moriemonのひとりごと~J'aime La France~

フランス大好きなmoriemonのフランスびいきの話

KTさんがお亡くなりになってしまいました。

2008-06-02 01:20:29 | O-Zone
O-ZONEのコミュで知り合って、一緒にモルドバまで行った、こちらにもよく書き込みしていただいたKTさんが、先日5月21日、くも膜下出血でお亡くなりになりました。

最初に彼女を知ったのはO-ZONEのコミュで・・・
O-ZONEについてのすごく面白いパロディ話や曲がこんな風に聞こえるみたいなブログを書かれてて、「面白い」と思ったのがきっかけです。

その後、名古屋の旅行会社が「O-ZONEの故郷を訪ねるツアー」なるものを企画して、でも大半のO-ZONEファンの方が仕事や家庭を抱える身で結局2名しか申し込みがなかったため、急遽個人手配旅行に切り替わり、2人だけでモルドバに向かうことに。
そのときの2名が私とKTさんでした。

KTさんはそのとき大学生。海外旅行は2回目と言うものの、前は留学ツアーで一度イギリスに行っただけとのことで、いろいろ海外には不慣れなことはあったものの、持ち前の好奇心の強さと不思議な積極性で私にとってもいろいろな思い出を作ってくれました。
そのとき歌がうまいことも初めて知り、将来は歌を生かした仕事がしたいとも語っておられました。
大学生と言っても驚くほど世間ずれしていなく、むしろこのまま社会に出て大丈夫だろうか・・・と思うほど純粋な方だったので、大学院に進むと聞いたとき、彼女の性格や才能を考えるとそれが妥当だな・・と思っていました。

そこへ、今回の悲報でした。

まだ大学院生だった。
未来への道は無限に開かれていた・・・

しかもその当日まで普通に日記を書き、きっと明日は来るものと信じて眠りに就かれた(就寝時かどうかはわかりませんが・・・)まま亡くなられた・・・そのことがとても強い衝撃でした。

いまでも、そのことを思い出すたび胸が痛みます。

旅行のときたくさん写真を撮っておられたので、旅行後「写真が欲しい」と言うと、かなり経ってから大量の写真が届きました。
半分くらいがイギリスの写真でした。綺麗だったけどなぜこの写真まで・・・と当時は不思議に思っていましたが、亡くなった後、その写真を見直してみたら、裏に一言ずつコメントが書いてありました。「○○で撮った写真です」とか、「通っていた大学です」とか・・・

たぶんこれを書くために時間がかかったのでしょう。
それを見つけたとき、なぜ今まで気づかなかったたのか、頭を殴られたようなショックを受けました。

確かに人付き合いの上手な方ではなかったかもしれませんが、出会った人には精一杯の誠意を見せてくれる方でした。

短いお付き合いでしたが、かなり強烈な印象を残した方でした。
きっと彼女のことは一生忘れないと思います。