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のんちゃんママのしょーもない独り言

淋しがりのぐーたら主婦が思いついた事を淡々と綴っていきます。
どうぞ聞き(見?)流してくださいませ。

中学受験への思い

2007年08月12日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

昨日、日テレ系の「受験の神様」久しぶりに見ました。

東京都の中学受験率は、確か30パーセント以上なんですよね~。

すでに私立小学校に通ってるお子さんも合わせると、

私立校の中学生はすごい人数になりますね。

 

長男が進学する公立中学校は、地元の小学校三校の生徒が入学します。

もちろん、越境入学は許されません。

 

今、通ってる小学校は、比較的おとなしいカラーの子供が多いです。

お年寄りが多い古い一戸建て地域なので、生徒数も少ないんです。

しかし、おとなりの小学校は超マンモスで、マンションがひしめき合う地域にあります。

地域的に活発&教育ママが多く、シビアーな小学校生活を送らなければなりません。

生徒数がとても多いのもあり、いじめ問題が絶えないそうです。

私も何度か、下校途中の小学生のいじめ現場を見ました(マジ、子供は怖い!)

 

 

ほんとうに怖いです。

あの中に長男が混じるなんて・・・

現に中学校は、学級荒廃にあるようです。

授業中に教師にブーイング、ペットボトルが宙を飛び交い、

生徒間のいじめなど、悪い話がいっぱい聞こえてきます。

先生の権威はなさそうです。

 

はっきり言って、この中学に入学させたくありません

 

無神経な発言と、奇怪な行動の多い長男は、

いじめのターゲットになるような気がしてなりません。

 

どうすればいいか?

 

中学受験するしかありません!

 

幸い近くには、中高一貫の私立校が沢山あります。

幼稚園からの一貫校もありますが、

こちらは、品行方正の生粋のおぼっちゃま、おじょうちゃまが通っています。

がさつで乱暴な言葉使いの長男には合わないでしょう。

中学からスタートの私学に入らせてあげたいという願いがむくむくと湧いてきました。

 

しかし、発達障害児が中学受験なんて無理だわ~、と以前は諦めていました。

 

今年はじめ、発達障害専門の児童心理士の先生に相談したところ、

「大丈夫、アスペルガーや、高機能自閉症のお子さんでも、

たくさん私立中学に通っていますよ。

学力さえあれば、私立にいかれた方がいいかもしれません」

 

嬉しい言葉でした。

今、私が努力すれば、中学受験も可能かもしれません。

 

確かに、私立に通わせようという親には

子供に愛をかけていないわ~、なんていう人はいないと思います。

精神的に満足できている子供たちは、人を貶めよう、

なんて言う考えがあまり起こらないのではないのかと思ってみたりもするのです。

(甘いですかね~)

もちろん秀才くんにも、残酷な考えの人もいるかもしれませんが、

数は少ないと思います。

 

 

私が小学校の時、いじめに合っていた女の子が、私立中学に進学しました。

彼女は入学後、驚くほど明るく、生き生きとして、

「本当にこの学校に来て良かった~」って言ってました。

育ちも頭もいい同級生たちは彼女をいじめたりしなかったようです。

いじめ経験のある私は、とてもとても羨ましく思ったものです。

 

そんなわけで、(親が)苦労するとわかっていながら塾に通わせています。

精神的に弱いアスペルガーの長男に、勉強させ続けるのは本当に大変です。

ダンナや私の怒声が絶えません。

 

長男自身も、「受験する。○○中学に行きたくない」って言います。

それならば、やっぱり、私も頑張らねばなりません。

 

不純な理由ですね~

もちろん難関校を狙っているわけではありません。

なので、もし、もしも合格できたら、六年間のんびりさせてあげたいと思います。

 

アスペルガーくんが中学受験を乗り越えられるのか!?

        途中で挫折・・・十分ありえます。

 

今日は暑き、いえ熱き親の思いを語ってしまいました・・・

 

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もちろん、小学校の先生方には言えません・・・

体操服を裏返しに着たり、給食当番も満足にできない長男が受験だなんて・・・

「へそで茶を沸かす」なんて思われそうですね。

 

まず「日常生活の自立」あたりからなんとかすべし!

 

 

 

 


告知

2007年08月08日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

のんちゃんママが病院で働いてた頃、入院患者さんから病歴を聞きだして

カルテに記載する業務もありました。

この時、気をつけなければいけないのが、患者さんの「病識」です。

例えば、肝臓癌の患者さんなどには、「肝血管腫」という良性の腫瘍であると、

医師から説明している場合があります。

 

患者さんのご家族と相談して、本人が病気を受け入れられる性格かどうか、

本当の病名を告知したほうがいいのか、偽の病名で治療を受けてもらうのか、

慎重に決めていきます。

最近では大分考え方も変わってきましたが、

昔は悪性の場合、告知しない事が殆どでした。

 

さて、我が家の長男の事です。

 

昨年、長男は学校で、突然お友だちに怒られたり、

先生から注意を受けたりして、本人にすれば突然の攻撃に戸惑っている感じがありました。

毎朝、登校しぶりもありました。

 

アスペルガー特有、他人の思いを汲みとることや、想像したり出来ない事が原因です。

お友だちに話しかけられても、無視する事が多々あったそうです。

本人は、無視したことさえ気づいておりません。

 

