購入の際の「国の一括購入」の可能性にも言及した。

新型に伴う福祉施設の臨時休業の報告を―厚労省が事務連絡
厚生労働省は8月21日までに、新型インフルエンザに伴う社会福祉施設などの臨時休業の状況を厚労省に報告するよう求める事務連絡を、都道府県などの関係部局あてに出した。
新型インフルに伴う社会福祉施設などへの臨時休業の要請は、厚労省が6月19日付で出した指針で、都道府県などが行うこととされている。
これまで厚労省は、臨時休業の要請の状況について、新型インフルの患者の発生状況などを踏まえて都道府県などに確認してきたが、「当分の間については、臨時休業の要請状況等を正確に把握したい」として、報告の徹底を求めた。

新型インフルエンザ:感染状況の把握を 「情報共有を密に」--県連絡会議 /福井
県の新型インフルエンザ対策本部は20日、庁内連絡会議を開き、拡大傾向にある感染状況の迅速な把握に努めることを確認した。
 一戸和成健康増進課長は、県が定点調査している1医療機関当たりの患者数が先週には1・03人となり、流行の目安となる1・00人を上回ったことを説明。健康福祉部の小竹正雄部長は「うがい、手洗いの徹底を県民に呼びかけ、各部局間の情報共有を密にしてほしい」と要請した

民主党、候補者などに新型インフル対策指示
民主党は21日午前、党本部で新型インフルエンザ対策本部(本部長・菅代表代行)の会合を開いて国内の感染拡大の状況やワクチンの供給見通しなどを内閣官房や厚生労働、文部科学両省から聴取し、今後、対策を強化することを決めた。

感染状況を注視=衆院選候補に手洗い・うがい要請-民主が新型インフル対策本部
民主党は21日午前、党本部で新型インフルエンザ対策本部(本部長・菅直人代表代行)の会合を開き、厚生労働省から感染状況などの説明を受けた。会合では、患者数の推移やワクチンの製造状況を当面注視し、変化があれば衆院選の期間中でも対策本部を招集することを確認した。

新型インフル「ハイリスク者優先を」 厚労省、ワクチン接種で意見交換
新型インフルエンザ用ワクチンの接種の進め方を議論する厚生労働省の意見交換会が20日、新型インフルエンザ対策に携わる専門家や、重症化のリスクが高い病気の患者団体代表らが出席して開かれた。会議では、ワクチン製造量に限界があることから「基礎疾患を持つ人などハイリスク者を優先すべきだ」との意見が相次いだ。

<新型インフルエンザ>奈良市が対策室会議 学童保育で集団感染か /奈良
奈良市は20日、新型インフルエンザの流行に備えて対策室会議を開いた。この中で、中央図書館の2人を含む市職員9人や学童保育の児童9人が感染した疑いがあることなどが報告された。簡易検査でインフルエンザA型と確認されたが、いずれも軽症だった。

<新型インフルエンザ>新たに9人感染 /熊本
県と熊本市は20日、県内の社会福祉施設と事業所で計9人が新型インフルエンザ(H1N1型)に感染したと発表した。内訳は、熊本市内の事業所従業員2人▽八代保健所管内の社会福祉施設入所者4人と職員1人▽氷川町の事業所2人。全員が軽症で自宅療養中。

<新型インフルエンザ>老人ホームで集団感染--南区・12人 /福岡
福岡市は20日、南区の特別養護老人ホーム「第2花畑ホーム」で新型インフルエンザの集団感染が確認されたと発表した。70~90代の入所者男女7人と、10~60代の男女職員5人の計12人(疑似症を含む)で重症者はいないという。同市で高齢者福祉施設での集団感染が発覚したのは今回が初めて。

<新型インフルエンザ>複数死亡 「関心が希薄」と懸念、県が対策本部幹事会 /和歌山
国内で新型インフルエンザ患者が複数死亡したため、県は20日、対策本部幹事会を開いた。県は「関心が希薄になっている面がある」と懸念を示し、基礎疾患を持つなどリスクの高い人に、かかりつけ医とあらかじめ相談するよう呼びかける。

県が「新型インフルエンザ対策本部幹事会」開催 和歌山
和歌山県は20日、国内での新型インフルエンザ感染による死亡者の発生などを受けて「第4回新型インフルエンザ対策本部幹事会」を開き、対応方針を確認した。

