発達障害全般に言えることですが、特に手先が不器用です。
長男も就学前、苦労しました。
いくら教え込んでも、うまく字が書けず、
すぐに怒り泣きする長男に、よく手をあげていました。
私も一緒に泣いてました。
どうして他の子に出来る事ができないのか・・・
下手でもいいから手を動かしてくれればいいのに・・・
今思えば、長男の頭の中には、
完璧な文字の形がインプットされていたのだと思います。
しかし、同じに書けない→もう書かない、
という図式が出来上がっていました。
下手な字や絵を書く自分が許せないのです。
よそのお子さんは、ミミズのような字でも一生懸命書いて、
誇らしげに見せてくれるというのに・・・
年少から公文に通わせて、一生懸命文字を教え込んだ三年は、
本当に無駄な時間でした。
長男は小学校に上がると、「お友達も下手なんだ」と、
やっとわかってくれて、ほんの二、三日で字を書き始めました。
もともと、殆どの文字の形は頭にあったので、
あとは放出するだけだったようです。
次男・・・・こいつもかなり手ごわいです。
ひらがな、カタカナ、一万までの数字、一年生程度の漢字は読めるのですが、
まったく書こうとしてくれない。
就学までに、これだけは!
となんとかおだてて、姓のひらがなだけは書けるようにしたのですが、
書くとすぐ、「こんな下手な字は捨てる」と紙をビリビリ。
絵も同じ。
壁の落書きはすごいのに、紙には創作意欲が湧かないようです。
もうあきらめていました。
次男は夏休み前から
「あ~小学校行きたくないな~
字がかけないとあかんねやろ~。
オレ学校やめとくわ」
なぬ、就学前から登校拒否?
兄ちゃんでもそんな事は言わなかったのに・・・
すごく不安でした。
しかし、先週、児童相談所で先生が「数字書こうか~」
って誘って下さったのです。
次男は1から10まで書いたそうです。
私が何年誘っても、書こうとしなかった字を、
児相の先生はほんの数分で書かせることができました。
ちょっとくやしいです。
でもとてもうれしいです。
家に帰ってからも、コピー用紙を持ち出して、
それはもう、延々と数字を書き続けました。
作品名 「1~100」 です↓
43444546・・・と続いているのがおわかりでしょうか。
次男の最初の一歩です。
月面着陸のガガーリンにも勝る一歩です。
「6」が鏡になっていますが、指摘を控えておきました。
私は、それはそれは激しく褒め称えました。
初めて己の意思で書いた字です。
おばあちゃんまで呼び出して、褒めろと強要しました。
すっかり気を良くした次男、次は絵画に取り組みだしました↓
「パラワンオオヒラタクワガタ」と「メタリフェールホソアカクワガタ」です。
もうこれは、私の尊敬するゴッホやマチスの絵より感慨深いです。
玉虫色に光る感じもよく出ているではありませんか!
発達障害児の親は、成長過程での「できて当たり前」
のささいな出来事に、本当に感動してしまいます。
健常児をお持ちのお母さんも、
お子さんの「あたりまえ」な事をもう一度感動してみてください。
夏休み、という心のゆとりが次男を成長させたのでしょうか。
私も不眠の種がひとつ減った気がして、
早速今朝は10時まで寝てしまいました(オイオイ)。
おかげでダンナまで寝坊してしまい、重役出勤とあいなりました。
めざまし「のんちゃん」は故障中だったようです。