その後、12月にアスペルガー症候群の診断を受けた時、

私はあっさり、長男に「そうちゃんはアスペルガー症候群だったよ」と言いました。

 

長男も「そうなんか~」って妙に納得していました。

(知ってるの?アスペルガーってナニか)

 

 

昨日、精神科の先生に診てもらった時、

子供の前で「上の子がアスペルガーで下の子がADHDなのでバタバタしてすみません」

と言うと、先生はビックリされて、こう言いました。

「お母さん、本人にアスペルガーって話しているんですか?」

「普通は言わないんでしょうか~?ウチは診断と同時に教えました」

 

先生は何もおっしゃいませんでしたが、もしかして私は軽率なのかな、と思いました。

 

しかし、後悔はしていません。

長男は、今後も他者とのズレに絶対苦しみます。

 

自分の障害と欠点を知っている事は大きな強みになると思います。

 

「そうちゃんが、お友だちや先生にしかられてたり、なんでも上手にできないのは

そうちゃん自身が悪いんではない。障害のせいだよ。

でも、日ごろちょっと気をつけたら、上手に人と付き合えるようになるから」

 

本人が障害を知ることで、自分は他人の思いがわかりにくいと自覚し、

なにかが起こった時に人から望まれる反応などを、常に注意し

訓練していくことで身に付けていけるのでは、と思っています。

行事のたびに不安になることも、原因は想像力の欠如だと本人が理解する事で、

「じゃあ予行練習でもしよか」、とポジティブな考えを持って対処して欲しいです。

 

9歳の長男にはちょっと荷が重いかも知れませんが、

たまたま低学年から高学年の境に診断され、なんとなくは理解できる年齢だったと思います。

 

あと、敏感な子なので、騙して精神科を受診させることには無理があります。

初めて言った時、「なんでこんなトコに来るの?どこも悪くない」って言ってました。

 

今は、問題があった時、本人にも具体的に話しやすくなりました。

「人が話終えてから話す、人のいいところは褒めて、欠点には触れない。

自分ができても、人ができてなかったら、嬉しそうに自慢したら駄目」

みたいな感じで・・・

 

完全には理解してないと思いますが、夏休み前に、

「テストで50点の友だちがおって、オレは90点やったけど、何にも言わへんかったで♪」

「太ってる女子がおって、太ってるなあと思ったけど、本当のこと言わなかった!」

みたいな発言もあり、ちょっとは普通の人らしく振舞えるようになった?ようです。

 

気を抜くと、すぐ挨拶し忘れたりしていますが・・・

 

 

病気では無い障害。

一生付き合っていかねばなりません。

個性だと思えば良いのですが、この日本では温かく受け入れてもらえません。

なるべく多数派の人たちに合わせて生活せざるを得ないのです。

 

もし、そうちゃんたちが多数派だったら?

・・・・・・

想像すると怖くなりました

 

 

悪性の病気の場合、病名を知っているからこそ、辛い治療に取り組める人もいれば、

完全に投げやりになってしまい、生きる気力を失う人もいます。

知的障害を伴わない発達障害の場合、やはり本人の性格や性質を熟知して、

障害のことを話すかどうか考えなくてはいけないと思います。

 

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余談ですが、診察室で笑いながら悪さをする次男に私が、

「こらー!おもろい顔してイタズラするなー!」

って怒ったら、先生と看護師さん大笑いしてました。

朝青龍似の次男がニコニコすると、プッて噴出してしまいます。

次男よ、「おもろい顔」で人を笑わせてあげれたね

 

 


(三人連れて)長男の精神科受診

2007年08月07日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

先月、発達障害支援施設の相談員さんから、

長男の「精神障害者保健福祉手帳」の申請書に添える診断書を書いてあげます、

と電話がありまして、今日精神科の先生に診ていただきました。

 

「なぜ必要か、日常生活で何が困っているか」

を重点的に説明しなければなりません。

 

必要な理由としては、

小学校、中学校において、先生方の問題意識を高めて欲しいこと、

いじめ等への、重点的な観察と配慮、

発達障害児として十分考慮した教育・指導を求めたいこと、

など、主に学校での支援を希望している事と、

将来、就職支援などを行政から受けたいと伝えました。

 

困っている事は、

やはり、学校で、コミュニケーションの障害から、

対人関係を築く事が困難であるということと、

他生徒から中傷されたこともあると伝えました。

 

あんまり上手に伝えられなかったような気もしますが、

先生は快く申請書を書いて下さいました。

 

こうして書き出してみると・・・う~ん、あんまり深刻な感じもしないでもないですが、

無事、診察が終わりほっとしました。

あとは、お役所に提出するだけです♪

 

いえ、無事診察が終わったわけではありません!

 

長男はおとなしくしておりましたよ。

 

問題は次男です!

 

下の2人も一緒に診察室に入りました。

そこには大好きなプラレールもあり、15分ほどは大人しくしておりました。

その後は大変でした。

衝立のまわりをグルグル回ったり、裸足で走ったり、

ついには部屋から出ていき、備品を壊していました・・・

 

まあ想定内・・・ではありませんよね。

モノは壊すなよ!モノは!!!