新型インフルで3人目の死者=台湾
【台北時事】台湾の衛生署(衛生省)は21日、新型インフルエンザに感染した男子大学生(24)が同日死亡したと発表した。新型インフルエンザによる死者は台湾で3人目。持病などはなかったという。
 同署は、台湾で毎週9000人前後が新型インフルエンザに感染しているとみている。死亡した3人を含め、これまでに38人の重症者が確認されている。 

第二波前に、新型に「不安」7割強
新型インフルエンザ患者の全国の定点医療機関からの報告数が平均1.69人と「流行」の段階に入ったが、今後の感染拡大(第二波)を前に新型インフルエンザに「不安」を感じている人の割合は7割強に上ることが、インターネットの接続サービス事業などを展開する「ニフティ」(本社=東京都品川区)が行ったアンケート調査で明らかになった。「普通のインフルエンザと同じだと思う」と回答した人の割合は23.1%だった。

モーリシャス共和国、新型インフルですべての学校を閉鎖
[ポートルイス 20日 ロイター] インド洋上の島国、モーリシャス共和国は20日、新型インフルエンザの感染例が少なくとも40件に上ったことを受け、今月末まですべての学校を閉鎖すると発表した。
 政府は今回の学校閉鎖について声明を発表し、新型インフルエンザの流行が始まった当初は31.6%だった生徒の欠席率が、20日には51%に達したためと説明した。また、国内すべての学校に消毒措置を行うという。

【インド】新型インフルエンザ、感染死者28人
インド保健・家族福祉省は19日、インド国内で新たに216例の新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。この216例の内訳は、ムンバイで48例、プネで36例、チェンナイで30例、デリーで25例、バンガロールで17例など。

【韓国】新型インフルエンザが発生した高校、休校に
全州市内にある高校で学生1人が、新型インフルエンザに感染したことが判明し、学校が臨時休校した。 
全羅北道保健当局は「該当高校の場合、2年生1人が新型インフルエンザに感染したことが確認され、同じクラスの10人が風邪など類似症状を見せて、あさってまで3日間臨時休校する。また 新型インフルエンザの患者が発生したクラスは、25日まで休校することにした」と明らかにした。

三井住友海上、9月10日に新型インフルエンザ・パンデミック対策フォーラ…
三井住友海上とグループ会社であるインターリスク総研は、フジサンケイビジネスアイ、産経新聞社と共同で「新型インフルエンザ・パンデミック対策フォーラム2009」を9月10日に大阪で開催する。このフォーラムでは、今回の新型インフルエンザの発生を教訓として、広く企業に新型インフルエンザの発生・拡大の現状や企業の対応策とその事例を紹介する。企業に求められる新型インフルエンザ対策について、感染予防と事業継続の観点から、わかりやすく解説する。

“インフル・ショック”梨田ハムが異常事態
(パ・リーグ、日本ハム1-4楽天、17回戦、楽天9勝8敗、20日、札幌ドーム)新型インフルエンザの集団感染が判明した日本ハムは20日、発覚後初の試合となった楽天17回戦(札幌ドーム)に1-4で完敗を喫した。中田翔内野手(20)をスタメン起用したが、主力野手6人が隔離された打線は11安打しながら機能不全。“インフル・ショック”で、10カードぶりの負け越しとなった。


インフルエンザA(H1N1)関連119a 新型インフル、メタボも死亡リスク高まる恐れ 仏研究所

2009年08月21日 23時51分42秒 | できごと
新型インフル、メタボも死亡リスク高まる恐れ 仏研究所
新型インフルエンザで死亡した27カ国の574人を分析した結果、妊娠とメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は死亡するリスクを高める恐れが確認された。仏公衆衛生研究所のチームが20日付の欧州科学誌ユーロサーベイランス電子版に発表した。
世界保健機関(WHO)や各国保健省などが公式発表した、新型インフルによる死者は7月16日段階で684人。そのうち患者情報がある574人を分析した。

インフル阻止へ「親子にワクチン」が効果的 米研究
新型インフルエンザのワクチンを、学校に通う子どもとその親の年代に最優先で接種すれば、大流行を効果的に阻止することができるかもしれない。米国の研究者らが年齢別の感染や死亡パターンを考慮に入れて割り出した。21日付の米科学誌サイエンス(電子版)に掲載される。
米エール大の研究者らは、メキシコの初期の流行から新型ウイルスが患者1人につき約1.4人に二次感染するとの世界保健機関(WHO)の研究や、スペインかぜ、アジアかぜといった過去のインフルエンザの大流行での致死率などのデータを分析した。

