アブラハムの子孫について聖書に基づいて書きます。
そのままなので聖書を読んで頂ければ良いのですが、blog全体の
内容としてここで書き留めておきます。
時系列に話すと聖書では創世記のアダムから数えます。アダムの
子、セトの子孫になります。信仰深い家系となります。
箱舟を造ったノアはアダムから10代目、その紅海を割って
出エジプトを果たしたモーゼですがその祖にアブラハムが
います。アブラハムはアダムから20代目、モーゼは26代目と
なります。
先日書いたように素戔嗚命(命を受けたエンリル神)の子孫が
ノア、アブラハムであり、アブラハムの子孫がモーゼです。
時にメソポタミアに住むアブラハムとシュメール文明の民は
アブラハムに降りた啓示によりカナンの地に向かいます。
カナンは元々豊かな土地でしたが干ばつにあい、アブラハムと
その民はやむなくエジプトに行きます。エジプトには王国があり、
長く奴隷のような扱いを受けます。
神はムー文明を魂に刻んだアブラハムとその民を神の民として
育て、後に地球、全世界を治めるリーダーとしようと考えて
いましたのでモーゼに啓示を降ろし出エジプトを果たします。
アブラハムは人類の祖と言われていますが現代では信仰の祖と
言ったほうがよいのでしょう。
アブラハムにはとても美しい妻がいました。現在の年齢より
遥かに長寿でもありました。アブラハムも妻も高齢になってきて
どうしても子ができず、妻のサラは悩んだ末、自分の侍女の
ハガルにアブラハムの子を産ませます。息子イシマエルです。
ハガルは神の御使いに「彼は野生のろばのような人になる。
あらゆる人にこぶしを振りかざすので彼は兄弟すべてに敵対して
暮らす。」と言われます。
アブラハムはそののちに神と契約します。
神は言われます。「私とあなたの間に私の契約を立て、あなたを
ますます増やすだろう。あなたは多くの国民の父とするからで
ある。王となる者たちがあなたから出るだろう。また後に続く
子孫との間に契約を立ててそれを永遠の契約とする。わたしは
あなたが滞在しているこのカナンの土地をあなたとその子孫に
永久の所有地として与える。私は彼らの神になる。だからあなたも
あなたの子孫も私の契約を守りなさい。」
それから後に高齢であるサラにも子供ができました。
息子イサクです。神は啓示によりアブラハムの直系としてイサクを
指名します。
神はアブラハムに言います。「あの子供(イシマエル)とあの女の
ことで苦しまなくてもよい。すべてサラの言うことに聞き従いなさい。
あなたの子孫はイサクによって伝えられる。しかし、あの女の息子も
一つの国民の父とする。彼もあなたの子であるからだ。」
その後の時代はモーゼに至ります。
またハガルの子、イシマエルですがサラに子ができたのち、
ハガルと共に荒れ野に行きます。
荒れ野にいたハガルに神の御使いは呼びかけて「神はあそこにいる
子供の泣き声を聞いた。私は必ずあの子を大きな国民とする」
そうしてハガルとイシュマルは荒れ野で井戸を見つけ荒れ野に
住むことになりました。
カナンの地はイスラエルのことです。