 

でも、皆さんとても温かくて、優しい対応をしてくださいました。

私も普段とは違い、心にゆとりができて、次男をシメずにすみました^^;

 

 

その後、日用品も売っている大型スーパーマーケットに連れて行き、

あんまりおりこうではありませんでしたが、

ご褒美として、ちっちゃなゲームコーナーで遊ばせてあげました。

 

三人とも大喜びでした。

前々から心配してた一対三のお出かけですが、事故もなく、

まずまずの楽しい気分で終えることができました。

私が落ち着く事が大事なんですね。

 

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またもや、スーパーのおもちゃ売り場で、

のんちゃんに、「半額」の値札の付いた猫のヌイグルミを買ってしまいました。

                                →関連記事

 

のんちゃんには、あまあまです。

 

昨日の寝る前、上2人に怒鳴りすぎて

なにやら、悲しい気分で、のんちゃんと床に入ったんです。

あ~今日もむなしいなーって思って、ふーとため息をついたら、

のんちゃんが、ムクッと起きだして、

「まま!だんばって!まま!だんばって!」

最初何言ってんのかな、と思ったんですが、

一生懸命、「ママ頑張って!」って言ってくれてたんです(母涙)。

 

いいです!女の子はいいです!

どうかいつまでもそのままでいてね。

 

オンナはあいきょうよ オトコはカネ・・・・よね、もちろん。

 

 

 ・・・いいえ、オトコは「子守能力」が大事です


「モノが一番!」

2007年08月04日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

まず、今日もくだらない記事ですよー。

お時間の無い方が読まれると、ガッカリされるかもしれません。

それでも良い方は、読んでくださいね。

 

 

長男のご自慢であり、現在唯一の友であったムシカード・・・

 

一昨日、レアの「ムシキングカード」を二枚も失くし、

元気の無い長男。ちょっと可哀そうです。

 

近所には、虫かごや、ゲーム機、プールバッグなどのアイテムを持って、

明るい日差しの中、生き生きと活動する小学生たち。

ただ今、亡失感真っ只中の長男。

この対比が不憫です。

 

一学期末の、小学校でこさえた個人新聞。

「大切な人」の欄に「ニンテンドーDS」

 

「・・・・・・」

 

おいおい、君はモノが一番大事なのかい?

ママは一抹の寂しさを感じたよ。

 

本当はそうではない、とわかっていても、ついモノに執着し、

精神を安定させている、って言う感じは一才くらいからありました。

コーナンで買った、おもちゃのパトカーから始まり、

2~6歳はトミカに思いっきりはまっていました。

なかでも「トヨタ・初代プリウス」の緑色のトミカ。

 

一才のとき、長男に英語ビデオを見せてたら、

緑の映像と、「Green」という言葉が出てきました。

長男はそれからグリーン中毒。

服も持ち物もすべて「グリーン」。「緑」と呼んでは怒られます。

 

そんな時買い与えた、「トミカ立体パーキング」

この、4,000円くらいしたセットの中にはグリーンの「プリウス」トミカが入っていました。

 

長男の幼心を奪った「グリーン・プリウス」

朝も昼も夜も、いつも小さな手に「プリウス」を握っていました。

海外旅行に行く時も、もちろん持って行きました。

大事なくせに、すぐ手から離してそこらに置いてしまうので、

もう目が離せません。もちろん長男ではなくトミカに。

 

忘れもしません。

2歳のとき、新大阪の「アカチャンホンポ」に行って、長男はボールプールで遊んでいました。

「ママが持っといてあげる」と言うのに、「プリウス」を離しません。

案の定、ボールプールの中で紛失しました。

まあ、この中にあるだろう、外に出てないし・・・と安心していました。

店員さんに言ってボールプールを総ざらいしました。

しかし、ありません!

どうやら他の子供が見本だとでも思って持って帰ったのでしょう。

店員さんの不振な目をよそに、フロア全部も探したのに見つからなかったのですから。

それから、どれだけ長男が「グリプリないない~」って泣いたか。

ああ、せめて350円の単品トミカだったら良かったのに・・・

単品で売られているトミカ・プリウスは、うす紫だったのです。

わざわざ紫のトミカに緑の塗装を施してみました。

しかし、2歳のアスペルガー児の厳しい目はごまかせませんでした・・・

 

仕方ありません。

またもや4,000円の「トミカパーキング」を買いました

 

そんなわけでウチには2セットも駐車場がありました。

ああ、この時代ヤフオクがあったなら・・・

「グリプリ」も出品されていた事でしょう。

 

そんな感じで長男の「こだわり」にはずいぶん苦労かけられました。

あれだけ執着した「グリーン・プリウス」も、今は長男の机の引き出しで眠っています。

 

今回も、一瞬、ネットーオークションで同じものを買ってあげようかと思いましたが、

引き出しの「プリウス」を見て、

いや、いつか忘れられるさ・・・と思い直しました。

これも人生経験。しばらく落ち込んで下さい。

まだ、ぐずぐず落ち込んでるようなら「グリーンプリウス」を見せて諭します。

 

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今日はのんちゃんパパの誕生日

プレゼントは・・・のんちゃんの笑顔・・・のみです

エイッ、ヤー

お嬢様、じっとしてくださいってば・・・


ムシキング事件

2007年08月02日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

今日は熱波で死にそうです。お外では遊べません。

打ち水も効果なしです。

家の周りには緑が殆どないので、日中の気温上昇すごいですよ~。

三階なんて37℃はありますね。

 