新型インフル、ワクチン間に合う?だれを優先?
厚生労働省は20日、新型の豚インフルエンザワクチンについて、全額自己負担となる任意接種を軸に接種の優先順位を9月にも決める方針を明らかにした。世界的にワクチンの数は限られており、欧米ではすでにワクチン接種の優先順位を決めている国もあるが、国内ではようやく議論が始まったばかりだ。だれがどれだけ接種を受けられ、費用は誰が負担するのか。課題は尽きない。

<新型インフルエンザ>ワクチン優先接種、若年層が焦点 必要量、大幅増に
国内で新型インフルエンザワクチンの接種を巡る議論が始まった。海外でも重症化のリスクが高い人や医療関係者に優先的に接種する方向で議論が進んでいるが、国内では新型の重症化のリスクが高いとされる妊婦や、若年層への接種が議論の争点になりそうだ。

<新型インフルエンザ>球場マスク姿 「感染こわい」「観戦したい」--札幌
プロ野球の北海道日本ハムファイターズの選手ら5人が新型インフルエンザに感染した影響で、東北楽天ゴールデンイーグルス戦があった20日の札幌ドームでは、マスク姿の観客が目立った。

<新型インフルエンザ対策>在宅勤務・安否確認通信サービス、企業が熱い視線
<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR>
新型インフルエンザ対策で、在宅勤務や安否確認のための通信サービスに対する企業の関心が高まっている。本格的流行を受け、さらに注目されそうだ。

新型インフル、全国的流行=1週間で推計11万人-夏に異例の感染拡大
厚生労働省は21日、新型インフルエンザが全国的に流行入りしたと発表した。先週1週間で約11万人が感染したとみられ、夏休み後に学校が再開すればさらに広がる恐れがあるという。インフルエンザが夏に流行するのは、調査を始めた1981年以降初めて。
 同省は「大半の患者は軽症で済むが、持病のある人や妊婦は一部重篤化する可能性がある」とし、重症化リスクの高い人は早期に医療機関を受診するよう呼び掛けた。
 国立感染症研究所によると、インフルエンザ感染者は7月上旬から6週連続で増加。10日から16日までの1週間に、国に患者数を報告する全国約5000カ所の定点医療機関を受診した感染者は7750人で、ほとんどが新型とみられる。

夏の流行入り、対応追われ=自治体や観光地-新型インフル
夏にもかかわらず全国的な流行段階に入った新型インフルエンザ。感染が拡大している地域では、自治体や観光施設が対応に追われている。
 10~16日の1週間に県内58医療機関を受診した患者数が、1カ所当たり29.60人となり、国内で初めて流行発生警報が出された沖縄県。「感染拡大の中心は学校」(宮里達也保健衛生統括監)として、2学期の始業を前に小中高校での対応を強化した。
 感染者が1人でも出たクラスは、他の児童生徒のマスク着用を徹底。部活動でも感染者が出れば、直ちに活動停止にする。県医務課は「部活動が原因で夏休み中に感染が広がったケースがある」としている。

<新型インフル>流行期入り 厚労省「経験ない状況に直面」

厚生労働省は21日、新型インフルエンザが全国的な流行期に入ったと発表した。今月10~16日に全国約4600の定点医療機関から報告があった患者数は7750人に上り、1施設当たり、流行水準の「1人」を超える1.69人に達した。インフルエンザの夏場の流行は、国が82年に調査を始めて以来初めて。厚労省は「経験のない状況に直面している」として、新学期を前に感染拡大を防ぐ対策の徹底を呼び掛けた。

<新型インフル>沖縄で受診者急増 北海道、休み明けで休校
夏場としては初めての流行となる新型インフルエンザ。厚生労働省の21日の発表を受け、学校や病院など各地の施設のスタッフらは戸惑いを隠せず、感染拡大を防ぐため対応に追われた

【新型インフル】神奈川警察学校で集団感染
 神奈川県警は21日、県警察学校(横浜市)で、初任科生の男性警察官(31)が新型インフルエンザに感染し、ほかの男性警察官5人もインフルエンザA型の陽性反応が出たと発表した。
県警は集団感染と断定。6人は22~31歳で、寮の一部に隔離され、快方に向かっているという。

立正大淞南の感染者増、ベンチ入り13人
21日の準々決勝第2試合に出場する立正大淞南(島根)の登録選手に新たに、インフルエンザA型の感染者1人が出たため、5人がチームを離れ、ベンチ入り13人で日本文理(新潟)と戦うことになった。