ところで低学年男児たちの心を虜にしている「ムシキング」カードがありますよね~。

コレクターの長男は、すでに300枚ほど所持しております。

このカード、つよさが数字の100~200で表示してあります。

当然200が最高レベルなのですが、長男いわく800枚に一枚くらいしか、排出されないそうです。

長男は「つよさ200」を二枚持っていますが、自力でゲットしたのではなく、

ネットオークションで大金を払って買わされました。

たかが紙きれ一枚3,000円~4,000円です。

最近の子供は金銭感覚おかしい!と思いつつ、

あまりのしつこさについ買ってしまいました。

でも長男は、カードを大事に大事にして硬質ケースに入れて持ち歩きます。

 

つい四日ほど前、長男、次男に100円ずつやり、

スーパーの「ムシキング」ゲームをさせてあげました。

長男が先にして、なんと「つよさ200」が出てしまったのです。

長男は、もうラリって有頂天ですが、次男、当然同じ「200」カードは出ません。

スーパーから家、その後も一時間以上泣きました。

「おれも200ほちい~~~~!!!」

よくこんなに泣けるもんだと感心します。

長男に「三枚も200があるから一枚あげなさい」って言っても無駄でした。

 

ネットで買えると知ってる次男は、持ってるおこずかいの全て、5,000円を私に渡し、

「こ~れ~で~買って~~~!!」

次男は電車オタクなので、一時、はまってるだけのカードに5,000円はとても使えません。

それに、モノを全然大事にしない子なので、買う気もおこりません。

その日はカキ氷を与えてなんとかご機嫌を直しました。

 

しかしその後も、長男のムシカードを見るたび、

「200が~ほ~ち~い。かって~や~」とギャーギャー泣きます。

この「200発作」、一日五回くらい出ました。

その度に、アイスやビデオでごまかしますが、いい加減イライラしてきます。

長男に「隠しときっ!」って八つ当たりしてしまいました。

 

昨日の夜なんか、お気に入りの浮き輪をハサミで切っていました。

カードが手に入らないストレスを、器物損傷して晴らしています。

 

今朝、次男に、処方されてから三度目の「リタリン」を服ませて、

母子通所に行きました。子供三人連れです。

いつも通り、車を降りて、あっというまに、プレイルームに走っていきました。

「う~んリタリン効いてないのかな~」と感じました。

 

カウンセリングの先生にムシカードと、浮き輪殺傷事件を相談しました。

 

やっぱり買い与えないほうがいいそうです。

5000円というお金の価値を、わからなくてもいいから説明し、

物を傷つけることによる損失や、ママの悲しい気持ちを伝えていくらしいです。

今は後のことがわからず、安易にお金を使ってしまったり、

物をこわしたり、おお泣きしたりしますが、

経験を積んでいくことによって、

「もっと価値のあるお金の使い方=優先順位を量りにかける事」や、

「悲しい気持ちはいつか忘れられる、諦める事も大事」

という事を習得させていきましょう、と言われました。

 

もっと強い意志を持って子育てしなくては!

と奮起し、次男をプレイルームから引き取りました。

 

一緒に「ムシキングカード」のファイルを持った長男と、車に乗り込みました。

  「・・・あれ、いつもと違う」

そうなんです。いつもだったら、「じゅーちゅかって~」って、

買うまで大泣きなんですが、次男、「家に帰ってコーラをのもうっと」

ビックリです。おまけに長男のムシカードを見ても泣きません。

リタリン効果でしょうか?

 

次男に、「今日は偉いね」と褒めてあげました。

 

ところがっ、長男、別のカードケースに入れていた「HP200」カードを二枚、

建物の中で紛失したのです!!

長い事、2人で探しましたが見つかりません。

「あ~あ、よりによって『200』だけ落とすんかいな~

家に置いとけばいいのにっ!このばかー!」って怒ってしまいました。

長男、メソメソ、しくしく。しばらく引きずりそうです。

せっかくともが調子良くなったと思ったら!

 

息子たちは、平穏な日を私にくれません・・・

 

そうそう、同じグループのお子さんも、自分の大事な枕をハサミで切ったそうです。

おんなじだ~って妙な連帯感。

 

それと「リタリン」、純粋なADHDほど劇的に効きませんが、

50%くらい落ち着けば、良しとして、これからも服用するよう薦められました。

 

今日の次男はまあまあ落ち着いてます!

 

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私がお薬をのまないといけないかもしれません。

 

朝もぐずぐず車に乗り込まず、いつまでもプランターの前に座ってる次男にホースで水を掛けてしまいました(鬼)。

次男かなしそうに、アサガオのしぼんだ花を手に持って、

「アサガオのお世話してただけやのに・・・」

 

さっきも、「ねえねえママ~」という次男に、

「うるさいっ」って言ってしまいました。

次男「ママにオレの本一冊かしたげようと思ったのに・・・」

 

ママ短気すぎるね・・・ごめんねとも・・・


とも、二度目の受診!

2007年07月31日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

次男、二回目の病院受診をしてきました!