新型インフル「流行期入り」…正式発表
厚生労働省は21日、新型インフルエンザについて「流行シーズンに入った」と正式に発表した。
全国約5000医療機関を対象にした国立感染症研究所の定点調査で、最新の1週間(8月10~16日)の1医療機関あたりの患者数が1・69人となり、流行開始の目安となる1人を超えたため。この間の推計患者数は全国で11万人前後に上るという。

新型インフル チラシや検温…新学期控え学校ピリピリ
正式に流行入りとなった新型インフルエンザ。厚生労働省は「学校が始まる9月以降は、さらに注意する必要がある」と呼びかける。すでに新学期が始まった北海道や東北の学校では休校や学年閉鎖が発生。夏休み中の学校でも教員らが対応に追われ、保護者は予防策の徹底に必死だ。
「感染するとどんな症状がでる」「いつまで療養が必要?」。佐賀県鳥栖市の鳥栖北小では21日朝、夏休みの登校日を利用し、児童に新型インフルの注意点をQ&A形式で記したチラシを配布、説明した。

札幌の小学校で新型インフル集団感染
札幌市保健所は21日、同市白石区の市立東札幌小(児童603人)で、児童25人の新型インフルエンザの集団感染が確認されたと発表した。
同小は同日、全校児童の1割にあたる60人が欠席したため、22日から1週間の臨時休校を決めた。同小によると、児童の中には、38度以上の高熱が出たケースもあるが、いずれも容体は安定しているという。

幕内岩木山が新型インフル感染 埼玉・山梨巡業休場
大相撲の幕内岩木山が新型インフルエンザに感染し、22、23日に埼玉と山梨で行われる巡業を休場することになった。幕内力士の感染が確認されたのは初。師匠の境川親方(元小結両国)によると、発熱などの症状を訴え19日に新型と診断されたという。このほか把瑠都が、新型かどうかは不明だが、インフルエンザA型と診断され、巡業を休む。

新型インフルエンザ:拡大、3高の10人感染 /鹿児島
県は20日、新型インフルエンザとみられる集団感染が3件発生した、と発表した。これで集団感染の確認は、34例目。県内でも感染拡大が懸念され、健康増進課は「感染予防のため、手洗い、うがいを励行してほしい」と呼び掛けている。
 同課によると、県立伊集院高(日置市)で2年生4人▽私立樟南高(鹿児島市)で運動部員4人▽鹿児島市立鹿児島女子高(同)で生徒2人--が同日までに発症した。

新型インフルエンザ:県内でも流行 1カ所当たり患者数1・81人 /香川
県は20日、「県内でも新型インフルエンザが流行している」と発表した。感染症の発生動向を調査している県内47カ所の医療機関で、1カ所当たりのインフルエンザ患者数が1・81人(速報値、10~16日)となり、流行の目安としている1人を超えたため。今後更に広がる可能性があるとして、注意を呼びかけている。

新型インフル、正式に「流行」入り 感染研が発表
最近の主な新型インフルエンザ集団感染事例

新型インフルエンザ:徳島大阿波踊り連、27人感染 県、手洗いなど呼び掛け /徳島
県は20日、徳島大医学部(徳島市蔵本町3)の学生の阿波踊り連で新型インフルエンザの集団発生が確認されたと発表した。男性21人、女性6人の計27人で、全員容体は安定しており、自宅療養中。12~15日に開かれた徳島市の阿波踊りに参加しており、人込みの中で感染した可能性が高いとみられる。大学は夏季休業中だった。
 県によると、15、16日に発熱やせきの症状が出た20代の男子学生2人の検体をPCR検査したところ、17日に感染を確認。19日までに他に25人が発症した。同大は各学生連の責任者らに体調確認や自宅待機を指導。大学の調査では、歯、薬学部の学生からも同様の症状を訴える報告が寄せられているという。

新型インフルエンザ:疑似症含め119人に うち114人集団感染 /山形
県は20日、県内での新型インフルエンザの感染者は確定検査をしていない疑似症患者を含め19日までに119人に達し、うち114人が集団感染だったと発表した。県新型インフルエンザ対策本部は「学校が2学期を迎える。さらにインフルエンザが拡大する恐れがある」と注意を呼び掛けている。

甲子園出場校の部員感染=新型インフル-鹿児島
鹿児島県は21日までに、夏の全国高校野球選手権に出場した樟南高校(鹿児島市)の野球部員1人が新型インフルエンザに感染したと発表した。他にも簡易検査でA型インフルエンザと診断された部員がおり、県は新型インフルの集団発生と判断した。症状はいずれも軽いという。
 同校によると、感染と診断されたのは1年生の野球部員。野球部のメンバーは大会出場のため、2~17日まで兵庫県西宮市の宿舎に宿泊。同校が敗退し、鹿児島市に戻った後に新型インフルと診断された。

新型インフルエンザ:10~16日、集団発生5件16人 定点観測でも患者増 /秋田
県感染症情報センターは20日、県内の10~16日の新型インフルエンザの集団発生状況などを発表。由利本荘市の中学生など5件16人の集団発生があり、定点観測でも新型インフルエンザの感染拡大によると思われる患者増が確認された。
 県は10日に新型インフルエンザの発生状況を「感染初期」から「感染拡大期」に引き上げ、患者の全数把握から集団感染のみの把握とした。10~16日の期間中、集団感染があったうち4件は小中高校生と大学生で、部活のメンバーらだった。

新型インフルエンザ:千曲市の30代女性重症 県内初、ICUに /長野
県は20日、長野市内の障害者施設に通う30代の女性が新型インフルエンザに感染し、重度の肺炎になったと発表した。女性は集中治療室(ICU)で人工呼吸器を装着しているが、症状は落ち着き始めたという。県内で重症患者は初めて。
 県健康づくり支援課によると、女性は千曲市在住。13日に39・7度の発熱があり、長野市の病院の簡易検査でインフルエンザA型陽性と判定された。自宅療養したが症状が悪化し、17日に入院しタミフル投与を開始。遺伝子検査で新型インフルエンザと確認された。

新型インフルエンザ:県内、流行の兆し 1医療機関当たり0.83人 /群馬
◇目安の1に迫る
 新型インフルエンザが、県内でも流行の兆しをみせている。県が20日に発表した感染症情報によると、第33週(8月10~16日)の1医療機関当たりの患者数は0・83人で、流行の目安となる1人に近づいている。学校の新学期が本格的に始まる9月以降、感染が拡大する恐れもある。
 県内99の医療機関(定点)を調査し、保健福祉事務所別の発生状況を週ごとに発表している。それによると、県全体では第31週(7月27日~8月2日)は、1医療機関当たり0・05だったのが、第32週は0・28に増加。第33週はさらに増え、0・83になった。

新型インフルエンザ:十勝管内の高校男子生徒が感染 /北海道
道は20日、十勝管内の高校の男子生徒1人が新型インフルエンザに感染したと発表した。他に同じ高校の男子生徒2人に感染の疑いがあるが、いずれも容体は安定しているという。3人は同じ部活に所属しており、16~17日にかけて発症した。高校は18日まで夏休みだったため、感染拡大の可能性は低いとみられる

県がインフルエンザ流行宣言「大半が新型」 茨城
茨城県は20日、県内でインフルエンザの流行が始まったと発表した。10日から16日までの1週間で、1医療機関当たりのインフルエンザ患者数が、流行開始の基準値(1・0人)を上回る2・11人に達したため。指数には季節性インフルエンザも含まれるが、大半は新型インフルエンザとみられる。国が「新型インフルエンザの本格的な流行が始まった」(舛添要一厚労相)と警戒を呼びかけるなか、県内でも感染が拡大している。

新型ワクチン「子供と親優先が有効」と解析
新型インフルエンザの感染拡大を防ぎ、死者を少なくするには、学校に通う子供たち(5~19歳)と、その親の世代(30~39歳)に最優先でワクチン接種することが有効であることを、米エール大学などのグループが数学モデルを使った解析で明らかにした。

新型インフルエンザ、神奈川県内で「流行開始」
今月10~16日の県内のインフルエンザ発生状況が20日、まとまった。県内の定点医療機関に報告されたインフルエンザ患者は1機関当たり1・66人で、「流行開始」の目安となる1・0人を超えたことが分かった。県衛生研究所は「夏場としては異例の流行で、ほとんどが新型インフルエンザとみられる」と分析。感染者の中心が20歳以下のため、学校が新学期を迎えると、さらに感染が広がる可能性があるとして、手洗いやうがいの徹底などを呼び掛けている。

<新型インフル>国がワクチンを一括買い上げへ
厚生労働省は21日、ワクチンメーカーから新型インフルエンザワクチンを一括購入する方針を固めた。
国は現在、新型のワクチンは、妊婦など重症化の恐れが高い人への優先接種を検討している。年内に確保できるのは最大1700万人分で不足の恐れがある。このため、リスクの高い人に確実に接種するには国による管理が必要と判断した。一括購入の財源や、接種時に国民が負担するかどうかは今後詰める。