前回受診した時に、下のような自閉症協会のパンフレットを頂いて、

「これらの特徴と一致するものがありましたら、次回教えて下さい」

と先生に言われてました。

絵入りですごくわかりやすいパンフレットでした。

長男の時も診断前に、こんなパンフレットをくれてたら、

すっきり、明確に必要な情報を伝えられたのになあ、と思いました。

 

特徴は4ページにわたり記載してあります。

 

常連さまはご存知かと思いますが、次男はウロウロが特に!!ですね(笑)

1人遊びを好んだりすることや、友だち付き合いの下手さも当てはまりました。

でも赤ちゃんのころは、長男と違って、にこにこして可愛かったです。

 

コミュニケーションの特徴なんですが、なにせ舌足らずで、

何をいってるかわからないことが多くて・・・

でも連想ゲームみたいに、ある言葉から急に過去の記憶を思い出し、

その場と関係ないことを必死で話出します。

ぽんぽん話題が飛びます。聞いてないことをしゃべります。

 

 

 

電車や地図にくわしいです。

数字もひらがなも大好きで、早くから読めました。(なかなか書きませんが)

う~ん、収集癖もありますね。

初めて行ったところでは異常に興奮します・・・

「ひらひら」や、「ぐるぐる」には興味なかったです。

 

う~ん、ほとんど・・・あてはまります。

白ご飯、絶対食べません。

葉っぱの野菜・・・吐きます。

匂いも超敏感で、ご飯の支度をしてても「くさい」と怒られます。

妹のオムツを替えてても、吐いてしまいます。

音にも敏感です。自分と関係ない話声には、「うるちゃい!」と言って

電話は切られるわ、お客さんの口をふさぐわ、大変です。

触覚も過敏で、肌に触れる寝具は絶対ツルツルでないとだめです。

運動神経もゼロで、手先もありえないくらい不器用です。

きらきらが好きとか、まぶしがるのはなかったです。

 

とまあこんな具合に、先生にお伝えしました。

先生 「う~んこれで広汎性発達障害まちがいないかな~

    療育手帳B2(軽いの)だったらもらえるんじゃないかな~」

私 「いえ、無理でした。どうか広汎性発達障害の診断をつけて下さい。

   精神障害者保健福祉手帳の方を申請したいんです。」

先生 「でも~この子判定テスト受けれる状態じゃないでしょう。」

私 「積み木積んだりするテストだったら半年前に一時間ほどかけて受けましたよ」

先生 「あっ、そうなの。その結果療育手帳がもらえなかったんですね。

    ほ~じゃ~あと僕が診断名を付けたら終わりなんですね」

私 「そうだと思います!」

先生 「じゃあ申請書、役所でもらってきて下さい」

 

こんな感じで、いきなり急展開しました。

 

先生に診断書と申請書を書いてもらうのって、

なかなか、あらかさまに要求しにくいですよね 。

先生には、私が治療を要望しているように捉えてる感じが、最初ありました。

私の説明が下手だったんです。

私が欲しいのは障害者手帳なんです。

やっと視界が開けてきました。

 

引き続き、診させてくださいと先生に言われましたので、お願いしておきました。

治療費も、今回は保険診療で、お薬(リタリン)代込みで500円ほどでした。

まあこれくらいなら、月二回くらい、児童相談所と平行して通院できます。

私の、高機能自閉症児のママ友だちなどは、

精神科の先生と一回一時間カウンセリングしてもらうのに一万円くらい払うよ、

って言ってたので、ちょっとびびってたのです。

 

先生に、長男の事を聞かれて、

「変人で、友だちも作れない子ですが、今、勉強に燃えて塾通いに精を出しています」

と言うと、先生はすごく興味を持たれて、

「ほ~お母さん、いい所を伸ばせているんですね。

でも心のケアもしてあげないと、これからも色んな問題に出会いますよ

会ってみたいから、また連れてきてくださいよ」

と、言われました。

 

こちらの先生は、一応小児科医ですが、発達障害児のため、

精魂つくされているんだなあ、と思いました。

 

なかなか小児精神科の先生に診てもらう機会が与えられない現在。

地域格差もずいぶんあると思います。

全国の総合病院の小児科にも、気軽に受診できる

発達障害専門の外来とかできたらいいのになぁ、と思います。

 

長男の時は、ほんと、なにもしてあげれませんでしたから・・・

 

 

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長男の就学を振り返って・・・

2007年07月28日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

アスペルガーの長男は、当時、はっきりした診断名が無いまま小学校へ入学しました。

一応、情緒障害であることと、普通の子と違う点を入学前に校長先生に力説しました。

暗に特別扱いを要求したのです。

やはり、それでは説得力がありません。

まかせといて下さいと言われたものの、

成績は普通で、おとなしい長男は、なんとなく普通のお子さんと同じように

先生の注意から外れていきました。

 

ちょっと、怠け者で、愛想なし、みたいなレッテルを貼られていたのでしょう。

 

しかし登校時間になると、学校に足が向きません。

私は2年間毎日送っていきました。

帰りは1人で帰れます。

他のお母さん方は、

「なぜ帰りは帰れるのに、行きは1人で行けないの?」

って不思議がられていました。

 

一年生の時は、他の子たちも赤ちゃんっぽいので、

先生は、お着替え、次の授業の準備、色々手助けしてくれます。

しかし二年生にもなると状況は変わってきました。

 

ある冬の寒い日、いつも通り分厚い上着を着せて学校に行かせました。

その日は授業参観、長男の教室へ行くと、

長男は上着を着たままで、真っ赤な顔をして汗をかいていました。

「何で脱がないの!」って言って、その時は私が脱がせました。

長男「いつも着たままやで。暑いからいややねん。」

長男は冬の間、いつもコートを着て授業を受けていたそうです。

 

金曜日、いつも上靴バッグしか持って帰らず、中身は空です。

教室から、バッグを持ち出すのですが、靴箱で上履きを入れるのを忘れます。

体操服もず~と持って帰りません。

 

夏の暑い日、毎日水筒持を持たせます。

しかし、一滴も飲んだ様子なく、持って帰る日々。

ある日帰ってきた時などは、脱水症状を起こしていました。

ちゃんと水筒を持たせているのに・・・

 

こんな事もありました。足を怪我して帰ってきました。

どうしたん?って聞いてもなかなか口を開きません。

無理やり聞き出すと

「掃除とか、グループ活動のサボり魔や!って言われて蹴られた」

と言うのです。

 

子供が辛い思いをしているのは、親として一番悲しかったです。

冬に汗をかいているのも、喉がカラカラなのも、かわいそうでなりません。

アスペルガーの長男は、暑いから脱ぐ、喉が渇いたら飲む、

などの次の行為が想像できないのです。

ひたすら、暑さ、寒さ、喉の渇きに耐えています。

 

それらは、決して先生の責任ではありません。

先生も沢山生徒がいるので、うちの子ばかり凝視しているわけにはいきません。

でも、ちょっと、「暑いから上着脱いだら」「休み時間にはお茶を飲んだら」

って口でいう援助があったら、長男は苦しい思いをしなくてもすむのに、と思いました。

本当に 「見た目普通」 の長男。

三年生になってからの、アスペルガー症候群の診断は遅すぎました。

先生方も十分に良くしてくださいましたが、

もっと早期に、発達障害への理解と個別的な対応方法がわかっていれば、

長男にも長い事、辛い思いをさせなくて済んだのに、と反省しています。

 

いつも書いておりますが、四年生になってからの担任の先生は、

本当に誠意をつくして、長男のこと、見守ってくださいます。

広汎性発達障害も(私より?)熟知しておられます。

休んでも、「○○君は喘息があって大変なんだよ。皆で励ましてあげようね」

生徒たちに言って、寄せ書きみたいな連絡帳を毎回毎回届けて下さいます。

 

本当にズル休みも多くて、申し訳ないのですが、

おかげで、休んだ翌日、長男は元気に登校してくれます。

 

先生は長男のズル休みの事「心の休養日」って名付けてくれました。

もし、アスペルガー診断がなければ、

いじめ、登校拒否に身を置いていたと思います。

 

 

 

次男にも、長男入学時と同じ轍は踏ませたくありません。

なんとか、就学までに、診断名と手帳を持って、

学校に乗り込もう?ってもくろんでいます。

 

皆様の励ましのお言葉は、とてもとても勇気が湧きます。

ブログを書いてて本当に良かったです。

 

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皆様、暑い日々いかがお過ごしですか?

長男は、昨日から塾の夏季講習へ、文句たれずに言ってます。

えらく成長したと、感心していますが、まだまだ油断できません。

 

息子は塾三昧にしておきながら・・・・

 

 

・・・のんちゃん&ママは食い道楽な日々を送っています。

 

のんちゃんはこれをいただくわ(ホール・・

 

ちょっと、そっちもよこしなさいよ!

                         非道い母&ムスメ

 


「精神障害者保健福祉手帳」続き

2007年07月27日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

先日お役所でもらった、長男用の「精神障害者保健福祉手帳 交付申請書」、

ぐーたらなからだにムチ打ち、精神科の先生に預けてしてきましたよ。

 

26日、児童相談所の母子通所へ参加した時、

カウンセラーの先生にも、

「長男が手帳をもらえそうだから、次男も交付してもらえそうです」

って報告しました。

同じグループの、療育手帳をお持ちの子供さんのお母さんも、

興味をもたれたようです。

残念ながら、手帳はどれか一つしかもてないそうです。

 

先生に、次男も絶対申請したほうがいいと再度言われました。

次男に必要な学校支援を受けれるのもありますが、

その他手帳のメリットとして、

就職支援、医療費補助、デイサービスの利用、

特別児童扶養手当支給、所得税減免、自動車税減免

公共住宅などへの優先的入居、などまだまだ沢山のサービスがあるそうです。

 

ただ、この手帳、名前の通り

統合失調症(昔でいう精神分裂病)などの精神科領域の患者さんが、主たる申請者です。

発達障害のお子さんなどの親御さんに、

支援施設の職員が取得をすすめると、

激しく怒り、抵抗される方もいるらしいのです。

複雑な心境なのでしょう。

だから相談員さんのほうから、

この手帳の申請をすすめられることはないと思います。

 

現在、知的なおくれのない、高機能自閉症やアスペルガーの人を支援する手帳はありません。

まさに、「療育手帳」と「精神障害者保健福祉手帳」の狭間に位置するのです。

精神病とは、医学的にも全然違う発達障害、

しかし、実際「精神障害者保健福祉手帳」に頼るしかありません。

学校生活、そしてこれから社会で生きていかなくてはならない息子たち。

親だけの働きでは限界があります。

 

未だ、私の親からは批判的な声がありますが、気にせずドンドン申請してゆきます。

 

余談ですが、息子「USJが割引で入れる~」って喜んでおります。

良かったね

 

アタシは手帳より、トゥィーティのキャンディがほちいわ

 

のんちゃんだけは申請しなくてもいい?よね・・・

 

最近登場しませんが、ムスメを持てた喜びをちゃんと感じております。

幼児期、「謝る」なんて長男の辞書にはありませんでした。

でもね、今朝、一緒に寝ていたのんちゃんが寝返りをうったんですよ。

その時、のんちゃんのおててが私の顔に、ちょこっとだけあたりました。

私はぜんぜん怒ってないのに、のんちゃん、ガバっと起きて、

「まま、ごめんなちゃい、だーじょうぶ?いちゃいのとんれけー」

ってなでなでしてくれたんです。

またもや、のんちゃんは、育児で心が荒れているママの目頭を熱くさせました

 

 

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ああ~~~~~うるさいうるさいうるさいうるさーい!!

息子たち!!いい加減喧嘩をやめてくれ~!!

のんちゃん、お昼寝もできやしない。

しかたない、やっぱりTSUTAYAに行って、アニメビデオでも借りてくるか・・・

 

 


「精神障害者保健福祉手帳」

2007年07月25日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

昨日は沢山の情報、本当にありがとうございました!

 

早速、児童相談所に電話しましたよ。

手帳が欲しい!とストレートに言いました。

係りの男性は

「ADHDの判定を受けた時、担当者は療育手帳のことに触れなかったんですよね」

はい、ぜんぜん、と答えると、

「発達障害でも、なんでも、知的なおくれが無ければ発行されません。

知的に障害のある人を救済するための手帳ですから。

知能指数検査の結果、ともちゃんは無理ですね

対象者には、必ず、判定時に手帳の取得を薦めていますので」

 

がっくし

 

今度は、お役所の「地域保健福祉課」に電話してみました。

私 「広汎性発達障害でも精神保健なんとか手帳をもらえるんですよね」

役所 「は、どういった字を書くんですか?こうはん・・・なんとかって」

 

私 「・・・・だからですね。どうたらこうたら、こんな字で、自閉症や

   アスペルガーとか知ってますか?」

役所 「う~ん、調べときますんで・・・」

 

電話を切ったらすぐに電話が鳴った!

えらい早いね。五秒しか経ってないよ~

 

なんと、電話の相手は長男がお世話になっている、

発達障害者支援施設の相談員の女性だった!!

  おお~なんてグッドタ~イミング

相 「お母さん、ずっと前、長男さんに障害者手帳が欲しいって言われてましたよね。

  来月で診断後、六ヶ月となりますので申請できますよ♪

  今日中に、お役所の地域保険福祉課に行って

  『精神障害者保健福祉手帳 交付申請書』をもらって、明日持ってきてください。

  来週精神科の先生が来られるので、あらかじめ書いてもらっておきます。

  八月にもう一度、精神科の先生に診察してもらって完成です。

  ホント急でごめんなさいね。大丈夫ですか?」

私 「ハイ!ぜんぜん大丈夫です。今から行ってきます!

  ついでなんですが、児童相談所のほうでお世話になっている弟なんですけど、

  すごく厄介で、この子も手帳とれそうですかね~」

相 「前も言いましたが、ウチは予約殺到していまして、

  弟さんのほうはかなり先でないと対応できません。

  やはり、お近くの医療機関の精神保健医のドクターに診てもらって、

  診断受けられたほうが早いですよ

  弟さんも広汎性発達障害の可能性が高いなら、

  お兄ちゃんと同じ手帳がもらえますよ」 

 

長男のおかげで、次男にも希望がでてきました。

 

 

さっそく「地域保健福祉課」へ行って申請書をもらいましたよ♪

 

 

実はさっき電話でしゃべっていた部署だったんです。

窓口にそのおじさんがいて、

「ええ~もう申請するんですか~?

来年小学校のお子さんですよねー」

私が、「次男でなく、長男の分ですよ」と言うと、

「えええ~2人も!!

お母さん、そりゃ大変ですね。察します。ご苦労様です」

 

良いおじさんでした。

帰りには深々とおじぎして下さいました。

また六ヵ月後、次男の申請書をもらいにきます。

 

あと、申請書に添える診断書をDrに書いてもらう時、

『すごく困っている、とアピールして下さいね』

と、相談員さんに言われました。

やはり日常生活が困難な人しか申請できないそうです。

 

長男の悪行や長男自身の対人関係の悩み、いっぱい考えておきます。

 

 

それにしても、

発達障害児の親として、

どんな福祉や支援があるのかわからないことだらけです。

自分で勉強して、要求していかないと、なんの支援も受けれません。

なんだか不条理です。

 

各自治体さん、

発達障害専門の支援パンフレットとか発行してください。

 

 

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今日も朝から、くだらない兄弟ゲンカ・・・

 

原因は、次男のデラウェアを一粒、長男がつまみ食いしたのです。

次男よ、たかが直径6mmほどのブドウいっこで30分も号泣しないでおくれ。

2歳のんちゃんが、自分のブドウを一個、次男にどーぞして、

事態を収拾してくださいました。

上2人よ!お前ら一体何歳やと思ってるねん!

 


とも、受診する!の巻

2007年07月24日 | お兄ちゃんず日記(発達障害)

 

20日の記事 のんきなのんちゃんママ に書きましたが、

児童相談所の先生に、医療機関で発達障害の判定を受けるように言われました。

次男は今のところ、注意欠陥多動障害(ADHD)のみの判定を受けていますが、

広汎性発達障害等の診断名はもらっていません。

よりよい小学校生活を送るために、療育手帳や障害者手帳を所持してるほいが良いらしいのです。

 

あらかじめ近くの総合病院の小児科に予約を入れておきました。

精神神経科でなく、自閉症を診療している小児科医の先生がいるらしいのです。

児童相談所や発達障害支援施設の公的機関はよく利用しているのですが、

病院と名の付くところを受診するのは初めてです。

 

診察室に入るやいなや、次男は暴れん坊将軍になりました。

あっちうろうろ、こっちうろうろ、

おもちゃを勝手に引っ張り出し、のんちゃんと大喧嘩。

先生の机の上の、舌圧子やピンセット、すべて触らずにはいられません。

「ウエルパス」と言う、スプレー式のアルコール噴霧器まで勝手にシュッシュッ。

自分の手でこすり合わせています。机もべしょべしょ~。

「おお~これはだめだよ。毒だからね~」と先生

「オレ、手しょうどくちてるねん」

ドアも開けたり閉めたり。のんちゃんと追いかけっこしたり・・・

 

もう、思いっきりADHD全開の次男。

紹介状など持ってなかったのですが、説明する手間が省けました。

Dr 「う~ん。まさに多動症ですね」 (先生ホレボレ~)

私 「でもお兄ちゃんもアスペルガーなんです。だからこの子もPDD(広汎性発達障害)かなぁと思うんですが・・・」

Dr 「そうですね。もしそうであればPDDによるADHDになりますので

診断名が変わってきますね。

児童相談所で療育手帳をもらってください」

私 「いや、だからあの児童相談所で医療機関の受診を薦められて・・・

診断名と診断書が欲しいんです。でないと手帳がもらえないそうで」

Dr 「え~そうなんですか児童相談所で自動的にもらえるんだと思ってましたよ」

 

先生も詳しくなかったようです。

多分、六ヶ月後にもう一度受診して診断書が書けるハズなのですが・・・

 

先生は、「勉強しておくので、来週にもう一度受診してください」と言いました。

 

広汎性発達障害の場合でも、「精神障害者保健福祉手帳」が発行されるかもしれない、と市役所の人は去年電話で言ってました。

療育手帳の発行は、知的障害が無ければ難しいそうです。

 

ああ~ほんとうに「手帳」をゲットできるのか。

Drも、「この子、絶対加配の先生をつけてもらわないと危ないよ」

そうなんです。だから手帳がないと~。小学校を説得できません~。

まさに水戸黄門の印籠なのです。

児童相談所のグループのPDDのお子さんは、うちの次男よりはるかにおとなしく、

危険行動もありません。なのに手帳を持っていらっしゃるそうです。

今度、どうしたら「手帳」をもらえるのか、詳しく聞いてみます。

 

 

ウチの母に手帳の事を話したら

「そんなんもらったら、ともちゃん、ほんとの障害者になってしまうやないの~」

いや、もらったから障害者になるわけではありません。

もらってももらわなくても、ともはともです。

この年代の人は、手帳を持つ事に抵抗があるのでしょう。

生きていく上で、色んなサービスを受けられる手帳はすばらしい物なのです。

 

それから、

ついに、

「リタリン」をもらってしまいました。

依存症など、悪い情報ばっかり仕入れていたので、

「服んで大丈夫ですか~」と聞いてしまいました。

先生は、

「家でおとなしいんだったら、大切な所へ出かける時だけのめばいい。

お母さんもずいぶん楽になれるから。」

そうですね。外出のたびにハラワタ煮えくり返って、

結局、親子で傷付いてしまう。

それなら、薬のお世話になって、楽しいお出かけができる事の方が、

素晴らしいことではないか、と考え直しました。

 

 

リタリンは症状を抑えるだけの薬です。

発達障害に治療方法はありません。

一番必要なのは、周囲の理解なのです。

帰りがけに、先生も

「周りの接し方で、いい所を伸ばし、楽しく日常生活送れるようになれるからね。

本当に接し方だよ!頑張ろう」

とても良い先生でした。

 

その時看護師さんが、ガラっと入ってきて

「先生~この子危ないですよ~イタズラばっかりして

なんとかしてくださいよっもうっ」

 

看護師さんはイマイチの病院でした。

 

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今日も、ほんとうにほんとうにほんと~に疲れました。

おまけにえらい出費でした(T T)

こんなこと事、世の大多数のお母さんの知る由もない苦労ですよね。

でも、

「やまない雨はない  明けない夜はない」

そう信じて頑張ります。

 

ダンナを踊らせてみました→ペプシのステージへGO(注:音が出ます)

手に持っているのは聴診器です♪